2013年12月19日 ---- ボス

無様(ぶざま)な営業

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うちのような小さな会社にもこの時期になると、多くの営業マンが年末の挨拶に来てくれる。そして決まって彼らは来年のカレンダーか手帳を持って来る。申し訳ないがそれらのカレンダーや手帳はオフィスの隅の「お好きなものをお持ち帰りください」と書かれた段ボール箱に入れられる。そして殆どすべてのモノが年明けにはゴミとして捨てられている。我が社に限ったことではなかろう。◆年末の挨拶に営業マンがセンスのないカレンダーや手帳を持って来るような会社は失礼ながら芸のない気の利かない会社だと思っている。重厚長大産業の多くがまだ、くたびれた営業マンがカレンダーを運んでいるようだ。◆100枚配るカレンダーに対し、恐らく4~5人くらいが「ありがたい。毎年これが楽しみなんです」などと世辞を言うのだろう。センスのない営業マンはその言葉を信じ疑うこともない。10年も20年もカレンダー配りを続けてなにも感じないのだろうか?時代は加速度的に変化しているというのに爺さん好みのカレンダーを平気で配るその会社のセンスを疑う。◆その会社の広報部はなにを考えているのだろう。営業部はどう思ってカレンダーを配り続けるのだろう。私には彼らの頭の構造が分からない。或いは「もうそろそろカレンダーはやめましょうよ。誰も喜んでくれませんよ」と社内では発言できないような会社なのだろうか?北朝鮮みないな会社なのだろうか。◆いずれにしても我が社はセンスのないカレンダーを配るような会社にはならない。「これはやめましょうよ。だれも喜んでくれませんよ」と社内で誰もが発言できるようなムードを作っておきたい。さらには「年末にはこんなものを配りたいのですが・・」となにかユニークな提案を社員が持ってきてくれることを私は願い、待っている。

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2024年04月26日 ボスの
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  • 午後防衛案件会議
  • 夕方新橋「有薫酒蔵」で飲み会
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