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運・不運
私は「確率」を重要視する経営者。典型的な理系人間だ。だから基本的には「運が良い人」「運が悪い人」などは存在しないと思っている。「これまで運が良かった人」「これまで運に恵まれなかった人」はいても彼らの今後はどうなるか分から … 続きを読む
恐るべしモサド
スパイ小説でもこんな発想は出てこない。◆ヒズボラのメンバーが保有するポケットベル数千個がレバノン各地で同時に爆発した。3000人近くが負傷しそのうち数百人が重傷、10名が死んだ。そのポケベルはヒズボラのメンバーが使用する … 続きを読む
ツキ
麻雀をする人ならきっと経験があると思う。ずーと、ずーっと配牌に恵まれないのが続くことがある。たまに大きな手が揃いリーチをかけようとしたら下家が「ロン、ピンフドラ1。2000点」などと言って持っていく。そしてまた次もボロボ … 続きを読む
「火星の石」って
1970年の大阪万博では前年にアポロ12号が持ち帰った「月の石」が展示されて長蛇の列ができた。小さな石を見るのに4時間の行列ができた。「ツタンカーメン」「モナリザ」「パンダ」など、一目見るために長蛇の列ができたというニュ … 続きを読む
差別じゃなかろうもん
「牛角」が「女性は半額」というキャンペーンを張ったら「男性差別だ!」などと怒ったつまらんヤツが大勢いたという。本当につまらん男たち。こういう奴らは普段から女性にモテない。モテないからこんな小さなことに怒るのか、こんな小さ … 続きを読む
人情は捨てて・・
小泉純一郎元首相がどこかの料亭で会食した帰りだろう、歩きながらテレビのインタビューを受けていた。「進次郎さんの総裁選出馬が決まりましたが?」と振られて「そうだね。やるからには頑張るしかないね」と答えていた。◆父親だから子 … 続きを読む
越中八尾おわら「風の盆」
昨年6月、ある大企業の会長と沖縄で二泊三日のゴルフを楽しんだ。彼はその日が会長職を引退する日だった。帰りの飛行機の中、機内サービスの映像は「日本の祭り」を紹介していた。そういえば彼は祭り好きで有名だった。私もよく誘われた … 続きを読む
ジャッジすること
数日前この欄で「経営者として最も重要な仕事はジャッジすること」というようなことに触れた。経営者でなくてもジャッジをしなければならないことは多々あるはずだ。◆「間違えたジャッジであっても、ジャッジしないことよりはマシ」と言 … 続きを読む
墓の準備
父母を始め、随分と多くの人に支えてもらって今の私がある。その多くが既に鬼籍に入った。「せめて命日には墓前に花を供えに伺いたい」と思う恩人が数人いる。◆千葉市に眠るKさんの11回目の命日が近づいて来た。私は必ず命日に墓参り … 続きを読む
ホワイトボードを使わないダメ会議ばかり
私の部屋(社長室)には大きなホワイトボードがあり、そこにはいつも何かが書かれている。書いているのは私。部下を社長室へ呼び、私の意図を説明するのにホワイトボードは必要。便利。◆社内の会議室にもホワイトボードはあるのだが私以 … 続きを読む
老化? 認知症?
社内における私の最も重要な仕事は「ジャッジする」ということ。ところが最近はこの重要な仕事を先延ばしすることが増えて来た。慎重になったわけではない。老化による怠慢か、あるいは初期認知症なのか。◆韓国にある関連会社から「キノ … 続きを読む
政治家の民度
国政を担う政治家が本来やるべき仕事は「第一に教育」「第二に外交」そして「第三に経済」だと信じている。10年後、20年後、或いは30年後の日本をイメージしながら強くて安全な国づくりを託したいところ。◆ところが残念ながら将来 … 続きを読む
パワハラ
居酒屋やレストランで注文するモノが決まってもいないのに従業員を呼ぶヤツがいる。従業員を横に「どれにしようかな?」と迷うようなヤツは決まって仕事ができない。時間にルーズなヤツ。メニューを見て何を注文するかを決めてからウェイ … 続きを読む
報告・連絡・相談(報連相)
予想外の赤字を出すことになったプロジェクトに関して、その原因を訊ねたらこんな言葉が帰って来た。「○○君がちゃんと報・連・相をしてくれればこんなことにはならなかったのに・・・」◆「いえいえ、アナタがそんなことを言ってはいけ … 続きを読む
「運が良かったヤツ」はいるが「運が良いヤツ」なんていない。
「彼は運が良い人だから今回も大丈夫だよ」なんてことを言う人がいる。私もよく「キノシタ君は運がいいから・・」などと言われる。私は反論する。「運が良かった人」はいるけど「運が良い人」なんていないよ、と。◆コインを投げて「表」 … 続きを読む
可哀そうすぎる
32歳の母親が運転する軽乗用車が反対車線を走る大型バスに突っ込んで5歳と7歳の姉妹が亡くなった。クルマには子供たちのためのチャイルドシートは装着されていなかった。回りの状況からみて、母親の運転操作ミスが招いた事故であるよ … 続きを読む
秋の風
毎年、金沢を訪問する。金沢に行くと夕飯は「みやびの」その後、東茶屋街の「藤とし」、最後に仕上げで片町の「倫敦屋酒場」と決まっている。翌朝は兼六園を散歩する。◆数年前、友人と兼六園を散歩していて園内の東屋に芭蕉の句を見つけ … 続きを読む
欅 倒れる
出勤時、広尾駅まで毎朝、欅並木の広尾の坂を歩く。六本木と恵比寿に挟まれたこの地に、こんな静かな森林浴を楽しむことができる通勤路があることを幸せに思っている。◆昨日、台風の強風のせいなのか、この欅並木の1本が根から折れた。 … 続きを読む
妻のオナラ
結婚して40年以上になるがこれまで一度も家人のオナラを聞いたことが無い。私はしょっちゅうソファに横になってはブーブーとやっているが家人のブーは一度もない。◆息子が高校生の頃だったと思う。「オマエ、母さんのオナラする音を聞 … 続きを読む
百日紅(さるすべり)
百日紅と書いてサルスベリ。サルでも滑りそうなツルツルの幹が特徴。私が子供の頃、近所のサルスベリは皆、白い花をつけていた。中学生になってサルスベリは「百日紅」と書くことを知った。「白い花なのになんで紅なんだろう」と不思議に … 続きを読む
留年する夢
67歳になってもまだ大学の試験で失敗し留年する夢を見る。昨夜も、数学と物理が分からず留年決定となる夢を見た。夢から覚めてもまだ焦っている。これから1年間、真面目に勉強しても数学と物理の試験には通りそうにない、どうしよう、 … 続きを読む
心配事
心配したからってどうなるわけでもないのだが。心配してもしなくても結果は同じなのだろうが「えーい、ままよ」と開き直ることができない。心配ばかりしている。最近の数週間は心配事がどんどん増えている。眠れない夜が続く。愛宕神社へ … 続きを読む
切り替え
米国の大病院で脳神経外科の看護師をしている日本人の友人がいる。彼は週に3日間の勤務で勤務の日は午前7時から午後7時までの12時間労働だと言う。人の生死に関する仕事だから勤務後も患者のことを心配することが多かった。救急車で … 続きを読む
人に道を聞く者は迷わない
ゴルフへの往復のクルマの中ではいつもラジオを聴く。土曜日早朝、徳光さんの番組の中のキリスト教のコーナー。私はキリスト教徒ではないがこのコーナーは毎週必ず聞いている。「暗いと不平を言うよりもすすんで灯りを点けましょう」とい … 続きを読む
オリンピックのモットー
高校2年生の夏休みころまで私はかなり「良い成績」であった。高2の途中でこけた。「良い成績」を取っていた頃は「英語・算数・国語・理科・社会」のほか「図工・音楽・体育」も良い成績であった。「図工・音楽・保健体育」のペーパーテ … 続きを読む
タトゥー(いれずみ)
オリンピックを観ていると競技によってやたらとタトゥーが目立つものがある。昨夜観ていたBMXはほとんどの選手が汚い(私には汚く見えた)タトゥーを入れていた。◆「身体髪膚(しんたいはっぷ)これを父母に受く。敢えて毀傷(きしょ … 続きを読む
泣くな!
森本毅郎さん84歳、徳光和夫さん83歳。二人の現役アナウンサーは私が「こんな80歳になれたらいいな」と思う理想的な人生を送っているように見える。◆今日は、森本さんの指摘で私も目が覚めたという話。私は毎朝、TBSラジオの『 … 続きを読む
柔道がおかしくなった
小学校3年生から柔道をやっていた。かなり強かった。段位は取らなかったが中学生になった頃には初段相手に負けることはなかった。◆小学3年生からやっていたから基礎は充分叩き込まれた。今でも体が覚えている。柔道の基礎の基礎は「受 … 続きを読む
阿部詩さんの号泣
パリオリンピック、女子柔道52㎏級。優勝候補筆頭の阿部詩(あべうた)選手が2回戦で敗れる波乱があった。自他ともに認める絶対王者が一本負けした瞬間、テレビ観戦していた私も「あっ!!」と声を出して飛び上がっていた◆試合以上に … 続きを読む
平均寿命・平均余命
日本人の平均寿命は男81.1歳、女87.1歳になったと先日発表されていた。男の平均寿命が81.1歳だから今65.0歳の男は平均してあと16.1年生きると勘違いしている人が多い。違う。65.0歳の男の平均余命は18.9年。 … 続きを読む
好事魔多し
5月、6月と心配事が増え続けていた。心配事や私がジャッジしなければならない難しい問題が溜まっていた。私がジャッジするべきものは慎重に計算し一つずつ方向を決めた。勝負すべきことも相手の動向を探り、読み、勝負に挑んだ。私の力 … 続きを読む
オプティミスト vs ペシミスト
「♫ 若かったあの頃 なにも怖くなかった・・」という有名な曲の歌詞がある。ふと気づいた。確かに私も何も怖くない時期があった。◆今は何事でも悲観的に考えてしまう私だが学生時代の一時期、私のことを「オプちゃん」と呼ぶ先輩がい … 続きを読む
心配性
気が小さい。いつも悲観的にモノを考えてしまう。「もし、こうなったらどうしよう?」と心配ばかりしている。損な性格だ。◆最近は無くなったが、若い頃は飛行機に乗って「もし、この飛行機が落ちたらどうしよう?」とビクビクしていた。 … 続きを読む
世界一のジャズ喫茶「ベイシー」
日曜日、久しぶりに岩手県の一関までジャズを聴きに行った。「ベイシー」というジャズ喫茶。誰もが認める世界一の音で50年代60年代のジャズの名盤を聴く。もちろんCDではなくレコード。マスターの菅原さんは82歳。プロのジャズド … 続きを読む
一喜一憂することなく・・・
「一喜一憂」という言葉。状況の変化に応じて喜んだり不安になったりすること。最近は「一喜一憂することなく・・」と使われる方が多くなった。なんか一喜一憂しちゃダメって感じ。◆私は逆に「もっと一喜一憂しろ!」と言いたいことが多 … 続きを読む