2016年05月19日の記事一覧
◎2016年05月19日 ---- ブログ ◎
- 小保方晴子さんと佐野研二郎さん
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小保方晴子さんと佐野研二郎さん。マスコミは一度は彼らをヒーロー(ヒロイン)扱いし、疑惑が発覚すると手のひらを返したように極悪人扱いした。マスコミ、特にテレビが「極悪人」のように報ずると「あまり自分のアタマで考えない視聴者たち」もこぞって彼らのことを「極悪人」のようにののしることになる。不思議だ。◆私が馬鹿なのか、或いは私が人が良すぎるのかもしれないが、いずれにしても私には小保方晴子さんも佐野研二郎も到底悪人には見えない。私には彼ら二人はがどちらとも「かわいそうな被害者」に思えてならない。本来、完璧でなければならない「学究の世界」や「デザインコンペの世界」において、彼らはミスを犯してしまった。それだけのことだ、と私は思うのである。◆「STAP細胞はあります!」と明言した小保方さんの表情から「嘘を言っている」とはどうしても思えなかった。(家族と過ごした旅館代つけ回し疑惑の舛添さんの会見の表情とは大きく異なる。)ベルギーの美術館からイチャモンを付けられた東京オリンピックのエンブレムは「どのように見てもイチャモンを付けられる筋合いのものではない」と私は今でも思っている。◆小保方さんは論文の作成に当たり、ちょっとしたズルをした。そのズルは「STAP細胞の存在の真偽には関係ない」と彼女は信じていたのだと思う。佐野さんの会社のスタッフがデザイン発表においてズルをした。佐野さんはそれを知っていたのかどうかは分からないが少なくとも「東京オリンピックのエンブレムとは全く関係ない。東京オリンピックのエンブレムは間違いなくオレがデザインしたものだ」と佐野さんは思っていたのだろう。◆ほんのちょっとのズルが、彼らの光り輝く人生を奈落の底へと突き落としてしまった。「罪と罰」を比べて、我が国においては珍しい「重すぎる罰」を彼らが受けている気がしてならない。◆私は個人的には小保方さんも佐野さんも応援している。素晴らしい才能を持つ二人をここで終わらせてしまうことは我が国にとって大きな損失だとすら思っている。がんばれ!小保方さん。がんばれ!佐野さん。
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