2014年05月23日の記事一覧

2014年05月23日 ---- ボス

反響

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何人が読んでくれているのか分からないこのコラムだが毎日頑張って書き続けている。嬉しいのは、ときどき意外な人から「読んでますよ」と言ってもらえるとき。「キノシタさんのあの考え、僕は全く同感です。」などと言われたらその日一日気分が良い。◆最近反響が大きかったのは、私が気分よく酔って帰ったときの我が家人と娘の対応に関する私の怒りを語った文に対するもの。(5月13日掲載「言ってはならない言葉」)◆すべての方が私の見方であり応援者であった。同情してくれ励ましてもくれた。若い頃の私を知る者は「ほほぉー、キノシタ君も怒らず我慢できるようになりましたか。歳を取りましたねえ。偉い。」と訳も分からない慰めと賛辞の言葉をくれた。◆それにしても思い出しても腹が立つ。こちらが気分よく飲んで酔っ払って帰り、楽しそうにしゃべっていると「なんでそんなに酔ってんの?」と聞いてくるとは。前回も書いたが、そんなときは「お父さん、今夜はなにか楽しいことあったの?」と聞いてくるのが正しい娘のあり方であり、家人のあり方だろう。家族教育を失敗したと後悔しながらも「キノシタさん、まだなにか言ってもらえるだけ幸せですよ。私なんか自宅のドアを開けたとたんに娘は自室に逃げるんですよ。」という友人の話を聞き慰められもした。◆昨夜も随分と酔っ払って帰宅したが、自宅のドアを開ける前に「今夜は憮然としていよう」と心に決めていた。寂しいことだ。

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2014年05月23日 ---- ボス

残業代ゼロ法案

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「ホワイトカラー・エグゼンプション」という。いわゆる残業代ゼロ法案。残業代や深夜、休日労働への割増賃金の支払いなどの労働時間規制を適用しない制度のこと。経済財政諮問会議で、安倍首相はこの制度の導入を含めて検討をするように指示をした。するとまたまた訳の分からぬバカなマスコミが「残業しても残業代をもらえないのか!ただ働きをさせるのか!」と騒ぎ、さらには「そんな制度を取り入れると過労死が増える」と感情的にわめく。なぜそのような制度の導入が検討されるのか、冷静にメリットを語る者は少ない。◆1日8時間、1カ月20日間勤務の会社を想定しよう。ひと月の勤務時間は160時間になる。Aさんは残業せずに1カ月に100の仕事量をこなし20万円の給与をもらっている。Bさんは同じく100の仕事をするのに毎日2時間の残業が必要だという。Bさんの1カ月の勤務時間は200時間になる。そしてBさんの給与は残業代を含めると26万2500円の給与になる。同じ仕事をするのに定時で完了する能力が高いAさんが要領の悪いBさんより6万2500円も給与が少ないのだ。◆二人の仕事ぶりを覗いて見よう。Aさんは机の回りをきれいに整理しテキパキと仕事をこなしている。Bさんは机の回りが汚く、仕事の合間にしょっちゅうパソコンでyahooニュースを覗いている。個人的なメールの返信も忙しい。Bさんはデートの約束が午後8時から入るとそれまでの時間潰しにのんびりと仕事をこなす。時間が潰せて残業代がもらえて大満足の様子。一方AさんはBさんよりも頑張っているのに給与が少ない。不満だ。「それなら私もゆっくり仕事をやって残業代をもらおう」という発想になってもおかしくない。結果、その企業全体としての効率が悪くなり仕事量(出来高)に比べて人件費がかさみ、業績が悪くなり倒産に繋がることもある。◆そのようなことが無いように、仕事量や頑張った量に比して給料をスライドさせようというのが「ホワイトカラー・エグザンプション」なのだが・・。この制度の導入で過労死が増える訳がない。万一、増えたとしたらそれは制度が悪いのではなく運用の仕方の問題だ。◆私は若い頃、とてもとても頑張った。当時「ホワイトカラーエグザンプション」の制度があったらもっと給与が多かっただろう。当時この法案の是非を問われればもちろん賛成しただろう。◆世間では「頑張らない人」が増えた。「仕事をする(出来高を上げる)」ことによりカネを稼ぐのではなく「自分の時間を上手に売る」ことによりカネを稼ぐ人が主流になってきているようだ。或いは「遅くまで会社にいる」ことを「残業した」と思い「頑張っている」と勘違いしている輩も多い。◆「時間に比例した現在の給与体系」は若者たちから競争心をなくし、仕事に対する意欲をなくし、国力を落とし、結果どんどんと貧しくなっていく。今も「残業代ゼロ制度は悪法だ」と深い見識もなくわめき続けるバカなマスコミがこの国をどんどん情けない国にしていっている。

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2024年12月20日 ボスの
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  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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