2014年05月21日の記事一覧

2014年05月21日 ---- ボス

もうJALになんか乗らない

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フランソワーズ・アルディの名曲「もう森へなんか行かない」は私の大好きな曲の一つ。かつては旅先に持って行く「ウォークマン」に必ず入れていた。誰が邦題をつけたのか知らないが原題とは全く異なるというこの「もう森へなんか行かない」という響き、メロディーとともにはまってしまった。◆秋田への出張の往復に久しぶりにJALを利用した。参った。思ったのは「もうJALになんか乗らない」であった。そしてフランソワーズ・アルディのこの名曲を思い出していた。「もう森へなんか行かない」「もうJALになんか乗らない」◆分かりにくいJALのホームページからやっとチケットを購入し領収書もプリントアウトした。「お支払のクレジットカードでタッチ&ゴーにてご搭乗いただけます」とのメールが届いていた。◆当日、羽田空港第一ターミナルの保安検査場に向かうと大声で苦情を言っている者がいた。なんの文句があるのか知らないが下品だ。彼は怒っていた。「これだからJALはダメなんだ」と。なにがあったかしらないがこちらまで不愉快になる。品のない客だ。そう思いながらスマホやボールペンをトレイに乗せクレジットカードで「タッチ&ゴー」しようとした。すると異常を知らせる合図があり「このカードは使えません」だと。ああ恥ずかしい。後ろに並ぶ他の客に「申し訳ありません」と言ってその場を去り、自動発券機の方へ向かう。JALの係員が「どうしました?」と聞いてくる。事情を説明する。「おかしいですね。支払ったクレジットカードが別のカードだったのかもしれませんね」と言う。自動発券機にカードを入れると「キノシタモトミ様」と表示され「発券しますか?」と尋ねてくる。係員は「あれ?確かにこのカードで支払われていますね。それならタッチ&ゴーでも入れるはずですよね」という。私は敢えて自動発券機で発券せずに再度タッチ&ゴーにトライした。ダメだった。何人かの係員が私の回りに寄ってきた。理解できる説明をする者がいない。私も大声を出したくなった。「だからJALはダメなんだ!」と。◆結局、自動発券機で発券した。「もうJALになんか乗らない」と呟きながら着席したシートにはせっかくの機内サービスのオーディオを聞くイヤフォンがなくそれを配るCAもいなかった。またまた「もうJALになんか乗らない」とつぶやいていた。

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2014年05月21日 ---- ボス

就職と思想

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大学3年生の息子が就職活動のことを話題にし始めた。大手企業に入った先輩たちからのアプローチがあるようだ。金融・商社・報道・メーカー、さて彼はどの方向を目指そうとしているのか、私にまだ具体的な相談はない。私もそうであったが大学3年、4年はまだまだ子供。自分の将来へ向けての目的もなくビジョンも描いていない者が殆どであろう。そして彼らの多くはほぼ「偶然」によってどこかの企業に就職していくのであろう。◆「偶然」に就職した、自分の属する企業のために彼らは懸命に働く。所詮、人生とはそんなものだ。「巨人」に入れば「巨人」のために「阪神」に入れば「阪神」勝利のために懸命に働くのだ。働きが認められれば収入や地位がついてくる。人生とはそんなものだ。プロ野球でも銀行でも商社でも同じ。偶然の結果の場所で懸命に働くといい。◆私が分からないのが「新聞社」という就職先。「朝日」と「産経」では考え方、物の見方が大きく異なる。就職しようとする大学生はその新聞社の考えを十分理解しているのだろうか?「朝日」に落ちて「産経」に就職する奴はいないのか。大学生はまだまだ子供。自分の考えを明確に持っていない。恐らく彼らは新聞社に入ってから洗脳されてしまうのだろう。「朝日」に入れば「朝日」の考えに、「産経」に入れば「産経」の考えが「自分の思い」と同化されてくるのだろう。かつて「安保反対」と叫んでいた学生が「読売」や「産経」に入って今は偉くなっているように。そうやって洗脳された方が会社人としては楽である。就職した後、やっと大人になって、自分の属する新聞社の考えと違う思想を持ってしまったら大変。辞めるのか目立たないようにじっとしているのか。◆息子が「新聞社に就職したい」などと相談してきたらなんと答えたら良いのだろう。経営者である父とすれば、常に客観的に物事を観ることのできるポジションに彼が居て欲しいと願うのだが。

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2024年04月24日 ボスの
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