2022年03月の記事一覧
◎2022年03月30日 ---- ボス ◎
- 抜けない方言
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24歳まで九州で生活していた。大分弁、博多弁などが染みついている。東京に来て、若いころはなるべく方言を出さないように注意していた。「九州の中では、大分が最も東京のイントネーションに近い」ということは確かなようだ。学術論文で読んだこともある。それでも明らかに東京と異なるイントネーションの言葉は多い。「世界史」「左」「二千三百円」「分母と分子」など注意していないとすぐに(田舎者だと)バレる。◆つい先日、早朝5時過ぎのTBSの情報番組でこんなことがあった。天気予報のコーナーで「また寒波がやってきますよ。まだ、冬物はしまわないでくださいね」と予報士が告げた。そして続けて「えっ?もうしまいましたか?」と司会進行役の江藤愛アナウンサーに聞いた。江藤愛さんは今やTBSの女子アナのホープ。その江藤アナは「もうしまいましたか?」との突然の質問に思わず「なおそうかと・・」と言いかけて慌てて「しまおうかと思っていたところです」と言い直した。「なおそうかと・・」と言いかけたことに誰も突っ込みを入れなかった。◆彼女から飛び出した九州の方言「なおす」を聞いて私は嬉しくなった。「ああ、大分県の生んだ現代のヒロイン、江藤愛さんが『なおそうかと・・』と言い間違えた。これも庶民派のアナウンサーとして好感度アップである◆九州では「しまう」ことを「なおす」という。私は以前、建設関係の資格試験を受けていた時、机の上にハンカチを出していた。試験官が回って来て「これ、なおしなさい」と私に行った。私はすぐにハンカチをしまいながら「あんた、九州の出身やねえ?」と声に出さずに彼に聞いた。◆60歳を過ぎると、ビジネスシーンでも緊張感がなくなったのか、リラックスすることが多くなったのか、私も最近、九州弁が多く出るようになってきた。
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◎2022年03月29日 ---- ボス ◎
- 偏差値とデシベル
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くだらない話が続いたので今日は少しマジメな学術的な話。「偏差値」と「デシベル」に関して。恐らく多くの人が「偏差値の最高値は100」「デシベルの最低値はゼロ」と思っているのではないだろうか。そうじゃない、っていう話。◆「偏差値」とは全体のばらつきの中でどのポジションにいるのかを表すもの。一人だけ飛びぬけて入れば偏差値が100を超えることもある。50人のクラスで試験をして一人だけ100点、残りの49人が0点ならば100点を取った者の偏差値は優に100を超える。◆音の大きさを示す「デシベル」も「0デシベル」以下がある。「0デシベル」は人が感じられる最小音を示す。実際には(人が感じ取れないような)もっと音の無い世界がある。アメリカには「マイナス20デシベル」の部屋があるそうだ。
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◎2022年03月28日 ---- ボス ◎
- どうでもいい話(4)=(最終回)
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もう15年ほど前の話になる。六本木のその名門タイ料理店で私はよくランチを食べていた。50席を超える大きな店だ。私は店主や女将(タイ人)と仲良くなっていた。ある日、女将と雑談していたら「キノシタさん、藤原紀香さん好きですか?」と聞いてきた。「好きも嫌いもないでしょ!日本一の美女ですよ!大好きも大好きですよ」と答えると女将が「紀香さんはひと月に一度くらい、ここに来ますよ」と言う。そして「今度、紀香さんが来るとき教えてあげますね。みんなに内緒で来てください」と言う。「ええ、是非お願いします」と私は答えた◆「キノシタさーん、今夜、紀香さん来ますよ」と最初に連絡があった時、私は出張で九州にいた。残念! 一か月後、2回目のお誘い電話をいただいた時も出張中だった。残念! そして3回目のお誘い電話があった。「キノシタさん、今夜、紀香さんが来ますよ」。その日は私は東京に居た。東京にいるのだが予定が埋まっていた。お客様を我が社に招き、社内でパーティーを開くことになっていたのだ。だが3回連続でお誘いを断るのも失礼だ。なんとかなるだろう。「今夜伺います。何時に行けばいいでしょう?」私は女将に尋ねた◆指定された時間に行けなかった。女将から連絡が来る。「キノシタさん、早く来ないと紀香さん帰ってしまいますよ」と。私は社内パーティーを抜け出した。「悪い、30分ほど抜ける。急用ができた」と嘘をついた。◆その広い店は貸し切り状態。紀香さんはお友達女性5人組でカーテンで仕切られた半個室で楽しそうに語らっていた。他に客はいない。私は女将の好意で、紀香さんの席が見えやすい席に着いた。私の向かいにカモフラージュで女将が座ってくれた。女将と話ながらビールを飲んだ。紀香さんはカーテンの向こうだが声は聞こえる。店員が料理や飲み物を運ぶときにカーテンが開く。その向こうに黒っぽいシャツを着た紀香さんが座っている。驚くほどキレイ。あれがオーラというものか。◆半個室からトイレに行くために女性が出てくる。ドキッとする。紀香さんではなかった。残念。そうしているとまた一人女性が出てくる。残念、これも紀香さんではなかった。私は、立って歩く紀香さんのスタイル全身を見たかった。残念ながら紀香さんはトイレに行かない。◆紀香グループはデザートを何にしようかと話している。女将が私に「もうすぐ終わりますね。終わったらキノシタさんに紀香さんを紹介してあげますね」と言う。「えっ!ホントに?照れちゃうなあ」などと言いながらドキドキし始めた。そこに携帯電話(当時はまだスマホではなかった)が鳴り始めた。「キノシタさん(注:古い社員は私のことを「キノシタさん」と呼ぶ)何しているんですか?大丈夫ですか?どこにいるのですか? 〇〇さん(客)が『キノシタさんはどこへ行ったんだ?』って言ってますよ。こちらはそろそろ終わりますよ、シメに戻ってきてください」と言う。私は慌てた。女将に「戻らなくちゃならなくなった。残念!」と告げた。女将は「あと20分で終わりますよ。もうちょっとです。紀香さんを紹介しますよ」と言ってくれたが私は紀香よりも会社の客を取った(?)。◆あの時の判断は間違ってはいなかったと思う。多分、その後も紀香さんはあの店を訪問したことだろうが、あれ以来女将からお誘い電話は来ない。いくらも経たないうちに我が社は移転した。あのタイ料理屋に行くこともなくなった。1年後くらいに店を訪問した時には女将はいなかった。スタッフの多くも替わっていて私のことを知っている人はいなくなった。
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◎2022年03月25日 ---- ボス ◎
- どうでもいい話(3)
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その店の名物料理は最高に美味い。店に迷惑をかけると悪いので詳しくは書けない。私は月に一度くらいの割合でその店を訪問する。オーナーと私はゴルフ仲間でもある。店はカウンター8席のほかテーブル席がいくつかある。今日の話は私の体験談ではなく、その店のオーナーから聞いた話。今から3~4年前のこと。まだコロナ騒動の前の話である。◆その日、店の最初の客が三浦春馬クンと佐藤健クンだった。この二人は仲良しだ。二人はカウンター席の右端(店の一番奥)に着いた。三浦春馬と佐藤健が飲み始めたころ次の客が二人入ってきた。それが手越祐也クンとそのお友達(男)だった。手越クンは先客に三浦春馬と佐藤健がいることに少し驚いたようだったが二人に挨拶をした後カウンターの左端(店の入り口側)に着いた。オーナー曰く「キノシタさん、佐藤クンも三浦クンも手越クンも、みんなとても感じの良い好青年ですよ」◆その店の8席のカウンター席は、右側(奥)から順に「佐藤健」「三浦春馬」「空席」「空席」「空席」「空席」「手越祐也」「手越祐也の友人」となっていた。そこにごく普通の仲良さそうなカップルが入ってきた。オーナーは4つの空席の中の真ん中の二席を彼らに勧めた。「佐藤健」「三浦春馬」「空席」「カップル(女)」「カップル(男)」「空席」「手越祐也」「手越祐也の友人」となった。カップルは生ビールを注文してメニューを見始めた。だが女性の方はメニューを見ずにキョロキョロしている。◆オーナー曰く「キノシタさん、長いこと店やっていますが、私はあんな可哀そうな男の子を見たことがありません。運が悪いとしか言いようがありません。」カップルできた女性は手越に、三浦春馬に、佐藤健にキョロキョロしてしまう。落ち着かない。彼らと、自分の隣に座る男をつい見比べてしまう。うん、ホントにこのカップルの男の方、可哀そう。あのカップル、いったいそのあとどうなったのだろうか?◆それから1年経ったころだったか、三浦春馬さんは永遠の旅に出た。私は三浦春馬クンのファンだった。
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◎2022年03月24日 ---- ボス ◎
- どうでもいい話(2)
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暗い日が続くので今日も「どうでもいい話」を書く。◆その日、私は六本木のなじみの洋風居酒屋で友人の「まっちゃん」と待ち合わせをしていた。まっちゃんとの待ち合わせ時刻よりも15分早く着いた。店にはまだ客は誰もいない。私一人。私はその店の名物の「豆腐ステーキ」をオーダーして、一人でビールを飲み始めた。そこにキレイな女性が一人で入ってきた。なんと橋本マナミさんだ!マナミさんも誰かと待ち合わせみたい。その時点では店内の客は私と橋本マナミさんだけ。マナミさんは私の左前方の席に着いた。私はチラチラとマナミさんを見ながらビールを飲み豆腐ステーキを食べていた。◆そこに「まっちゃん」が登場。「キノシタさん、早いねえ。えっ、もう飲んでんの?」などと言いながら私の向かいの席に着き「オレもビールちょうだい!」と店のおねーさんに注文する。まっちゃんは橋本マナミに気づいていない。私は「まっちゃん、振り返っちゃダメだよ。あなたの後ろに座っているのはハシモトマナミだよ」と小さい声で告げた。◆その時点では客は橋本マナミ、まっちゃん、私の3人だけ。なぜか私には妙な緊張感があった。向かいに座ってビールを飲んでいるのはまっちゃんなのに、なにか気取っている自分に気づいていた。私は居酒屋でも基本、紳士で通している。◆そうしているとなんと橋本マナミがトイレに立った。(昨日書いた)綾瀬はるかさんと遭遇した店と同じくこの六本木の居酒屋もトイレは男女兼用の一つだけ。私は綾瀬はるかさんの時を思い出していた。あの時は息子の目を意識して我慢したのだったなあ。それでなにか後悔していたなあ、と思い出していた。うん、そういえば今ちょっとオシッコしたくなってきたな、などと思っていた◆そんなことを思っているところで橋本マナミがトイレから出てきた。すると、あろうことか、まっちゃんが「キノシタさん、わりい、ちょっとオシッコ」と言って、マナミさんと入れ違いでトイレに入ったのだった。私はなぜか悔しくなった。
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◎2022年03月23日 ---- ボス ◎
- どうでもいい話(1)
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ウクライナ戦争・コロナ禍・東北大地震と暗いニュースばかり。桜が咲いても花見もできない。マンボウが解けてもなかなか飲み会を開けるムードでもない。おまけに昨日は大寒波の影響で電力需給ひっ迫警報が発令された。◆明るい話はなにかないかと探したが残念ながら見つからない。そこで、どうでもいい、くだらない話を今日と明日はしよう。私の体験談。◆今から4~5年前の話。その日、私は息子と二人で自宅近所の居酒屋で飲んでいた。カウンターで串焼きをつまみながら焼酎を飲んでいた。そこに女性客が二人入ってきた。「キレイな人だな」と思ったらなんとその一人は綾瀬はるかさんだった。彼女は上下グレーのジャージ姿。とても感じがいい。私の後方の席に座ったようだ。私はさすがに振り返るわけにはいかない。背中に気配を感じていた。◆綾瀬さんはおでんを注文して、楽しそうにおしゃべりしている。話の内容はさすがに聞こえない。ときどき笑い声が聞こえてくる程度。◆小一時間も経ったころだろうか、私は尿意を覚えトイレに行こうかと思っていた。私の隣では息子がなにかしゃべっていた。(多分、仕事の相談だったと思うが、その時点では私の関心は息子の仕事よりも綾瀬さんの動向であり、この事態をどうやって次の日曜日にゴルフ仲間に自慢しようかということだった。) 息子との会話が一区切りついたらトイレへ行こうと思っていたら、なんと綾瀬はるかさんが先にトイレに入った。この店のトイレは一つ。男女兼用である◆綾瀬さんがトイレから出てきたとき、息子の話は終わっていた。本当なら私は綾瀬さんと入れ替わりでトイレに入って用を足すところなのだが、なんだか恥ずかしい。いや、正直に言うと恥ずかしいというよりも疚しい(やましい)と言った方が近いかも。隣に息子が居なければ私はすぐにトイレに行って用を足していたところだが、息子がヘンに思わないかと気になったのだ。「父さんは、綾瀬はるかがトイレから出てきたらすぐにそのトイレに入ったよ」と誰かに告げ口されそうな感じ。◆私はトイレに行きたいのを我慢した。そして女将に「お勘定、お願いします」と告げた。お勘定をする間、綾瀬さんをちらちらと見た。本当にきれい。感じがいい。ケラケラと笑うがそれがまた上品。本当ならもっと一緒に同じ空間にいたかった。だが私は紳士を気取っている。デレデレするわけにはいかない。息子にヘンに思われるわけにもいかない。そして尿意は増してきた◆お勘定を済ませて、店を出ると、近所の公園のトイレに駆け込んだ。入って私は用を足しながらなぜだか「惜しいことをした」と思っていた。楽しく、平和な、くだらない思い出。
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◎2022年03月17日 ---- ボス ◎
- 昨夜の地震と今日の朝刊
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昨夜11時36分、東北地方で大きな地震があった。宮城県と福島県では震度6強を観測した。東京でも随分と揺れた。関東で200万軒を超える建物が停電となった。◆その地震情報が今朝の朝刊の一面トップに載っていたことに驚いた。深夜0時前の地震。各地から情報を取り、被災写真を選び、文を書き、印刷に回す。どれだけ大変な仕事だろう。◆例えば選挙速報などは事前に覚悟ができている。何時までにどこで取材してどんな記事を書こう、と決まっている。突然来る大地震にはそんな対応はできない◆今朝の新聞を見て、新聞記者の皆様へ敬意を払おうと思った。偉いっ!◆蛇足になるが私は「予知夢」と題してつい先日(14日)「地震が来る夢を見た」と書いていた。
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◎2022年03月17日 ---- ボス ◎
◎2022年03月16日 ---- ボス ◎
◎2022年03月15日 ---- ボス ◎
- 移動すると幸せになる
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昨年末の「朝日新聞グローブ」に面白い記事を見つけた。米マイアミ大准教授のアーロン・ヘラー先生の研究発表。それは「人は移動すると幸せになる」というもの。先生曰く「人は行ったことがない場所に行くなど探索の度合いが高い日にはより幸せを感じる」「人間には環境を探求する欲求がある」「筋肉が鍛えれば大きくなるように、新しい場所に行くと脳が鍛えられ、ストレスへの耐性が高まり、健康が改善される。」「どれだけ遠くへ、ではなく、どれだけ多様な新しい場所に行くかが重要だ」◆納得!・・・そうだ、一か所でじっとしていちゃ幸せになれないかもしれない。少なくとも「多様な新しい場所に行った」経験者はそのことを「幸せ」だと思っている。
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◎2022年03月14日 ---- ボス ◎
- 予知夢
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1月の終りころだったろうか、西郷輝彦さんが亡くなる夢を見た。2月19日の土曜日、私は友人たちとマージャンをしていて、ふとそのことを思い出した。「オレ、西郷輝彦が死んだ夢を見たんだけど、彼、まだ元気だよね?」そんなことを話そうかと思ったがなんだか不謹慎なことに思えて話題にしなかった。その翌日、2月20日に西郷輝彦さんは亡くなった◆なぜだか分からないが「もしあのとき僕が話していれば西郷さんは亡くならなかったのでは・・?」という思いが浮かんだ。いや、逆にもし話していれば「木下クンすごい!予知夢を見たんだ!」と言われたのかもしれない。分からない。分からないが、生前大ファンだったわけでもないが、西郷さんが大好きになった◆昨夜、ゴルフから帰り、夕食にビールを飲んだら眠たくなった。テレビのニュースを見ながらうとうとしていた。その時に大地震に見舞われる夢を見た。嫌な夢だった。私が思ったのは「誰かに話さないと本当に地震が来るかもしれない」ということ。すぐに娘の部屋に行って「父さん、東京に大地震がくる夢を見た」と告げた。◆悪い夢は口に出せば本当には起こらない、という思い込みが私にできた。怖い予知夢が当たって自慢するよりは、予知夢など当たらないほうがずっと良いに決まっている。
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◎2022年03月11日 ---- ボス ◎
- ロシア軍のヘリ、撃墜された映像
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テレビやYouTubeで観た方も多いと思う。ウクライナ軍がロシアのヘリを撃墜したシーン。◆低空で飛ぶロシアのヘリコプターを携帯式防空ミサイル「スティンガー」で撃ち落としたものだろう。ヘリは墜落炎上した。あの映像を見て「なんでロシアのヘリはあんなに低く飛んでたの?」と疑問を持った方も多いのではないだろうか?実は私もその一人。「もっと高く飛んでればミサイルは当たらなかったかもしれないのに」などと思った。どうもそうではないらしい。上空を飛ぶとスティンガーの餌食になりやすいそうだ。◆スティンガーは携帯式ミサイルと言っても人が一人で抱えるには十分に重たい。空飛ぶものに照準を合わせるのは簡単ではない。照準はぴったり合わせなくても狙った方面に飛んでいるの飛行機が一機だけなら追尾し撃墜する。上空を飛ぶと照準を合わせやすいのだ。低空で飛ぶとスティンガーの照準を合わせにくい。◆なるほど、そういうことか。スティンガーを警戒してロシア軍のヘリは超低空を飛び移動するそうだ。
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◎2022年03月10日 ---- ボス ◎
- 株式相場 乱高下
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経営者として少しは株式の売買に興味はあるがあくまで「興味がある」程度。全くの素人。それでも毎朝テレビ東京の「モーニングサテライト」は観ている。株式相場の動きはチェックしている。◆そもそも私は経済評論家の言葉を信じない。せいぜい「競馬の予想屋」と同程度にしか聞いていない。彼らは勝手に予想して、予想が外れたところでなにも責任を取らない。予想が当たると「ほら、私が言った通りでしょ」と偉そう。◆こんな時期に不謹慎を承知で「株の予想屋」をやってみる。私の見立ては以下のとおり。「もし『プーチン失脚』とか『プーチン暗殺さる』とのニュースがあれば日経平均株価は24時間で2000円上がる」。逆に「もし『ロシア軍が原爆投下』とのニュースが流れれば日経平均株価は24時間で2000円下がる」◆競馬の予想屋や経済評論家と同じで、私はこの予想が外れたところで全く責任を取るつもりはない。当たった時(原爆投下だけは想像もしたくないが)は「ほらね、僕の言った通りでしょ」と言うかもしれない。
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◎2022年03月09日 ---- ボス ◎
- 戦時下のテレビ番組は?
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毎日、BSの報道番組でウクライナの戦況を確認している。プーチンは本当に酷い。腹が立つ。ウクライナの方々が可哀そうで心が痛む。平和な日本のテレビ番組はロシアの侵攻後もほとんど変化がない。お笑い番組、クイズ番組、旅番組、ドラマなど。◆ふと思った。ウクライナのテレビ番組はどうなっているのだろう? 子供向けの番組は流れているのだろうか?そうであってくれればいい◆ウクライナからは既に200万人以上が国外へ避難した。元の人口は4130万人だから、まだ3900万人はウクライナに残っている。就学前の子供だけでも数百万人。彼らは毎日、どんな生活をしているのだろう?ロシア軍におびえシェルターの中でじっとしている子供も多いだろう。可哀そう。そんな子供たちが、ほんの少しでもリラックスでき笑顔が出るのであれば、テレビで子供向け番組は続いていて欲しい、と願う。◆恐怖の継続は、子供達にはむご過ぎる。
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◎2022年03月02日 ---- ボス ◎
- 映画の観方
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「さすが、スピルバーグ!」って感じだ。日比谷ミッドタウンでリメイク版『ウエストサイド物語』を観た。美しい、楽しい、そして哀しい。映画の魅力が凝縮されている。オススメです。◆プレミアムシートで鑑賞しながら、ふと子供の頃の映画館を思い出した。佐伯市の映画館はまさに映画『ニュー・シネマパラダイス』に登場する映画館みたいだった。立ち見あり、座席でタバコ吸うのもOKだった。今のように座席指定ではなかったし、入れ替え制でもなかった。当時は上映途中から入ってくる客も多かった。途中から観始めて終りまで観て、また最初から観る。自分が観始めたところまで来たら帰るという客が多かった◆私も『若大将シリーズ』だとか『ガメラ』など、そんな観方をしていた。映画を途中から観るなんて今では考えられない。貧しい地方都市の成熟していない映画の楽しみ方だったのだろうか。それとも発展途上の、元気ある時代の上手な時間の使い方だったのだろうか?思い出して不思議に感じた。
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◎2022年03月01日 ---- ボス ◎
- タクシー
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昨夜、銀座からタクシーで帰宅した。「広尾までお願いします」と言いながら乗り込んだ。「六本木通りをお願いします」と運転手さんに伝えて私はスマホで複数のメールへの返信を始めた。ふと気付くと西麻布の交差点を越えていた。◆「次を左ですよね?」と運転手が優しい声で聞いてきた・「は、はい・・・」と戸惑う私。すると運転手が「お客さん、以前も一度お乗せしています。私はよく覚えていましたよ。乗り込んでこられたときに『あっ、あのお客様だ』ってすぐに分かりました」と言う。「そうですか。そのとき私がなにか失礼な態度だったとかじゃないですよね?」と訊ねると「とんでもないです。・・・」運転手さんが話を続けようとしたところで自宅前に着いた。◆広い東京でこんなこともあるものだ。面白い縁。普段からいろいろと気配りが大切だと再認識したウクライナ戦争で暗く憂鬱であるが、ほんの一瞬、楽しい夜になった。
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