‘ボス’ の記事一覧
◎2020年06月02日 ---- ボス ◎
- 黒川さん非難「もう十分じゃありませんか?」に対して
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5月23日に「もう十分じゃありませんか?」と題してこの欄で、辞職した東京検事長を少し擁護した。それに対し厳しいコメントをいただいた。(5月23日のコメントというところをクリックするといただいた文が読めます)◆私が有名人でこれがTwitterなどのSNSであったら「炎上」していたのだろうか。だから政治的な発言は控えたいのだが、つい感じたことを述べたくなる・・・◆あの時期に黒川氏が取った一連の行動はダメ。脇が甘い。辞職はやむなし。そこまでは多くの方々と私も同じ感覚。おそらく違うのは多くの方々が「検事が賭け麻雀をやったのだから懲戒処分にするべきで退職金など払うべきではない」と感じているのに対し、私は「賭け麻雀くらい許してやれよ。誰でもやっているじゃない。退職金まで召し上げることないでしょ」との思い。◆「少額でも賭博は賭博、犯罪だ!」という考えを持っている人が多いことは知っている。(今回の件では日本人の実に8割近くが「懲戒にすべき!」と考えているとの情報もあった。)パチンコや競馬競輪は「公営」なので身を持ち崩すほどやっても法律違反ではないが、仲間内で少額であっても賭けて行う麻雀やゴルフの握りは犯罪、との考えはもちろん間違いではない。だから私の考えは少数派なのだろう。◆「公務員だから悪いのだ。一般人なら許される」という考えの方もいるようだ。今回の件では「重要任務の高級公務員が自宅に特定の新聞記者を招き入れ親しくすることは良くないこと」ということは私も同感なのだが「公務員だから、仲間内の麻雀で少額でも賭けたらダメ」っていうのは少々厳し過ぎると感じている。◆大学時代仲良く卓を囲んだ連中が「公務員になったから僕はもう麻雀やめるね」などとなったらかわいそう。もう少し鷹揚に「ま、それくらいいいか」とお目こぼしするムードにならないものかなあ、と感じている。
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◎2020年06月01日 ---- ボス ◎
- 三島由紀夫 「豊饒の海(全4巻)」の『暁の寺』より
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ゴールデンウィークに40年ぶりに読み返した「豊饒の海」その第3巻『暁の寺』に以下の文章が出てくる。私は納得しながらそこを読んだ。紹介する。◆「人々は永いこと自由と肉欲の過剰を怖れて暮らしていた。はじめて酒を抜いた翌朝のさわやかさ。自分にはもう水だけしか要らないと感じることの誇らしさ。・・・(中略)・・・そういう新しい快楽が人々を犯しはじめていた。そういうものが人々をどこへ連れて行くかは、本多にはおよそのことがつかめていた。・・・(中略)・・・純粋なものはしばしば邪悪なものを誘発するのだ。」◆二十歳で読んだときは全く理解できなかったであろうこの文章が還暦をとうに超えた身となり理解できるようになっていた。「暁の寺」の頃の本多は今の私と同い年くらいか。三島はこの文章を40歳で書いた。すごい。
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◎2020年05月25日 ---- ボス ◎
- しばらくは離れて暮らす「コ」と「ロ」「ナ」
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大変お世話になっている方から励ましのハガキをいただいた。そこで紹介していただいたのが左の短歌と絵。◆タナカサダユキさんという方の作品。ネットで検索してみたらすでに多くの方が紹介していた。◆「しばらくは離れて暮らす『コ』と『ロ』と『ナ』 次に逢ふ時は『君』といふ字に」◆素晴らしい。鬱々とした生活の中でも想像力と創造力を巡らし、明るい将来へ向けて励んでいきたい。
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◎2020年05月23日 ---- ボス ◎
- もう十分じゃありませんか?
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黒川検事長を検事総長にするために無理くり行った閣議決定、私は「これはダメでしょ!」と思っていた。さらに続く検察庁法の改定案にも反対だった。それは5月11日にこの欄でも訴えた。世間の猛反発を受け、与党は今国会での成立を諦めた。その直後に発覚した今回の黒川氏の醜聞。黒川氏は、ほぼ確定していた検事総長への道が閉ざされ辞職に追い込まれた。私は黒川氏に同情する。◆おそらく「検事総長になりたいです」と官邸に本人がお願いしたのではないだろう。本人はおとなしく名誉ある東京検事長を最後に定年退職しているはずだった。官邸か或いは官邸に近い人間が要らぬ忖度をして、黒川氏の検事総長へのルートが無理やり開かれた。これに対し野党やマスコミが騒ぐ。騒ぐのはもっともだ。私も不愉快だった。◆耐えきれず、本人も官邸も黒川検事総長誕生を諦めかけたところでの醜聞発覚だった。「この時期に、新聞記者の自宅の、狭い密室で、麻雀し、帰りはハイヤー」がマスコミに見つかった。完全に検事総長への道が閉ざされた。それどころか辞職をすることになった。私は「もう彼は十分すぎるほど社会的制裁を受けたんだし、その辺で許してあげれば?」と思う。そもそも黒川さんが仕掛けた無理な出世話でもないだろう◆野党やマスコミは「賭け麻雀」を問題にしている。野党でもマスコミでも60歳以上のまともな方は殆ど「賭け麻雀」の経験があるはずだ。おそらくつい数年前まではやっていただろう。彼らは「法に触れる悪い事」だから賭け麻雀を止めたわけではない。「やるチャンスが無くなった」から最近していなかっただけだ。◆「検事は法の番人なのだから一切法に触れることはやってはいけない」などと言えばキリがない。「高速道路は左車線を法定速度で走らなければならない」「風俗店に入ってはならない」「不倫してはならない」「麻雀するのはいいが賭けてはいけない」「ゴルフではオリンピックをしてはいけない」・・こんなことをすべてきちんと守っている検事なんて人間ではない。コンピューターと同じになる。◆検事は「まず自分が誰よりも普通の人間である」ことををこころがけるべきだと思う。黒川さんをいじめるのは、もう十分じゃありませんか?◆これまで大変な功績をあげて来た。退職金は満額払って静かに送り出してあげましょうよ。これ以上黒川さんをいじめたら誰も検事になんかなりたくなくなりますよ。◆くどいけど、「軽い賭け麻雀」や「10キロ程度の速度超過」はまったくしない人よりはしている人の方が検事に向いていると私は確信している
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◎2020年05月22日 ---- ボス ◎
- 麻雀は最高のゲームなのに・・・
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黒川検事長が辞職することになった。原因は「賭け麻雀をしたこと」のようだ。◆私は「黒川検事長を次の検事総長にするために」無理くり定年延長を決めた内閣のあり方には大きな疑問を感じていたから「黒川検事長、辞職」ということ自体は納得する。だがマスコミの報道に対して大いに疑問を感じている。◆賭け麻雀がそんなに悪いことか?私は麻雀愛好家の一人であるが、雀荘で賭けずに麻雀をしている人など一人も見たことない。テレビのコメンテーターも新聞記者も文芸春秋の重役だってやっているだろう。◆今朝の産経新聞。自分のところの記者二人が今回の麻雀の当事者でありお詫びの文を掲載している。その中で「賭け麻雀は、相手や金額の多寡にかかわらず決して許されるものではなく、厳しい対処が・・」◆「この時期に」「新聞記者の自宅で」「狭い密室で」「帰りはハイヤー」は誉められたことではないが「賭け麻雀」は大した問題ではないと私は思う。◆「この時期に」「新聞記者の自宅で」「狭い密室で」「帰りはタクシー」は道徳的問題だが法律的には問題ない。「賭け麻雀」は法律的には違法行為。◆マスコミはいつも、こんなくだらぬ「法律」のみを後ろ盾に誰かに襲い掛かる。こんなことでは「最高の知的ゲーム」である麻雀が廃れてしまう。少々の金額なら賭け麻雀は違法にならない、と法律を改正すべきだなどと思っている。
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◎2020年05月20日 ---- ボス ◎
- 何組の「カップル誕生」が消えたのか
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もしコロナ禍が起こっていなかったら「将来、結婚に繋がるカップル」がいったい何組この間に出合っていたのだろう?◆もちろん中には「コロナ禍があったから出会ったカップル」もあるだろう。だが、その数百倍か数千倍もの「本来ならこの時期に出合えたはずのカップル」が残念なことに運命を変えられた。私の計算ではこの3カ月で約10万組、20万人程度の出会いが消えたことになる。◆マスクをして素顔を出せず、ソーシャルディスタンスを守り、人と出会うことや話すことは悪い事とされる。異性と出会うチャンスはない。オンラインの飲み会やオンライン見合いも始まったと聞くがなかなか将来結婚へと結びつく出会いは多くないだろう◆コロナは出会うべきカップルを出会わないように仕向け結果的に将来誕生する予定だった子供が産まれることがなくなった。◆ニュースでは「経済と死」の比較が流れるようになったが「出会いのチャンス」も同等に語られることを期待している。◆しかし誰も、そんなことは心配していないようだ。まさかコロナが終わったら出会いのV字回復があるとでも思っているのだろうか?そんなことあるはずないのに。
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◎2020年05月19日 ---- ボス ◎
- どんな人がコロナに罹ってるの?
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我が国で新型コロナウィルスに感染した人は1万6千人、それによって亡くなった人は750人。どちらも「意外と少ない」と私は感じている。「大騒ぎ度」を「コロナ死者数」で割った指数でもあれば、わが国は恐らく「コロナ死一人当たりの大騒ぎ度」は断トツの世界一であろう。ま、それはいい。置いておく。◆「それほど注意をしなくてもいいんじゃない?」などと言いたいのではない。感染者が16000人にもなれば、もう少し詳しい統計的なデータを示してもらいたいと言いたいのだ。「男女比」「年齢別」などの一般的なものだけでなく「風俗店従業員」「風俗をよく利用する客」「パチンコ店に通う」「普段マスクをあまりしない」「手洗い・除菌をマメにしない」「タバコを吸う」「声が大きい」「酒が好き」「ジョギング好き」「ゴルフをする」など統計を追うとこれまで気付かなかった問題が見えてくる。ひょっとすると「パチンコとコロナ」は全く関係ないのかもしれない。◆今は「どこで感染するか分からない」との理由でなんでも厳しく対応している。16000のデータがあれば徐々に「これは〇、これは✕」というものが明確になってくるだろう。◆今現在、一般的に言われるのは「高齢者は危険」「糖尿病患者は危険」「癌の治療者は危険」などだが、もっともっと分かるだろう。そういえば「ハゲは死亡率が高い」などの噂がある。本当なのだろうか?
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◎2020年05月18日 ---- ボス ◎
- 客の方を向いた営業 向かない営業
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確かに個人差はあるのだが例えば証券会社の営業マンの多くは「客の利益」よりも「会社の利益」を優先しているように感じる。「会社の利益」に貢献することが出世の近道となるところがあるせいだろう。それじゃダメだ!と思う。◆まずはお客様のため、ひいては我が国日本のため、さらには世界のため、くらいの広く深い気持ちを持たなければ人間としても寂しいし、これからの社会はまさのソコを評価されるのだろうと思う◆証券マンや銀行マンの多くが、そして我が国の政治家の多くが「自分のことよりもみんなのこと」と考え始めたらやっとこの国は再び成長を始めるのだろうと思う◆いずれにしても「自分さえ良ければ・・」という考えはつまらない。「自分さえ良ければ」で短期的に稼ぐことができても長期的には必ず躓く。躓いても誰も助けてはくれない。
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◎2020年05月13日 ---- ボス ◎
- 母の夢
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老いた母が昨夜久しぶりに私の夢に登場した。内容は覚えていないが、私はその夢の後、目が覚めてしまい再び眠れずとうとう起き出してしまった。灯りをつけ、ボーっと天井を見ながら、母に何も恩返しができなかったことを悔いていた。もう少し優しく接していれば良かったな、と恥じた。もう少し元気で長生きしてくれていたら恩返しもできたのにな、と残念に思った◆小学校に通い始めたころ、学校の近くに小学生に向けた「標語」が掲げてあった。よく覚えている。「かあさんに いえないことは わるいこと」◆振り返ると、私は小学校の高学年ころから徐々に「わるいこと」をするようになった。おかあさん、ごめんなさい。◆そういえば先週は「母の日」だった。気付かないうちに過ぎていた。
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◎2020年05月12日 ---- ボス ◎
- 『豊饒の海(全4巻)』(三島由紀夫)再読了
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「転んでもただは起きぬ」・・クソコロナのおかげで最低のゴールデンウィークとなった。旅行どころか外出すらままならぬ日々。何もしなければただの「負け」になってしまう。そこで私は40年ぶりに三島由紀夫の最後の長編『豊饒の海』に挑戦した。◆4月25日に読み始め3週間かかって5月10日に読了した。すごく面白く大変感動するのだがとにかく難解。難しい言葉が多い。読む速度は上がらない。◆これまでもそうだったが「最も感動した本は?」と問われれば『豊饒の海』とはっきりと答える。◆私は実は「輪廻転生」を信じていないし望んでもいない。今の人生が終わるとき「これで、おしまい」で良いと思っているし、そうなのだろうと思っている。だが、ちょっと輪廻転生を期待する気持ちも芽生えてきた。
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◎2020年05月11日 ---- ボス ◎
- 「#検察庁法改正案に抗議します」
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特に政治に興味があるわけでもないが経営者として最低限の政治ウォッチャーであらねばならないとは思っている。安倍総理、コロナ問題では「アベノマスク」などと非難される面もあったが基本的によく頑張っていると思う。いろんな人に貶されているが我が国の死者は少ないし未だにパチンコをしている人までいるのだから日本はすごい安全な国を保っている。安倍総理のおかげも大きいと思っている。(突然話は違うが大阪の吉村知事も頑張っている。九州大学卒業ということで私の後輩。吉村さんがこの時期大阪の知事で本当に良かったと思う。もし横山ノックだったら大阪はどうなっていたか・・・)◆安倍さんはよく頑張っている、と私は思っているがそれでも「#検察庁法改正案に抗議します」との世間の声が大きいのは事実。私も検察庁法改正案をこの時期通すことには反対だ。多くの方がツイッター上で反対の意を示しているこの法案、もし力づくで通すことになるとさすがに安倍内閣は持たないだろうと思っている。その時は私も安倍さんを「よく頑張っているな」などと言わなくなるだろう。
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◎2020年05月11日 ---- ボス ◎
- 価値観の相違
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緊急事態宣言発令中にもかかわらず営業を続けるパチンコ店には開店前から長蛇の列ができていた。並んでいる客の中の一人の女性にテレビのマイクが向けられた。「緊急事態宣言が出ている中、パチンコしなくてはならないのですか?」と聞くテレビに対しその女性は「私、コロナに罹って死んでもいいんです」と笑いながら答えていた。それを観ていた多くの視聴者は「あんたが死ぬことを心配してんじゃねえよ。あんたが死ぬ前に何人かの人にコロナを移すことを心配してんだよ」と怒ったことだろう。もしその怒りを彼女に伝えたら「あら、そんな他人様のことなんか私、知りませんよ」と答えたことであろう。◆「人のことなど知らない、自分さえ楽しければいい」と考える人が多い。ただ、こういう人はまともな経営者やリーダーにはなれない。◆部下から「社長、テレワークにしてください」「部長、マスクしてください」「課長、机と机の感覚を広くしてください」などと言われたときに「大丈夫だよ、心配し過ぎだよ」と答えたら即パワハラである。部下が「大丈夫ですよ」と言うのを「いやいやダメだよ、キミがコロナに罹ったら会社全体が迷惑するんだから」と教えなければならない◆難しいのが家庭内。家長制度があった昔なら家長であるお父さんの言うことに従えば良かったが、それは昔むかしの話。現代は家庭内で誰が偉いのかがぼやけてきた。父親が厳しくすると「お父さん心配し過ぎだよ」になるし逆だと「お父さんと一緒にいたくない」となってくる。親子が一緒に暮らしていればまだ多数決での解決方法があるが新婚家庭などは大変だろう。「ウチの主人、細かいこと気にしすぎ!」と腹を立てる妻もいれば「ウチの旦那、家庭内でもマスクしろって言うのよ、バカじゃないの!」と怒るいうカミサンもいる。◆上下関係がない同居の中で「価値観の相違」が明らかになると難しい。論理的に「これは安全だ」と言える明確な線が引けないから。この秋には多くのコロナ離婚が生じそうだ。
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◎2020年05月08日 ---- ボス ◎
- なんで朝日新聞はこんなにイジワルなの?
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朝日新聞ってどうしてこんなにイジワルなのだろうか?◆7日、朝日新聞(電子版)は「政府のコロナ対応、海外から批判続出」との見出しで英紙ガーディアンの記事と英BBCの放送を紹介している。ガーディアンは「日本はPCR検査の数が少なすぎる」と批判し、BBCは「日本は検査数を増やさないとパンデミックを終結はかなり困難」と報じたと朝日は言う◆ほんとかいな? 「イギリスのメディアは朝日新聞よりもひどいのか?」と思ってしまう。◆人口6800万のイギリスではすでにコロナで3万人以上が死んだ。一方、わが国は人口が1億2600万でコロナでの死者は560人。人口10万人あたりのコロナ死者数は [英国:44人 日本:0.44人] !!! 実に100倍も英国の方が死亡率が高いのだ!!◆まともな感覚の英国メディアなら「日本を見習え!」だとか「なぜ日本は封じ込めに成功したのか?」などと報道するであろう。それが朝日が紹介するのは「批判続出」となる。朝日がバカなのか、本当にガーディアンやBBCがバカなのかは知らないが・・・。本当なら「あんたにだけは そんなこと 言われたくないわ!」と言い返さなければなるまい。
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◎2020年05月07日 ---- ボス ◎
◎2020年05月04日 ---- ボス ◎
- ゴルフとコロナ
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連休中にゴルフに行った。ゴルフ場には予想以上の客が来ていた。受付ではみんなマスクをしている。ところがプレー中は殆ど誰もマスクをしていない。カートの上では大声で楽しく語らっている。昼食時のクラブハウスのレストランも大賑わい。これでは自粛して店を閉めている街の飲食店主が可哀そう。◆ゴルフ場によってはクラブハウスに入るところで体温を測っているところもある。レストランと風呂を閉めているところもある。「コロナ感染防止のため旗竿は抜かないでください」とか「バンカーレーキを置いていません。バンカーは足でならしてください」などと言うゴルフ場もある◆日本のゴルフ場経営者やゴルフ評論家はバカばかり。米国のゴルフ評論家が言った「ゴルフでの注意点」をそのままマネしていればコロナに罹らないと思っている。本当にどうしようもないバカばかり◆4人が密接して相乗りするカートは使用禁止にすべきだろう。(アメリカには4人乗りカートなどない。2人乗りカートを一人1台利用している) 4人乗りカートを使用禁止にできないないのならばせめて「カート移動時はマスクをして会話を控えてください」くらいの指導はすべきだろうに誰もそれを言わない。◆「ゴルフ コロナ」などと検索してみたが「カート移動時の会話」や「レストランでの会話」を注意する者は一人もいなかった。「旗竿を持たないこと」「バンカーレーキを持たないこと」「検温」「カートの消毒」「従業員のマスク」など、どうでもいいことばかりに気を配っている。◆これではいつかゴルフ場でクラスター感染が出てしまう。
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◎2020年04月24日 ---- ボス ◎
- 寂しい不安なゴールデンウィーク
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実は明日(25日)から我が社は長期休暇に入る。5月6日まで12日間、長いゴールデンウィークだ。とは言えコロナのおかげで実際にはゴールデンでもなんでもない、ただの長くストレスが溜まる連休になる。神が私に与えたこの「長い休暇」という試練をどのように超えようかと悩んでいる。◆私は「暇つぶし」という言葉が嫌い。そもそも「暇」が嫌い。子供の頃から「暇」が好きではなかったが還暦を過ぎ残りの人生がそう多くはないことに気付いてからは一層「暇」が嫌いになった。「もったいない。残り少ない人生、『暇』に時間を潰すなんてもったいない」と思う。さりとて12連休、旅行に行けるわけでもない、どうやって過ごそうか。◆読書が一番。と言っても「暇つぶし」の読書はもったいない。せっかくだから昔読んだ名著をじっくりと読み返してみようか。『豊饒の海』(三島由紀夫)『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)『赤穂浪士』(大佛次郎)『蒼穹の昴』(浅田次郎)『流転の海』(宮本輝)或いは『チボー家の人々』(?)『エデンの東』(スタインベック)『阿Q正伝』(魯迅)・・・こうやって書いてみると読み返してみたい本は多い。「若いころはよく読んだな。馬力があったな」などと感心する。◆さて連休明けに、なにを読みましたと報告できるだろうか?(本命は『豊饒の海』だが、今の私にはあの本を読むパワーがすでにないかもしれない)
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◎2020年04月24日 ---- ボス ◎
- コロナの影響・・不倫が減る
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私は(残念ながら?)ついぞ経験することが無かったが、裕福になった我が日本の巷では「不倫」と呼ばれる大人の恋愛が横行している。「あの人とあの人は怪しい」と思われる二人はまず間違いなくそういう関係だと思っていい。私はついぞ経験しなかったが私も若いころ何回か誘惑もあり「不倫」に憧憬すら覚えたことがある。度胸がなく、暇がなく、おカネがなかった。今なら少しは度胸も付いたしヒマもカネも少々ならあるのだが歳を取り過ぎた。相手もいなければカラダも言うことをきいてくれない。残念。◆前置きが長くなった。「コロナ禍によって社会がどう変わるか、どんなことでもいい、想像してみろ」と社員たちに言っている。「考えろ!」と言っている。私も考えている。そんな中で思いついた。「コロナで不倫が減る」と。◆テレワークが増え外出する機会が減ると不倫カップルはおちおち逢瀬を楽しむことができなくなる。会う機会が減る。何とか会うことができてもラブホテルの衛生面は心配だ。逢瀬の質が変わる。さらに追い打ちをかけるようにテレワークによって映像付きの電話利用が急速に進んできた。今までも使えた機能だが、これまでは夫婦間で映像付きで電話する者などほとんどいなかった。それがコロナによって「あら映像送信って簡単ね。これからはこれにしましょ」などとなってくる。不倫しているものにとっては厄介な提案だ。「めんどくさいよ」などと断ることが難しい。逢瀬の最中に映像付き電話が奥様から或いは旦那様からかかってきたら・・・。◆こうして先進国の特権のようであった「不倫」はやがてとてもしづらいものになるのではないだろうか。◆ああ、私はそんな事態になってもなにも困らない。困ってみたかった。
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◎2020年04月23日 ---- ボス ◎
◎2020年04月23日 ---- ボス ◎
- コロナがもたらすモノ
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厄介なコロナウィルス。我が社もコロナウィルス対策でテレワークが中心になった。社員のみんなは自宅でまじめに仕事に向かってくれている。ありがたい。ITCが苦手な私は一人苦労している。なんとかWEB会議にも参加しラインワークスで指示も出してはいるが隔靴掻痒の感は否めない。◆そんな中で社員たちには「このコロナ禍で世の中がどう変わるか、想像してみてそれを報告してください」とお願いしている。「コロナ離婚が増える」「コロナベイビーが増える」「オンラインラブが増える」「都心の不動産価値が落ちる」などのレポートが上がってきている。中には「テレワークのため念入りな化粧をしなくてよくなり化粧品が売れなくなる」などとユニークなものもある。こういったユニークな(人がまだ気づいていない)レポートを期待しているのだが残念ながらなかなか少ない。◆私は「銀座からカラスがいなくなる」と予想した。多分、既にいないだろう。「コロナデブが増える」と予想した。これもすでに実感している人が多いと思う◆まだどの社員からも上がってきていないのが『温暖化現象の鈍化』。16歳のスェーデン人環境問題活動家グレタさんの行動には頭が下がるが世界中の政治家たちは彼女の発言にまともに応じようとはしなかった。グレタさんの行動や発言を軽くあしらっていた政治家も今回のコロナには真剣に対応しなくてはならなくなった。◆ということは「コロナは少しは良い事をもたらしてくれた」と言えるのかもしれない。少なくとも我々はこのコロナ禍から何かを学ばなければならない。
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◎2020年04月21日 ---- ボス ◎
- 超「明るいニュース」なのだが なぜか誰も喜んでいない現実
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昨日「超 明るいニュース」が飛び込んできた。「米スタンフォード大の研究チームが住民を対象に新型コロナウイルスの抗体検査を行った結果、ウイルスに感染した人は確認されている感染者の50~85倍に及んでいる可能性がある」というもの◆これまで公的機関が「感染者」として把握していた数字に対して、実際にはその50倍から85倍程度の人がすでにコロナに感染していたということ。彼ら(感染者)は無症状か非常に軽い鼻風邪程度の症状だったのだろう◆この数字が意味するのは「新型コロナウィルス」での致死率はこれまで考えられていた率の1/50か1/85になりますよ、ということ。つまりそれほど恐ろしい病気ではないですよ、ということ。◆「陽性」というだけで隔離してきたこれまでの対応は不要になる。すでにその辺に「陽性」の人たちが多くいるのだから。「陽性」でも症状が軽度の者は自宅で療養すればいいし無症状の方は普通通り過ごせることになる。怖さは季節性インフルエンザと大して変わらない。◆もちろんワクチンができるまではインフルエンザよりは厄介だし、高齢者は十分注意が必要だが経済活動の再開は間近に迫ってきたと判断できるのではないだろうか?スタンフォード大学の研究と同様の結果が他の機関、そして我が日本での検査結果と合致すれば急激に経済は回復する。もう少しの辛抱だと私は思っている。◆この超「明るいニュース」を我が国のマスコミが大きく報道しないのが不思議だ。「浮かれるな! 慎重に!」っていうことかな?
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◎2020年04月21日 ---- ボス ◎
- 新聞社 もっと勉強しろ!
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昨日Yahoo!ニュースが報じた西日本新聞の記事。程度の低い西日本新聞の記事だがその記事をそのまま報じるYahoo!ニュースも情けない。記者(書き手・報じ手)の力量が低すぎる。プロではない。腹が立つ。◆その記事、見出しがこうだ。「福岡の感染者 7割が50代以下」・・もちろんコロナウィルスのことだがこれを読んで「へえぇ、そうなんだ」と思う何も考えない人が多すぎる。見出しに「7割が50代以下」って大きく報じる意味はなに?「7割が20歳以下」って言うのならニュースになる。「95%が50代以下」でも立派なニュースだ。だが「7割が50代以下」って何なの? 多いの?少ないの? ◆「50代以下」ってことは「59歳以下」ってことでしょ。人口の7割くらいじゃないのかな? 人口の7割が「50代以下」なのに「感染者の7割が50代以下」なんて見出しを付けて報じるセンスの無さ。西日本新聞、上司はどんな教育をしているのか?
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◎2020年04月20日 ---- ボス ◎
- レンタルビデオ
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先週の話。TSUTAYAに行った。1階の本売り場はガラガラどころか客はゼロ。私のみ。店員は3人。「TSUTAYAかわいそう、TSUTAYA頑張れ!」と思った。(写真)◆無人レジで本を2冊購入したあと「久しぶりにDVDを借りよう」と思い地階のレンタルコーナーへ下りた。こちらは数人客がいた。『タクシードライバー』と『オリエント急行殺人事件』を借りようと思ったが借り方が分からない。店員に尋ねると「会員登録をしてください」と言われ私は登録料を払い会員になりその2本のDVDを借りて帰った。◆2本の映画はどちらも今の私には響かなかった。時間つぶし程度にはなった。2本ともレンタル期間は1週間であったが私は二日後にTSUTAYAに返却しに行った。◆驚いた。地階への階段前にロープが張られ看板が立っている。「当分のあいだレンタルコーナーは閉店とします」だって。「登録料返せっ!」とも言いたいが私はそんなに小さい男ではない。登録料は返さなくてもいい。でもなるべく早くに復活してくれたらいいな。家庭でDVD観るのもそんなに悪いことじゃない。
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◎2020年04月18日 ---- ボス ◎
- 算数苦手なマスコミ?
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新型コロナウィルスによる感染症、潜伏期間は最長14日と言われている。「最長」が14日なのだ。平均すれば6日程度。それなのにテレビに登場するコメンテーターなどは潜伏期間が「一律14日」であるような言い方をする。◆「今日、発表された感染者数は『今日』感染した方の数字ではありません。『二週間前』に感染した方の数字なのです」などと言う。誰も「ちょっと待って、違うんじゃない?」と言わない。みんな算数が苦手?統計学を知らない?◆今朝もテレビの司会者が医師に聞いていた。「『緊急事態宣言』が発出されましたが実際に感染抑制の効果はあるのでしょうか?」その質問に対して医師は「みなさんご存知の通り潜伏期間は14日です。緊急事態宣言が発出されたのが4月7日ですから効果が出るとしたらその14日後の21日頃から感染者数が徐々に減っていくことでしょう」と答えていた。「そうじゃないでしょ!!!???」と言いたい。4月7日の夜の発令だから8日から対応。既に10日が過ぎた。「もう効果は出始めている」と見るべきでしょう? 算数的にはそうでなければおかしい。賢い中学生でも分かる問題。
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◎2020年04月17日 ---- ボス ◎
- ゴルフ場、カートでの感染注意
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石田純一さんがコロナに罹った。沖縄でゴルフをしていたという。心配だ。◆前にもこの欄で書いたがゴルフは人との距離を十分に取ってやる屋外のスポーツだからコロナには感染しにくいように思う。私もそう思っていた。気を付けてやれば安全だろう◆だが楽しいゴルフ中はつい気が緩む。カートでの移動時の会話。マスクをせずに大声でしゃべる。飛沫感染だらけになる。「カート移動時はしゃべらない!」を徹底しなければ・・・! 手遅れになる前に誰か大声で叫んで!
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◎2020年04月17日 ---- ボス ◎
- 味覚障害?
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我が社には本社にも分室にも「ミル付き全自動コーヒーメーカー」を置いている。カップをセットしてボタンを押すだけで、自動的に豆を挽いてくれ、美味しいドリップコーヒーを飲むことができる。昨日、分室でコーヒを自分で入れて(と言ってもボタンを押しただけだけど)飲んだ。「んっ?味も香りもない!! ややっ、オレもコロナにやられたかっ?」と思った。ひるんだ。◆違った。薄いだけだ!良かった!◆本来、コーヒー一杯に注ぐお湯の量はボタンを押す前に調整しセットする。湯量を少なくすると濃く、多くすると薄いコーヒーになる。私は普段は140㏄にセットしてやや濃いめのコーヒーを飲んでいる。昨日は湯量チェックをせずにボタンを押した。私の前に飲んだヤツは薄めのコーヒーが好きな人のようだった。200ccにセットされていた。◆いつもより多めに注がれたコーヒーを飲んで「んっ?香りがない!」と思ったのだった。
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◎2020年04月16日 ---- ボス ◎
- 「人を見たらコロナと思え」
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「必要以上に警戒することもない」などと言ってきた。ではどの程度が「必要以上」なのかと聞かれると困る。人によって加減が違う。1カ月前の私と2週間前の私と今の私で「必要以上の警戒」の程度が異なる。1カ月前は親しい方とのハグは問題なかったが今ではマスクしていない人と話すだけでも嫌な感じになってきた◆私にとって散歩は問題ない。先ほど散歩を兼て昼食に出た。お好み焼き屋が開いていた。店は半地下。換気のためだろう、ドアが開いていた。中の様子が見える。カウンターでお好み焼きを焼いている。客はみなカウンターの方を向いているので「飛沫感染の心配は少ないな」と思って入った。「豚玉・ソバ入り」を注文。注文して気が付いた。客はみな、お好み焼きが出来上がるまでマスクをしている。一方、お好み焼きを焼いているオニーサンはノーマスク。そのノーマスクのオニーサンが大きな声でよくしゃべる。私としては「おいおい、こんな時期だ、マスクするか黙って焼くかどちらかにしてよ」と言いたい。言いたいが気が小さく争いごとを嫌う私はそれを言えない。「このオニーサンがコロナではありませんように」と祈るだけ。「あの店は行かない方がいいよ」と社員には伝えよう、と思いながら急いでお好み焼きを半分食べて店を出た。お好み焼きは火を通しているから大丈夫かな、でもこのグラスには飛沫が入っているかもな、と思いグラスの水は飲まなかった◆いつのまにか私は「人を見たらコロナと思う」ようになってしまった。
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◎2020年04月15日 ---- ボス ◎
- なんでマイナンバー制度を利用できないの?
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大騒ぎして国民一人ひとりに番号を付けた制度「マイナンバー制度」の運用が始まったのは2016年の1月だった。私はこの制度によって国民一人ひとりがいくら稼ぎいくら納税しているのかを管理できているのだと思っていた。制度導入の最大の目的はそこにあったと記憶している◆ところがそれができていないようだ。コロナ禍による補償問題。「一律30万円を世帯主に配る」(私は個人的にはこの意見に賛成だが)と誰かが言うと「世帯主より配偶者の方が所得が多い場合がある」などと言いだす。要するに誰の所得が多く誰が少ないのか把握しないと配っても不公平になる、というのである。とりあえず全世帯に配って年末調整で金持ちから取り返せばいい。(現状のままでも累進課税で金持ちは多くを返金する仕組みになっている)◆マイナンバーで各人のカネの流れを把握していれば簡単なのに・・なぜそれができないのか不思議だ。国会議員もテレビの評論家も誰一人「マイナンバー」を口にしないのも不思議だ。私が勘違いしているのか?
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◎2020年04月14日 ---- ボス ◎
- 何かを得なければ・・・。
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息子に小児がんが見つかったのは生後半年のときだった。まだ立つこともできない可愛い幼い息子が大手術を受けた。手術室の前で待ちながら私はただ手術の成功と後遺症が残らないことを祈ることしかできなかった。神様にも仏様にも祈った。祈りながら考えた。「なぜ神様はこんなにオレをいじめるのか?」「なぜ仏様は何も悪いことをしていない産まれて数か月の息子を苦しめるのか?」・・・もちろん答えは出ない。分からない。だがそこで私は思った。「この苦しみから何かを得なければ、ただの苦しみ損だ」と。◆息子が手術している間に吸ったタバコを最後に私はタバコをやめた。それまで一日に50本近くセブンスターを吸っていたのを止めた◆あのときにタバコを止めずにダラダラと毎日50本吸い続けていたら私は既にこの世にいないのかもしれない。神様と仏様は、息子に大病を経験させることで父親をタバコに寄る病から救ってくれたのかもしれない。◆コロナ禍はまだまだしばらく続きそう。我々はただの苦しみ損であってはならない。このコロナ禍からなにかを得なければならない。
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◎2020年04月13日 ---- ボス ◎
- ゴルフ場のカート、コロナ危険かも?
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ゴルフをするとき、昨年まではなるべく(カートに乗らずに)歩いてラウンドしていた。正月に膝と足首を痛め3カ月近くゴルフができなかった。少し良くなったので3月の終わりからゴルフを再開したがさすがに歩いてのラウンドは無理。カートを利用している。◆2週間前にはゴルフ場で久しぶりに会う仲間たちにハグしながら「濃厚接触?」などと冗談が言えた。たった2週間でそんな冗談も言えなくなった。◆電車やエレベータを利用してオフィスに行くよりもクルマでゴルフ場へ行く方がよほど安全だ、と思っていた。ところがそうでもないことに気が付いた。危ないのはカート移動時。◆ゴルフは楽しい。久しぶりに一緒にラウンドする仲間との会話は弾む。カートに乗って移動するときには話題は豊富。大きな声で談笑する。この談笑もゴルフの魅力の一つであるが、カート上で密着しての大声での談笑は確実に飛沫感染を生む。歩いてプレーするのは安全だがカート利用のゴルフは怖い。だが私は歩けない。なかなか「カート移動時は話すのを止めましょう」とは言い出せない。自分はさておき、「この4人はコロナ陰性だろう」と信じてラウンドした。◆「ゴルフはオープンエアでのスポーツだしクラブを振るので競技者は1m以内に近づくこともない。最近は旗竿も抜かないのでコロナが移る可能性は極めて低い」などと言われているが「カートでのおしゃべりは危険!」と誰も指摘していない。気を付けましょう!
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◎2020年04月10日 ---- ボス ◎
- 普段からの心掛けが違う
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武漢でコロナが急速に広まったのは「どこでも唾を飛ばしながら大声で話す」下品な中国人の生活様式が大きな原因の一つだと確信している。中国は共産党ならではの強制力を持って都市封鎖を行いこの危機を乗り越えようとしている。イタリアやスペインの人たちも声が大きい。エレベータの中でも電車の中でも知らない者どおしがすぐに仲良くなり大声で語り合う。楽しい光景だが「握手やハグやキスの文化」と併せてコロナが広まったと思う。共産党国家ではないので国民はなかなか政府の言うことを聞かない。死者は増え続けた。◆一方我が国は。一部の若者はともかく、大多数の大人は分別があり必要以上の大声は出さない。握手もハグもしない。中国や欧米とは「文化」が異なり、わが国はかの国に降らべ大きく衛生的なのである。◆JAL、ANAの国際線に乗ると気が付くのがトイレがキレイなこと。乗客がトイレから出るとすぐにCAがトイレを洗浄するために入る。10時間のフライトでも離陸した時と目的地に着いたときでトイレはほとんど同じ状態。これが欧米の飛行機に乗るとまったくダメ。CAはまずトイレに近づかない。トイレはどんどん汚くなる。床のあちこちに湿ったトイレットペーパーが張り付いている。「トイレ掃除は私の仕事じゃないの」欧米のスッチーは客に向かって平気でそんなことを言う◆ふだんの衛生的なマナーと気配り、文化的な生活意識の高さ、わが国民はきっと都市封鎖をしなくてもこの難局を乗り越えられるものと私は信じている。
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◎2020年04月09日 ---- ボス ◎
- 交通事故とコロナ禍
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1948年に4,000人だった我が国の交通事故による死者数が54年には6,000人になり58年には8,000人、62年には12,000人になった。二次曲線的に増えていた。「なんとかしなければ・・・」多くの政治家や役人が悩んだ。マスコミも「なんとかしなければ」と訴えた。日本中の交通機関をストップすれば年間1万人以上の命が救えることは間違いない。それでも誰も「クルマを止めろ!」とは言わなかった。言ったのかもしれないがそんなことは歴史に残っていない。◆コロナウィルスですでに100人近くが亡くなった。まだまだ増える勢いである。政府は緊急事態宣言を出した。テレビの評論家やマスコミはこぞって「遅すぎる!」と批判する。「人の命が最も大切でしょ!僕は正論を言っているだけですよ。遅すぎますよ!」と喚くコメンテーター。観ちゃいられない。◆「はいはい、あなたの言っているのは正論ですね。あなたが総理になったらすぐに日本中の交通機関を止めちゃうんでしょうね?年間、数千人の命が救えるのですからね」と安倍さんは言い返したいことだろう。かわいそう。安倍さん、政治家(特に与党)の皆さん、官僚の皆さま、医療従事者の方々、本当にお疲れ様です。ありがとうございます。
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◎2020年04月09日 ---- ボス ◎
- 緊急事態宣言に対する各国の反応・・「オマエにだけは言われたくないわ!」
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安倍総理が発出した緊急事態宣言に対し各国のメディアが「遅すぎる」「もっと強制力を持て」「生ぬるい」などと批判的だ。アメリカ・フランス・イタリア・スペインのメディアまでもが同様の記事を流している◆「オマエにだけは言われたくねえよ!」と言い返したくなる。人口1億2千万の我が国でコロナで亡くなったのはまだ100人に満たない。100万人に一人も死んでいない。アメリカ・フランス・イタリア・スペインの死亡率と比較すると二ケタも違う。「コロナ対策ももちろん重要だが、できる限り経済に悪影響を避けたい」と政府が考えるのは当然。◆野党も、国内のテレビの評論家もこぞって「遅い!遅かった!」「もっとたくさんカネ出して休業補償しろ!」としか言わない。そんなこと中学生でも言えるわ!◆安倍総理をはじめとして「国民の『生命』と『財産』を守る」べく懸命に頑張ってくれている政府及び各官庁の方々にも我々は「ありがとう。お疲れ様」と言う気持ちを持つべきだと思う。私は彼らを我が国の誇りとさえ思っている。
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◎2020年04月08日 ---- ボス ◎
- また外れた 本屋大賞予想
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ゴルフのマスターズや全英オープンの優勝者、競馬の有馬記念やダービーの優勝馬など毎年気合を入れて予想する。中でも最も時間をかけて予想するのが「本屋大賞」。昨日、今年の本屋大賞が発表された。私の予想はまた外れた。受賞作は『流浪の月』(凪良ゆう)だった。もちろん私はこの本も読み「上位には来るだろう」と予想していたが、まさか大賞を取るとは・・。◆本屋大賞に限っては(いやマスターズもそうだが)私の予想はずーっと外れっぱなし。おかしい。私は自信あるのになぜ私が推す作品は受賞しないのだろう◆振り返ってみよう。『』が私が推した本屋大賞予想。(「」)が実際の受賞作品。「」の後ろは私が予想したその作品の順位◆
2008年 『八日目の蝉』(6位) (「ゴールデンスランバー」2位予想)
2009年 『のぼうの城』(2位) (「告白」3位予想)
2010年 『横道世之介』(3位) (「天地明察」2位予想)
2011年 該当作なし (「謎解きはディナーのあとで」ランク外)
2012年 『ジェノサイド』 (2位) (「舟を編む」2位予想)
2013年 『楽園のカンヴァス』(3位) (「海賊と呼ばれた男」2位予想)
2014年 『昨夜のカレー、明日のパン』(2位) (「村上海賊の娘」未読)
2015年 『サラバ!』(2位) (「鹿の王」未読)
2016年 『君の膵臓をたべたい』(2位) (「羊と鋼の森」2位予想)
2017年 『みかづき』(2位) (「蜜蜂と遠雷」2位予想)
2018年 該当作なし (「かがみの孤城)ランク外)
2019年 該当作なし (「そして、バトンは渡された」ランク外)
2020年 『ライオンのおやつ』(?) (「流浪の月」2位予想)... 続きを読む
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◎2020年04月07日 ---- ボス ◎
- 時差出勤の残業・・コロナ禍から学ぶもの
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コロナ対策で我が社では2月20日頃から時差出勤を始めた。言うまでもなく朝夕の混雑した電車を避けることが目的だ。職員を二班に分け、A班は07:30~16:00、B班は10:30~19:00の勤務とした。そうすることで新橋駅が最も混雑する朝8:00~9:30、夕方17:00~19:00に新橋駅に近づかなくてよくなる。◆時差出勤を始めて1か月が超えた。私はあることに気付いた。私が気付く前に誰か(できれば総務)に気付いて欲しかった。それはA班は残業が多く、B班は殆ど残業がない、ということ。各職員は曜日によってA班勤務になったりB班になったりする。きちんとシャッフルしている。それなのにA班は残業が多くB班は殆ど残業しない。◆A班が残業すると帰宅時に新橋駅の夕方のピークにぶつかる。B班が残業したら逆にピークを避けることになる。「コロナ対策のための時差出勤」と理解していれば残業はA班でなくB班でやるべきだ。◆ところがA班の終業時(16時)にはまだ外は明るく飲み屋も開いていない。回りにはB班の連中が仕事している。「ちょっと残業して行こう」となる。一方B班終業時(19時)には回りは暗く新橋の飲み屋はどこも「いらっしゃーい」状況だ。A班はすでに帰っている。で、B班の連中は残業せずにさっさと帰る。おそらくそういうことだろう。◆コロナ禍が我々に「壮大な社会実験」をもたらした。きっと得るものもあるだろう。いや、このコロナ禍からなにかを学ばなければならない。上司に指示されたままボーっと暮らしていたのでは何も学ぶことができない。◆「一所懸命に回りを見て、自分のアタマで考えてみろ!」私は繰り返し部下たちにお願いしているのだが・・・。
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◎2020年04月06日 ---- ボス ◎
- コロナ終息後
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コロナ禍はジワジワと確実に日本を包み込もうとしている。仕事にならない。ストレスは溜まる。テレワークなどの壮大な社会実験が始まっている。数日前、私はこの欄でコロナ禍終息後を予想することが大切だ、と書き「コロナベイビー」や「コロナ離婚」が増えるのではないかと書いた。今朝の情報番組で早くも「コロナ離婚急増か?」と取り上げられていた。皆、同じことを予想する◆人と同じことを予想してもちろんかまわない。重要なのは予想すること。人が言っていることを聞き「ああ、そうだな」って思うようではチコちゃんに叱られる◆コロナ禍が終息したら何が起こる?社会が何に目覚めるのか?家庭のあり方、職場のあり方がどのように変わるのか?想像してみること、予想してみることが大切。◆「学力の低下が起こるのか?」「映画の人気が上がるのか?」「インバウンドはコロナ禍以前にまで戻るのか?」「結婚率・離婚率はどうなるか?」「派遣社員は増えるのか?」考えること、予想することは多い。
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◎2020年04月03日 ---- ボス ◎
- デザイン後進国 ニッポン
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「レクサス」は「L」、「ホンダ」は「H」、「ダイハツ」は「D」、「スズキ」は「S」、「日産」は「NISSAN」、「トヨタ」だって「T」をアレンジ。我が国のクルマのエンブレムは殆どが会社名のイニシアルをデザイン化したもの。一方ヨーロッパ車は「ベンツ」「アウディ」「フェラーリ」「アルファロメオ」「ジャガー」「BMW」どの車のエンブレムにもイニシアルはない。会社名とは関係なくかっこいいエンブレムが付いている。クルマの前後に付いたエンブレムを見ただけで我々は「ジャガーだ」「ベンツだ」「BMだ」と見分けることができる。◆私がかねてから思っていたことを山口周さん、水野学さんの近著『世界観をつくる「感性✕知性」の仕事術』でズバッと指摘されていた。デザイン後進国ニッポンを指摘されている。◆このデザインに対する指摘だけでなくお二人の、「仕事」に関するアドバイスは素晴らしい。みんなに読んでもらいたい一冊。
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◎2020年04月01日 ---- ボス ◎
- 本屋大賞予想
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今年の本屋大賞の発表の日(4月7日)が近づいた。私は候補作10作のうち9作には目を通した。「目を通した」というのは「読了した」ということではない。最初の50ページくらい読んで「これは無理。読むのは時間のムダ」というものもある。◆毎年、わが国の文芸小説の力量は落ちて行っている、と私は思う。魅力ある作家が出て来ない。魅力ある作品がない。そんな中で今年の本屋大賞。◆私の予想はズバリ『ライオンのおやつ』(小川糸)。他の作品を大きく引き離しての断トツの1位だ。・・(直木賞受賞作『熱源』(川越宗一)は読んでいない。直木賞だし、良い作品なのだろうと思うが今の私には少々重過ぎるテーマのため)◆『ライオンのおやつ』が大賞を受賞しないようでは本屋大賞は信用できない、とさえ思っている。◆心配なことがある。私は毎年、本屋大賞を予想するがこれまで一度も当たったことがない。だが今年は「ぶっちぎり」で『ライオンのおやつ』が素晴らしい。きっと私の予想は当たる。 (私が読んでいない『熱源』が受賞ならしようがないが・・・)
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◎2020年03月31日 ---- ボス ◎
- 桜の苗が大きく育つ頃 僕らはみんな大人になるんだ
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コロナ禍で落ち着かない。街を歩く人は少ない。それでも桜は今年もきれいに咲いている。私はこの時期、必ず一度は桜の下である曲を口ずさみながら涙を流す。今年も愛宕神社の下を歩きながら涙した。◆父を亡くし、生まれて初めて「貧乏」を経験し、みじめに思っていた頃、小学校の3年生か4年生の頃だ。テレビで木下恵介劇場という番組があった。木下恵介監督の作品(ドラマ)が毎週放映されていた。その中で「記念樹」と題されたシリーズがあった。たしか孤児院を舞台に子供たちの友情を描いたような内容だったと記憶している。ストーリーは忘れたがその主題歌は今でも口ずさめる。◆「桜の苗が大きく育つ頃 僕らはみんな大人になるんだ・・・」当時この主題歌を歌いながら私は思っていた。「早く大人になりたいな、僕が大人になったら貧乏じゃない生活を送れるのになあ。でも、まだまだ時間がかかるよなあ。桜はなかなか大きくならないものなあ・・・。早く大きくなりたいなあ」◆60歳を過ぎた今、貧乏ではなくなった今でもあの頃を思い出すとボロボロと涙が溢れてくる。「よく頑張ったね」と自分を誉める。◆youtubeにその主題歌を見つけた。https://www.youtube.com/watch?v=6ZdG3IsUIkA
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◎2020年03月30日 ---- ボス ◎
- 考えろ! 予測、予想してみろ!
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「調べる」ことはできても「考える」ことは苦手な人が多い。「考えろ!」と言われてもなかなか「考える」ということは考え慣れてない者には難しいことのようだ。それなら「予測、予想してみろ!」と置き換える。◆「コロナ禍はいつ頃落ち着くのだろう」「コロナ禍が去った後、社会はどのように変わっているのだろう」・・そんなことを予想・予測するのもいい。こんな頭にくる悲惨なコロナ禍であるが我々はそこから何かを得なければならない。◆「コロナ禍が去った後、なにが起こるでしょうか?」・・この問題に自分のアタマで考えてもらいたい。自分のアタマで考えずに、人が言っていたことをさも自分の考えのように言う「考えない人」が多すぎる。
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◎2020年03月24日 ---- ボス ◎
- なんでも反対する つまらん奴ら
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コロナ禍で全国の小中学校に休校要請を出した政府の決断に対し、野党や一部マスコミはケチをつけまくった。私はその野党や一部マスコミの対応を情けなく思い3月9日、この欄で「トロッコ問題」に例えて皮肉った。◆昨日、政府及び文科省は「新学期からの学校再開」を発表した。するとまた野党や一部マスコミが「ウイルス禍が治まったわけじゃないのに再開するのか?」と騒いでいる。バカみたい◆「休校する」と言えば反対し、「再開する」と言っても反対する。同じ人間が「休校」にも「学校再開」にも反対している。こんな「つまらん輩」はどこにでも結構多くいる。
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◎2020年03月24日 ---- ボス ◎
- コロナが残す「都市改革」
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我が社では2月の半ばから「時差出勤」を義務付けた。コロナ対策だ。それから一カ月たって多くの企業が「時差出勤」や「テレワーク(在宅勤務)」をやっている。汐留の電通ビルは空っぽだ。多くの商社も在宅勤務になっている。「働き方改革」ではなく「コロナ対策」でそうなっている◆私はふと思った。「コロナ禍が治まった後も『テレワーク』は大きく残るんじゃないだろうか?」と。◆我々は「災い転じて福となす」という言葉を知っている。「災い」からも何かを得ようと考える。コロナ禍からは「働き方改革」を得るかもしれない。◆昭和世代の私は「在宅勤務」など嫌だが平成や令和の若者はまったく苦にしないのかもしれない。もしそうなったらどうなる?◆都心に出勤しなくてよくなれば都心のオフィスビルは空室だらけになる。不動産価格は下落を始める。さらに景気は悪くなる?・・・・いろいろと考えてみることは重要だ。◆さて本日、午後から経産省や幾つかの企業と「WEB会議」を行うことになっている。私にとって初めての「WEB会議」。「イヤだなあ。みんなで会議室に集まって、そこで発言したいなあ」が私の本音であるが、そうは言ってられない時代になった。
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◎2020年03月23日 ---- ボス ◎
- 映画「三島由紀夫VS東大全共闘」
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「これまで読んだ本で最高のものは?」と訊ねられたら迷わず三島由紀夫の『豊饒の海』(全4巻)と答える。大学生になったばかりの頃、一気に読み上げた。読み終えたときの感動は忘れない。◆私が中学1年生の秋、三島は自衛隊の市ヶ谷駐屯地で「檄」を飛ばした後、切腹自殺した。当時の私は「『金閣寺』を書いたあの小説化が変な自殺をした」程度にしか思わなかった。その後、高校で「文学史」を習うが教科書には三島の代表作として『豊饒の海』はなく『金閣寺』『仮面の告白』などが書かれてあった。おそらく日教組が三島の代表作に『豊饒の海』を掲げることを許さなかったのだろう。◆私が崇拝し畏敬の念すら抱く三島由紀夫が東大全共闘と命がけで討論するドキュメンタリ映画を観てきた。「三島由紀夫VS東大全共闘」・・面白い。分からない言葉がいっぱい出てくるが面白い。感動。映画を観て私が思ったことが二つ。①「超天才の前では1000人の秀才もいきがる赤子みたい」 ②「50年経って、のんびり生きてきた人はのんびりとした顔になる」◆断っておくが私は決して右翼的な思想を持つ者ではない。
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◎2020年03月23日 ---- ボス ◎
- なんだか暗い なんだか不安
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今朝の東京の空、雲が低く垂れどんよりと暗い。コロナウィルスのおかげで景気の先行き不透明、心もどんよりと暗い。◆過去に、今朝と同じようなもやもやとした不安、うつうつとした気分を感じたことが何度かあった。◆平成6年の春、その前年の記録的な冷夏の影響で米不足が深刻であった。その頃、私は仕事ではバブル経済の崩壊に伴うリストラを開始したばかりであった。また家庭では長男の病気、長女の大怪我と暗い暗い毎日だった。耐えて頑張った。いつのまにか暗さはなくなり明るくなっていた。◆平成23年の春も暗かった。言うまでもなく東日本大震災のあった年。町中のネオンは消え、家庭でも停電が相次いだ。電車も動かず、放射能におびえていた。「日本はこれで終わりか」と思った。みんな頑張った。もちろん私も頑張った。いつのまにか暗さは薄れ明るくなっていた◆さて令和2年。新型コロナウィルスという化け物と闘っている。世間は暗い。甲子園野球は中止、おそらくオリンピックも延期か中止になるのだろう。それでもみんな頑張っている。もちろん私も頑張っている。きっと、いつのまにか、或いはある日突然、暗さが薄れ明るく晴れてくるのだろう。そう信じているが・・・。早く晴れないかなあ。
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◎2020年03月21日 ---- ボス ◎
- 梅と桜が同時に咲いている!!?
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昨年までは愛宕神社に参ることが早朝の日課になっていたが今年は正月に膝を捻挫したため「出世の石段」を上れない。石段下から礼拝し手を合わせるだけにしていた。◆三連休の中日、神社の隣NHKのエレベータで上がった。驚いたことに、桜が早く開花したため今年は梅と桜が同時に咲いていた(写真)!!? ◆そんなことってある?・・近づいてみたら違った。紅の濃いのも桜だった。「陽光桜」だった。この景色は昨年も見ているはずなのに・・・。ボーと見ていたのか、それとも忘れてしまったのか。いずれにしてもやはり桜は心を和ませてくれる。◆コロナで宴会は自粛ムードですが、皆さん、是非、桜を眺めに歩きましょう。
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◎2020年03月16日 ---- ボス ◎
- オリンピック今年の開催は無理論
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日曜日は午前5時に自宅を出てゴルフ場に向かうのが昨年まで私の日常だった。今年は膝の怪我でゴルフができない。日曜の朝はゆっくりとテレビを観ている。◆昨日朝のテレビ番組で評論家の木村太郎さんが「今年の東京オリンピックの開催は無理でしょう」と言った。これまで「怪しくなってきました」などと言うコメンテーターはいたが、はっきりと「無理でしょう」とテレビで言ったのは恐らく木村太郎さんが最初だろう。木村さんがはっきりと発言したことで恐らくこれから堰を切ったように多くの評論家たちが「無理でしょう」と言うのだろう。2月中旬に私の友人の危機管理のスペシャリストが予言した通りになってきた◆甲子園での選抜高校野球中止に泣く高校生。オリンピック選考試合が中止になり戸惑うアスリートたち。それらに伴い収入が極端に落ち込んだ観光業界の方々。とにかく悲しい昨今だ。◆木村太郎さんと同じ番組に出演していた橋本徹さんはこう言った。「感染者数での管理や発表を止め、死者数の発表にするべきだ。『意外と死者は少ない』とみんなが知れば活気が出てくる」。私もまったく同感。「やっかいだが、きちんと管理していればそんなに怖い病気じゃないよ」という方向に国民の思考を誘導するのが一番の方策だと思う。インフルエンザと同程度の管理で良さそうな気がする◆我が国では自動車事故で毎年数千人が死んでいる。自動車に乗ることを禁止すればその数千人の命が助かる。それは確かな事実であるが誰もそんなことは言わない。コロナウィルスも同じように考える時期が近付いているように私には思える。
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◎2020年03月13日 ---- ボス ◎
- パンデミック
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コロナウィルスの悪影響は私の予想をはるかに上回る深刻さだ。東京オリンピックも怪しくなってきた。私の友人で危機管理を専門としている方がいる。彼は今から約1か月前、2月の中旬にこの事態を予想していた。◆「株価は半値くらいまでは下がるかもしれない、と覚悟しておいた方がいいでしょう」「オリンピックは中止。中止しなくても欧米からの参加者が極端に少なくなり上位入賞の殆どが日本人、ということになるでしょう」。彼は西側諸国がボイコットした1980年のモスクワオリンピックを例に出して「多くの国が参加しないオリンピックは優勝しても価値がないですよね」と言った◆その時点では私はまだ楽観的だった。少し暖かくなれば収束する、或いはすぐに特効薬ができて人々のマインドが好転する、と読んでいた。そこで彼に言った。「先生がそこまで自信あるんだったら賭けませんか?」と。彼は「いえいえ自信はありません。ですから賭けはできません。でも世間の人やキノシタさんが今思っている程度での収束は期待できないと思いますよ、事態はずっと深刻です」と複雑な顔して言った。◆果たしてその時点から今日までに日経平均株価は30%近く下がった。おそらくあと10%は下がるであろう。彼の言った「半値」に迫る勢いだ。東京オリンピックも怪しくなってきた。危機管理のプロの言葉はもっと慎重に聞くべきだった。
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◎2020年03月12日 ---- ボス ◎
- 「調べる」よりも「考える」癖をつけて欲しい
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T君を連れて渋谷スクランブルスクウェアの屋上見学に行ってきた。通称「渋谷スカイ」。屋上にはヘリコプターの着陸施設があり、それが一般客にも開放されている。屋上へ出るには一人2000円の入場料が必要。ウィークデーの昼間であったが若者を中心に結構観光客は多かった。◆私はインフォメーションに座っているキレイなオネーサンに尋ねた。「1日に何人くらいが来るのですか?」オネーサンは笑顔で「ええ、多いときはとても多いんですよ。逆に雨のときは少ないんです」。このオネーサン、私の部下でなくて良かったね。私からカミナリ落とされなくてすんだのだから◆同じような質問をT君にした。「ここには年間、何人くらいが来ると思うか?」T君は困った顔をして「さあ、分かりません」と答えた。◆翌日、T君が私の元へ1枚の記事を持ってきた。そこには記者が予想する渋谷スカイへの年間来場者数が書かれてあった。「スカイツリーの展望台と比較すると渋谷スカイは面積が半分弱。観客も半分弱になるのだろう」ということで250万人程度の数字が書かれていた◆私の予想よりもはるかに多い数字だった。T君はまじめに記事を探してそれを私に示し自慢げであった◆そうじゃないんだ!。 現地まできたら様々なデータが見える。それらから君なりの数字を予測することが大切なのだ。「調べる」ことよりも「考える」ことのほうが大切なのだ。「分からない」「知らない」から人の意見をそのまま伝えて良しとする人が多い。情けない!「考えろ!」「考えろ!」と何度言っても、考える習慣が無い者には考えることができない。それでも私は「考えろ!」と言い続ける。考えなければ成長しない。「考える」癖を付けてもらわなければならない。
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◎2020年03月09日 ---- ボス ◎
- トロッコ問題
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倫理学の思考実験に「トロッコ問題」というのがある。「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」と問うもの◆あなたの目の前の線路上を猛スピードでトロッコが走ってきた。このままでは前方で枕木の工事をしている5人の作業員が轢き殺される。あなたはたまたま分岐機の前にいる。あなたが分岐機のボタンを押し線路を切り替えれば5人は助かる。だが切り替わった方では別の男が一人で作業していた◆あなたが切り換えボタンを押さなければ5人が死ぬ。ボタンを押せば5人は助かるが別の一人が死んでしまう。「さて、あなたはどうしますか?線路を切り替えますか?それともそのままにしますか?」という問題◆コロナウィルス対策で全国の小中高校に学校閉鎖を求めた安倍総理とそれに反発する野党やマスコミのやり取りをテレビで観ていて私はこの「トロッコ問題」を思い出した。「学校を閉鎖すれば多くの子供が助かる」「学校を閉鎖すれば学童保育にしわ寄せがいく」◆トロッコ問題に話を戻すと安倍総理は分岐機のボタンを押して5人を救った。野党とマスコミは「あなたは一人の作業員を殺した殺人者だ!」と攻めている。私には、そう思えてならない。
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◎2020年03月09日 ---- ボス ◎
- 「何が問題なのか」を探すこと
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東京大学出身者と食事をする機会が増えた。先日も4人で食事をしていて、私以外の3人が東大出身者だった。◆「東大出身」というと「賢い!」というイメージだが、(大変失礼ながら)実はそうでもない方が意外と多い。そういえば私の母校、九州大学も「まあまあ賢い」と思われているようだが(これも大変失礼ながら)実は賢いヤツはほんの少数であることに私は学生の頃から気付いていた◆週刊文春を読んでいて「福岡ハカセのパンタレイパンタグロス」にそれを説明するに近い文章を見つけた。超優秀とされる「数学オリンピック出場者」に関する言葉だ。そのまま転載する◆「(前略) そもそも、数学オリンピックがいくらすごいとはいえ、あらかじめ巧妙な解答が用意されている既知の問題を解くということ。君たちがほんとうにチャレンジすべきなのは、解答のない未知の問題を解くことの方だ。それよりも何よりも、何が問題なのかを探すことがもっと大事なのである。」◆まったく同感。難しい大学を卒業していなくても「何が問題なのか」を探すことは誰でもできそうである。
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◎2020年03月06日 ---- ボス ◎
◎2020年03月02日 ---- ボス ◎
- 政府の対応が「遅い」やら「場当たり的」と叩くマスコミ
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明後日に正月(春節)を迎えるという1月22日、1200万都市「武漢」は閉鎖された。日本のマスコミや評論家はこぞって「遅すぎる!」と中国政府の対応を非難した。逆に中国共産党は「素早い対応」と自画自賛していた◆実は私は「中国共産党だからここまでできた」と思っている。思っていた。◆先週、安倍総理が全国の小中高等学校へ臨時休校の要請をした。マスコミは一斉に「唐突過ぎる!」「場当たり的だ!」などと非難する。共産国では(個人個人は文句もあろうが)「国の一大事、なんとか頑張ろう!」とマスコミが報道するのに対し、わが日本のマスコミは「個人の文句」ばかりを大きく取り上げる◆理論的に「まだ、そこまで深刻ではない」というのなら聞く耳も持とう。そうではなく「ウチは共稼ぎだ!子供の御飯はどうすればいいのか」などと言ったことまでが深刻な問題のように取り上げられマスコミが野党と一緒に政府の対応を叩いている。情けない!◆私は土木従事者として二つの事例を思い出す。①「中国では三峡ダム建設にあたり300万人を超える住民が強制移住させられた」のに対し美濃部都政では②「(多くの方の利益になるのであっても)一人でも反対者がいるのなら東京都は橋をかける工事はしません」と言い切った◆「国全体の安全や発展のためだ、つべこべ言わず我慢しろ!」と言える中国が羨ましくもある。少なくとも日本のマスコミはもう少し(一所懸命に頑張っている)政府や役人の気持ちを配慮する発言も取り上げて欲しい。
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◎2020年03月02日 ---- ボス ◎
- 沸点が高くなった?
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少しずつ溜まった「怒り」や「嫌悪」の量がある点を超えると「爆発」する。その点を「沸点」と例える。最近、歳のせいか爆発することが無くなった。穏やかになった。沸点が高くなったのか? いや、そうではないみたい。◆コップに少しずつ「怒り」や「嫌悪」の水を入れる。溢れたら「爆発」だ。最近、歳のせいか爆発することが無くなった。穏やかになった。コップの底に小さな穴が空いていて少しずつ漏れているようだ。うん、そうだ、コップの底に穴があいているようだ。◆私の怒りは「沸点」に例えるよりも「コップ」に例える方が近い。コップの底にはもともと小さな穴が空いていた。誰でもそうだろう。小さなコップに穴が空いていない人はすぐにキレる。大きなコップで底の穴も大きい人は怒らない。◆孔子は「六十にして耳順う」と言ったが凡人の私はまだまだ「耳に従う」境地には至れない。だが「寛容」と「鈍感」と「忘れやすさ」には共通点があるということに最近気が付いた。「怒り」「嫌悪」あるいは「不愉快」といったものがそれほど蓄積されなくなってきた。少し我慢していればピークは越えることを知った。歳のせいだろう◆友人に話すと「あれ、キノシタ君、今頃そんなことに気付いたの?」と言われた。
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◎2020年02月28日 ---- ボス ◎
- コロナウィルス・・日本は韓国に負けている
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韓国より発症者が少ない、などと手前勝手な数値で勝負したいのかもしれないが日本政府の態度、愚の骨頂。韓国の3倍近い人口の我が国が韓国の半分くらいしか検査を受けられない、ということは恥ずべき状況。おそらくちゃんと検査すれば我が国で「陽性」となる罹患者は韓国をはるかに上回っているのだろうと思う。◆よっぽど韓国の方が垢抜けている。日本の医療体制、報道姿勢は改めるべきだと強く思う。
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◎2020年02月28日 ---- ボス ◎
- コロナウィルス 心配し過ぎ
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新型コロナウィルス対策として我が社では先週から時差出勤(ピークオフ出勤)体制を取っている。「7:30~9:30の間は新橋駅に近づくな」という措置である。予防は重要だ、と考えている。◆一方で新型コロナウィルスによる肺炎は“老人”でない限り「死に至るリスク」「後遺症が残るリスク」は極めて小さい病だということも分かってきた。それほど恐れることもない。テレビでは「子供の命が大切です」と最もそうなことを金切り声をあげて叫ぶ母親が映っていた。騒ぎすぎかも◆「ダイヤモンド・プリンセス号」内でのあの感染拡大には何か重要な見落としが合ったのだろうと私はにらんでいる。あの広がり方は統計学的に観ておかしいだろう◆昭和40年頃、国内の交通事故死者数は年間1万5千人を超えていた。とんでもない数字。私の父親もその中の一人だ。年間1万5千人も死んでいるなら「明日は全国のクルマの乗車を禁じます」くらい政府が言っても良かったのではないのかな?◆今でも交通事故死者数は3500人、死ななくても重度の後遺症に苦しむ方はさらに多い。もちろん、それでも交通は止められない。◆コロナウィルスも止められない。やがてインフルエンザと同じ扱いになるのだろう。少し日本中が大騒ぎし過ぎている気がする。◆誤解しないでいただきたい。各人の予防対策はしっかりやるべきだ、とは思っている。
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◎2020年02月27日 ---- ボス ◎
- 地域がら
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今から30年近く前、私がヘリコプターの装備品の営業をやっていた頃、出張で九州の警察航空隊へ行くと「わざわざ東京から来てくださった」と歓迎された。当時の警察航空隊は男ばかり4人のところが多かった。操縦士2人と整備士2人。一番若い人がお茶を出してくれて隊長さん(45歳くらい)が「ようこそ、ようこそ」とお茶を勧めてくれる。和やかに話が始まる。◆それが公務員として「よい事」なのかどうかは分からないが「せっかく東京から来てくれたのだから、何かお土産を持たせたい」と言ってくれる。「何か発注してあげたい」ということだ。私は「往復の飛行機代程度の利益があれば十分です」などと言っていた。九州と四国には、まだそんなのどかな地域性があった。残念ながら東北は渋かった。「来なくていい」という一言で終わることが多かった。それだけ環境が厳しかったのだろう◆携帯電話が普及し、飛行機も新幹線も安く便利になり、さらにインターネットが普及した。九州も東北も北海道も近くなった。わざわざ行かなくても商品の説明はできるようになった。九州まで営業に行っても「いらっしゃい」とは言ってもらえるが「わざわざ東京から来てくださった」と言われることはなくなった。そして「せっかく東京から来てくれたのだから、何かお土産を持たせたい」と言って注文をくれることもほとんどなくなった◆時代は確実に変わっている。「昔はよかったなあ、楽しかったなあ」と思うことが多くなった。携帯電話もインターネットも無かった頃の方が「コミュニケーション」は進んでいたように感じる。
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◎2020年02月26日 ---- ボス ◎
- √3、√5
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我が社の社員、半分は理系の学校を卒業している。だが誰に聞いても√3(ルート3)や√5を少数で表せない。電卓で調べるだけ。昨夜も一級建築士の資格を持つ有能な(? 有能だと信じたい?)社員に「√5っていくつ?」と聞いたら彼は「7✕7が49ですから√5は0.7くらいですね」などと答えた。情けない◆「一夜一夜に人見頃(ひとよひとよにひとみごろ)」=1.41421356=√2。「人並みに奢れや(ひとなみにおごれや)」=1.7320508=√3。 「富士山麓オウム鳴く(ふじさんろくおうむなく)」=2.2360679=√5。 ◆私の世代では誰もが知っていたこの√2、√3、√5、最近の世代は誰も知らなくなったようだ。「知識が無ければ 知恵も働かない」と私は思っている。知恵を使うためにはある程度の知識が必要だ。我が社の、いや、日本の将来は暗い。
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◎2020年02月25日 ---- ボス ◎
◎2020年02月19日 ---- ボス ◎
- 空飛ぶクルマ・・・まず運用方法を深く深く検討すべ
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今日は私の本業(ヘリポート コンサルタント)に関してのまじめな話。少し専門的な考えも述べる。長くなるが、このサイトを覗きに来てくださる方には最後まで是非お付き合いいただきたい。テーマは「ヘリポート」ではなく、これからの「空飛ぶクルマ」に対応する「Vポート」に関して◆日本唯一のヘリポート専門会社である当社には最近各方面から「空飛ぶクルマ」の着陸する施設=「Vポート」に関しても問い合わせが来る。関係者はみんな一所懸命だ。のんびりしているのは当社の社員たちだけ。(おっと 社内のグチになってしまいました)◆「空飛ぶクルマ」に関して多くの方がその開発を急いでいる。ひょっとしたら数年後には東京上空を「空飛ぶクルマ」が飛んでいるかもしれない。世界中で開発陣は頑張っている。私は機械は分からない。だが運用に関しては一言持っている。そして運用に関して誰がどれほど検討しているのか、そこが全く見えてこない。不思議だ。◆そろそろ本題に入る。私の一番の疑問は「“空飛ぶクルマ”って無人でも飛ぶのですか?」っていうこと。おそらく飛ぶのだろうと思うがまだ確認できていない。なぜこれを疑問に思わないのかが不思議。◆現在、東京都には約400万台の(飛ばない)クルマが走っている。ヘリは100機程度だろう。そして経済産業省が発表している空飛ぶクルマ開発の目的は「都市の渋滞を避けた通勤」が第1番目に記載されている。確認しよう。現在400万台の(飛ばないクルマ)は渋滞する、だから渋滞しない「空飛ぶクルマ」で通勤できるようにしたい、ということ。30年後には何台の「空飛ぶクルマ」が東京の空を飛んでいるのだろう。教えて欲しい。◆ヘリコプターは基本的に「操縦する人」と「移動したい人」は別。つまりヘリは、(飛ばない)クルマでいうとタクシーに近い利用が一般的。だが「空飛ぶクルマ」は違うようだ。何と言っても「空飛ぶクルマ」の「売り」は「自動操縦」なのだ。「運転手が居なくても目的地まで送り届けてくれるタクシー」みたいなものだ。だから私は疑問が湧く。「それなら人が乗らずに飛んでいるクルマもあるんですよね?」と。なぜみんな疑問に思わない?なぜ、その答えがどこにも載っていない?おそらくまだみんな「運用」を真剣に考えていないからだろう。だが遅い。今、運用を考え始めるべき時だ。運用方法を決めてから機械(クルマ)を開発しなければならない。いや、機械はまだいい。問題はビル建設の方だ。◆ニューヨークのあのエンパイアステートビルはまもなく90歳になる。霞が関ビルだってもう52歳だ。これから都内に建設される大型ビルはみな100年は生きるだろう。だが30年後に大型ビルの屋上大改修はできない。エンパイアステートビルにいまさらヘリポートは造れないのだ。屋上に「空飛ぶクルマ」が着陸するなら、事前にそのように設計しなくてはならないのだ。30年後50年後を考えた設計を始めなけらばならないのだ。◆話を戻す。空飛ぶクルマは無人でも飛ぶのか? 飛ぶのであれば乗客はビル屋上で下りて「クルマ」をどこか最寄りの「駐機場」へ移動させればいい。無人では飛ばないのなら屋上に、複数機が停まれる駐機場が必要になる。これはなかなか難しい。いや、それほど難しくはないが(私には複数の案があるが)もう開発し始めないとならない。◆阪神淡路大震災のとき神戸ヘリポートにあったヘリコプターで格納庫から出せないものが複数あった。ヘリは一度浮いたらどこへでもすぐに移動できるが格納庫への出入には人手と時間がかかる。(小回りの利かない)空飛ぶクルマはヘリに近い。屋上に複数置くにはそれなりの準備が居る。その準備ができてない大型ビルには、空飛ぶクルマは1機しか降りられないのだ◆私は50年後、東京上空を飛んでいる「空飛ぶクルマ」の約半数は無人で、つまり誰も乗らずに飛んでいるのだろうと思う。そして50年後、東京の人たちは「ああ、あのとき、ここに立体駐機場を建てていたらなあ」などと後悔しているのだろう、と予想する◆難しい話に付き合ってくださってありがとうございました。いつも以上に乱文になりました。お許しください。
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◎2020年02月18日 ---- ボス ◎
- 進歩の無いモノ
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配信ソフトを利用して音楽をダウンロードしiPodで聴く、ということができない。いまだにCDを購入している。(CDをパソコン経由でiPodにコピーすることはなんとかできる)◆年間30枚はCDを購入する。地下1階から地上4階までCDフロアだった銀座の山野楽器だが昨年末から大改修、CDは4階の1フロアだけになった。わざわざ山野楽器まで足を運ぶ魅力がなくなった。これからはアマゾンで購入するしかない◆さて私がCDを初めて手にしてから35年は超えた。それまではレコードだった。新品のCDケースを覆うセロファンは剥がしにくい。下から1㎝くらいのところにある切れ目から剥がすのだが難しい。35年前から進歩しない。同じような難しさがソーセージにもあったが最近のソーセージは少し改良された。剥がしやすくなった。「ソーセージ vs CD」はソーセージの勝ちだ。売り上げがどんどん落ちているCD、もはやセロファンの剥がし方が改良されるとは思えない◆CDのセロファン剥がしと同様に、まったく進歩しないのがクルマのワイパー。バーが扇形にチクタクと行ったり来たり、100年前から替わらない。そろそろクルマのワイパーもジェット気流で飛ばすとか、新しい形が出て来ても良さそうなもんだと思う。◆うちの会社、うちの社員もそうなのだが、私は進歩がない者や進歩しようと頑張らない者は許せない。
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◎2020年02月17日 ---- ボス ◎
- 胎児の病気
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いま可愛い甥っ子夫婦が苦しんでいる。長男を授かったのだが胎児の心臓に欠陥があることが判明した。産まれたらすぐに手術が行われることになっていた。2週間前に産まれた。予定通りすぐに手術が行われた。大人になるまでに何度手術を繰り返すことになるのか分からない、と言う。いや、いつまで生きられるかすら分からないという。2週間経った。母親はまだ赤ちゃんを抱いていない。ずっと保育器の中だ。体には何本ものチューブが刺さったままだ。◆昨夜連絡があった。赤ちゃんの血圧が下がり始めたので再度手術することになった、という。数時間で手術は終わったが「この2.3日が山」と医者に言われたという。その山を越えたら大丈夫かというとそんなことは全くない。ずっとずっと不安な日が続く。◆ここからが問題。絶対に彼ら夫婦には言えないが私は「少し前なら見つけられなかった病気。少し前なら赤ちゃんはとっくに亡くなっていた」と思い、「産まれたばかりの子に無理に手術を繰り返して一家で辛いだけの人生を送るよりは、もう自然に任せてあげたいなあ」と思う。鬼畜のような発言になるのかもしれないが「諦めるのも一つの考え」のような気がする◆そんなことを家人に言うと猛烈に叱られた。「母親は自分のお腹を痛めた子、どんなに苦しくても絶対に死なせるなんてできないわよ!バカなこと言わないで!」◆家人が怒ることは理解できる。私の発言が「優しい人間の大人」の感覚ではないことも認める。それでもやはり「難しい問題だね」としか言えなかった。◆◆◆ここまでの文を書いた翌日、赤ちゃんは息を引き取った。亡くなって初めて体中に刺されていたチューブが外された。もちろん両親は号泣。私が会ったときには赤ちゃんはキレイな顔をしていた。眠っているようだった。可愛かった。可愛そう。寂しい。◆そして私は涙を流しながらも「みんな頑張ったんだ。しようがなかったんだ。これでいいんだ」と思っていた。
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