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「日本は神の国」発言
報道番組もワイドショーもオリンピック組織委員会の森喜朗会長の「女性を軽視するかのような発言」を巡って、彼を袋叩きにしている。誰一人、森氏を擁護する者はなく出演者全員で「老害だ!」「即刻辞任しろ!」「日本の恥だ!」と言いた … 続きを読む
苦しい時の神頼み
人生苦しい事の連続。私は弱いのですぐに神様や仏様に「助けてください」とお願いする。信心深くはないくせに毎朝、ご仏前で手を合わせ、愛宕神社で手を合わせ、神棚に向かい首を垂れる。◆ここ15年以上、毎年1月に伊勢神宮を参拝して … 続きを読む
みっともないテレビ報道=自粛警察みたい
知名度の低い国会議員が一人で夜の銀座を徘徊していた。もちろん、誉められた行動ではないが誰にも迷惑をかけず法律違反でもない。そもそも誰も気付かない。◆その、そもそも誰も気付かない行動を三流週刊誌がネットで配信した。すぐにテ … 続きを読む
ワクチン接種の順番に関する考察
まもなく我が国でもコロナワクチンの接種が始まる。誰が最初に打つのか。順番が発表された。(1)医療従事者等 (2)65歳以上の高齢者 (3)高齢者以外で基礎疾患を有する方 、の順番。国民の殆どすべての方はすんなり納得してい … 続きを読む
コロナ感染者の推移に関して
今日は少しまじめな「数学」の話。 一人の感染者が何人に移すのかを表す数値を「実行再生産数(R値)」という。例えばR値が2であれば、そして感染者が他人に移すまでの平均時間(T値)が24時間だとすると、一人の感染者が翌日には … 続きを読む
暗い毎日
①自分がコロナに罹って、後遺症に悩まされている ②(冬だから)毎日、寒い ③緊急事態宣言下で行動範囲が狭い ④同じく緊急事態宣言下なので美味しいモノを食べに行けない・・・の4重苦だけではない。◆⑤回りに病人が多い(大腸癌 … 続きを読む
コロナになったのが私で良かった
コロナの後遺症は予想以上に厳しい。感染前の体力を100とすれば発症時が30、退院時が50くらい。そして退院から2週間経った現時点でやっと80くらいまで戻った感じ。体力よりも気力がきつい。まだ60くらいまでしか戻らない。仕 … 続きを読む
今年のミステリー大賞はこれで決まり! 『野良犬の値段』が最高に面白い!
毎年、12月になると各方面で、今年一番面白かったミステリーが発表される。最も有名で恐らく売り上げにも最も影響を及ぼすのが「週刊文春ミステリーベスト10」だと思う。私も1980年代から必ずこの「文春ミステリーベスト10」は … 続きを読む
「従業員の家族も守らなければならない」・・重い言葉
コロナの脅威はさらに増してきている。◆我が社では社長の私が感染してしまい社員や家族に迷惑をかけてしまった。仕事にとっても追い風になるわけもなく、予定していたヘリポート建設が中止になったり延期になったりで苦しい決算を覚悟し … 続きを読む
R-15を(E)と(G)とに分別してよ
いつも真面目なこの欄としては珍しい(?)くだらぬことを書く。◆年末にコロナに罹患し、それ以来、とてもとてもおとなしくしている。先週は「緊急事態宣言」が発出されたこともあり一層おとなしくしている。読書とテレビに多くの時間を … 続きを読む
PCR検査 陰性
入院やホテルに隔離されたコロナ感染者は、症状が軽くなってもPCR検査が2回続けて「陰性」とならなければ退院、退室できなかった。その2回のPCR検査は中2日の間隔が必要だった。そのため入院期間、隔離期間は長かった。どんなに … 続きを読む
今週いっぱいは許して!
コロナ特有の後遺症か、体調がまだ優れない。なかなか本調子に戻らないことを多くの友人たちが心配し励ましのメールをくれる。◆「もし、超美人にお酒を誘われたら行くでしょ?それくらいまで元気は回復したの?」「いえいえ、まだまだそ … 続きを読む
コロナの後遺症
6日に退院でき、翌日から出社している。7日(木曜)は2時間、8日(金曜)は3時間、会社の自室に籠った。3連休も毎日会社に来て半日以上は自室で過ごした。退院してそろそろ一週間。ところがまだまだ元気が出ない。◆熱はない(36 … 続きを読む
「出してやれよ」って、誰のカネだ?
テレビのコメンテーターって奴が嫌いだ。大体が知恵もないくせに偉そうに、そして善人ぶって言う。政府の批判をしていれば、自分は正義の味方なのだと思っているようだ。◆コロナ禍、緊急事態宣言での政府批判はみんなで「俺たちは善人、 … 続きを読む
徐々に元気になっています。
昨年の大みそか、コロナ感染者専用タクシーに乗って一人、東京医科歯科大学病院に向かっていた。日比谷通りを走り、馬場先門を通ると左に皇居が見える。皇居前の景色が美しい。「にっぽん」の象徴。◆「キレイだな」と思いながら「この景 … 続きを読む
退院かな?
これからレントゲン撮影。移動式のレントゲン撮影機が私の病室に運び込まれベッドに寝て撮影する。医学と医療機器の進歩は凄い。◆レントゲンと血液検査の結果が良好であれば本日中に退院になる。「基本的に、もう人に移すことはありませ … 続きを読む
普段の運動
順調に回復している。毎日リハビリを行なっている。廊下を速足歩行したり、ストレッチやスクワットなどしながら血中酸素濃度を測る。すべて「問題なし」◆「キノシタさんは普段から運動されているようですね?」と担当者に聞かれた。「え … 続きを読む
濃厚接触者
私がコロナ陽性になると同居する家人と娘は〝濃厚接触者〟になった。すぐにPCR検査を受けたが幸い彼女らは「陰性」であった。陰性でも彼女らは濃厚接触者に変わりなく、1月14日まで、自宅内で過ごさなければならない。しかも念のた … 続きを読む
仕事始め
今日は我が社の仕事始め。国内の多くの企業もそうだろう。◆あらためまして、明けましておめでとうどざいます。ところがこの欄ですでにご報告しましたとおり私は年末より東京医科歯科大病院のコロナ感染者病棟に入院中です。関係者の皆様 … 続きを読む
病院での年明け
25日の仕事納めの段階ではまさか年明けを病院で迎えることになるなんてチラッとも思わなかった。しかもコロナで。◆2021年元日、寂しく病院で目覚めたが体調は悪くない。最悪のスタート。もうこれより悪くはならないだろう。今年は … 続きを読む
カネに余裕があったから・・
12月27日、ゴルフからの帰り道、咳が出るようになった。熱はない。気分も悪くない。翌28日、近所のクリニックへ行った。「多分、喉の風邪でしょうね。お薬を出しておきますね」と医者。年末を控えコロナ感染者が急増している。心配 … 続きを読む
コロナに罹る!
まさか自分がコロナに罹るとは思わなかった。人一倍注意しているつもりだった。◆数日前から喉がいがらっぽく、ハチミツやのど飴を舐めていた。一昨日の日曜日、ゴルフをしていると咳が 出るようになった。正月にひどくなっても困るので … 続きを読む
「幸せ」は「相対論」
本日は我が社では仕事納め。明日から9連休になる。◆コロナのおかげで暗い一年だった。オリンピックは中止となり、海外からの旅行者もいなくなった。我が社も期待していた仕事を幾つか失ったが、それでも社員にんなの頑張りで大きく売上 … 続きを読む
「『勝って来い』とは言わない。勝てなくてもいい」はダメ
私が高校1年生の夏、我が佐伯鶴城高校野球部は初めて念願の夏の「甲子園大会」に出場した。野球部の連中は佐伯市のヒーローになった。◆その翌年、つまり私が高校2年生の冬、今度はラグビー部が大分県予選の決勝まで勝ち進んだ。決勝戦 … 続きを読む
コロナ後、どうなるのだろう?
街を歩けばほぼ100%の人がマスクをしている。店に入ろうとすると必ず手の消毒を求められる。私は消毒スプレーを携帯し、電車のつり革などに触ったらその都度手を消毒している。コロナ騒ぎ前とくらべ我々の生活は大きく変わった。「い … 続きを読む
悲しいクリスマス
この話題は当欄で何度か書いた。◆今朝の出勤時、どこからともなく流れてくるクリスマスソングにまた思い出した。また涙が出て来た。とうに60歳を過ぎたオジサンがハンカチで目を拭いながら歩いて出勤した◆小学校2年生の私はサンタク … 続きを読む
日没が一番早い日
今年の冬至は12月21日。冬至は一年の中で昼間の時間が最も短い日だから、冬至が「日の出が最も遅く、日没が最も早い」と思っている人が多いようだ。実は違う。冬至より約2週間前が日没時刻が最も早いのだ。今年では今週末の明日(5 … 続きを読む
徹夜の資料作りとマラドーナ
会社に入って4年目、6月の暑い夜だった。今はどうなっているのか知らないが、当時、土木工事は3カ月に1度くらいの割合で「出来高確認検査」が行われていた。検査前の一週間は徹夜に近い状況で検査用の資料作成をすることになる。その … 続きを読む
コロナ対策
先日この欄で「コロナ死」と「自死」の数値化に関することを書いた。そこで「すべての命は平等」なんてきれいごとだ、と書いた。◆もっと言うならば「すべての時間だって平等ではない」と言いたい。私の1時間と大学1年生の1時間はワケ … 続きを読む
コロナと経済 (「死者数比較」より重要な「失った時間数比較」)
年に何回か社員の査定をする。みんな頑張っているのにそれぞれの者を点数化する作業は決して楽しいものではない。ペーパーテストでもやって点数を付ける方が気は楽だがそうはいかない。できれば点数化などやりたくないが、逆に点数化しな … 続きを読む
人手不足
先日あったリモート会議でのこと。私はリモート会議では基本的に発言しない。みんなの意見を聞いているだけ。◆その会議では「人手不足への対応」がテーマになっていた。司会者の「どうすればいいか」との質問に対し参加者から「マスコミ … 続きを読む
余裕があるなら今こそ旅行を!
「実は『GO TOトラベル』って、安く旅行が楽しめそうで実際はそうではなかった」と多くの方から聞いた。当社の従業員もそう話している。カラクリはこうだ。『GO TOトラベル』の開始以前は地方のホテルの多くは宿泊費を定価の半 … 続きを読む
憂国忌
先日、久しぶりに高級クラブへ行った。連れていかれた。接待された。キレイな女性に囲まれて飲むウィスキーは美味しい。高級クラブの女性は外見がキレイなだけではなく気配りも効くし知性もある。政治の話から下ネタまで、どんな話題でも … 続きを読む
「なにか いいこと ないかなあ」
「なんか いいこと ないかなあ」が私の口癖。先ほども田町駅前を歩いていて「なんかいいことないかな」と独り言◆「いやいやキノシタ君。なにを贅沢言っとるの? 大きな病気で悩んでいるわけでもなし、明日の食べるものの心配をしなけ … 続きを読む
まず「譲る」こと
実は数年前にもこのエピソードをこの欄に記したことがある。私の最も古い、幼い、楽しい記憶である。2歳の終わりころ、あるいは3歳になったばかりの頃のことである◆その日、姉(当時5歳)の友人が我が家に遊びに来ていた。2階の子供 … 続きを読む
二流国、三流国への転落
昭和の終わりから平成の初期にかけて我が国は世界の超一流国であった。1979年にエズラ・ヴォーゲルが著した『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(原題:Japan as Number One: Lessons for Ameri … 続きを読む
国産ジェット 凍結へ
私の古い友人Kさんは6年前から言っていた。「キノシタさん、無理です。おそらくMRJ が型式認定を取ることはないでしょう。三菱の能力不足です」それを聞いていたHさんも「うーん、残念ですが、私もそう思いますよ。無理でしょ … 続きを読む
義理や道徳が重んじられない世界
ヘリコプター業界という狭い世界では「義理」や「道徳」に対する意識が低いように感じている。カネのために平気で仲間(と思われていた人)やそれまでお世話になった会社を裏切るようなことをする。私の元にも「この商品エアロさんで納入 … 続きを読む
PTAの思い出
小学校2年生で父親を亡くしたため、その後は授業参観(PTA)に母が来られないことが多くなった。特に寂しいとは思わなかった。◆私は早熟で、小学生のころは背も高い方だった。席は一番後ろ。PTAのときはお母さんたちのいい香りが … 続きを読む
PTAでの自慢話
幼稚園に入る前の年だから4歳か5歳の頃のことだ。小学校2年生の姉の授業参観(PTA)に母と一緒に訪れた。算数の授業だった。先生が黒板に問題を書き「分かる人?」と訊ねる。50人近いクラスだったが手が挙がったのは半数もいなか … 続きを読む
ホールインワン (証人がいなければ保険が下りない)
本日のゴルフ。17番ホール。155ヤードのショート。7番アイアンがジャストミート! ボールはグリーン上で小さく跳ねたあとピンに向かって転がった。私は目が悪いので(左右とも0.3)よく見えなかった。「入った!」 同伴競技者 … 続きを読む
春歌
高校時代、女性のおっぱいはおろか手すら握ったことがないような、いわゆるガリ勉クンだったS君。東京の大学へ進学し、故郷佐伯市で開かれた成人式のあとの同窓会で会うと別人になっていた。なんとあの堅物S君がみんなの前で自慢げに「 … 続きを読む
お会いしたい方々に会えない寂しさ
私には、一年に一回程度お誘いし食事を共にしながら昔話を楽しむ先輩が数名いる。建設業界にもいるがヘリコプター業界にもいる。かつて、若気の至りで失礼な対応をしたにもかかわらず優しく応援してくれる方もいる。◆コロナの影響で、今 … 続きを読む
がむしゃらに働く
人生を振り返ると「とにかく勉強した」「がむしゃらに働いた」という時期がある。「勉強した」「働いた」という経験は間違いなく自分の財産になる。◆世の中が豊かになり平和になると「そんなに頑張ってどうするの?」というムードが強く … 続きを読む
糞くらえっ!「週刊新潮」・・オマエのおかげで金メダルが一つ減った
民度の低い読者に迎合するように「週刊文春」「週刊新潮」の低俗な不倫報道がとまらない。かつて他の週刊誌に先駆けて「グラビアに女性ヌードを掲載しない」と決めた品位の高さはどこへ行ったのか?売れさえすればいいのか?記者としての … 続きを読む
休養と教養
我が国で最初に完全週休二日制を導入したのは松下電器産業(現パナソニック)。その時、オーナーの松下幸之助さんは「一日は休養に、もう一日は教養にあてていただきたい」と言ったのは有名な話。◆松下さんが言った「教養」とは仕事に関 … 続きを読む
「交尾ノ後ニハ、スベテノ動物ハ悲シ」
宮本輝の新刊を読んでいる。大変失礼だが宮本さんはもう若いころのようなグイグイと読ませる筆力がない。衰えている。・・と、感じながら「いや、これは宮本輝さんの筆力が落ちたのではなくオレの読む力が落ちているのかもしれないな」な … 続きを読む
ついに『空飛ぶクルマとVポート』発刊!
春先から書き始めた「空飛ぶクルマとVポート」がやっと発刊に漕ぎつけた。◆10年後か20年後、「飛行機・ヘリコプター・ドローン・空飛ぶクルマ」がそれぞれの役割を持って我が国の上空を飛んでいることだろう。空飛ぶクルマはいずれ … 続きを読む
謝り方を知らない卑怯者が増殖している
「現在、大手建設会社に勤める優秀な技術者が転職を希望しています。エアロさんに向いていると思います」と人材紹介会社から連絡があったのは今年の6月だった。履歴書を見て「面白い!」と感じ、私が直接面接した。なかなかのオトコ。「 … 続きを読む
COCOAの効果、検証してるの?
社員には「COCOA」に登録するように勧めている。先日ある女性スタッフの元に「COVID-19にさらされた可能性があります」と通知が来た。彼女は一人暮らしである。心細かったであろう。「自分の回りには感染者はいない」「誰か … 続きを読む
旧民主党の方々、今はどう思っているのだろうか?
かつての民主党とどう違うのかよく分からないが合流新党「立憲民主党」が誕生した。この新「立憲民主党」議員の多くはかつて政権与党「民主党」に在籍していた。◆私が一番聞きたいことをマスコミは彼らに聞いてくれない。①「あの頃『コ … 続きを読む
想い出
昭和60年ころの話。私は前田建設工業の土木職員として現場監督をしていた。◆春の天気の良い土曜日、現場は近々始まる大工事の準備中で、まだのんびりとしたものだった。私は現場を回ったり事務所に戻って設計図書を睨んだりしていた。 … 続きを読む
バカに対して注意できない私
コンビニへ行くためにエレベータの「⇓」ボタンを押した。16階から下りて来たエレベータにはすでに3人が乗っていた。私は軽く会釈して乗り込んだ。3人は私の会釈にも気付かずにおしゃべりに夢中だ。そのうち一人はマスクもしていない … 続きを読む
コロナ 8月ピーク説
8月4日のこの欄で紹介した。3月の終わりころ、私は政府関係のある医師が「我が国ではコロナのピークを8月に持っていこうということになりました。ここまでは計画通り順調に推移しています」と話しているのを聞いた。「へえ、そうなん … 続きを読む