‘ボス’ の記事一覧

2021年01月04日 ---- ボス

仕事始め

boss-1

今日は我が社の仕事始め。国内の多くの企業もそうだろう。◆あらためまして、明けましておめでとうどざいます。ところがこの欄ですでにご報告しましたとおり私は年末より東京医科歯科大病院のコロナ感染者病棟に入院中です。関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けすることになりました。申し訳ありません。◆我が社に関しましては「神が試練を与えた」と受け止めることにします。「早晩引退することになる社長にいつまでも頼っていては
ダメだ。社長不在でもオレたちはこんなに受注し売り上げを伸ばしたぞ」と言える会社に変容してくれることを期待します。◆実は年末に「新組織編成」を終えました。社員への発表・発令は本日の予定でした。人事部からは「社長から発表していただかないとなりませんから、社長退院後の発表にしましょう」との提案があったが、「なーに、オレなんていつ退院できるか分からない。死んでしまうかもしれない。今日、発表・発令してくれ」と応えました。◆そういうわけでエアロファシリティーファシリティー株式会社は本日かなり大きな人事異動を行います。「適材適所」「社員の働き安さ」「お客様との意志の疎通」を優先した異動です。◆ひきつづき応援よろしくお願いいたします。

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2021年01月01日 ---- ボス

病院での年明け


25日の仕事納めの段階ではまさか年明けを病院で迎えることになるなんてチラッとも思わなかった。しかもコロナで。◆2021年元日、寂しく病院で目覚めたが体調は悪くない。最悪のスタート。もうこれより悪くはならないだろう。今年は正月が最低で、これから少しずつ上向いてくると信じよう。いや、年末に検査を受けられたこと、病院にしかも個室に入院できたことがすでに十分ラッキーだ。◆「うん、今年は良い年になりそうだ」そう思うことにした。

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2020年12月31日 ---- ボス

カネに余裕があったから・・

boss-a

12月27日、ゴルフからの帰り道、咳が出るようになった。熱はない。気分も悪くない。翌28日、近所のクリニックへ行った。「多分、喉の風邪でしょうね。お薬を出しておきますね」と医者。年末を控えコロナ感染者が急増している。心配だ。私は医者に聞いた。「先生、念のためPCR検査お願いします」◆「PCR検査は3万5千円ですが、いいですか?」と医者が聞き返す。不安なく正月を迎えるためならしようがない。安くはないが今の私には払えない額ではない。この時点では「保険代」とか「安心料」のつもりだった。ところが果たして結果はまさかの「陽性」であった。◆今、私は東京医科歯科大学病院のコロナ対策専用病棟の個室でこの欄を書いている。私は少々カネに余裕があったのであそこで3万5千円を払うことができた。カネに余裕がなかったら「これはコロナかもしれないな。いや、このだるさはきっとコロナだろう」などと心配しながら自宅で正月を迎えたのだろうか?◆カネに余裕があったからPCR検査を受け、コロナ陽性が判明し入院できた。カネに余裕が無かったら検査も受けられない。私はラッキーだったが、やはり、こんな制度はおかしい

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2020年12月29日 ---- ボス

コロナに罹る!

boss-a

まさか自分がコロナに罹るとは思わなかった。人一倍注意しているつもりだった。◆数日前から喉がいがらっぽく、ハチミツやのど飴を舐めていた。一昨日の日曜日、ゴルフをしていると咳が 出るようになった。正月にひどくなっても困るので昨日、近所のクリニックに行って診てもらった。「多分、喉の風邪でしょうね。お薬出しておきますね」と医師の言葉。「先生、念のためPCR検査もお願いします」とお願いした。3万5千円ほどかかった。「結果は明日、電話でお伝えします」とのこと。◆今日もゴルフの予定が入っていたがキャンセルした。咳は止んだ。「陰性でしたよ」との連絡を待つがなかなか電話が来ない。午後3時を少し回った頃クリニックから連絡があった。意外にも「陽性でした」との通知。今、保健所からの連絡を自宅の自室で待っているところ。◆同居する家人と娘に移していないかが最も気がかり。二人をすぐに検査に行かせた。幸い二人とも陰性であった。とりあえずホッとした。だがまだ安心できない。◆プロ野球の梨田監督や片岡篤史さん、俳優の石田純一さんがコロナで苦しんでいる様子が思い出される。「ああ、オレもこれから熱が上がって、あんなに苦しむのだろうか?」と不安になる。「苦しみながら死ぬのは嫌だな」と強く思う。◆会社の関係者やゴルフ仲間には連絡した。みなに申し訳ない。私と近くで話をした方々は皆、不安な正月になるかもしれない。さて私はこれからどうなるのだろう?どこかホテルで隔離されるのか、病院に入院できるのか、あるいは自宅で療養することになるのか。保健所からの連絡を待っている。◆多くの皆様にご心配をおかけすることになり、大変申し訳ない 。◆贅沢言えば、なんとか軽症で済み、1日でも早く元気を取り戻したい。苦しみたくない。死にたくない。怖い。

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2020年12月25日 ---- ボス

「幸せ」は「相対論」

boss-b

本日は我が社では仕事納め。明日から9連休になる。◆コロナのおかげで暗い一年だった。オリンピックは中止となり、海外からの旅行者もいなくなった。我が社も期待していた仕事を幾つか失ったが、それでも社員にんなの頑張りで大きく売上高を落とすことはなかった。いろいろとストレスの溜まる一年であったがそれでも飲食業や観光業の方々に比べれば「幸せ」な方だ◆「幸せ」っていうのは絶対的な感覚ではなく「相対的」に感じる者なのだな、とつくづく思う。回りが不幸であれば「自分は恵まれている。自分は幸せだ」と思う◆人間って、浅はかで単純な動物であることを思い知る。或いはそんないやらしい感覚を持つ私が異常なのかな?◆自己弁護のために一言添える。私は人の不幸を願っているわけでは決してない。

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2020年12月18日 ---- ボス

「『勝って来い』とは言わない。勝てなくてもいい」はダメ

boss-b

私が高校1年生の夏、我が佐伯鶴城高校野球部は初めて念願の夏の「甲子園大会」に出場した。野球部の連中は佐伯市のヒーローになった。◆その翌年、つまり私が高校2年生の冬、今度はラグビー部が大分県予選の決勝まで勝ち進んだ。決勝戦に勝てばあの「花園」へ行ける。決勝戦は月曜日だった。相手は強豪大分舞鶴高校。朝礼が壮行会を兼ねた。全校生徒がグラウンドに集合、これから試合会場へ向かうラグビー部員が整列している。生徒全員で佐伯鶴城校歌を歌い歓声が上がる。◆校長が壇上に立ちラグビー部員に激励の言葉をかける。「相手の大分舞鶴高校は格段と強い高校だ。伝統もある。私は君たちに『勝って来い』とも『負けるな』とも言わない。悔いのない試合をやってきて欲しい」そんなことを言った。校長の話が終わるとラグビー部員たちはバスに乗り込んで競技場に向かった。他の生徒たちは通常通りの授業だった◆1時限目。私のクラスは「化学」の授業だった。「カッパ」というあだ名の付いた河野先生が怒っている。教室に入るといきなり「あんなバカ校長がおるか!のうキノシタ」と私に言ってきた。私はカッパ先生が何を怒っているのか分からない。「これから決勝戦に向かう選手たちに対して『勝って来いとは言わない』ちゃあどういうこっちゃ。試合は勝たんとダメやろが。勝ちに行かないでどうする!最初から負けるつもりじゃ選手だって元気が出らんぞ!『勝って来い』『やっつけて来い』と言って送り出し、それでももし勝てなかったら『よく頑張った、残念だった』だろうが!あんなバカ校長に激励されたラグビー部員がかわいそうじゃ」◆カッパ先生の怒りは授業時間の最初の10分間以上は続いていた。私は「そう言われりゃ、まあ、そうだな」程度に思っていた◆決勝戦、結果は「102」対「0」で負けた。全く歯が立たなかったそうだ。その冬、大分舞鶴高校はなんとあの「花園」を制し全国制覇を成し遂げた◆あれから50年近くが経った。校長の言葉、カッパ先生の怒り、双方ともよく覚えている(覚えているのは多分、同級生でも私一人くらいだろう) あのときはよく理解できなかったカッパ先生の怒り、今ではよく分かる。

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2020年12月18日 ---- ボス

コロナ後、どうなるのだろう?

boss-b

街を歩けばほぼ100%の人がマスクをしている。店に入ろうとすると必ず手の消毒を求められる。私は消毒スプレーを携帯し、電車のつり革などに触ったらその都度手を消毒している。コロナ騒ぎ前とくらべ我々の生活は大きく変わった。「いつになったらコロナ禍は終息するのだろう?」「早く終息しないかな」そんなことばかり考えている◆ふと思った。「コロナが終息したら、元のようになるのだろうか?」と。今年一年間、我々はマスクと消毒に寄って「無菌状態」に近い生活を続けて来た。まだしばらくはこの「無菌状態生活」が続く。さて、ワクチンが摂取されコロナの特効薬ができたら元の生活に戻れるのだろうか?◆1年間以上マスクと消毒で無菌状態にいた者が、コロナの終息と共にマスクと消毒を止めたら、なにか良からぬことが起きそうだ。魚に例えてみよう。2年間清流で生きて来た魚がいきなり濁った水の中で生きられるだろうか?無理だろう。◆コロナが終わってマスクと消毒をやめてしまったら、簡単に他の病気になるようなヤワな身体になっているのではないだろうか?心配し過ぎであればいいが・・。

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2020年12月10日 ---- ボス

悲しいクリスマス

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この話題は当欄で何度か書いた。◆今朝の出勤時、どこからともなく流れてくるクリスマスソングにまた思い出した。また涙が出て来た。とうに60歳を過ぎたオジサンがハンカチで目を拭いながら歩いて出勤した◆小学校2年生の私はサンタクロースの存在を信じていた。風呂の煙突から我が家に入り、夜中にそっと私の枕元にプレゼントを置いて行ってくれる。信じていたが疑い始めてもいた。クリスマスイブの夜、私は眠ったふりをして布団の中でサンタが来るのを待った。ところがいつのまにか眠ってしまい、目が覚めるとプレゼントが届いていた。それが私が信じた、最後のサンタだった。◆それから10日後、年が明けた1月3日、家族でタクシーに乗っていて事故に遭った。激しい衝撃のあと、気付くと助手席の父の首にクルマのドアがめり込み血が噴き出していた。父の首は反り返り、薄目を開けて天井を見ていた。私は生え変わったばかりの前歯を折り、唇から血がポタポタと落ちていた。自分の痛みよりも父が心配だった。「とうちゃん、とうちゃん」と泣きじゃくった。車から降りると小雪が舞っていた。ポケットの中にあった、もらったばかりのお年玉袋で唇から溢れてくる血を拭いていた◆それから1年経った小学校3年生のクリスマス。父を失った我が家の生活は大変貧しくなっていた。「お父さんがいなくなったから、今年はクリスマスないからね」、母は優しく悲しく言ったのだろうが私には冷たく聞こえた。「えっ?」と声に出したかもしれないが、私は素直に、そしてとても寂しくうなずいた。◆きつかったのはその翌日。冬休み中のお友達がサンタさんにもらったプレゼントを持ち寄って遊んでいる。「もとみちゃんは何をもらったの?」まったく悪気はないのだが、笑顔で聴いてくる同級生の言葉は怖かった。何も答えられなかった。「ぼくんちにはサンタさん来なかったよ」などと答えられなかった。何も答えず、それでも私は笑顔を保っていた。彼らがもらったプレゼントで一緒に遊んだ。楽しくなかったが笑顔で遊んでいた◆あれから54年も経った。今、思い出しても涙が溢れる。母は頑張って私を大学まで出してくれた。感謝に耐えない。私は毎年クリスマスが近づくとあの小学校3年生のクリスマスを思い出し涙する。そして思う。「きっとあの時の僕と同じような思いをしている子供たちが今も大勢いるのだろう」と。◆今年はコロナ禍で多くの家庭が急激に貧しくなったことだろう。「悲しいクリスマス」を迎える子供たちも増えることだろう。私はなにもできない。心の中で、そんな子供たちを想像し「頑張れ!」と応援するだけだ。

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2020年12月04日 ---- ボス

日没が一番早い日

boss-1

今年の冬至は12月21日。冬至は一年の中で昼間の時間が最も短い日だから、冬至が「日の出が最も遅く、日没が最も早い」と思っている人が多いようだ。実は違う。冬至より約2週間前が日没時刻が最も早いのだ。今年では今週末の明日(5日)明後日(6日)あたりが最も日没が早い。来週からは少しずつ日没時刻が遅くなる。一方、日の出の方はまだまだ遅くなる。日の出が最も遅いのは大晦日から元日あたりか。◆多くの人にとって日の出の時刻は大きな問題ではない。日の出前からゴルフをするヤツはいない。日没後までラウンドするヤツはけっこういる。「日の出時刻」よりも「日没時刻」のほうが影響が大きい。◆来週からは少しずつ、その「日の入り」が遅くなる。寒さはこれから厳しくなるが、「日の入りだけは少しずつ遅くなっている」と思うとほんのちょっと救われる。どんなことでも「何かいいコト」を見つけて明るい気分に持っていきたい。

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2020年11月30日 ---- ボス

徹夜の資料作りとマラドーナ

boss-b

会社に入って4年目、6月の暑い夜だった。今はどうなっているのか知らないが、当時、土木工事は3カ月に1度くらいの割合で「出来高確認検査」が行われていた。検査前の一週間は徹夜に近い状況で検査用の資料作成をすることになる。その夜、私は2年年長の山下純一郎先輩と二人で資料を作っていた。資料作りと言っても、断面図に赤鉛筆で色を塗る作業。今ならカラーコピーで済むが当時は「青焼き」した紙に一枚一枚、赤鉛筆で色を塗っていた。莫大な枚数だった。夜中の2時か3時ころだったか。山下先輩が「キノシタ、ちょっと休憩しようか?」と誘ってくれた。それまで、こちらから「先輩、疲れました。ちょっと休憩していいですか?」とは訊けなかった◆山下先輩は優しい方だったが、そこは上下関係。後輩から「休みましょうよ」などと言えるムードではなかった。私は山下先輩にインスタントコーヒーを入れ、二人で宿直室へ行ってテレビをつけた。サッカーのワールドカップをやっていた。メキシコVSイングランド戦。あのマラドーナが5人抜きをやった試合。あの試合を深夜、ライブ中継で観られたのだ。仕事でくたくたになった状態だったがとても興奮した。◆「徹夜の検査準備」「山下先輩の優しい言葉」「汚い当直室のテレビ」「マラドーナの5人抜き」・・・あれから30年以上経った。昨日のことのように覚えている。◆そのマラドーナが亡くなった。思い出だけが残った。

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2020年11月30日 ---- ボス

コロナ対策

boss-a

先日この欄で「コロナ死」と「自死」の数値化に関することを書いた。そこで「すべての命は平等」なんてきれいごとだ、と書いた。◆もっと言うならば「すべての時間だって平等ではない」と言いたい。私の1時間と大学1年生の1時間はワケが違う。「私は1時間で3万円稼ぐが大学1年生は1時間で500円使うだけ」などと言いたいのではない。その逆。「今の私の1時間」と「大学1年生時の私の1時間」は密度が全く違う◆はっきり言うと、私は、今の学生がかわいそうでならない。人生で最も大切な期間を鬱々と生活しなければならない。恋愛もスポーツも旅行も制約される。勉強だって普通じゃない。リモートでは良い勉強もできないし素敵な出会いだってない。よい事はなにもない。◆コロナでは40歳以下は殆ど死ぬことはないことが分かってきた。それなら「(マスク着用で大声は出さない、程度の)最低限のルール」だけ決めて、若者はもっと自由に行動させてあげればいい。部活動も修学旅行もやればいい。そうなると(感染リスクが高まり)60歳以上はずっと厳しい状況に置かれる。極端な話「60歳以上は外出禁止」という措置だってあっていい、と私は思う。十代の若者が伸び伸びと学生生活を謳歌するためなら60歳以上は1年間くらい牢屋に閉じ込められても我慢する、そういう提案を誰かしないのか?◆政治家もマスコミも、偉い人はみな60歳以上。そんな発言は誰もしない。◆コロナに罹っても30歳以下は死なないことが分かってきた。それなら、せめて大学生までは自由にやらせてあげたい。だって60歳以上の人の1時間と二十歳の1時間、同じ1時間だって密度は数倍も数十倍も違うのだから・・。◆60歳以上の皆さん、若者のためにワクチンができるまでのあと数か月、我慢してみませんか?若者に「自由な行動」をプレゼントしませんか?

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2020年11月27日 ---- ボス

コロナと経済 (「死者数比較」より重要な「失った時間数比較」)

boss-a

年に何回か社員の査定をする。みんな頑張っているのにそれぞれの者を点数化する作業は決して楽しいものではない。ペーパーテストでもやって点数を付ける方が気は楽だがそうはいかない。できれば点数化などやりたくないが、逆に点数化しないと不公平になることの方が多い。◆さきほど冬季賞与のための査定(点数化)が終わった。終わったとたん気が楽になった。で、今回は点数化の話。◆国内の、10月の自殺者は昨年の同月より600人以上増えた。コロナが直接原因とは言わないが、コロナ禍さえなかったらこの600人は自死することは無かったと推測できる。一方、その同じ10月にコロナで約200人が命を落とした。◆コロナで200人が無くなる間に、自死を選んで(いや、選ばざるを得なくて)600人が亡くなった。「200人:600人だ!」と点数化するのではない。私は(経営者として?)もっと厳しく、冷徹に、数値化する考えがおこる。クセと言ってもいいかもしれない。◆まず私は常々「人の命は平等」という偽善的な言葉に対し「嘘つけ!」と思っている。なにを言いたいのかと言えば80歳でコロナで死ぬ人の命と40歳で自死を選ばざるを得なかった方の命は、同じ単位「人」で数えるよりもっと冷徹な「時間」という数値化ができるんじゃないのか、ということ。◆仮に日本人の平均寿命を90歳として、コロナで亡くなった200人の平均が80歳だとすると、10月にコロナで失われた総時間数は「2000人・時」。この間に自殺した人の平均年齢が40歳だとしたら、自殺で失われた総時間数は「30000人・時」になるのだ◆「人の命は平等」というきれいごとをなかなか否定する勇気を持てない。いや、多くの者は気付いているがそれを発言する勇気を持てない。◆だが、そろそろ冷徹に、数値化して現実を見るということも行うべき事態になっていると私は思うのだがどうだろう? ◆10月の「コロナ死数:自死数 =200:600」 同じ期間の「コロナで失われた時間:自死で失われた時間 =2,000:30,000」 あなたはどう思いますか?

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2020年11月27日 ---- ボス

人手不足

boss-b

先日あったリモート会議でのこと。私はリモート会議では基本的に発言しない。みんなの意見を聞いているだけ。◆その会議では「人手不足への対応」がテーマになっていた。司会者の「どうすればいいか」との質問に対し参加者から「マスコミを使ってアピールを」とか「政府機関にカネを出してもらうようにお願いしたら?」などとのアイデアが出る◆私は聞いていて悲しくなる。リモート会議では私は発言しないが「もしあなたの息子が、将来その職業に就きたいと言ったら、あなたは応援しますか?」と彼らに問うてみたくなった。◆「止めろよ」と言うのだったらなぜ「止めろよ」と言うのか。その職業自体に(待遇などの)問題があるのだろう。親として「応援するよ」と言える職業が人手不足なのであれば「その仕事の魅力を多くの人が理解していない」ということになり「広報活動」が重要になる◆「人手不足だ」というテーマに対し「現状はどうなのだ?」「他の職種と比べてどうなのだ?」「将来的にはどんな問題があるのか?」「各企業はそれぞれどんな努力をしているのか?」を確認せずに、いきなり「なにか良い解決策を!」では話にならない。◆理系の人間はデータに基づいて、他と比較して、原因を探り、自分なりの予想を立て、そこから解決策を探る。文系頭脳の方々はいきなり「自分の感覚」で思いついたことを話す。◆男女の割合を等しくする努力より文系理系の割合を等しくする努力をこの国はすべきじゃないのかな?などと皮肉っぽく思いながら会議を眺めていた。

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2020年11月26日 ---- ボス

余裕があるなら今こそ旅行を!

boss-b

「実は『GO TOトラベル』って、安く旅行が楽しめそうで実際はそうではなかった」と多くの方から聞いた。当社の従業員もそう話している。カラクリはこうだ。『GO TOトラベル』の開始以前は地方のホテルの多くは宿泊費を定価の半値以下に下げていた1/3以下も珍しくなかった。ところが『GO TO』の期間に入った瞬間、どのホテルも宿泊費を定価に戻した。キャンペーンで定価の35%引きで泊まれると言っても実際にはキャンペーン以前の方が、ゆったりと安く宿泊できた。◆コロナがまた増えて来た。キャンペーンを止めるところが出て来た。私は思う。キャンペーンが終わった瞬間が一番のチャンスじゃないの?政府からの補助はもらえなくても、少ない客に対して最高のもてなしが受けられる。観光客でごった返すこともなくゆっくりと景観や料理を楽しめる。◆「人の行く裏に道あり花の山」という株式投資の格言を思い出した。札幌に行きたくなった。

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2020年11月25日 ---- ボス

憂国忌

boss-a

先日、久しぶりに高級クラブへ行った。連れていかれた。接待された。キレイな女性に囲まれて飲むウィスキーは美味しい。高級クラブの女性は外見がキレイなだけではなく気配りも効くし知性もある。政治の話から下ネタまで、どんな話題でも楽しく笑顔で対応する。すごい。◆読書の話になった。向かいに座っているキレイな女性が「キノシタさんは作家ではどなたが好きなの?」と訊いて来た。「やっぱり三島由紀夫かな」と私が応えると「あっ、私は三島は読んだことないわ。私が産まれたときにはもう三島は死んでましたものね」と言った。「村上春樹・村上龍・宮本輝、この三人の作品もかなり読んでるよ。特に彼らのデビュー当初のものはね」と言うと「私も宮本輝、だーいすき。全部読んでます」と隣に座った美人が応える。向かいに座った美女も「あっ、私もその三人とも好き!」 美女に囲まれて、人のおカネで、少し知的で、もう少し痴的な会話を楽しんだ夜だった。◆で、今日は三島の命日「憂国忌」である。三島が市ヶ谷で凄惨な自死を遂げてまる50年が経った。私なりに思うことは多いが、その思いを上手に表現できないし、聞いてくれる人も興味を持つ人も、私の回りにはいない。◆知的な感じの、或いは思想的に偏った感じのオジサマ(オジイサマ)たちがテレビで三島を語っているのを聞いてもなにか白々しい。三島の文学と思想と行動は、それを学んだ者がそれぞれに思うものなのだろう。◆コロナ禍の緊急事態宣言下で「豊饒の海」を読み返すことができて良かった、とつくづく思う。(三島がもう少し生きていれば、間違いなくノーベル文学賞は取っていたのにな、と悔しい思いも・・・)

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2020年11月18日 ---- ボス

「なにか いいこと ないかなあ」

boss-b

「なんか いいこと ないかなあ」が私の口癖。先ほども田町駅前を歩いていて「なんかいいことないかな」と独り言◆「いやいやキノシタ君。なにを贅沢言っとるの? 大きな病気で悩んでいるわけでもなし、明日の食べるものの心配をしなければならないわけでもなし、しばらくは戦争が始まることもないでしょ。東京の空はこんなにきれいに晴れていて、あなたは十分幸せじゃないですか。これ以上、なにを望んでいるの?満足を知りなさい!満足を!」ともう一人の自分が注意した◆うーん、おっしゃる通り。それでもまたつい「なにかいいことないかなあ」といってしまう自分がいいる。

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2020年10月27日 ---- ボス

まず「譲る」こと

boss-b

実は数年前にもこのエピソードをこの欄に記したことがある。私の最も古い、幼い、楽しい記憶である。2歳の終わりころ、あるいは3歳になったばかりの頃のことである◆その日、姉(当時5歳)の友人が我が家に遊びに来ていた。2階の子供部屋で姉と友人は二人で遊んでいた。私は母と一緒に一階の台所にいた。「これ、3人で分けて食べよ」母が森永キャラメルを一箱くれた。それを持って私は2階の子供部屋に向かった。幼い私は片手にキャラメルの箱を持って這うように階段を上った◆「これ、かあちゃんが『三人で分けよ』ってくれた」そう言いながら私はキャラメルの箱を開けた。キャラメルが8個入っている。「はい、姉ちゃん」と言って3つあげた。「これは、しーちゃん」と言いながら姉のお友達にも3つあげた。「僕は2つでいいけん」と遠慮したことを覚えている。◆普通の子供なら「僕がもらったのだから、僕は3つね」など言いそうなところ。あるいは「じゃんけんしよう」と言うのか。だが私は「僕は2つでいいけん」と言った。天性の謙虚さがあったのか?(笑)◆しかし、どこかでやはり寂しかったのだろう。一人で台所に下りて母に言った。「キャラメルは8個やった。姉ちゃんとしーちゃんに3つずつやった。僕は2個」◆途端に母親が笑顔になった。優しい優しい笑顔だった。「モトミは偉いなあ」そういうと戸棚から角砂糖を一つ取って私にくれた。「はい、これ、ご褒美」◆その角砂糖はキャラメルよりも10倍も甘く美味しかった。「人に譲ること」「人に優しくすること」をすれば、やがてその何倍ものよい事が返ってくる。幼い私に、母は愛情を持って、そういうことを教えてくれた。私の大きな財産のような想い出。

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2020年10月26日 ---- ボス

二流国、三流国への転落

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昭和の終わりから平成の初期にかけて我が国は世界の超一流国であった。1979年にエズラ・ヴォーゲルが著した『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(原題:Japan as Number One: Lessons for America)は、1980年代になって広く世界中で読まれた。世界中の人々が日本を「超一流国」と認めていた。平成に入りさらに調子に乗った我が国は、有頂天になり国民は享楽をむさぼった。ところが、当然、バブル景気がはじけ凋落が始まる。実際には急激なダウンなのだが国民は気付かない。◆30年が経った。既に我が国は世界の「超一流国」どころか「二流国」か「三流国」に成り下がってしまっているが、まだ多くの国民は気付いていない。「国民一人当たりのGDP」は世界25位~27位あたりまでに落ちた。人口はこれから急激に減っていく。「国民一人当たりの借金」は世界最大になる。まだまだ凋落は続く。◆この凋落の最も大きな要因は我が国の「教育」に対する考え方だと思う。「バカでも大学に進学する時代になった」つまり勉強しないヤツらが4年間以上のモラトリアムを20歳前後で浪費する。「厳しさ」が否定される時代になった。「パワハラ」なる言葉が独り歩きし、会社のためや彼のために厳しい指導をした真面目な上司が「やり過ぎです!」といって放逐される。私が可愛がっていた大変有能な将来を嘱望された銀行マンも可哀そうに「パワハラ」が原因で銀行を去った。◆「経済的格差」が言われるが「厳しさ・優しさ格差」は問われない。なぜ? ◆世の中どこも「甘い親」「優しい親」「優しい上司」ばかり。「甘い親」「優しい親」「優しい上司」以外は「無関心な親」と「無関心な上司」・・これらが我が国をあっと言う間に「二流国」に押し下げた。「優しくて厳しい親」「優しいけど怒ったら怖い上司」がいなくなった。◆要するに「人に対する愛情が欠落し」「自分さえ良ければいい」という人間が増えてしまった結果だと私は思っている。

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2020年10月23日 ---- ボス

国産ジェット 凍結へ

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私の古い友人Kさんは6年前から言っていた。「キノシタさん、無理です。おそらくMRJ   が型式認定を取ることはないでしょう。三菱の能力不足です」それを聞いていたHさんも「うーん、残念ですが、私もそう思いますよ。無理でしょうね」◆6年も前の話ですよ!当時、私はその話を信じませんでした。「天下の三菱重工ですよ。世界の三菱ですよ。2.3年で飛ぶんじゃないですか?」と笑顔で帰していた。◆それ以降、KさんとHさんと会うと必ずその話になった。「MRJ」は「スペースジェット」と名前を変え「もうすぐ」「もうすぐ」と言ってきた。◆先ほどyahoo newsが「三菱重工業が国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の事業を凍結する方向で最終調整していることが22日、複数の関係者への取材で分かった。」と報じた。Kさんから電話で「ほらね、私が言っていたとおりになったでしょ」と言われそうだが、まだ、かかってきていない。明日、かかってくるかな?◆しかし我が国の産業界は大打撃だ。頑張らなければならない。

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2020年10月20日 ---- ボス

義理や道徳が重んじられない世界

boss-2

ヘリコプター業界という狭い世界では「義理」や「道徳」に対する意識が低いように感じている。カネのために平気で仲間(と思われていた人)やそれまでお世話になった会社を裏切るようなことをする。私の元にも「この商品エアロさんで納入してくれませんか」などと言って現在自分が所属する会社の商品(商権)を持ち込む人が何人かいた。私は丁重に断る。心の中では「あなたは『一宿一飯の恩』と言う言葉を知らないの?不満はあるのかもしれないけどあなたの生活をこれまで支えてくれた会社でしょ?そこの商品(商権)をこっそり持って出る、それもカネのためにってどういうこと?」と聞いている。◆ヘリコプターと言う乗り物を操縦するときには「人の意見は聞くな!」「まずは計器を信じ、次に自分を信じる。人の意見を聞いてはならない」と教えられる。操縦士も整備士も自分の腕に自信を持てるまで鍛えられる。それはよい事。だが、その過程のどこかで「仲間を信じる。仲間を裏切らない。先輩に尽くす」そういった意識が薄くなっているように感じる。◆そういえば、私もかつて大切に育てて来た(と思っていた)部下に裏切られた。「キノシタさんのことは大好きなんですが・・・」などと手紙をよこした彼は、私が大金を投じたある製品が完成し、購入予定者が明確になったところで出て行った。彼は顧客たちに「分社しました。これからはこの製品はこちらで販売します。キノシタはヘリポートを担当しますから、引き続きキノシタもよろしく」などと平気で嘘をついて大儲けしていた。いまだにそんなヤツが結構多いようで悲しい。

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2020年10月19日 ---- ボス

PTAの思い出

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小学校2年生で父親を亡くしたため、その後は授業参観(PTA)に母が来られないことが多くなった。特に寂しいとは思わなかった。◆私は早熟で、小学生のころは背も高い方だった。席は一番後ろ。PTAのときはお母さんたちのいい香りがする。(いや、この頃は決して「いい香り」などとは思っていなかっただろう)真夏の暑い日、お母さんたちが後ろから扇子で仰いでくれていた。◆「暑い日のPTA、お母さんたちが後ろから仰いでくれてたな。嬉しかったなあ。お母さんたちは暑かっただろうな」  そんなことをゴルフをしながらふと思い出していた。

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2020年10月16日 ---- ボス

PTAでの自慢話

boss-b

幼稚園に入る前の年だから4歳か5歳の頃のことだ。小学校2年生の姉の授業参観(PTA)に母と一緒に訪れた。算数の授業だった。先生が黒板に問題を書き「分かる人?」と訊ねる。50人近いクラスだったが手が挙がったのは半数もいなかった。私には答えがすぐに分かった。「〇〇やなあ」と母に小さな声で言った。いや、どうもそれほど小さな声ではなかったようだ。母は口にひとさし指を立て「シー」と言ったが参観するお母さん方がざわついた。「ボク、いくつ?」などと聞いてきた。母は恐縮して皆に頭を下げていた。◆そう、4~5歳のころまでは私は「神童」と呼ばれていた。いや「神童」とは呼ばれてはいなかったが極めて算数のセンスの良い子供であった。姉のPTAについて行くのが楽しみだった。算数の授業であることを願っていた。

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2020年10月12日 ---- ボス

ホールインワン (証人がいなければ保険が下りない)

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本日のゴルフ。17番ホール。155ヤードのショート。7番アイアンがジャストミート! ボールはグリーン上で小さく跳ねたあとピンに向かって転がった。私は目が悪いので(左右とも0.3)よく見えなかった。「入った!」 同伴競技者二人が同時に大きな声を上た。「消えたよ、入ったんだよ、ホールインワンですよ」。私は見えてないので実感がわかない。カートに乗ってグリーンに急ごうとしたがすぐに冷静になった。「誰も証人がいない。我々以外、誰も見ていない」そう思った。◆ホールインワン保険に入っている。私がホールインワンを出したら100万円が出る保険。ただし不正防止のため「間違いなくホールインワンであったことを証明する第三者の証言がいる。それは前を行く組の方でも後ろから来る次の組の方でも、掃除のオジサンでもいい。キャディさんならさらにいい。◆しかし台風の余波の残る霧雨の中のゴルフ場。回りには誰もいない。前の組は1ホール以上も前を行っている。後ろの組とは30分くらい開いている。これではせっかくのホールインワンなのに誰も証人がいない。それでは保険が下りない。保険が下りなければドンチャン騒ぎができないではないか!困った。私はスマホを取り出してゴルフ場に電話した。「17番ホールを回っているキノシタです。多分、ホールインワンのようなのだけど回りに誰もいないんだ。どうしたらいいでしょう?」電話の向こうが騒がしくなった。キャディマスターに替わった。「キノシタさん、私が至急17番ホールに向かいます。ちょっとそこで待っていてください」。私たちはティーグラウンド(最近ではティーイングエリアと言う)で待った。カートがここにあるということは我々がインチキをしていないことの証拠になるだろう、と思った。◆私はここ数年味わったことのないようなトキメキを覚えていた。「とうとうオレもホールインワンを出した!」と、すごい満足感。だが本当にボールはホールの中に入っているのだろうか?「間違いないよ。転がったボールがすっと消えたのだから」と一緒に回っているSさん。するとYさんが「そうだ、私が確認してきます。キノシタさんたちはカートに乗ってここで待っていてください」と言ってグリーンの方へ駆けていった◆キャディマスターが駆け付けたのと、確認に行ったYさんが「残念!入ってません!」と言ったのがほぼ同じだった。◆残念。大騒ぎをして申し訳ない。それでも、それでも私は数年ぶりに「トキメキ」を経験したことが嬉しかった。悔しいことなど全くなかった。楽しかった。なんとなく本当にそろそろホールインワンが出そうな気がしてきた。



僕たちは気になります。カートに僕と佐々木が残り横山さんにグリーンまで確認に行ってもらいました。

「100万円を3人だから随分と贅沢なハワイ旅行に行けますね」などと話していました。



ところが、横山さんが残念マーク。入ってませんよ!

なんと、ボールはグリーンの上に残ってました。それもピンから5mも手前に。

カートに乗って渡(わたり)さんが来ました。「おめでとうございます」と言ってます。「ごめんなさい。お騒がせしました。入ってませんでした。すみません」



ということです。

でも久しぶりに トキメキました。興奮しました。天国の近くまで行きました。楽しいゴルフでした。

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2020年10月07日 ---- ボス

春歌

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高校時代、女性のおっぱいはおろか手すら握ったことがないような、いわゆるガリ勉クンだったS君。東京の大学へ進学し、故郷佐伯市で開かれた成人式のあとの同窓会で会うと別人になっていた。なんとあの堅物S君がみんなの前で自慢げに「春歌」を披露したのだった◆当時の男子大学生は「飲み会」といえば「春歌」だった。東京も京都も福岡も札幌もまともな男子大学生は「春歌」を歌って聞いて踊って、涙を流しながら笑いそして飲んだ。◆ところが、いつのまにか「セクハラ」だなんだと小難しいことを言うスカした奴らが増えてきて「春歌」は男子大学生の宴会の表舞台から消えてしまった。いまやパソコンで「しゅんか」を「変換」しても「春歌」とはならない。「春歌」という言葉すら消滅の危機にある。そこで私はあの良き時代の記憶を留めるため、そして牙を抜かれたような情けないスカした男子大学生に「肉食」のDNAを存続させるため「春歌集」を作ろうと決心した。最初に相談した元NHKの大物Iさんは「キノシタさん、それは素晴らしい企画です。私は立場上、正面から応援はしにくいのですが、私の持っている資料はすべて提供しますから是非実現してください」とのことだった。◆あのころ歌った「春歌」を募集します。当時歌っていた歌詞をメールで送ってください。よろしくお願いします。

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2020年10月06日 ---- ボス

お会いしたい方々に会えない寂しさ

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私には、一年に一回程度お誘いし食事を共にしながら昔話を楽しむ先輩が数名いる。建設業界にもいるがヘリコプター業界にもいる。かつて、若気の至りで失礼な対応をしたにもかかわらず優しく応援してくれる方もいる。◆コロナの影響で、今年はお誘いしにくい。私はコロナ対策をしっかりしてくれている店で毎晩のように会食をしているがさすがに70歳を超えた方々はお誘いしにくい◆本当は同年代の方々よりも先輩と語らうことの方が刺激になることも多く楽しい。ヘリコプター業界の先輩方、お元気にしていらっしゃいますか?私からはお誘いしにくいのですが、「コロナなんて気にしないよ」とトランプさんおように元気な先輩いましたら是非、新橋まで遊びにいらしてください。ヘリコプター業界のこと、ドローンや空飛ぶクルマのこと、楽しくお話ししましょう。

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2020年10月01日 ---- ボス

がむしゃらに働く

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人生を振り返ると「とにかく勉強した」「がむしゃらに働いた」という時期がある。「勉強した」「働いた」という経験は間違いなく自分の財産になる。◆世の中が豊かになり平和になると「そんなに頑張ってどうするの?」というムードが強くなる。一生懸命勉強しなくても、がむしゃらに働かなくても、人並みに食べられて人並みの生活ができればよい、と考える者が増えてくる◆それじゃダメだ。今、私の回りを見てかつての私くらい「がむしゃらに働いている」者は一人もいない。おそらく私の1/3も働いていない。勉強もしていない。私は不満足◆おっ、一人いた。私の身近な者が今、がむしゃらに働いている。外資系のコンサルタント会社に勤務する30歳前の青年。昨夜も夜中の3時に「やっと仕事を終えこれから帰宅です」とのメールが届いた。若いのだからこれくらいみんな頑張らなくてはならない、と思うのだが世間は甘いようだ。

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2020年09月30日 ---- ボス

糞くらえっ!「週刊新潮」・・オマエのおかげで金メダルが一つ減った

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民度の低い読者に迎合するように「週刊文春」「週刊新潮」の低俗な不倫報道がとまらない。かつて他の週刊誌に先駆けて「グラビアに女性ヌードを掲載しない」と決めた品位の高さはどこへ行ったのか?売れさえすればいいのか?記者としての矜持はないのか?◆瀬戸大也の不倫を世間に知らしめて、誰がどのような満足をするのか?「知る権利」?ふざけるなっ!自誌の部数を上げたいだけじゃないか!自分らは賭け麻雀をし、買春し、また不倫を楽しんでいるくせに。◆瀬戸大也に限らない。若くてイケメンで功績がありカネもある有名人には誘惑が多い。特に女性に対する誘惑は若い男にとっては抗いがたい。「誰にも、もちろん相手の女性にも、迷惑をかけないのだから・・」と誘惑に負ける。しようがないじゃないか!◆私は残念ながらイケメンでもなく、カネもなく、また若いころは特に時間もなかったので誘惑は少なかった。誘惑に負けることが無かった。だが瀬戸クンはしょうがない。私のゴルフ仲間の多く(半数以上)も「若いころは瀬戸クンと同じようなことをしてたなあ」などと言っている。◆週刊誌のクソ記者はすぐに「奥さんがかわいそう」などと書く。「オマエがいらんことを探って記事にしなければみんな幸せだったんだよ!」「オマエがみんなを不幸にしておいて何が記者だ!」◆瀬戸クンがオリンピックで金メダルを取れなかったら「週刊新潮」のせいだ! クソっ!

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2020年09月25日 ---- ボス

休養と教養

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我が国で最初に完全週休二日制を導入したのは松下電器産業(現パナソニック)。その時、オーナーの松下幸之助さんは「一日は休養に、もう一日は教養にあてていただきたい」と言ったのは有名な話。◆松下さんが言った「教養」とは仕事に関する勉強はもちろん美術鑑賞でも映画鑑賞でも読書でも、およそ知的好奇心を刺激するものならすべてその「教養」に含まれるのであろうと私は理解している。偉そうに言ってしまえば私は松下翁のその教えを忠実に実践してきた。「休養」と「教養」はどちらも私を豊かにしてくれた。だから若い方にも松下翁の言葉を伝えたい。実践してもらいたい。ところが・・・◆「馬の耳に念仏」。私がいくら言っても残念ながら「休日はオレの権利。自由に使う」という考えの者ばかりになってきたようだ。「自由」はよい事、「権利の主張」も悪くない。だが、社会に出た若者が「教養」を身に付けようと努力しない企業や国は間違いなく衰退する。我が国も、そして我が会社もその方向に向かっているようで怖い。

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2020年09月24日 ---- ボス

「交尾ノ後ニハ、スベテノ動物ハ悲シ」

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宮本輝の新刊を読んでいる。大変失礼だが宮本さんはもう若いころのようなグイグイと読ませる筆力がない。衰えている。・・と、感じながら「いや、これは宮本輝さんの筆力が落ちたのではなくオレの読む力が落ちているのかもしれないな」などと思いもした。◆この小説の中で、『神の歴史』という本に出てくる言葉がテーマになる。「交尾ノ後ニハ、スベテノ動物ハ悲シ」という言葉。読みながら私もスーッと理解し納得していた。◆「緊張したそして熱烈に待望した瞬間が過ぎた後には、われわれはしばしば、端的にわれわれの把握を超えた何か偉大なものを失ってしまったと感じるのだ」と続く。◆私も理解できる年齢になった。いや、こう書くと誤解されそうだ。誤解されてもいいか。◆大きな「ときめき」を最後に経験したのはいったいいつだったのだろう? 「モチロン私モ、今ハ悲シ」である。「コレカラモ、ズット悲シ」となりそうで悲しい。

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2020年09月23日 ---- ボス

ついに『空飛ぶクルマとVポート』発刊!

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春先から書き始めた「空飛ぶクルマとVポート」がやっと発刊に漕ぎつけた。◆10年後か20年後、「飛行機・ヘリコプター・ドローン・空飛ぶクルマ」がそれぞれの役割を持って我が国の上空を飛んでいることだろう。空飛ぶクルマはいずれどこかで急速に普及し始めるのだろう。普及させるためにも今から空飛ぶクルマのための着陸帯「Vポート」の準備をしなければならない◆そんなことを書いている。興味ある方は問い合わせください。定価は1800円だがこの欄を読んで下さっている方で興味ある方には無料でお譲りします。コメント欄に送り先などを記入してください。

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2020年09月15日 ---- ボス

謝り方を知らない卑怯者が増殖している

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「現在、大手建設会社に勤める優秀な技術者が転職を希望しています。エアロさんに向いていると思います」と人材紹介会社から連絡があったのは今年の6月だった。履歴書を見て「面白い!」と感じ、私が直接面接した。なかなかのオトコ。「こういうヤツを大きく育ててみたい」そう思った。「大企業のパーツとして働くよりも、当社ならキミの力を存分に発揮できますよ」私はすぐに「合格」「採用」を決定し彼に報告をした。彼からは、(正確に言うと彼の奥様から)幾つかの条件がついた。私はすべてそれらの条件を飲んだ。7月上旬には文書で「内定通知」を出し、彼からも文書で「内定受諾通知」が届いた。現在の職場に退職届は既に出し10月1日からは当社職員となることになっていた◆ところが先日(9月10日)人材紹介会社から「彼が奥さんの猛反対にあって転職を取り止めたいと言っている」と連絡が入った。「えっ?今になって? 彼を迎え入れることになったので他の希望者を断ったのに・・・」◆「来ない」と言う人間を「話が違う!」といって攻めても詮無いこと。「去る者は追わず」である。それはいい。だが私には許せないことがある◆なぜ彼は、これだけ人様に迷惑をかけておきながら自分で謝ろうとしない?人材紹介会社からの話だと彼はもう電話にも出ないそうだ。「人様に迷惑をかけて謝ることをしないヤツなど、そんな非常識なヤツはハナから要らない」私はそう思う。20歳や30歳の若者ではない。世間常識を十分に知っていなければならない40歳の大人の男だ。◆人様に迷惑をかけて、迷惑かけた相手に対して直接「ごめんなさい」を言えずに逃げる大人が増えた。こんな大人、こんなお父さんに育てられた子供たちはまたもっとひどい大人になって行くのだろう。悲しい。

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2020年09月11日 ---- ボス

旧民主党の方々、今はどう思っているのだろうか?

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かつての民主党とどう違うのかよく分からないが合流新党「立憲民主党」が誕生した。この新「立憲民主党」議員の多くはかつて政権与党「民主党」に在籍していた。◆私が一番聞きたいことをマスコミは彼らに聞いてくれない。①「あの頃『コンクリートから人へ』のスローガンの元、八ツ場ダム建設を中止しました。その後自民党政権に戻り八ツ場ダム工事は再開。今年3月にやっと完成しましたが今でも『八ツ場ダムは不要』と思っていますか」 ②「スーパーコンピューターの開発において『なんで1番じゃないとダメなのか? 2番でもいいじゃないか』のような発言があったが今でも『1番じゃなくてもいいじゃないか』と思っていますか」 ◆だれか、この二つの質問をテレビで枝野代表に聞いてみてください。

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2020年09月07日 ---- ボス

バカに対して注意できない私

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コンビニへ行くためにエレベータの「⇓」ボタンを押した。16階から下りて来たエレベータにはすでに3人が乗っていた。私は軽く会釈して乗り込んだ。3人は私の会釈にも気付かずにおしゃべりに夢中だ。そのうち一人はマスクもしていない。そのマスクをしていないアタマの悪そうな男が一番しゃべる。ほかの2人はマスクをしているが楽しそうにバカな会話は止まらない。静かなエレベータの中なのに、みな声が大きい。私は彼らに背を向け、息をひそめじっと耐えた。完全な「3蜜」である。◆実は昨日(日曜)もその前日(土曜)にも似たようなことがあった。私のすぐそばでマスクをしていない者が楽しそうに大声でしゃべっているのだ。◆「マスクをしないのならしゃべるな!」と注意したいのだが声が出ない。情けないことに、声が出ない自分を肯定しようと、材料を探している。「彼らは悪意がないのだ。ただアタマが悪いだけなのだ。気が利かないだけなのだ。こんなんだから仕事もできねえだろうな。給料も安いんだろう」などと思っている。◆昨日も一昨日も同様だった。「マスクをしていないんだから、大声でしゃべるな!」と言えない。どう見ても私の方が年長だし、注意するのは当然だろう。もっと優しく言ってもいい。「悪いけど、ここは3蜜状態だし、おしゃべりは控えてくれませんか」でもいい。それが言えない。◆「老い」なのだろうか「穏やか」になったのだろうか?

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2020年08月24日 ---- ボス

コロナ 8月ピーク説

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8月4日のこの欄で紹介した。3月の終わりころ、私は政府関係のある医師が「我が国ではコロナのピークを8月に持っていこうということになりました。ここまでは計画通り順調に推移しています」と話しているのを聞いた。「へえ、そうなんだ」程度の思い「そんなことできるのかな?」との疑問を抱いた◆8月も終わりに近づいた。「8月の新規感染者数は7月を抜いて最高になりました」と今朝のニュースでやっていた。本当に8月がピークならいいのだが・・。

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2020年08月21日 ---- ボス

売上と利益

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「昨年度に比べて、売上が5%増えました」という会社がある。さてこの会社「利益は何%増えたでしょう?」という問題を出した時、不勉強な連中は「さあ、やはり5%くらいですか?」などと答える。当社の社員でもそう答える者が多いだろう。売上が5%増えて利益は100%増えた会社などいくらでもある。なぜ売上が5%増なのに利益が100%増になったのかを知ろうともせずボーっと生きている社会人が多すぎる。

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2020年08月18日 ---- ボス

安倍総理、お疲れ様。お気を付けて!

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「一人10万円なんて小銭じゃなく、50万円くらい国民みんなに渡せばいいんだよ。飲み屋は客が来なくて困っているんだからちゃんと休業補償してカネを払ってやればいいんだよ。ホント安倍ってヤツはケチケチして・・」ゴルフ場のレストランで隣のテーブルの会話が聞こえて来た。しゃべっているのは70歳前後の男性。◆ゴルフ場には小金(こがね)を持っているが経済の仕組みを全く理解していないバカなオヤジも意外と多い。彼らは決まって政治のトップを「バカ」と言い切る。「安倍のバカが・・」「小池がバカだから・・」◆聴きながら悲しくなる。日本のマスコミも似ている。「現政権を批判することこそがマスコミの役目」などと思っている輩がマスコミ人には多い。「国民のため」「都民のため」に自分の時間もなくストレス漬けの生活を強いられる。こんな状態では、まともな精神の方は誰も政治家になりたがらなくなってしまう◆昨日、安倍総理が慶応大学病院に一日検査入院した。マスコミは総理の体調不安を書き立てる。◆数十年に一度の大恐慌が来るかもしれない。こんなときは我がニッポン丸のリーダーのあらを探してこき下ろすのではなく、リーダーを盛り立て、国民が結束しなければならない。安倍総理、お気をつけて、頑張ってください。

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2020年08月15日 ---- ボス

渡哲也さん逝く

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私の中の「男らしい、かっこいい俳優」は日本人では「鶴田浩二 ⇒ 高倉健 ⇒ 渡哲也」であり海外の映画スターでは「マーロン・ブランド ⇒ ポール・ニューマン ⇒ ロバート・デ・ニーロ ⇒ トム・クルーズ」である。石原裕次郎やアラン・ドロンやロバート・レッドフォードもかっこいいのだが、私個人的な好みではほんの少し敵わない。◆私の好きな日本人俳優「鶴田・高倉・渡」の渡さんが亡くなった。これで誰もいなくなった。彼らに続くような「男が惚れる渋い役者」が現れないものかと願いつつも諦めている。私が歳を取り過ぎたのだろう。◆渡さんの御冥福を祈る。

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2020年08月05日 ---- ボス

「マスク」VS「おしゃべり」

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マスクをすることが大嫌いだった私でもこのコロナ禍の元ではさすがに人前に出るときは必ず着用している。最低限のエチケットだ。◆昨夜、電車に乗った。前の席にマスクをせずにスマホをいじっている男性がいた。少し離れてラグビー選手のような体格の良い二人の若者。彼らはマスクをしていた。マスクをして話している。電車の中だから声は大きい。ときどき「ガハハ」と笑う。マスクをしていないスマホ男が迷惑そうに彼らを見るがラグビー二人組は気付かない。おかまいなし◆さて「マスクしてないけど黙っているスマホ男」と「マスクはしているけど大声で話し笑うラグビー二人組」どちらの方が良いの?◆どちらもダメだが私個人的には「マスクなしのスマホ男」の方がまだマシだと感じた。

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2020年08月04日 ---- ボス

コロナ 8月ピーク説

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多分、緊急事態宣言の発出前、3月末頃のことだったと思う。私のもとに、コロナに関するある情報が届いた。正確に言うと、その情報は私に届いたのではなく、ある医師が私の知人に話している声が聞こえてきたのだ。◆「医療チームと政府とでコロナ対策を練っています。我が国では感染者のピークを今年の8月に持っていくことを目指すことになりました。それまで極力、感染を押さえるのですがそれでも徐々に感染者は増えていくでしょう。ピークは8月です。」ということだった。私は「随分と長い話だなあ。8月までこんな状態が続くのか」とガッカリした。テレビでは「梅雨が来て、暑い夏が来ると感染者は減るでしょう」などと言っていたので期待していたのだがそうではないらしい、とガッカリした。◆8月になった。あの医師が言ったように確かにこれまでのピークになった。本当に8月がピークであればいい。今がピークで9月からは徐々に減っていくことを願っている。

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2020年08月03日 ---- ボス

会議のあり方

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最近、幾つかの「程度の低い会議」に参加した。進行役が議題を述べて「さあ、みなさん、どうしましょうか?」と問うのである。最もひどいものは議題すら決まってなく「今年の議題は何にしましょうか?」から始まる会議であった。その辺の中学校の生徒会の方がまだマシ。ときどき我が社内の会議でも同じような様子を見かける。その時は、私はカミナリを落とす。◆「事前準備のない会議」「議題が明確でない会議」「参加者が発言しない会議」・・・そんな会議はなくてもいい。少なくとも進行役は会議準備において進行原案を用意しておくべきだろう。◆「侃々諤々(かんかんがくがく)・喧々囂々(けんけんごうごう)・議論百出」と言った会議にしばらく出会っていない。リモート会議はさらに「情けない会議」を増やしている。私はリモート会議が大嫌い。

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2020年07月28日 ---- ボス

安楽死の制度化を望む

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難病ALSの女性患者に頼まれ、薬物を投与して殺害したとする嘱託殺人容疑で医師2人が逮捕された。女性は主治医にも「安楽死」を依頼していたが受け入れてもらえず、結果的に嘱託殺人となってしまった。◆請け負った医師が「金儲け」のためであったのならとんでもない話だが、「苦しんでいる人を楽にしてあげたい」との考えからそれほどの罪悪感を抱かなかったのかもしれない◆多くの宗教では「安楽死」を否定するが、私はそろそろ我が国でも「安楽死」を制度化すべきだと思っている。もし我が国に「安楽死」制度があったなら今回の2人の医師も殺人者にならずに済んだ。◆苦しいだけの生活、希望の持てない生、天井を眺めるだけで人になにかを頼んで「ごめんなさい」と「ありがとう」ばかりの生活。私だって「死」を望む。◆63年生きて来た。まだまだやりたいことは多い。だが「もうできない」「もう満足」となったときには苦しまずに安らかにあの世に行きたい、と切に願う。◆「いざとなったら安楽死を選択できる」となれば多くの方の未来はもっと明るくなる、と思う。

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2020年07月22日 ---- ボス

立派な棋士、藤井聡太さんを応援する

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藤井聡太さんが渡辺明三冠を破って新棋王になった。17歳、まだ高校2年生である。インタビューを受けて「母から電話で『良かったね』と言ってもらえたのが嬉しかった」と話していた。ほほ笑ましい。素晴らしい。◆大学を出てプロ野球に入って、初めて勝った投手が「ウイニングボールはどうしますか?」と問われて「ここまで育ててくれたお母さんに感謝の気持ちを込めてあげたいです」と馬鹿ヅラして答えているのとは大違い。◆いい年こいて「おかあさん」などと人前で言うバカな大人が増えて来た。

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2020年07月21日 ---- ボス

松本悦子さん

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佐伯鶴城高校の2年生になった最初の実力考査、私は学年で1位になった。◆その当時、試験が終わり採点が済むと教師は成績上位者を巻き紙に墨書し廊下に張り出していた。見物人は多い。英数国3教科の成績優秀者が発表されるのだが私は2教科で1位、英語のみ2位だった。高校時代に総合成績1位になったのはこのときだけ。2年生の1学期をピークに私の成績は下降を始めた◆1年生から2年生に上がるとき、実は猛勉強をした。なぜか。中学校時代1学年下にいた私のマドンナ、松本悦子さんにアピールしたかった。淡く切ない恋心。◆時々、松本さんと話をする機会はあったがその時私はいつも緊張した。自分を実態の数倍も良く見せようと背伸びした。気取った。私は劣等感の塊になった。◆大学に行き、社会人になった。社会人になった私はいつも松本悦子さんを意識していた。いま突然、松本さんが目の前に現れても大丈夫か。恥ずかしくないか。高校2年生になったばかりの頃のように、松本さんにアピールしようと頑張っていた。◆今はニューヨークに住んでいると噂で聞いた。オリンピックがあったなら彼女も東京に来たかもしれないのになあ。ばったりその辺で会ったかもしれないなあ。会ってももう気付かないかもしれないなあ。いろんなことを考える。◆今でも年に1回は松本悦子さんが夢に出てくる。

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2020年07月20日 ---- ボス

夏はつとめて

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「枕草子」で清少納言は「春はあけぼの(夜明け)」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて(早朝)」が良いと書いた。初めて読んだ高校生の頃は「なるほど。確かにそうだね」などと思っていた。時間が経った。私は63歳になった。今の私の感覚は違う◆「春は昼」「夏は早朝」「秋は夕暮れ」「冬は夜」が好きになった。天気の良い春の昼間のゴルフは至上の喜びを味わえる。今朝、久しぶりに晴れていた。まだ気温が上がる前の夏の朝は気持ちがいい。秋は清少納言と同じ、やはり夕暮れだ。高校生時代に流行った「夕暮れ時は寂しそう」という歌を私はいまだに口ずさむ。冬は夜でしょ。小雪の舞う夜、街を歩いていて灯りのついたバーやレストランを外から覗く。最近はガラス越しに店内の様子が見える店も増えた。仲の良さそうな家族やカップルの楽しそうな様子を眺めながらコートの襟を立てて歩くのもいい。◆そんなことを思いながら今朝、当社のオリジナルポロシャツを着て自宅から歩いて出社した。春夏秋冬を楽しめる我が国は最高だ。マスクだけが邪魔だが。

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2020年07月14日 ---- ボス

コロナとマスク

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私はマスクが嫌い。昨年まではマスクをして外出することなどほとんどなかった。アメリカ出張時に空港でマスクをした日本人観光客の一団を見ると情けなくなっていた。「おいおい、キミたちここはアメリカだよ。カッコ悪いよ。なにか新興宗教の団体みたいだよ」と注意したくなったものだ◆それが、このコロナのせいで毎日、マスクをしている。紙マスクをして、常に予備の布マスクをポケットに入れている◆コロナ禍は始まったばかりの頃、3月ころだったろうか、テレビで「マスクは気休め。殆ど予防効果はありません」とはっきり言う医師が数名いた。WHOさえそれに近いことを言っていた。私はもちろん素人だが、素人でも「こいつらバカじゃあるまいか。マスクが効果ないわけないじゃん」と思っていた。マスク嫌いのトランプもマスクをした。◆「マスクは予防効果ありません」と言っていた医師やそれを垂れ流し放送した放送局は反省すべきだろう。知らぬ顔して「マスクをしましょう」と呼び掛ける厚顔無恥な輩がテレビでまたなにかを言っている。

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2020年07月09日 ---- ボス

サービス精神のない東京メトロ

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日比谷線で「広尾-六本木-神谷町-霞が関-日比谷-銀座」銀座線で「銀座-新橋」が私の電車出勤ルート。先月、神谷町と霞が関の間に「虎ノ門ヒルズ」駅がオープンした。停車駅が一つ増えたため2分増えた。◆今朝、久しぶりに電車を利用した。「虎ノ門ヒルズ」駅に着くと「銀座線に乗り換えられます」と案内している。乗り換えよう、と私は電車を降りた。「どこが銀座線かな?」と思ってホームの案内を見ると「銀座線へは一度改札を出てください」と書いてある。改札を出た。すると今度は「銀座線は虎ノ門駅をご利用ください」とある。地下通路で繋がっていると思っていた私はがっかりした。地上に出た。雨が降っている。どこにも虎ノ門駅までを示す看板も張り紙もない。雨の中を「虎ノ門駅はこっちかな?」と方向音痴の私はさまよった。遠い。暑い。雨。どこにも虎ノ門駅を示す矢印などない。横断歩道をいくつか越え、雨の中信号待ちをして、やっと虎ノ門駅に着いた。遠い。◆たしかに駅の数は減る。「広尾-六本木-神谷町-虎ノ門ヒルズ」(歩いて移動)「虎ノ門-新橋」だから駅の数は二つ減る。だが時間は余分にかかるし雨に濡れるし汗はかく。虎ノ門ヒルズ駅から虎ノ門駅までの道案内は皆無。銀座駅で乗り換えれば、乗り換えは近いし、雨にも濡れず汗もかかない。総時間は圧倒的に銀座乗り換えの方が早い◆「競争のない会社はサービス精神が宿らない」とはよく聞くが、あまりにもひどい東京メトロにはあきれ果てた。虎ノ門ヒルズ駅で銀座線に乗り換えて満足している人など一人もいないだろう。

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2020年07月09日 ---- ボス

30年って長い?短い?

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産まれてから30歳になるまでには「30年も」かかった。それが、30歳から60歳になるには「30年しか」かからなかった。同じ30年間なのに速度が違う。なぜだろう?

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2020年07月07日 ---- ボス

わすれもの

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毎朝、愛宕神社の急な階段、通称「出世の石段」を上り、手を合わせ“神頼み”をしてから出社する。「出世の石段」は下りてはダメなので(出世しなくなるため)帰りは通称「女坂」を下りる。会社に着くまではポロシャツ姿。会社に着いてワイシャツに着替える◆今日、着替え終わったところに家人からラインが届いた。読むと「大変!上着をお忘れですよ!」だって。情けない。今日は午後から霞が関で大切な案件の会議がある。この時期だから上着なしでも誰も咎めないだろうが自分のプライドが許さない。初対面の方もいる。名刺交換までは上着を着ていたい。◆ということで、このあとクルマで自宅に上着を取りに帰ることにした。情けない。恥ずかしい失敗。

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2020年07月06日 ---- ボス

熊本に川辺川ダムができていたら

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私は九州大学土木工学科を卒業した。同級生の多くは今なお「土木」関係の仕事に従事している。年に数回ある同窓会では「ダム」が話題になることも多い。実際にダムに関わる仕事をしている者も多い。◆今から10年以上前、私の友人らの多くが関わっていた熊本県の川辺川(かわべがわ)ダム建設計画が中止になった。友人たちは怒っていた。「県知事がアホなんだ」「いや、民主党が悪いんだ」「地元住民のエゴだ」などと憤慨していた。みな口々に「俺たちは建設会社の利益のために言っているんじゃない。熊本の安全と発展のために言っているのに・・」と正義を語っていた。土木屋で私利私欲を語る者は少ない。◆中国では三峡ダム建設のため流域に住む300万人以上を強制的に転居させた。我が国では古くは美濃部亮吉東京都知事の「一人でも反対があったら橋を架けない」というバカな「橋の論理」のように「公共の福祉」よりも少数の「利害関係者」の意見が尊重される傾向が顕著である。川辺川ダム反対も似たようなもの。そしてマスコミもそれに乗る。◆あの当時、多くのマスコミが「無駄なモノ」として「東の八ツ場ダム、西の川辺川ダム」を民主党と一緒になって世間に訴えていた。話は逸れるが世界一のスーパーコンピューター作りを目指す方たちへ対して民主党の蓮舫氏が「2位じゃだめなんですか?」とのバカな質問をしたのもその頃だ。あの質問だって当時は「そうだ、そうだ、なぜ1番じゃないとダメなの?」という形で報じられていた◆時代が移った。再び我が国が世界一のスーパーコンピューターを作り、そして球磨川は氾濫した。マスコミは「2位じゃダメなんですか?」と聞いたバカな蓮舫を今頃になってあざけり、「川辺川ダムの計画は中止します」と言った熊本県知事を「氾濫したのは知事の責任では?」と攻め立てている。マスコミの手の“ひら返し”はすごい。正義など関係ない。マスコミ界では、バカな視聴者に受け入れられるものが即ち正義なのである。◆マスコミがもっと冷静に物事を判断する知恵を持っていれば多くの助かった命があるはず。ところがマスコミは反省しない。誰かのせいにする。

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2020年07月06日 ---- ボス

とうもろこし


小学生時代の社会科の授業中のことだった。教師が「南米のペルーとかコロンビアなど貧しい国ではお米の御飯を食べられないのです。貧しくてお米を食べられないから代わりにトウモロコシなどを食べています」と話した。◆この教師のこの説明は正しいものだったのかはともかく私はその話を聞いたときに「羨ましい!」と思ったことを覚えている。子供のころから私はトウモロコシが大好きだった。祖父の家の小さい畑には夏になるとトウモロコシがたくさん生っていた。取れたてのトウモロコシを祖母が茹でて食べさせてくれた。当時はトウモロコシとは言わずに「トウキビ」と言っていた。「御飯じゃなく、日本でも主食がトウキビだったらいいなあ」と当時の私はまじめに思っていた◆昨日、千葉の君津でゴルフを楽しんだ。毎年この時期、千葉にゴルフに行った帰りには、必ず朝採れトウモロコシを買って帰る。昨日も買い、夕方食した。甘くて柔らかく、大変に美味かった。子供の頃の「南米では貧しくてご飯を食べられないからトウモロコシを食べている」というあの教師の話を思い出した。

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2020年06月30日 ---- ボス

エコバッグ

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明日(7月1日)からプラスチック製の買物袋(いわゆるレジ袋)が有料になる。1枚3円~5円になるそうだ。そのためエコバッグが売れているという。エコバッグは3000円くらいはする。テレビではいろいろなエコバッグが紹介されている。「小さく折りたためてポケットに入ります」とか「大きく広げるとたくさん入ります」とか様々な“売り”があるようだ。一方でエコバッグは繰り返し使うので衛生面が気になるという声も多い◆私は少し不思議に思う。これまでのレジ袋はとても便利だった。薄くて軽くて丈夫だった。これからも使えるのでは?「使い捨て」をやめればいい。レジ袋をすぐに捨てずに何度も使えばいい。「コンパクトに折りたためます」というのが“売り”のエコバッグでもレジ袋には適わない。買い物に行くときにエコバッグを持っていくのではなく、自宅にあるレジ袋を持っていけばいい。◆エコバッグに走るのもいいがこれまでに「レジ袋を繰り返し使いましょう」という呼びかけが全くなかったのが寂しい。

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2020年06月22日 ---- ボス

銀行よりセブンイレブン

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「口座残高が不足しており御引き落としできませんでした」とダイナーズカードから連絡が来た。翌々日に「振込依頼書」が郵送で送られてきた。振り込むまでダイナーズカードは使えない。◆その振込依頼書は「みずほ銀行」の口座に振り込むもの。コンビニからでも振り込むことができるがコンビニからの振り込みは「手数料」がかかると書いてある。私のオフィスはみずほ銀行の隣。個人的な問題なので部下に頼むことをせず自分でみずほ銀行に行った。「あのー、これ届いたのですが、どうすればいいですか?」私は銀行ではいつも「子供の使い」みたいになる。案内の女性が親切に教えてくれた。私は受け取った番号札を持って順番を待った。私の番号が呼ばれた。振込依頼書と現金16万円ほどを窓口に出して「これ、お願いします」と言った◆窓口の女性が「お振込みですね? 手数料が650円かかりますがいいですか?」と聞いて来る。私は不思議に思ったので訊ねた。「えっ?『みずほ』から『みずほ』に送るのに手数料かかるんですか?」すると窓口の女性が「ええ、そうなんですよ。」と答え、そして続けた「ウチから送るよりもコンビニからの方が多分手数料は安いですよ」と◆私は「みずほ」からの送金をやめた。丁寧に断った。そして近所のセブンイレブンに行った。セブンでは並ばずにすんだ。レジに行って「これ、どうすればいいですか」と聞くとレジのオネーサンが「振込ですね。手数料330円かかりますがいいですか?」と笑顔で聞いて来る。「ええ、お願いします」こちらも明るく答える◆「みずほ銀行」への送金。みずほの別の支店から送金するとカードを取って順番を待って手数料650円。セブンイレブンからなら順番待たず、笑顔でオネーサンが応対してくれ手数料330円。セブンイレブンの勝ち! みずほ銀行の負け!◆「振込依頼書」には「コンビニからの送金は手数料がかかります」としか書いていなかった。ダメでしょ。

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2020年06月19日 ---- ボス

繰り返し見る夢

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そのマンションは練馬にある。ドバイのブルジュハリファのような円錐形をした超高層のタワーマンションだ。日によって高さが違う。55階建てのときもあれば90階のときもある。私は時に一人で、またある時は誰かと一緒にエレベータに乗る。エレベータがどんどん上昇しドアが開くと目の前に下界が広がる。高所恐怖症の私は足がすくむ。◆この練馬の丸い超高層タワーマンションの夢を時々観る。年に2回くらいのペース。おそらくこれまでに10回は私の夢に登場した。いつも場所は練馬。昨日は53階でエレベータを降りた。見える景色は地上500mくらい(つまり100階くらい)のものなのだがそこは夢の中のこと、私は違和感を覚えない。「すげえ高いなぁ。怖いなあ。イヤだなあ。でもここに住んでいる人もいるんだよな。高いところに住むってどんな気持ちだろう。オレはとてもじゃないがここには住めないな」・・・夢の中でそんなことを考えていた◆実在しない夢の中だけのタワー。繰り返し夢に出てくる練馬のタワー。なにか意味があるのだろうか?

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2020年06月17日 ---- ボス

ゴルフと麻雀をおやりなさい

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平成になったばかり、世の中がバブル景気に浮かれ始めた頃、私の大嫌いな、無責任な、それでも著名な、インチキ経済評論家が『麻雀・カラオケ・ゴルフはおやめなさい』という本を出した。題の横に「これからの日本経済とサラリーマンの戦略」などと添えてある。当時30歳を少し超えたばかりの私は本屋に平積みにされてあるこの本を見て不愉快になったことを覚えている。このインチキ経済評論家は「くだらん麻雀やカラオケやゴルフをするよりはまず勉強しなさい」という。◆若い人に「勉強しろ!」と言うことは正しい。私だって若い人に「勉強しろ!勉強しろ!考えろ!」と毎日言い続けている。だがカラオケはともかく「麻雀とゴルフはできれば若いころに覚えて欲しい、楽しんで欲しい」と思っている。「麻雀とゴルフの勉強もしろ」と言いたい◆麻雀とゴルフの共通点。①“基本的に4人で遊ぶ”・・・人付き合いが増え、会話を楽しみ、気配りやマナーを覚える。ダメな人のダメな部分がすぐに見える。人のフリ見て我がフリ直せ。 ②“戦略・戦術を覚える”・・・猪突猛進が良いばかりではない。常に確率を意識しながら次の手を判断するクセが身に付く ③“実力のみでなく、運・不運で結果が左右される”・・・一喜一憂するのでなく実力を上げる努力をすることによりアベレージを高めることが大切 ④“賭けを楽しむ”・・・法律では禁止だが法の「お目こぼし」での範囲内であれば多少の賭けをやって楽しむことも面白い。麻雀もゴルフも結果を数字で判断できるので賭けが成立する。◆バカな経済評論家が『麻雀・カラオケ・ゴルフはおやめなさい』と言ったから当時「新人類」と呼ばれていた自分のアタマで考えることのできないが妙なエリート意識の高い連中が本当にそれらを止めた。みごとにバブル景気が膨らんで「パン!」と音を立てて弾けた。◆いまだに「賭け麻雀は犯罪です!」などと分かり切ったことを大声で叫ぶアホがいる。きっと近い将来、わが国から雀荘がなくなるのだろう。誰も麻雀をしなくなるのだろう。自分の意見・考えばかりを主張するワガママなヤツが増えてくる。◆せめてゴルフだけでもサラリーマンはトライして欲しいと思っている。

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2020年06月16日 ---- ボス

東京都のコロナ感染者数

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東京都内で新たにコロナに感染した人の数が二日連続で40人を超えた。40人を超えたのは5月5日以来で約40日ぶりだと言う。一部の大新聞は「アラート解除 時期尚早だったのでは?」などと書きたてている。◆なぜマスコミは書かないのか?なぜ小池さんに訊ねないのか?「何人検査して40人の陽性だったのですか?」と。PCR検査を「50人にして40人が陽性」というのと「1万人にして40人が陽性」というのでは全く状況は異なる。統計というものはサンプル数が重要だ。そのサンプル数が分からないまま「40人!!! 大変だ!!」というのはおかしい。◆なぜ東京都がサンプル数を発表しないのかが不思議だが、それを訪ねようともせず「40人超えた! 大変だ」と騒ぐマスコミもおかしい。

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2020年06月15日 ---- ボス

私刑(リンチ)じゃないの?

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クソみたいな男がクソみたいな女と、本来クソをする場所でセックスした。とんでもない話だがよく聞く話でもある。だが今回たまたまそのクソ男が有名芸能人であった。例によってクソのような週刊誌が大きく取り上げアタマの悪い一般人は喜びながらクソ男を非難する。「キレイな奥様なのに、とんでもない」「ひどい!奥様がかわいそう」などと妻を心配するような言葉でクソ男を罵る。だが恐らくそういう言葉を発している者たちの殆どが大して妻のことなど心配していない。なにか非難する言葉を発するために「妻がかわいそう」などとの言葉を見つけただけだろう◆私は不思議に思う。これは私刑じゃないのか?彼は確かにクソ男だが、これほどのバッシングを受け仕事も家庭も目茶目茶にされるほどの大罪を働いたのか?いったい彼はどの法律を犯し誰を傷つけたのか?◆クソ女を傷つけた?ふざけるな、強姦されたわけでもなく、相手には妻がいることは分かっていて自分でトイレに入ってカネまでもらっていて・・ふざけるな!◆妻と仕事の関係者を傷つけた?彼が傷つけたと言えなくもないが直接傷つけたのは週刊文春だろう。正義の味方ぶって「悪を世間にさらけだす」とでもいうのか?どう考えてもこれは私刑だ。クソ女の腹いせと週刊文春の金儲けが合致しただけの話。これは私刑だ。◆クソみたいなヤツは世間にごまんといるが、私にとってはクソ女とクソするところでセックスするやつよりも交差点でタクシーを止めるヤツのほうがよほど迷惑だ。

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2020年06月12日 ---- ボス

幸せ

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最近年齢のせいだろうか、少し酒が入るとすぐに思う。「あー、いい人生だったなあ。このまま平穏に終わりたいなあ。苦しまずに死ねるのだったら明日死んでもいいなあ」などと◆「いろいろあったけど、結局はとても幸せな人生だなあ。きっと前澤さんよりも安倍さんよりも孫さんよりもホリエモンよりもオレの方が幸せだろうな」などと不遜なことをまじめに思う。さらに「オレよりも幸せなヤツは郷ひろみさんと松井秀喜さんくらいかな」などと思ってしまう。◆そんな大それたことを思いながら、幸せなうちに昨日63歳の誕生日を迎えることができた。こんなに幸せに誕生日を迎えることができたのは偶然にも素晴らしい仲間たちに出会えたからだ。自分の幸運・強運に感謝しつつ謙虚に今の幸せを喜びたい。

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2020年06月08日 ---- ボス

プレモルが不味くなったの? オレの舌が変わったの?

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緊急事態宣言が解け、ぼちぼちいろんなお誘いも入るようになってきた。なじみの店の多くは席数を減らしたり隣の席との間に飛沫感染防止用のビニールを張ったりといろいろと対策を講じて再オープンした。頑張ってもらいたい。「コロナに罹患しないこと」ばかりを考えていたら日本経済は疲弊する。6月に入ってから私も、東京の経営者の一人として、再オープンの店を応援しながら売り上げに協力している。◆久しぶりに店に入って「とりあえず生ビール!」を頼んで思ったことがある。サントリーさんには申し訳ないのだがあの「プレミアムモルツ」が美味くないのだ。六本木のIで出されたときは半分残した。西麻布のUでも不味かった。そして昨夜、自宅でプレモルの缶を飲んだがこれも不味かった。妙な苦さがある。昔のキリンビールみたい。私は家人にこれからはサッポロの「黒ラベル」にするようにと頼んだ。◆あんなに美味しかったサントリーのプレモルがどうして不味くなったのだろうか?なにか原因があるのかな? いや緊急事態宣言の元、酒量を減らしていた私の舌が変わったのだろうか?◆いずれにしても大した問題ではない。社会は活気を取り戻しつつある。私も頑張ろう。

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2020年06月04日 ---- ボス

「幸せ」も誰かと比べて判断している

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「顔がキレイ」「頭がいい」「走るのが速い」「ゴルフがうまい」「お金持ち」これらの表現はすべて基本的に相対論である。その人がいる回りと比べているだけ。回りに美人がいなければ彼女は美人になる。回りに頭のいいヤツがいなければ彼が頭のいいヤツになる。金持ちだってそうだ。回りが貧乏人ばかりだったら彼は金持ちになり、回りが金持ちばかりなら彼は貧乏になる◆おそらく「幸せ」もそうなのだろう。多くの日本人は北朝鮮に生まれた人は不幸だ、などと言う。「日本に生まれただけでも幸せ」などと言う。私もそう思う。◆だが何も知らない北朝鮮の人々は自分の回りと比べることしかできず、意外と「自分は幸せだ」と思っているものだろうな。北朝鮮で最も不幸な人は、国外の幸せな生活を知ってしまったあの人たちかもしれない。

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2020年06月02日 ---- ボス

当社顧問 Mさんが退職されて

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昭和時代の青春学園ドラマは設定が決まっていた。登場人物は「やんちゃな学生たち」「熱血教師」「マドンナ先生」「厳しい教頭」「優しい校長」。学生たちに対して教頭が厳しく接する。熱血教師はマドンナ先生と組んで、学生たちを応援する。教頭はいつも憎まれ役。◆我が社を設立して約25年。10年前まで私は「厳しい教頭」役と「優しい校長」役を演じ続けていた。10年前、一人二役に疲れ切っていた頃、我が社に顧問としてMさんが入って来てくれた。Mさんは私に大変気を使ってくれた。疲れている私に対してMさんは「『厳しい教頭』の役は私が演じます。社長はどうぞ本来の『優しい社長』役に徹してください」と言ってくれた。有言実行、それ以来Mさんは「やんちゃな若い社員」に厳しく接してくれた。もちろん愛情を持って。◆そのMさんがコロナ禍の最中、三月末で退職された。コロナのために「お別れ会」もできなかった。Mさんが抜けて2か月経った。私はまた「厳しい教頭」と「優しい校長」の一人二役を演じなければならなくなった。Mさんに変わって「厳しい教頭」役をできる者が我が社にはいないようだ。「やんちゃな学生」は相変わらずやんちゃ。私は少々、いやかなり疲れている。◆Mさんのありがたみをつくづく感じている。Mさん、ありがとうございました。コロナ禍がひと段落しましたら必ず「お別れ会」開きますからね。

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2025年01月07日 ボスの
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  • 午前接客(来客多数)
  • 午後事業計画チェック
  • 夕方西麻布某所で会食
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