‘ボス’ の記事一覧

2018年05月29日 ---- ボス

自分のアタマで、自分たちのアタマで考えろ!

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指示されたことだけを指示されたとおりに粛々とこなす、一般的にはそれも仕事というようだ。私はそれを仕事ではなく作業と呼ぶ。◆プラモデルを設計図通りにキレイに早く組み立てることのできる者とできない者がいる。前者が仕事ができ後者は仕事ができない、という方が多いが私は前者は作業が上手く後者は作業が下手なのだと思っている。そんな上手、下手は大した問題ではない、と私は思う。◆作業をして賃金をもらっている者が多い。日本のサラリーマンの半分以上は作業者だ。わが社の職員の多くも作業者だ。◆私はその作業者に少し「仕事」をしてもらいたいと常々思いリクエストしている。指示通りではなく、「どうすればよいのか」を先回りして考えるクセをつけてもらいたい。◆先日、一人のスタッフにある管理表を作成するように頼んだ。簡単な指示をした。翌日、彼は「できました。これでいいですか?」と持ってきた。見にくい。読みにくい。「これじゃよく分からないよ。もっと見やすく簡潔にまとめてよ」彼に返した。「どうすればいいですか?具体的に指示してください。その方が時間のムダがないじゃないですか」・・腕のいい作業者である彼の言い分にも一理ある。だが私は彼にたまには作業ではなく「仕事」をしてもらいたい。「どうすれば見やすくなるのか、自分のアタマで考えてみろ! 分からないのだったらオレに聞くのではなく自分たちで考えてみろ!」と突き放した。◆翌日「これでどうですか?」と彼が持ってきたその管理表はとても分かりやすいフォームに替わっていた。彼が一つ「仕事」をした。

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2018年05月25日 ---- ボス

読書

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気になることがあると読書が進まない。字面(じづら)のみ追って内容が入って来ない。5ページ進んでは3ページ戻る、というようなことが続いていた。思い切って好きな読書をやめた。年末のことだからもう半年近く小説を読んでいなかった。小説を読む時間が「数独」を解く時間になり、ジャズを聴く時間になり、ゴルフのパター練習をする時間に替わった。おかげで「数独」を解く力は随分と上がった。まず、解けない問題はない。最も難しい「超難解数独問題」を一問90分くらいかけながら解く。ジャズのCDは10枚ほど増えた。残念ながらパターは一向に上達しない。◆徐々に体調がおかしくなった。もともと睡眠障害はあったがさらにひどくなった。病院に行くと「キノシタさんは交感神経が強く副交感神経がほとんど機能していません」と言われた。原因はストレスのよう。仕事をし、家庭を持っているとストレスは追ってくる。私のように根がまじめ(?)な男はなかなかストレスから逃れられない。具合はさらに悪くなり不整脈が増した。夜はほとんど眠れない。代わりに昼間はいつも眠たい◆「数独」が悪いんじゃないか?・・ふと思った。「そういえばオレはいつもモノを考えている。目が覚めた瞬間から仕事のことを考えている」・・ベッドに入って灯りをを消す瞬間まで数独を解いている。「ぼーっとすること」を忘れていたな、そう思った。◆「数独」をやめ、アタマを使うことをやめ、読書を復活しようと思った。読書をしなかった半年に「読みたい本」は溜まっていた。どれで読書を再開しようか? ツタヤへ行った。多くの魅力的な本の中から私が選んだ一冊は直木賞作家、東山彰良『僕が殺した人と僕を殺した人』。面白い!

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2018年05月24日 ---- ボス

自律神経失調

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「前回よりは良くなっていますけどね・・。ただ、まだまだ危険な状態ですね」・・言葉ほど医師の表情は暗くはない。少し安心した◆基準値は「0.8~2.0ですがキノシタさんは大きくはずれて15.2です。ものすごくバランスが悪いんですね」・・LF/HFという数値の説明。「交感神経と副交感神経のバランス指標です。キノシタさんは交感神経が極度に強く副交感神経が全く出て来られないんです。睡眠障害、疲労蓄積、メンタルヘルス障害へと繋がります」とのこと◆「どうすればいいんですか?実際、睡眠薬を飲まないと夜は殆ど眠れません。昼間はずっと眠たい状態です。不整脈も頻発しているし何か薬を出してもらえませんか?」と私が聞くと医師は「バランスは極端に崩れていますがキノシタさんの場合、自律神経の働き自体はすごく元気。45歳相当に若いんです。まだ薬に頼らずに治しましょうよ」と励まされた◆「夕方以降はヨガ、呼吸法、音楽、アロマなど副交感神経活動を高めるようにすることをお勧めします」とのことだった。「24時間 ON」はやめて、「心配しても始まらない」と考えるようにしよう。「部下たちを信頼して、任せてみよう」と決意したが、さあ、できるだろうか?

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2018年05月23日 ---- ボス

プロとアマの違い

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広尾の自宅からは日本を代表する二つのビル「六本木ヒルズ森タワー」と「東京ミッドタウン」が見える。六本木を訪れる方は大抵どちらかのビルに向かう。「どっちのビルが好きですか?」と聞くとその答えは恐らく半々くらいになるのだろう。「建造物大好きオジサン」である私の評価は「断然、森タワーの勝ち!」なのだが多くの素人にはその差が分からない。残念!◆夜の10時過ぎ、この二つの巨大ビルのオフィスフロアの照明が少しずつ消えていく。それでも二つのビルは「オレが六本木の主だ!」と言わんばかりにオーラを放ち続ける。この時間帯になると「建造物大好きオジサン」でなくとも、誰でもが「森タワー」に軍配を上げることになる。◆森タワーは世界的な照明デザイナー石井幹子(いしい もとこ)さんによる優雅で気品のあるブルーの光が穏やかにビルの側面を撫で上げるように移動する。かたやミッドタウンは日によってけばけばしい赤い光だったり、とげとげしい緑色の光だったり。アジアの場末の街を思わせる。センスが全くない。森タワーの照明がプロ中のプロ仕事であるのに対しミッドタウンのそれはまるで高校の美術部の学生が作ったようなもの。「美」に関して少しでも興味がある者は誰もが森タワーの照明にときめき、ミッドタウンのそれを見て「残念!」と声を上げる。◆先日、鹿児島出張の折に同じような気持ちになった。鹿児島市内の二つの病院ヘリポートを視察した。どちらも築3年。毎日、ドクターヘリが飛来する。その一つ「米盛病院の屋上ヘリポート」は実に見事。プロ中のプロの作品。かたや「鹿児島〇〇病院の屋上ヘリポート」は「残念なヘリポート」の典型。びっくりした。◆何事も「プロが手掛けた素晴らしいモノ」と「素人が適当に作った残念なモノ」がある。


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2018年05月22日 ---- ボス

当事者意識

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アメリカンフットボールで日大の選手が悪質なタックルなど反則を繰り返して退場となった問題。内田正人前監督の対応はとても不快。「はいはい、私が悪うございやした。全部責任は私が背負いますよ。弁明なんてしませんよ」・・文字にすれば男らしく聞こえるかもしれないこの対応、責任の所在を明確にしない最低の対応だ。普段は常識が欠如しているように感じるテレビのコメンテーターでさえ一様に内田前監督の態度や日大の対応には憤りを表している。当然の感覚◆私は日大の他の体育会系クラブに所属する者たちの反応が気になる。サッカー部や野球部やラグビー部の連中はどれほど怒っているのだろう?推測で話して失礼だが、彼らはそれほど怒ってないのではないだろうか?「あれはないよね、困ったもんだよね」「俺たちのクラブでも理不尽なこと多いけど、さすがにあそこまではひどくないよ」・・・そんな話が聞こえてきそう。◆もっと言うと、当のアメフト部員ですら「どうなるんだろう? 俺たち」てなもんなのではないだろうか◆私が言いたいのは、本来は「自分たちの問題」として怒り、悲しみ、必死に行動すべき者たちに「当事者意識」が欠如しているのではないだろうか?ということ。◆何事にも深く関わりたくないといった風潮が強くなってきたと感じている。我が社でも「それは〇〇さんのミスですね」で終わらせる者が多くなった。「〇〇クンの問題は会社の問題。会社の問題はキミの問題でもあるよ」・・そんなことを言う元気が私にもなくなってきた。

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2018年05月15日 ---- ボス

角を矯めて牛を殺す

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リニア新幹線の建設工事を巡る談合事件で起訴された大林組が再発防止策を発表した。6月1日からほかのゼネコンが出席する懇親会への社員の参加を禁止する。大学の同窓会で同業者と仕事の話をするのも禁止対象だという。◆バカみたい。◆私は昭和57年に九州大学の土木工学科を卒業した。「土木工学を学ぶ者は天下国家を語れ!」と励まされ、その裏では「土木屋は一人ではなにもできない。多くの仲間がいて初めて仕事ができる」と教えられた。成績優秀な者から国家公務員(建設省・運輸省)に送り込まれ、続いて公団や地方県庁、その下がスーパーゼネコンやコンサルタント会社へと就職していった。私たちは「一人ではなにもできない」と言うことを知っているので卒業後もしょっちゅう「同窓会」を開いては励ましあい、教えあい、そして「天下国家を論じて」きた。ダムを造り、港を造り、橋を架け、トンネルを掘り、鉄道を通し、上下水道を整備し、護岸工事をし、共同溝を造り、空港を造ってきた。それぞれが常に関連している。仲の良い、なんでも話せる、そしてなんでも聞ける「同窓生・同級生」の存在は大きい。◆公務員がいて、コンサルタントがいて、ゼネコンや造船もいる同窓会は話題が多岐にわたり面白い。楽しい。◆談合問題の再発防止策が実質的な「同窓会への参加禁止」となりそうな大林組。寂しい。「大林組は土木を捨てるのか?」「大林組は天下国家を論じることをやめるのか?」と問いたい。「角を矯めて牛を殺す」という言葉を思いだした。






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2018年05月09日 ---- ボス

お役所みたいな発想

boss-5

昼休み、会社近所のラーメン屋に一人で入った。「あっ、社長!」声がかかった。隣の席にH君が座ってラーメンを食べていた。昼食談議になった。「キミはいつもどんなところで食べているの?」と聞くと、Hクンはいくつか店の名前をあげた。大衆チェーン店ばかりだった。「あんまり魅力を感じないなあ」私は思ったまま口に出した。Hクンは申し訳なさそうに「ええ、そんなに・・。昼飯にかけられる小遣いに余裕がないもんで・・」と言った。私は少し申し訳なく感じた。Hクンが先に終え、店を出て行ったあと、一人でラーメンを食べながらある名案を思い付いた。「新橋の食堂で食べた昼食には会社から補助を出そう!」◆「ランチ、会社補助」に関して、いろいろなアイデアが浮かんだ。「600円以上食べたら100円、800円以上なら150円、1000円以上のランチには200円」「どの店で、何を食べ、料金はいくら、それにお勧め度を5点満点で報告」「それらをホームページに『我らの新橋お勧めランチ』として掲載」・・考えていたら楽しくなった。「彼らにとっては100円、150円でも喜んでもらえるんじゃないだろうか?」「コンビニ弁当には補助を出しても意味ないな」「社内のコミュニケーションも活発になるかもしれないな」「お客様への話題作りにもなるな」「原資はどうしよう?オレのポケットマネー?それはちょっときついな」・・・などといろいろと考えた。◆会社に戻るとすぐに広告宣伝担当のTクンに相談した。「新橋の食堂で食べるランチに補助金を出そうかと思うんだけど・・。食べたものを報告してもらって点数付けてホームページに掲載するってどう?・・補助にかかる原資はともかくホームページをいじるのに大きなカネがかかるんじゃ無理だけどね?」・・・◆「社長、それはありがたい!みんな喜ぶと思います。それに、面白いですよね。あちこちの店に行ってみたくなりますね」・・・正直、そんな返事を期待していた。全く違った。◆「昨日と同じ店で食べたときはどうするんですか?毎日100円もらえるんですか?」「感想をメールで送ってもらうんですか?」「目的はなんですか?」・・役所と同じようなくだらぬ質問が続いた。私は大声を出した。「オレに聞くな!オマエが自分のアタマで考えろ!」◆一から十までこちらで考えて指示しないと一歩も前に進まない。「分かりました。検討してみます。二日ください」そんな返事を聞いた記憶がない。◆「できない理由の説明と、できなかったことの言い訳ばかりが上手」・・そんなヤツばかり。

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2018年05月09日 ---- ボス

教育

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娘も息子も中学生になったときから電車通学になった。どちらも片道1時間以上。彼らが自分で志望校をみつけ「〇〇中学に行きたい」というので許可した。その時に約束をした。◆娘とは「電車の中ではどんなにお腹が空いていてもモノを食べてはいけない」。息子にはさらに厳しく「誰か一人でも立っている人がいたら多少座席が空いていてもキミも座ってはいけない」。娘との約束は彼女の懇願もあり途中で「ポッキーまでなら食べても良い」とした。◆「人様に迷惑をかけるな!」「だらしない態度をとるな! きちんとしろ!」「弱い人の気持ちをおもんぱかれ!」そういうことを教えたかった。大人になった彼らは今もまだ父親との約束を守ってくれているのだろうか?もう訊くことも注意することもない。◆先日、満員電車に乗っているとスタバの紙コップのコーヒーを持った若いアタマと根性が悪そうな女性が乗り込んできた。「私って都会人でしょ?」とでも言いたそうな顔をしている。電車が揺れて危うくコーヒーがこぼれそうになる。◆きちんとした教育を受けていない、「自分さえよければそれでいい」と言った感覚の者がどんどんと増えているように感じる。

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2018年05月07日 ---- ボス

自慢合戦

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Facebook、Twitter、Instagramという3大ソーシャルメディア。私はそこに投稿することはないが届いたものを覗いてみることはたまにある。このゴールデンウィーク中にも幾つも届いた。面白くない。「お友達と〇〇ゴルフ場でプレーしています。ツツジがとってもきれいです」「家族で△△寿司で食事です。ここのアナゴは日本一です」「〇〇ホテルのプールに行ってきました。プールサイドでモヒート。最高です」などとくだらない。みんなで「私って幸せでしょ?」と幸せ自慢合戦をしているみたい。◆行ったところ、食べたもの、買ったものを知り合いに自慢して、見た人から「いいね!」と言ってもらいたいらしい。実にさもしい。私は彼らに「だからどうしたの?」と聞きたい。◆大学の卒業実験を思い出した。汚い寒い実験室に何週間も泊まり込みで実験を続けた。膨大なデータを整理した。「実験のデータをまとめました」。教授に伝えた。「何週間も泊まり込みで頑張りました」と言いたい気持ちは押さえた。教授から「よく頑張ったね」と言ってもらえると思っていた。違った。「キノシタくん、だからどうしたの?」と言われた。「キミのやったことはオカネさえ払えばその辺のおばちゃんでもできることだよね。作業だよ。学問じゃないよ」・・・優しい教授がそのときは厳しかった。問題は「だからどうしたの?」だった。◆「実験の結果から何が推測され、どう応用できるか、そのために次にどのような実験をする必要があるのか」それをまとめるのが私の卒業研究なのだった。それを教えられ、私は大きく成長した。社会人となり、常に目的意識を持ち行動できるようになった。人から「だからどうしたの?」と言われることのないように「だからこうなのです」と言えるように意識してきた。◆「なにをしました」「どこに行きました」「なにを食べました」・・なんの考察もない「幸せ自慢」のSNSなんかには興味がない。




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2018年04月27日 ---- ボス

やはり解せないハリル解任

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日本サッカー協会の元キャプテンの川淵三郎氏は「サッカーの世界では監督を引き受けた時点でいつ更迭されてもそれに従うというのが常識」と語った。本当にそんなものなんだろうか?解任されたハリルホリッジ元監督は「何て残念なんだろう…私は日本にはワールドカップの準備をしに来て、代表チームをしっかり予選通過させたのに」と不満をもらす。「サッカーの世界で45年…それもハイレベルなところで45年、やってきた。監督は、はかないもの…私自身がナイーブ…ものを知らなかったかもしれない。でも我がチームが強くなるための仕事をしてきた。その私に対して、宣告されたことに大変、失望したわけで、私に対するリスペクトがなかったように思えた」と語った。◆勝負は時に冷酷な判断を求める。しかし、どうしても今回の解任は理解できない。「理解できない」と言うコメンテーターがいないことも理解できない。みながJFAの田嶋幸三会長の決断を指示し、川淵元キャプテンの言うとおりと言う。私はハリルさんに対して申し訳ない気持ちが強い。ハリルさんを解任するならハリスさんを任命した田嶋さんも「任命責任」をとって辞任すべきだろう。◆ハリルさんはボスニア・ヘルツェゴビナ出身。もし日本人の監督がボスニア・ヘルツェゴビナのサッカーチームをワールドカップ予選を通過させたにも関わらず本線の二か月前に突然解任されたら日本人は怒るだろう。不愉快だろう。ハリルさんがフランス人かドイツ人だったら田嶋さんはこんな失礼な判断はしなかったんじゃなかろうか?◆サッカーに詳しくない私が外野でいろいろと言っても詮無いことだが「義理・道徳」を第一に考え生きてきた私には、ハリルさん解任はどうしても理解できない。◆「ハリスホリッジさん、ごめんなさい。私はあなたが『リスペクトがなかったように思えた』と感じたこと、よく理解できます。あまりにも失礼な我が国サッカー界の態度を情けなく思っています。ごめんなさい。」

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2018年04月27日 ---- ボス

山口君の失敗

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大学3年生の夏、友人らと5人で天神のビアガーデンに行った。かわいい女性二人が隣のテーブルで飲んでいた。「一緒に飲まない?」誰かが声を掛けた。私だったのかもしれない。そこはよく覚えていない。一緒に飲むことになった。彼女らは高校生だった。7人で随分と飲んだ。「みんなでキノシタのアパートに行こうや」誰かが言った。狭いアパートに男5人、女子高生2人が深夜になだれ込んだ。◆天神から箱崎のアパートへの移動中、私は良からぬことを考えていた。(男5人は多い。誰か帰ればいいのになあ)・・残念ながら誰も「オレは帰る」と言い出さず、皆が私のアパートに来た。アパートでは少し飲んだがすぐに寝ることになった。女子高生2人は畳の上に寝た。彼女らの寝姿を眺めながら男5人がけん制する。結局、なにも起こらず朝が来て女子高生は帰っていった。彼女らが帰るまで我々5人は彼女らの寝顔を肴に飲んでいた。もし男が5人でなく二人だったら恐らく別の展開になっていたのだろう。◆昨日TOKIOの山口達也がテレビカメラの前で涙を流しながら詫びていた。 山口は、仕事を通じて知り合った女子高校生を自宅に招いて飲酒を勧めたうえ、酔った勢いで無理やりキスをしたという。◆私の時とは時代も違う。二十歳過ぎの学生(私)と46歳の有名人(山口)では社会的立場も違う。ビアガーデンで飲んでいた女子高生とまじめなテレビに出ていた女子高生も違う。違うことだらけだが、テレビで山口の反省しお詫びする姿を見て、私は自分と重なる部分にも気付いた。山口はとんでもないダメ男であることは間違いないのだが、彼の態度に対して怒りよりも同情を感じた私もまたダメ男である。・・・訂正・・ダメ男であった。

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2018年04月26日 ---- ボス

自律神経の異常

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「期外収縮」という。不整脈の一種。「トン・トン・トン・ ・トン・トン・トン・トン・ ・トン・トン」という感じで脈が飛ぶ。胸が気持ち悪い。胃炎になったような感じ。病院で検査する。「あまり心配要らないでしょう」と明るく先生は言う。◆夜眠れない。昼間はいつも眠たい。病院で検査をする。「自律神経が著しく乱れています。キノシタさんは圧倒的に交感神経が強く副交感神経が活躍できていません。ここまで極端な事例は珍しい。仕事のストレスだけではこんなに乱れることはないと思います。甲状腺の異常が疑われますね。検査しましょう」ということで検査をした。「甲状腺には異常がありません。一安心ですね。でもストレスを取り除かなければこの自律神経のバランスの悪さは体に大きな負担になります」◆ということであれやこれややっている。いろいろやっているが全く改善の兆しなし。それどころかストレスばかり毎日大きく強くなる。悪循環。毎日「不眠」と「期外収縮」に苦しめられている。酒を飲んでも、ゴルフをやっても、部下を誉めても治らない。

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2018年04月25日 ---- ボス

なぜ謝るのか?

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22日に群馬県で開かれた前橋・渋川シティマラソンで熱中症とみられる症状で男女16人が搬送された。前橋市は23日、入院した重症患者のうち、10キロ部門に出場した20代男性が集中治療室(ICU)で治療を受けていると明らかにした。実行委員会の会長を務めた山本龍市長は「心からおわびを申し上げる」と陳謝した。当日の前橋市内の最高気温は30・5度に上った。大会前から高温の予報が出ており、実行委は16日に公式ホーページで注意を呼び掛けるメッセージを掲載。経口補水液を新たに取り入れ、給水所のスポンジや飲み物を増やすなど対策も講じた。事前の会議で中止は検討されなかったといい、市の担当者は「結果的に準備が足らなかった。反省と検証をしたい。来年以降は中止も含めてさまざまな判断が必要となる」とした。・・・(以上、上毛新聞)◆私はなぜ市長が「心からお詫びを申し上げる」と陳謝するのか理解できない。ネット社会、マスコミ先行社会となった現在、「ことが起こればまず謝れ。開き直ってはならない」という風潮がある。つい数年前までは「自己責任」という言葉が舞っていたが最近は聞かなくなった。マラソンに出るか出ないかは自己責任だ。あらゆることに完璧に準備ができていなければ主催者の責任になるようでは我が国からすべてのイベントが無くなってしまう。◆みんなでもう一度「自己責任」ということを考え直したいものだ。

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2018年04月24日 ---- ボス

花の名前は知らなくても・・

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配られたガリ版刷りのテスト用紙には花の絵が並んでいた。それぞれの絵の下には「さくら」「バラ」「ゆり」「チューリップ」などとその花の名前が書いてあった。名前の隣に( )が付いている。50年以上も前のことなのに鮮明に覚えている。問題・・「春咲く花には〇を、秋に咲く花には✕をつけなさい」◆小学校2年生のときのテスト。優等生だった私はそれまで受けたテストは殆どが100点満点だった。だが、この問題用紙を見たときに初めて「分からない」と思った。◆結果は、35点だった。知らない花が多かったうえに私は〇と✕を反対に付けていた。自宅に帰り恐る恐る母にその答案用紙を見せた。母は教育ママではなかったが、その時私は「叱られるかな」と思っていた。◆35点の回答用紙を見ると母は「おや、モトミも100点以外を取ることがあるんやねえ。それもなんと35点?」と笑っていた。私は〇と✕を逆に付けてしまったことを説明した。「〇と✕、勘違いしてなくても、それでも65点やねえ」・・笑っていた。母は優しかった。私は恥ずかしかった。母は続けた。「モトミは男の子やけえ花の名前なんかは知らんでもいいよ。でもな、きれいな花を見たときに『きれいやなあ』って思う気持ちだけは持っとかんといけんで。」◆50年以上の時が流れた。母はすでにいない。朝の出勤時、広尾の坂を歩いて下る。今年は例年に増して躑躅(つつじ)が鮮やかに咲いている。バラやペチュニアもきれいだ。気分よく歩きながらあの屈辱のテストと優しかった母を思い出していた。

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2018年04月23日 ---- ボス

休養と教養

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ラジオで面白い話を聞いた。我が国に初めて週休二日制を導入したのはあの経営の神様、松下幸之助さん率いる松下電器産業だった。松下幸之助さん自らの提唱で始まったという。そして松下さんはその週休二日制度の導入にあたり、一日を休養にもう一日は教養に充てるように社員に求めたという。「土曜日はどうぞゆっくり休んでください。日曜日は、月曜からの仕事に備え、知識を蓄えたり計画を練ったり予習をしたりしてください」ということだった。◆さて今どれだけの人が週休二日制のうちの一日を教養に充てているのだろう? 直接的な仕事の準備でなくても構わない。簿記の勉強でも、英語の勉強でも、或いは古典の読書でも、和歌や俳句でも構わない。週に一日、まじめに勉強をする癖をつけたら社会人としての可能性が大きく広がるということに気付いていない半人前が多い。

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2018年04月20日 ---- ボス

ネーミング

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今から40年くらい前の話。テレビで「ホンダの新型車のネーミング募集」をやっていた。その車はやがて姉妹車も出すと言う。何にでも興味を持つ私は「この車の名付け親になれたらすごいな」と思いまじめに考えた。卒論だったかテストだったか、とにかく勉強をしなくてはならない時期だったのだが勉強の前に「ネーミング」に気が行っていた。そしてとうとう素晴らしい名前を見つけた。その素晴らしい名前とは「ピリオド」。そしてやがて出る妹車の名目が「カンマ」。「カンマ」と「ピリオド」・・今考えても絶妙なネーミングだと思う。商標登録しようかな?◆私は「カンマ」と「ピリオド」を思いついたその夜、近所に住む親しい後輩のところへ行って「素晴らしかろ?」と自慢げに話した。「そうやな、キノシタさん、『ピリオド』と『カンマ』か、いいなあ」と言ってくれると思ったのだが違った。彼はデキの悪い先輩をなだめるように「キノシタさんなあ、『ピリオド』っちゅうのは『おしまい』っちゅうことやろ。無理やろ。ホンダは『おしまい』なんてものをクルマの名前にはせんやろ」と言った。◆「そうか、ダメか」・・私はネーミングを考えることをやめて勉強することにした。◆しばらく経ってクルマの名前が発表された。「ホンダ シティ」と言う名だった。姉妹車の名前は憶えていない。だがやはり今でも私は「カンマ」と「ピリオド」と言う名の兄弟車があっていいと思っている。素敵な名前だと感じている。◆私に「キノシタさんなあ、『ピリオド』っちゅうのは『おしまい』っちゅうことやろ。無理やろ。ホンダは『おしまい』なんてものをクルマの名前にはせんやろ」と言った彼は今、郷里大分のサッカーチーム『大分トリニータ』の社長をやっている。頑張れ!大分トリニータ。「大分ピリオド」になるなよ!

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2018年04月19日 ---- ボス

人間到る処青山あり

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あまり教養のない方は(にんげん いたるところ せいざんあり)と読んでいる。正しくは(じんかん いたるところ せいざんあり)。「人はどこにでもお墓はできる、先祖の墓のある故郷にとどまるのではなく、志を持って故郷を出て、大いに活躍すべきだ」と言った意味。高校生の頃、この言葉を知った。励まされた。「大分に残ってよ」と言う母の願いも聞かず上京した。結果、良かったと思っている。ところが最近の若者は・・◆当社は出張が多い。多い者は年間100泊近く出張先のホテルに泊まる。「出張の多い仕事にあこがれを持つ者も多いだろう」と思っていた。ところが当社へ採用面接に来る多くの方が「出張が多い」と聞いて尻込みするという。「ほとんどの方は出張を嫌います」と総務が報告に来た。正直驚いた。「えっ?出張が嫌なの?」聞いた私に総務の担当者は「はい、最近は出張を嫌う方が増えました」◆情けない。みんな役人みたい。◆そういえば昨日も某市役所の頭の固い連中に腹を立てていた。「あなたたちは市民の県民の国民の利益を考えないのか?めんどくさいことがそんなに嫌なのか?」・・・総理のご威光でもあれば彼らは必死に協力してくれるのであろうが、こちらにはそんなものはない。正義と正論で押すしかない。◆「人間至る処青山あり」と思わない、やる気のない、面白みのないヤツばかり増えている◆そういえばウチのバカ娘とバカ息子も、いい年をした社会人だが一向に我が家から出て一人住まいをしようとしていない。ダメだな。

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2018年04月17日 ---- ボス

余裕

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お客様を食事に誘う。美味しい店を選ぶ。最近は、懐石料理でなくても天ぷらでも寿司でもあるいは焼肉でも一品ごとに説明してくれる店も多い。◆先日、お客様と食事をしているとタケノコの刺身が出た。旨かった。「へえー、もうタケノコの季節かぁ。これはどこで採れたものなの?」私は主人に聞いた。「はい、とても美味しいでしょ。それは鹿児島産です」主人が答える。そんな会話が一品ごとに交わされた。私は器を眺め、窓からの景色を楽しみ、掛かっている絵画を誉めた。もちろん食事を一番楽しんだ。ところが・・。◆私が招待をした客は仕事に関する話をしたくてたまらないようだ。私が主人と食事や景色や絵画の話をする間はただ黙って聞いている。主人が離れると仕事関係の知人の話を始める。〇〇社の△△さんと昔一緒に仕事をした、とか✕✕省の◇◇さんは気が短くておっかない、とか。誰を知っている、ばかりを語る。こちらは「へえー、そうですか」しか言えない。◆2時間以上の食事の間、彼は「美味い」も「不味い」も食事に関することは一言も言わなかった。素晴らしい絵画や景色や器も彼にとっては「そんなの関係ねえ」っていう感じのようだった。◆私は「次回、この人とやるのは新橋の大衆居酒屋でいいな」と思った。そう思ったが、私から彼を誘って飲むことはもうないだろう。◆余裕のない人間は寂しい。

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2018年04月11日 ---- ボス

蓼食う虫も好き好き

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私には大して美味しいと思えないのに連日行列ができる店がある。値段が安い、というのなら理解できるのだが安いわけではない。その店はテレビには時々取り上げられるようだ。馬鹿ヅラしたレポーターが「う、うめー!(う、旨い!)」などと叫ぶ。それを見ていた者たちが騙される。そこで翌日行列ができる。行列に並び、やっとそれを食べた味も分からない人間が「美味かった!」と叫ぶ。行列が長くなる。また誰かが「美味かった」と言う。おそらくそういったことだろう。◆「牛カツ」「生パスタ」などが典型的。どんなに頑張っても「牛カツ」は「トンカツ」には叶わない。同様に「生パスタ」は乾麺の「アルデンテ」に叶わない。私はそう信じている。それなのに「ホントにこんな美味しいの、初めて!」と大声で言うヤツに押されてしまう。「オレはあんまり好きじゃないな」とはっきり言うヤツがいない。「牛カツ、生パスタ、全然美味くないよ。少なくともオレはトンカツ、乾麺アルデンテの方がよほど美味いと思いますよ」私はしょっちゅう言っている。◆そういえば最近は安い天ぷら屋でも「僕は天つゆよりも塩で食べたいな」などと気取った輩が多い。超高級店じゃない限り天ぷらはツユで食った方が上手い! と私は思っている。どうだろう?

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2018年04月10日 ---- ボス

ハリルホジッチ解任

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マスターズでPリードが優勝したまさにその時エンゼルスタジアムでは大谷が6回までパーフェクトピッチングを続けていた。マスターズに酔い、大谷に興奮した多くの日本人はその夜、今度はハリルホリッジ監督解任のニュースに驚く。少しでもサッカーに興味のある日本人はすべて、びっくりしたことだろう。◆ハリル解任を告げるテレビの報道番組。いつもは「とんでもない!」「けしからん!」を繰り返すコメンテーターたちがこの報道にはなぜか怒っていない。私にはそこが不思議だった。◆私はハリルホリッジファンではない。ハリルの采配が良いのか悪いのか評価できるほどサッカーに詳しくはない。それでも「そりゃ、あんまりじゃないの?」と思った。ロシアワールドカップまであと2か月。少々選手から不満がでていようがハリルで戦うべきじゃないの?ハリル可哀そう。しかし、なぜか誰もハリルをかばおうとしない? 誰も田嶋会長の決断を「間違いですよ!」と言わない。そんなにハリルは人でなしだったのか?◆さてロシアワールドカップ。もし日本がベスト16に残れたら「あそこでハリルを交代させた田嶋会長の英断のおかげ」となり、残念ながら(予想通り)予選敗退したら「ハリルが悪かったから」となるのだろう。それこそ「あんまりだ!」◆やっぱりハリルでロシアワールドカップは闘うべきだったと私は思う。今回の更迭はきっと誰も救われない。ハリルと合わなかった生意気な選手だけが喜んでいる。

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2018年04月10日 ---- ボス

「じっと手を見る」

boss-b

20歳代、30歳代の頃は貧しかった。「オレのように賢い男が、こんなに一所懸命働いて、なぜこんなに貧しいのだろう」と不思議に思っていた。世間に対し、神様に対し、腹を立てていた。たまに会う同級生に「キノシタ君、元気?調子どう?」と聞かれると「うん『じっと手を見る』毎日だよ」と答えていた。それを聞いて彼はニヤッと笑い「僕も同じ」と答えた。少し教養のある者は「じっと手を見る」という言葉だけで分かった。◆石川啄木の短歌「はたらけど はたらけど猶わがくらし 楽にならざり じっと手を見る」と「友がみな われより偉く見ゆる日よ 花を買い来て妻と親しむ」は若いころの私のテーマ曲のようなものだった。子供たちが小学生の頃、この短歌を教えた。そういえば息子が小学四年生のときこの二首に合わせて「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という故事成語を教えたことを今思い出した。◆あの頃ほど貧しくはないが、それでもまだ「じっと手を見る」ことは多い。友がみな偉く見えることもなくなったが、花を妻と親しむ機会はさらに増えてきた。

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2018年04月09日 ---- ボス

燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや

boss-2

「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」・・ツバメやスズメにどうして鳳(おおとり)の考えが分かるだろうか? いや、分かるわけもない。「えんじゃく いずくんぞ こうこくの こころざしを しらんや」と読む。自分を「鴻鵠」に例え、自分を理解してくれない人たちを「ツバメやスズメ」に例えるのは今で言う「上から目線」。今この中国の故事成語を使うと「あいつ上から目線で生意気」などと言われるのだろう。だが、高校の国語の授業でこの言葉を習った頃、私はこの言葉が大好きだった。友人たちに向かって冗談でよくこの言葉を使っていた。残念ながら今の若い人はほとんどこの言葉を知らない。◆ところで今私はヘリコプター操縦士の訓練場所を国内に造ろうと一所懸命に頑張っている。これから熟練操縦士の大量リタイアが始まる。どんどん新米パイロットに替わっていく。言いたくないが、想像したくないが、このままでは間違いなくヘリコプター事故が増える。それも山の中での事故ではなく都会での大事故が増える。そうならないためには十分な訓練をするしかない。十分な訓練さえすれば事故は増えないのだ。しかし我が国には十分な訓練場所がない。だから私はリスクを負ってまで、身を粉にして、国内に操縦士訓練場所の設営を目指している。◆ところが「あなたの命を守るためですよ」「業界を守るためですよ」といくら説明しても全く理解を示さない者が多い。面白いのは現役を退いた元パイロットは「キノシタさん、素晴らしいことだ。頑張ってください」と応援くださるのに、現役の運航会社やドクターヘリに乗る機会の多い方々がなかなか理解を示さない。◆「私は事故には遭いません」「事故を起こすのはよその会社です」「運航会社は大変ですね」・・そんなことばかり言っている。私が「あなたのことなのですよ」と説明しても分からない。◆悔しい事ばかり続く。なぜ日本の医療のそして日本の航空の将来のために私はこんなに頑張っているのに、なぜあなたたちは関心を示さない?自分の目先の利益しか考えない?悔しい。◆「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」とつぶやきながら毎日自分を慰めている。


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2018年04月06日 ---- ボス

また心優しき罪人がうまれた

boss-5

両親のいない貧しい兄弟は懸命に生きてきたが弟が病に倒れる。兄は弟のためにさらに必死に働くが治る見込みのない弟は、兄に苦労を掛けることを申し訳なく思い自らの命を絶とうとする。首にカミソリを入れる。もがき苦しむが死にきれない。そこに兄が帰ってくる。もがき苦しむ弟は首に刺さったままのカミソリを抜いて楽にしてくれと兄に頼む。兄がカミソリを抜くと血が噴き出し弟はやっと死ぬことができた。だが兄は殺人者となる。森鴎外の「高瀬舟」はこんな話だったと記憶している。弟の願いを聞いて弟を楽にしてあげた弟思いの兄が殺人者になってしまった。◆老々介護のおじいさんが、おばあさんの「お願いだから私を死なせて」という願いを聞いて泣きながら優しくおばあさんを死なせてあげて殺人罪になったというような事件が時々起こる。◆保守派の評論家、西部邁さんは舌鋒鋭いダンディな方だった。おそらく「もう十分に生きた。これ以上は生きたくない。きれいに死にたい」と思ったのだろう。だが手の不自由な西部さんは一人では死にきれない。そこで最も信頼できる友人に応援を頼んだ。「頼む、オレの最後のわがままを聞いてくれ」とでも言ったのか。西部さんに恩義を感じている心優しき友人は西部さんの最後のお願いを聞いてあげた。結果、自殺ほう助をした罪で逮捕された。◆「安楽死」という制度がわが国にあればこれらの「心優しき殺人者」を作らずにすんだのに。これから団塊の世代の方々がいよいよ高齢化になり、その結果ますます「心優しき殺人者」が増えることが予想される。そうなる前に早くわが国でも「安楽死」を合法化することを私は強く望んでいる。

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2018年03月30日 ---- ボス

桜は散り、椿は落ちる。

boss-c

新橋の南桜公演で昨夜、当社の有志で花見を楽しんだ。ただ「楽しい」だけでなくまた「お酒美味しい」「桜キレイ」だけでもなく、社内の親睦を深めコミュニケーションを取りやすくするのに最高。私も少々飲みすぎたが意義深い楽しい花見となった。社員たちの笑顔は嬉しい。◆少し二日酔いの残る今朝の出勤時、いつものように愛宕神社の前を通った。「苦しい時」が多い私はよく86段の“出世の石段”を上って「神頼み」をする。今朝も参ってきた。「●●●●が上手くいきますように!◆昨夜は満開だった桜が吹雪となって舞っていた。境内にある椿の花の多くはすでに落ちていた。「桜は散り、椿は落ちる」日本語は面白い。「散る桜 残る桜も 散る桜」。

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2018年03月29日 ---- ボス

くそ面白くない奴ら

boss-c

ある立食パーティーの会場。私は周りに話し相手がいなかったので黙って一人でワインを飲んでいた。向こうの方には知っている学者たちもいたがそれほど親しいわけでもない。おべんちゃらを使うよりは一人の方がまだ楽だ。そっと一人で飲んでいた。この手のパーティーは苦手だ。◆「くそ面白くない奴らね」隣で女性の声がした。以前から知っている女性だった。「くそ面白くない奴らね。うわっつらだけ。人間としての厚みがないのよね。きっとあれ以上の何もないのよ」酔っているわけでもなさそうだが彼女は私にだけ聞こえる小さな声で向こうの彼らの悪口を続ける。「私だってはじけていた頃にはいろんな経験をしたわ。黙って天国まで持っていかなければならない思い出も多いわ。キノシタさんだってそうでしょ?でもきっと奴らはそんなのなんにもないのよ。あれがすべてなのよ。面白くないわよね、あんな男たち」なんとなく彼女が言いたいことは理解できた。正直に言うと彼女の言葉が心地よかった。だが肯定するわけにもいかない。「おいおい待ってくれよ。キミが若いころどんな悪さをしたのか知らないけど僕には黙って天国まで持っていかなければならない思い出なんてないよ」私はまるで村上春樹の小説の主人公のような言葉で反論した。彼女は一言「ウソおっしゃい」と言った。◆悪い気はしなかった。「くそ面白くない奴」と陰で言われるよりは勘違いされてでも「面白い奴」と思われていた方がいい。

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2018年03月28日 ---- ボス

ジャイアント馬場みたい

boss-3

健康のため毎日最低1万歩は歩いている。自宅から会社まで電車に乗ると「広尾→六本木→神谷町→霞が関→日比谷→銀座→新橋」と6区間なのだが毎日2区間しか乗らず神谷町で降りて歩いて出社している。速足で歩きながら仕事のことを考えることが多いがこの季節は桜を楽しんでいる。愛宕の桜はとてもきれい。◆毎日歩いているせいか少しずつ体重も落ちてきた。毎朝、測っている。元日から2kgほど減った。鏡で自分を見る。寂しい。胸の筋肉がなくなった。「どこかでこんな体形の人を見たことあるな。誰だったっけ?」・・思い当たった。そうだ、ジャイアント馬場だ。なんだかもっと寂しくなった。

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2018年03月27日 ---- ボス

ペンディング

boss-5

36年前、私が社会人1年目のとき、会議の席で所長が私に言った。「じゃあ、この件はペンディングということにして次は・・・」。私はその頃まだ「ペンディング」という言葉を知らなかった。「すみません『ペンディング』ってどういうことですか?」すぐに尋ねた。所長はにやっとして「おっ、九州大学卒、『ペンディング』を知らないか?・・ま、保留ということだ」と答えてくれた。◆知らないことを、知らないまま流さないで、その場で「それってどういうことですか?」とすぐに尋ねることができるのは私の特技。幼いころ祖母から教えられた「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉がそのスタートになっている。◆最近、我が社の会議に出ていてあまりにも保留事項や先延ばし事項が多いことに心配になった。それと同時に「それってどういうことですか?」と誰も聞かないことがさらに心配になっている。私が発言しなければあまりにも淡々と会議が進行してしまう。終わった後にペンディングの山ができる。◆ふと「社会人1年目の頃の私は元気良かったな」と思い出していた。

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2018年03月22日 ---- ボス

自分のアタマで考えろ!

boss-5

毎日この欄を書いているのにはもちろん私なりの思い、私なりの考えがある。ただの暇つぶしや自己満足のために書いているのではない。「私なりの思い、考え」をすべてオープンにするわけにはいかないが、その中には「部下たちへの刺激」も当然入っている。「当然」と私は思っているのだが実はこれが意に反してしまった。当社の社員のほとんどの者はこの欄を読んでいない。小さな会社、社長は何を考えているのか気になりそうなものだが全くそうではない者も多い。それは仕方ないこと。私も「読んでください」などと言う気はさらさらない。◆読んでいるだけで何もしようと思わない者よりは、こんな欄を読まなくても私の意向に沿って頑張ってくれている者の方がよほど良い。◆この欄で私が繰り返しているのは「多くの情報を共有し」「(言われたことをそのままやるのではなく)自分のアタマで考えろ!」ということ。◆とにかく世間には「自分のアタマで考えることが苦手な者」ばかり。せめて当社の職員には「自分のアタマで考える」習慣をつけてもらいたいが、これがなかなか難しい。◆「なぜそれをやるのか」を考えず、「お客様はそれを求めているのか」も考えず、本来最も大切なことを何も考えないで、それでも一所懸命働いている職員がわが社にも多数いる。考えることなく一所懸命に働いている職員は悲しい。彼(彼女)は良い人ではあるが無能な人とのレッテルを貼られてしまうかもしれない。そろそろ焦ってもらいたい。

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2018年03月19日 ---- ボス

間違った努力

boss-b

2か月ほど前、会社の近所にひっそりと小さなラーメン屋がオープンした。看板に「本格博多ラーメン」と書いてある。博多ラーメン大好きな私はその看板が気になった。どこだろう?その店は1階なのだが入り口が分かりにくかった。小さなドアを開けて入ってみた。10人程度で一杯になるような店に客は私だけだった。主人と店員の女性スタッフはにこやかに感じよく応対してくれた。私は「博多ラーメン、カタ麺」を頼んだ。出てきたラーメンはとても美味かった。この店はじきに「行列ができるラーメン店」になるのだろうな、と思った。◆2週間経って、またそのラーメン屋に入ってみた。客は私の他には一人。「黒豚ラーメン、バリカタ」を頼んだ。これまた大変美味い。私は部下や友人に「美味い博多ラーメン屋ができたよ」と紹介した。その後も2週間に一度の割でそのラーメン屋に行っているがいつも客は一人か二人。・・・このままでは潰れてしまう。せっかく会社近所にこんな美味いラーメン屋ができたのに閉店されたら残念だ。◆昨日、1週間ぶりに行ってみた。相変わらず客はいない。メニューを見て驚いた。それまでなかった「辛豚ラーメン」というのがあった。そこには「本日より!」と書いてあった。頼んでみた。私の好きな味ではなかった。私は少し暗くなった。寂しくなった。「マーケティングを誰かが教えてあげなくちゃ!」・・ そして思った。「うちの会社の連中とこのラーメン屋の若い店主は同じ間違った努力をしている!」◆「客が来ない」「売り上げが上がらない」理由は決して「不味いから」でも「メニューが少ないから」でもない。「ここに美味しいラーメン屋がありますよ」ということをみんなが知らないからなのである。◆あの感じの良い店主のお兄さんに教えてあげたい。いまあなたが取り組むべきことは新メニューを作ることじゃないよ、「ここにとても美味しい博多ラーメン屋ができましたよ。一度食べてみてください」と伝えること。新橋のサラリーマンに一度食べてもらうことですよ。◆まじめな連中が、焦りから間違った方向の努力をする。そして「オレはこんなに頑張っているのに、運が悪い!」と嘆く。◆客観的に俯瞰的に物事を観ることができなくなると何事も失敗する。

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2018年03月15日 ---- ボス

現実から逃げたかった

boss-b

大学受験に失敗した私は大分県佐伯市を離れ福岡市で浪人生活を送っていた。浪人のくせにパチンコばかりしていた。予備校の同級生のように必死で勉強をするということはなかった。テストの日以外はほとんど予備校に行かなかった。それでも6月、7月と予備校の試験で東京大学A判定をもらった。調子に乗って遊んでいるとみるみる成績が下がってきた。◆一度下がり始めた成績はなかなか再上昇することなく、焦り初めていた。予備校には行かなかったがまじめに勉強していた。夜中の3時まで勉強したこともあった。◆下宿の近所に「電車道」というとても感じの良い喫茶店があった。毎日「電車道」でコーヒーを飲んでいた。私の憩い(いこい)の「電車道」だったのだが11月になると相撲取りに占拠された。大相撲九州場所、佐渡ヶ嶽部屋の巡業部屋が「電車道」の近くにあったのだ。聞くと相撲取りは早朝に2時間程度の稽古をするとあとは食うことと寝ることが仕事だと言う。私はものすごく羨ましいと思った。「相撲取り、羨ましい」・・私が切に「羨ましい」と思った最初の対象は相撲取りだった。◆東京大学を諦め九州大学に通うことになった私は大学生活も怠けて留年してしまうことになる。同級生よりも1年遅れて卒論に着手する。当時の土木工学の実験室はとても古く、どこもすきま風だらけ。割れている窓が何枚もあった。九州と言っても1月、2月の福岡はとても寒い。卒論のための実験は1時間おきにデータを取り続ける必要があり、私はすき間風吹く極寒の研究室で一人実験を続けていた。どこかから野良猫を拾ってきて実験室で飼っていた。「寒い」「眠たい」と一人苦しみながら実験を続ける私の横で電気毛布にくるまれて猫がすやすやと眠っていた。「猫、羨ましい」・・私が切に「羨ましい」と思った2番目の対象は猫だった。◆なんとか大学を卒業した私は上京し前田建設工業株式会社に就職した。東京支店の現場勤務に配属された。昼も夜も関係なく働いた。働かされた。当時はブラック企業という言葉はなかったが間違いなく超ブラックだった。なんの用事だったか大分県庁や福岡県庁や宮崎県庁に就職した同級生たちと電話で話した。みなとても楽しそうだった。「キノシター、元気かぁ?」とのんびりした声。聞くと彼らはみな夕方6時前には自宅に帰り、着替えてテニスやソフトボールを楽しんでいた。「地方公務員、羨ましい」・・私が切に「羨ましい」と思った3回目の対象は九州の県庁職員だった。◆あれから35年~40年経った。今は「相撲取り」も「猫」も「県庁職員」も、それほど「羨ましい」とは思わない。苦しいことばかりの人生だったようでもあるが、まんざら悪くない人生だったなと思えるようになってきたかな。

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2018年03月15日 ---- ボス

ユトリロ

boss-c

大正生まれ(生きていればそろそろ白寿)の私の父は絵を描くことが趣味であった。「東京芸大を受けて落ちた」という話と「東京芸大を受験することを親に許してもらえなかった」という話を聞いたことがある。真相は分からない。なぜか父は山梨大学の土木工学科に進んだ。父は美しい絵を描いたが字は上手と言えるものではなかった。◆昭和7年生まれの母は美しい字を書いたが絵はからきしダメだった。◆私は両親双方のの悪い方を遺伝でもらい絵も字も下手。才能はないのに両親は私に書道と絵画を学ばせようとした。書道教室、絵画教室、どちらも幼い私には苦痛だった。◆字も絵も上手くならなかったが美しいものに対する興味は持った。ルノワール、ドガ、セザンヌ、ピカソ、ゴッホ、モディリアーニなどの絵に対する興味は小学生の頃にすでに芽生えていた。中でもその頃の私が最も好きだったのがユトリロ。ユトリロの画集を見ながら母が教えてくれた。「ユトリロはね、子供の頃から体が弱くてな家から出ることができんかったんよ。それで家の窓から見える景色をずっと描いてたんよ。寂しそうやろ、この絵」◆ませた子供であった私は小学生の頃にすでにユトリロの絵画に「郷愁」のようなものを感じていた。それは母の教えの影響があったのかもしれない。◆銀座の「ためなが画廊」でユトリロ展が開かれているので覗いてみた。素晴らしい、郷愁溢れる雪の坂道の絵があった。

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2018年03月12日 ---- ボス

3.11から7年

boss-5

東日本大震災から7年が経った。各メディアが様々なことを報じているので、感慨や反省は他のメディアに譲る。ここではやや不謹慎に思われるかもしれないが敢えて別の切り口で。◆私は思うのだが、あの東日本大震災を「ラッキーだった」と思う悪人が相当数いるのだろう。あの大震災がなく警察がまともに機能していれば逮捕されていた犯罪者は多い。殺人者がいるかもしれない。詐欺師や傷害事件犯などは相当数いるだろう。◆日本中を不幸にしたあの大災害でもきっと「ラッキー」と思ったヤツがいることの理不尽を不思議に感じる。腹立たしく思う。◆どんなことでも、あの大災害でも、みんなが同じ感想を持つものではない。事象には様々な切り口、様々な模様があることを知らなければならない。

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2018年03月07日 ---- ボス

過労死

boss-5

新橋駅前、おなじみのSL広場で誰かがアジっていた。「・・そして今、過労死が非常に増えている。みなさんご承知のとおり。・・」アジテーターの前を通りながら私は疑問に思った。過労死って本当に増えているのだろうか? 彼は「みなさんご承知のとおり」と言った。おそらくみんなそう思っているのだろう。だが本当に増えているのだろうか?私は信じられない。過労死が増えているのではなく「過労死と認定される事例」が増えているのではないだろうか。◆私は若い頃、一部上場のゼネコンに勤めていたが今の基準で考えると超々ブラック企業だった。死ぬほど働いた。働かされた。月に1日も休みが無い、なんてこともあった。今でも当時の同僚と会うと「あの頃の方がよっぽど酷かったな」という話になる。私が在籍した会社だけではない。多くの企業が今よりよほど劣悪な環境であった。35年で随分と日本の労働者の環境は改善されたと思う。◆あの頃の方が良かった、などとは全く思っていない。職場の環境が改善されて良かったと思っている。◆だから「過労死が増えている」という話は信じられない。「職場が悪い! これは過労死だ!」と訴えることができる環境になってきたのだろう。「過労死が増えた」のではなく「過労死だ!と訴える」ことが増え「過労死だと認定される事例」が増えたのだろう。◆アジテーターに「皆さんご承知のとおり・・」と言われて「うん、知ってるよ」と思う人ばかり。何事も「そうなの?」「そうだっけ?」と自分のアタマで考えてもらいたい。

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2018年03月06日 ---- ボス

社会の縮図

boss-b

暴力団の組長、バーのホステス、銀行員、焼き鳥屋、酪農農家、警察官、医師、香具師、製材所経営者、米作農家、薬局経営、教師、居酒屋の女将、果物屋、本屋、銭湯、漁師、豆腐屋、石材店、洋品店、文房具店・・・すべて私の小学校時代の同級生の親の職業。1学年150人弱の佐伯小学校の同級生の親は種々雑多な職業、まさに社会の縮図だった。子供たちも個性豊かだった。暴力団組長の娘も焼き鳥屋の息子も豆腐屋の息子も、みんな仲良しだった。社会には多くの職業があり、それぞれの利害があり、それぞれの考え方があることを自然と学ぶことができた。◆私の息子も娘も、恵まれた環境の小学校に入り、中学・高校・大学と私立校で学んだ。彼らの同級生の親の職業は会社員、公務員、医師、弁護士、薬剤師など。社会の縮図からは程遠い、偏った社会の一部の集団の中で育った。恵まれている、という見方もある。私もそう思う。だが、どこか引っかかる。果たしてこれで良かったのか。◆同級生の親に、暴力団の組長やバーのホステスや焼き鳥屋や酪農農家や香具師や米作農家や居酒屋の女将や果物屋や本屋や銭湯や豆腐屋や石材店が居るというのは面白い。60歳になって、小学生時代の同級生の顔とその親の職業を一人一人思い出せるなんて素晴らしい。思い出だけでなく、社会で最も大切なことを私はあのころ学んだ。

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2018年03月05日 ---- ボス

海外出張

boss-5

今から20年前、ロスアンゼルス郊外で開かれたヘリコプターショーに参加していた私は、3日間続くそのショーの見学を1日で繰り上げ、現地に住む知人にお願いして一人でロス近隣のヘリポートを何か所か見学させてもらった。立ち入り制限の厳しい日本と違って当時のアメリカは、お願いすると快くヘリポートを案内してくれた。ある小さな救急病院のヘリポートに驚いた。アルミでできていたのだ。当時、日本にはアルミデッキのヘリポートなどなかった。すべてコンクリート製だった。◆アルミデッキ製のヘリポートを私に案内しながら病院の担当者(病院長だったと記憶している)は「アルミ製のヘリポートはとても良いですよ。このヘリポートは作ってもう20年経っていますが全くメンテナンスの必要がないんです。コンクリートじゃ、こうはいきませんね」というようなことを笑顔で自慢げに話してくれた。全面ブルーの塗装こそ少し色褪せてはいたが床面はきれい。とても建造後20年経っているとは思えなかった。◆大学時代にコンクリート工学を勉強していた私はコンクリートの限界を知っていた。「日本のヘリポートこそアルミデッキで作るべき!」・・そのとき私は確信した。その後、懸命にアルミデッキヘリポートを研究し、わが国での普及にむけて頑張った。いま、日本には約80か所のアルミデッキヘリポートがある。すべて当社がなんらかの形で絡んでいる。◆5年前、ドイツの自動車連盟が運営するドクターヘリ運航会社の基地を見学に行った。そこには医師やパイロットを訓練する素晴らしいシステムがあった。「いずれ日本にもこのような施設が必要になるんだろうな」そう思った。そして今、私は日本にヘリコプター操縦士の訓練施設を作ろうと必死に頑張っている。◆私は「アルミデッキヘリポート」と「操縦士訓練施設」などを海外出張で学んで帰り、それをわが国でも実現させようとした。◆先週、ラスベガスでヘリコプターショーが開かれた。我が社からは5人が参加した。さて彼らはなにか大きな土産を持って帰ってきてくれただろうか。



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2018年02月28日 ---- ボス

ドクターヘリは誰の命を守っているか?

boss-5

ヘリコプター操縦士の訓練事業を立ち上げようと、一昨年から懸命に頑張ってきた。少しずつ見通しがついてきた。来年の今頃には訓練場の供用を開始したい。◆日本のドクターヘリ事業の立ち上げの頃から参画していた複数の元ドクターヘリ操縦士の方々と話をした。彼らが共通して話すのは「まずはドクターとナースの命を守る」と言うことだった。◆救急傷病者の命を救うことが大きな目的であるドクターヘリであるが、傷病者が乗るのはピックアップされた場所から最寄りの救急病院まで。ドクターとナースは出動から帰還までずっと乗っている。ドクターヘリが事故を起こせばドクターとナースが必ず被害者になる。◆ドクターヘリ、「まずはドクター・ナースの命を守る」この思いの大切さに気づいていない人が多い。

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2018年02月27日 ---- ボス

嬉しい便り

boss-1

郷里大分県佐伯市で中学校の校長になっている菅淳君から今年の初めにメールが届いた。写真が添付されていた。若い男女に囲まれた笑顔の菅君が映っていた。10年ほど前、教頭になる前の、最後に担任教師として受け持ったY中学校の教え子たちが、今年定年になる菅先生に感謝の意を伝えるために開ていてくれた会のようだった。◆先日、また似たような写真が添付されたメールが届いた。笑顔の若い男女が、赤いちゃんちゃんこを着た菅君を囲んでいた。Y中学に赴く前のO中学校時代に担任として受け持った生徒たちが彼の還暦祝いをしてくれたとのこと。◆菅君との付き合いは長い。私たちは中学時代の同級生。私は彼が教師になるために頑張り、教師になったあとは生徒たちのために一所懸命に努力してきたことを知っている。理不尽なしがらみやモンスターペアレントの対応などに苦労していた。恵まれない家庭の子供のためには自分を犠牲にしてでも子供たちを応援した。◆サラリーマン教師と呼ばれる熱意のない教師が増えている中、彼は還暦になり校長になった今もまだ「熱血教師」のままだ。教え子たちは、そんな熱血で愛に溢れる先生のことをいつまでも慕う。◆若い笑顔の中で、赤いちゃんちゃんこを着た最高の笑顔の菅君を見て、思わず涙が溢れてきた。

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2018年02月27日 ---- ボス

算数

boss-b

昨年末、この欄で「算数」と題して問題を出した。「赤道一周は40,000Km。では赤道から1m浮かせて円を描いたときその距離は40,000Kmよりどれだけ長くなるでしょうか?」という問題。そこで私は予想した。この欄を読んでくれている方の半分はこの問題の答えを出せないだろう、と。そして最後にこう書いた。「答えは敢えて書かない。自分で考えて分からなかったら誰かに尋ねてみてください。分からないままで放っておくのが一番ダメですよ。」◆案の定、情けないことに、殆どの者は答えにたどり着かない。そしてもっと情けないのは、彼らが分からないまま放っていること。「そんな問題、分からなくても別に何にも困らない」と言う。◆分からないことを分かろうとしない、知らないことを知ろうとしない、そんな「使えないヤツ」ばかりだ。◆「分からんヤツ」と「知らんヤツ」、「興味のないヤツ」でいくら会議をしたって何事もうまくいかない。行くはずがない。

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2018年02月26日 ---- ボス

カーリング女子から学ぶ

boss-b

普段は全く興味を持っていないが冬季五輪の期間だけはカーリングをテレビ観戦する。実に面白い。氷の上のスポーツだが、他のいろんなスポーツの要素が入っている。石のはじき方はビリヤードに、距離感はゴルフのパターに、投げた石の曲がり具合は野球の投手に通じるものを感じる。◆わが日本の女子カーリングチームは見事に最終戦に勝って銅メダルを受賞した。その銅メダルを掛けたイギリス戦、勝って彼女らの爽やかな涙を見たときに意外に感じるところがあった。私はあの涙を見てほっとした。というのもそれまでの彼女らの試合を見ていると勝ってもはしゃがない、負けても悔しがらないので不思議だったのだ。いや彼女らだけではない。他の競技では負けて異常に悔しがる人、勝って雄叫びを上げる人など様々な表情を見せる者が多いのに、ことカーリングという競技だけはどの国も勝っても負けても爽やかな印象だった。「嬉しくないのかな?」「悔しくないのかな?」と思っていた。それと同時に「嬉しさ、悔しさを見せないのは相手チームに対する配慮なのかな?」とも思っていた。どうやらそれが正解だったようだ。武士道にもつながる彼女らの態度、最後の涙も含めて強く爽やかな印象を残してくれた。◆チーム一体となってすぐに「どうしようか」と協議をし、皆で意見を出し合い、短時間で方針を決め、「そだねー」と決まった方針を皆で実行しようとする。ミスした者は自分で反省をするが誰も彼女のミスを責めない。・・私はこの女子カーリングチームから多くのことを学んだ。

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2018年02月22日 ---- ボス

「〇〇です」「〇〇だと思います」

boss-5

わざわざ議事録を作るほどではないこと、あるいは議事録が上がってくるのを待つ時間的余裕がないときは口頭で報告してもらう。この報告の仕方で彼の意欲や能力が分かる。◆事実を正確に告げ、そこに自分の感想や考え加えることができるようでなければ半人前。事実と推測を明確に分離して、かつ柔らかく報告できなければならない。自慢話になるが、私はこの「事実」と「推測」を明確に分離し、物腰柔らかく上司に報告することが若いころから実に上手かった。私ほど上手な報告者に未だ会ったことがない。だからなのか、部下の報告になかなか満足できないことが多い。できる上司を持つと部下は辛いだろう。◆例えば、〇〇会社の△△専務に当社のプロジェクトを紹介してきたことの報告。「△△専務は『※※※※』とおっしゃいました。私が『※※※※ですか?』と聞きましたら専務は『※※※※』と言いました。それ以上は言ってくれませんでした。専務の表情などから私はこれは『※※※※』ということだろうな、と理解しました。ひょっとすると私の理解は楽観的過ぎるかもしれませんが・・・」 簡単なようだが、このような模範解答に近い報告を受けることがない。◆ある建築物の強度に関して担当者が東大の先生と話すことがあった。彼は帰ってきて私にこう報告した。「〇〇先生は『全然心配ない』と言ってました。『震度7どころか震度10にも耐えられる』と言ってました」と。私はすぐに嘘だと分かった。彼に確認した。「〇〇先生が『震度10にも耐える』と確かに言ったのか?そう表現したのか?」・・彼はたじろいだ。「ええ、そんなこと言ってました。周りの建物が倒れても、これは頑丈だから倒れないって」・・私はまた彼を追求した。「キミはさっき先生が『震度10にも耐えられる』と言ったと言ったけど?」◆こういうヤツの報告は信用ならない。信用ならないヤツは重要なところでは使えない。ちなみに地震の揺れの大きさを示す「震度」は最大が「7」。「震度10」の揺れなどない。東大の専門の先生が「震度10」などとの言葉を使うことはない。

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2018年02月21日 ---- ボス

最終リザルトって?

boss-2

出張先の倉敷で仕事の関係者と楽しく食事をしてホテルに戻った。テレビをつけると平昌五輪のノルディックスキー複合個人ラージヒルの様子が報じられていた。渡部暁斗が前半のジャンプで1位に立ったものの後半の距離(クロスカントリー)で4人に抜かれ惜しくも5位になったことを報じ、彼の検討を讃えていた。残念ではあるが確かに渡部選手はよく頑張った、と思いながら眺めていると、アナウンサーが言った。「それでは最終リザルトです」・・・画面には順位を示す表が出ていた。◆「なんじゃ?」と思った。私だって中学・高校・大学と英語を勉強した。リザルト=result=結果 と言うことくらいは分かる。分かった。◆それにしてもNHK。日本語を最も大切に使ってもらいたいNHK。NHKのアナウンサーが使う言葉か?「最終リザルト」◆「変な言葉!」と誰も言わないからNHKがおかしくなる。日本語がどんどんとおかしくなる。

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2018年02月17日 ---- ボス

80歳三角関係をめぐる下賤な思い

boss-c

80歳のジーサンを巡っての三角関係のもつれから64歳のバーサンが67歳のバーサンを殺した。今月初めの事件。67歳のバーサンは自宅で全裸で殺され、隣には意識不明のジーサンが倒れていた。◆大変に不謹慎であり、亡くなった方やその関係者には申し訳ないが、この事件を聞いて私は「悲しさ」よりも「おかしさ」を感じてしまった。「悲惨さ」よりも「滑稽さ」を感じてしまった。これまた亡くなった方の関係者にはまことに失礼なのであるが「日本人は若くなった。元気になった」と感じた。80歳はもはや老人ではなくなったのかもしれない。◆下賤な考え、疑問が湧いた。バーサン二人はどちらもジーサンの妻ではない。恐らく単純なそして強烈な嫉妬からきた殺人だったのだろうが、さて彼らの間に「性愛」はあったのだろうか?あったのだろうな?◆私の数少ない恋愛経験とかなり多くの読書による知識から「性愛があるとないとでは『嫉妬の深さ』は大きく異なる」ということを知っている。性愛関係にあれば嫉妬により殺人も起こることもあるが茶飲み友達の淡い恋愛では絶対にそこまでならない。◆80歳のジーサンが64歳のバーサンと67歳のバーサンをそこまで引き付けていたとはすごい。性愛なくして妻でもない女性をそこまで嫉妬させることはないだろうし、この年齢で情交関係が続いていたのならジーサンもバーサンもすごい!ジーサンすごいがバーサンたちもすごい!◆今日は「東スポ」のような或いは「アサヒ芸能」のような文章になってしまった。失礼!

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2018年02月17日 ---- ボス

まずはニュートラルな立場で

boss-b

昨日この欄で「考えは柔軟に」という文を書いた。ダラダラとした冗長な文章になってしまった。言いたいのは「もしあなたに直接的な利害がないのなら、あなたの立場を明確にするのは少し待ちましょう。反対の意見も十分に聞き、あなたの頭で考えをまとめ、それから慎重に立場を決めましょう。なぜなら多くの方は一旦自分の立ち位置を決めると反対意見は聞かなくなるのです。あるいは聞こえなくなるのです。」ということ。まずはニュートラルな立場で、物事をふかんして

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2018年02月16日 ---- ボス

考えは柔軟に

boss-b

私は、リニア新幹線計画は止めた方がいい、と思っている。おそらく20年後か30年後、日本人皆が「やめておくべきだった」と後悔することだろう。だが今「リニア建設反対!」と声高に叫ぶ者はいない。次の世代にリスクを付け送りし、今現在の享楽を求めるのは人間の性なのだろう。◆原発は止めるべきなのかどうか、私はまだ自分の意見が定まらない。数年前までは「恐らく、続ける方がいいんだろうな」と思っていたのだが最近は「止めた方がいいのかな」と思い始めている。私が判断するのに十分なデータがない。◆病院の屋上ヘリポートはコンクリート製よりもアルミデッキ製の方が絶対にいい、と確信している。私には十分な理論はあるのだが客や設計会社を折伏するだけのデータはまだ足りない。◆「CO2増加が地球温暖化をもたらす」という意見にも「そんなことはない」と反論する方々もいる。私は、どちらなのか分からない。これも私が判断するだけのデータが足りない。◆「賛成か、反対か」「AかBか」と意見を聞かれたとき、詳しくもないのに「分かりません」と言うことが恥ずかしいのか、浅薄な知識しかないのに「賛成です」とか「私はAです」などと答える人が多い。◆いま、自分の利害が絡む立場の人が「原発反対」あるいは「原発賛成」と叫ぶのはしょうがない。だが今、直接的に利害が絡むのでないのなら急いで自分の立ち位置を表明する必要はない。なぜなら多くの人間は自分の立ち位置を一度声に出してしまうと、途端に客観的な観方が失われてしまう。表明した自分のその考えが正しいのだとのデータばかりを探し出す。◆一度「反対」と口に出してしまったら、まず彼は「賛成」へと変わることはない。一度「地球温暖化にCO2は関係ない」と言い出したら、そのデータばかりを探す。◆もっと柔軟に、もっと客観的に物事を見つめ、考え、成長し、その時その時で自分の立ち位置が変わってもいいんじゃないだろうか。いや、本来は変わらなければならないのだろう。

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2018年02月13日 ---- ボス

アルマーニの件 (続き)

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先週末、銀座のなじみのバーに顔を出すと客同士で泰明小学校のアルマーニ事件が話題になっていた。「キノシタさんはどう思われますか?」と臨席の女性に聞かれた。「別にいいんじゃないの?校長の判断で。悪いのはきちんと報道しないマスコミですよ。泰明小学校って普通の公立小学校じゃないだってことをマスコミは報じず、ただ「公立小学校」ということばかりを強調する」と答えた。話題に加わっていた7,8人の客は皆、驚いた顔で私を見た。◆「泰明小学校へ子供を通わせるのが嫌なら地元の公立に行かせればいいだけ、わざわざ越境して抽選に通って行かせる学校なのだから・・・。学校の置かれた環境は校長が一番分かっているんじゃない?少なくともマスコミはそういう意見を公正に伝えないとね」と私は続けた。◆彼ら全員が泰明小学校のそのような状況を知らなかった。私が店に入るまでは全員が「とんでもない!校長はダメだ!」との意見だったようだ。私の話を聞いて「泰明小学校ってそうだったの?へええ」と一旦はみな頷いた。ところが彼らはすぐに「それでもダメ。だって公立の小学校なのだから!」と続けたのだった。◆原発でも地球温暖化でも安保法案でも、一旦自分の主張する方針を決めたら、相手がどのような反論をしても、それがどんなに理論的であっても、「そういうことだったの、知らなかった。じゃあそれでいいわね」とはならない。◆人間って、かたくなだ。経営者は「かたくな」であってはならない。常に冷静に状況を判断し「君子豹変する」でなければならない。

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2018年02月09日 ---- ボス

「公立小学校がアルマーニの制服!?」騒動

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またバカなマスコミが騒いでいる。モノをよく知らない、自分でモノを考えることのない奴らが例によって「そうだ、そうだ、トンデモナイ!」と騒いでいる。公立の泰明小学校がアルマーニの制服にするという騒ぎ。◆マスコミは「公立」ということを強調する。そう、これがが慶応幼稚舎だとかフェリスだとか白百合では騒がない。そういえばうちの娘が通っていた中学・高校の制服は森英恵(ハナエモリ)のデザインだったが誰も騒がなかった。それどころか制服をかっこよくすると人気が出て入学希望者が増え、偏差値が上がったと喜んでいた。森英恵は問題なくアルマーニが問題だ、ということではなかろう。私立は問題ないが公立ではトンデモナイ、と言うことなのだろう。新聞が書けばテレビが追う。みんなが「トンデモナイ、トンデモナイ」の大合唱。アホみたい。◆私は毎日、泰明小学校の脇を歩いて出勤している。この小学校はその辺の一流私立小学校よりもさらに上、超名門小学校なのだ。自宅が近所だから泰明小学校、なんて子供はいない。ほとんどの者は中央区に住む親せきの家に住んでるフリをして越境で入学する。入りたくても抽選に当たらなくては入れない。◆自宅近所には当然、歩いて通える公立小学校があるのだが「泰明ブランド」にあこがれてみんな電車で通っている。幼稚園生が「泰明ブランド」にあこがれるわけもない。親が「泰明ブランド」に憧れているだけ。もちろん、その子もやがて大人になったとき「オレは泰明小学校の出身なんだよ」と自慢するようになる。◆鼻持ちならない親たちが、自分の子供を超名門小学校に入れたいだけの話。アルマーニが高いと思うなら泰明小学校に行かなければいい。アルマーニ最高!と思う見栄っ張りの親はいくらでもいる。◆大分県佐伯市の佐伯市立佐伯小学校がアルマーニの制服にする、と言えば大大大問題だが、金持ちの見栄っ張りが通う銀座のオシャレな名門小学校がアルマーニにしたって構わんのじゃないの?◆少なくとも大マスコミが騒ぐ問題じゃないでしょ!

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2018年02月06日 ---- ボス

「カミさん」「ワイフ」「嫁」「かーちゃん」「家内」「ワイフ」それから・・

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この欄では「家人」と書くことにしている。人と話すときには「カミさん」と言う。「昨日、うちのカミさんと喧嘩してね・・」という具合だ。九州出身、建設会社出身ということがあるからか私の回りには「カミさん」か「かあちゃん」と呼ぶ人が多い。「おっかあ」「嫁(ヨメ)」や「奥さん」と言う人も結構いる。「昨日、うちの奥さんと喧嘩してしまいましてね・・」という感じ。「家内(かない)」と呼ぶ方にはなにか知的な高尚な感じがする。「昨日、家内と喧嘩してしまいましてね・・」・・私は使わないが、悪くない。◆商社出身者に多いのが「ワイフ」。私はこの気取った呼び方が嫌い。軽薄な、カッコつけな感じが嫌。「昨日、ワイフと喧嘩してね・・」・・ああ、気持ち悪るぅ!◆「ワイフ」と同じくらい苦手なのに「奥さんの名前」がある。「昨日、エミと喧嘩しましてね・・」・・・愛人のことをしゃべっているのかと思ったらカミさんのこと。いい年をして自分のカミさんのことを人に伝えるときに名前なんか言うな! カミさんのことを名前で伝えてもいい相手は両親、兄弟、近い親戚くらいのもの。それ以外はカミさんの名前なんて言うな!

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2018年02月01日 ---- ボス

怖くて下を向いてた

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昨日に続き懐かしのフォークソングの歌詞の話。◆家庭の中では「父親」の顔をしている。仕事がどんなに大変であろうが、仕事の心配を家庭に持ち込むようでは男として失格だと思っている。もちろん仕事の話を自宅で全くしないというわけではないが、仕事で原因の不安や怒りや心配などは家族には悟られないように注意している。◆仕事場に入れば、いやその前の通勤電車に乗った頃から頭は仕事モードに切り替わる。不安や悩みや或いは怒りなどがのしかかってくる。電車の中で手帳を開き、今日するべきことを確認する。戦闘開始だ。そして戦闘終了になるのが夜11時過ぎのタクシーの中。だいたい毎日こんな状況。◆昨日も書いたが、「父親」の顔でも「社長」の頭でもない唯一の時間が、朝自宅を出て電車に乗るまでの、広尾の坂を徒歩で下るとき。◆昨日は「若かったあの頃 なにも怖くなかった・・」と口ずさんでいた。そして今朝は・・。「君の唇が『さようなら』と動くことが 怖くて下を向いてた」・・・・また今朝も「かぐや姫」の曲だった。◆うーん、あの頃の歌ってなんて素晴らしい歌詞なんだろう。当時はこの素晴らしさに気付いてなかったようにも思う。◆「君の唇が『さようなら』と動くことが 怖くて下を向いてた・・・・時がいけば幼い君も 大人になると気づかないまま いま春が来て君はきれいになった・・」・・・素晴らしい! 懐かしい! 青春だった!  

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2018年01月31日 ---- ボス

なにも怖くなかった

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朝の出勤時、自宅を出て日比谷線広尾駅に向かって歩く間だけは仕事のことを考えないように心掛けている。電車に乗れば、つい仕事モードになってしまうから、せめて広尾の坂を下る間だけは欅並木の景色を楽しむ。気付くといつも小さな声で歌っている。いや実際には声は出ていない。心の中で歌っている。今朝は「かぐや姫」の名曲「神田川」の一部を歌っていた。◆「若かったあの頃 なにも怖くなかった」・・何度も口ずさみながら坂を下った。「若かったあの頃 なにも怖くなかった ただ あなたの優しさだけが 怖かった」・・「若かったあの頃 なにも怖くなかった」・・繰り返していた。

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2018年01月30日 ---- ボス

リスク管理

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昨日、夕方、外資系の経営コンサルタント会社に勤めている社会人3年生の息子からLineが届いた。「すみません。インフルエンザB型に罹患しました。隔離してください」との内容だった。2週間前には家人がインフルエンザA型で寝込んでいた。今年のインフルの猛威がすごいのは確かだが・・・。◆私は息子に返信した。「(前略)社会人の先輩として注意しておきます。社会人になったからには仕事を休むと誰かに迷惑をかけることになります。社会人としては人様に迷惑をかけることが最も恥ずかしいことです。そうならないために常日頃からのリスク管理が必要です。インフルエンザという目に見えるリスクがあるのだからそうならないための注意が必要です。予防接種を受け、手洗いとうがいの励行、それをやっていて罹患するなら回りも許してくれるでしょうが、予防接種も受けておらず『すみません、インフルになったのでお休みします』は社会では通用しません。・・(後略)」◆社会には様々なリスクがある。もちろん経営においてもリスクヘッジは重要。「リスクを恐れず」なんていうのは典型的なバカ。責任ある者はリスクを回避する道を常に探っている。

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2018年01月26日 ---- ボス

睡眠障害

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もう20年ほど睡眠障害に苦しんでいる。鼻や喉を何度か手術したが治らない。「ストレスが原因でしょうかね?」などと医師は言う。◆夜の睡眠が浅く、何度も目が覚める。その分、昼間が眠たい。◆昨夜は酔っぱらって帰宅したのは10時を少し過ぎたころだった。風呂に入り、11時過ぎにベッドに入った。すぐに眠った。目が覚めたのは12時半。仕事のことなどをいろいろと考えてしまう。眠ろうとするのだが眠れない。しようがなく起き出してリビングへ移動。テレビをつけた。CS放送で黒木瞳さんの『失楽園』をやっていた。キレイ・艶っぽい。役所広司が羨ましい。「オレもこんなことしてみたかったなぁ」などと考えながら観入ってしまった。「これではいけない。眠くなるどころか目が冴えてしまった」と思った。残念だったが最後までは観ず、午前2時にテレビを消し、睡眠薬を飲んで再びベッドへ入った。浅い夢が朝まで続いた。今日も一日、眠たいのだろう。◆泥のように深く眠り、シャキッと目覚める。そんな経験したことない。

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2018年01月25日 ---- ボス

パーティーでのマナー

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昨夜、某元政治家を囲む小さなパーティーに参加した。小さなパーティーと言っても50名は超えている。そのうちの10名は現役の高級官僚で、官僚OBも10人以上。和やかな、専門職の強いパーティーであった。◆結婚式や学会のパーティーでいつも不愉快に感じるのがマナーをわきまえないおしゃべり。昨日のパーティーでも、各人が1分で近況を報告するのだが、その最中私のテーブルの男二人が小声でずっとしゃべっている。学校なら先生が「そこの二人、静かに!」と注意しそうなところ。いい大人が小声で、人の話を聞かずにしゃべり続けるのはみっともないし迷惑。◆そんな奴に限って自分が近況報告をする番になると「一人1分」と決められているのに、面白くもないことを長々としゃべる。うだつの上がらないヤツに多い。◆さすがに高級官僚の方々はパーティーでのマナーも立派。人の話は静かにちゃんと聞き、自分の話は簡潔で要領いい。

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2018年01月23日 ---- ボス

温かい励ましの言葉

boss-b

一昨年、母が命を引き取った佐伯市の南海医療センターは、医師も看護師も事務の方々も皆さん心配りの行き届いた素晴らしい病院だった。「こんなに献身的で優しくしてくれる。できれば私もこの病院で息を引き取りたいもんだ」とさえ思った。この病院の建て替え工事に関しては、私が屋上に素晴らしいヘリポートを作りたい、わが故郷だ、もちろん採算は度外視してでも良いものを作りたい、と強く願っていた。ヘリポート建設が決まれば私に相談が来ると思っていた。大分県のドクターヘリの拠点である大分大学病院ヘリポートをはじめ大分県、宮崎県、熊本県の大型病院のヘリポートはほとんどすべて関わってきたのだから。それらの病院の皆から「素敵なヘリポートを作ってくれた」と感謝されているのだから。佐伯からは当然相談が来ると思っていた。◆だから佐伯南海医療センターのヘリポート工事に関してなんの相談も無かったことが悔しいし寂しい。厚かましく、もっと(営業的に)足を運ぶべきだったのか・・・。残念でならない。◆そのことを昨年暮れ(12月26日)この欄に書いた。年が明けて、高校の後輩から暖かい励ましの言葉がメールで届いた。許可はいただいていないがここに転載させてもらう。◆・・・(前略)佐伯の人たちは、だんだん寂れていく街をみて、自信をなくしています。・・・そんなときに、「このヘリポートは、佐伯の出身者の木下さんが設計しました。高度急性期病院へのアクセスは万全です。」と落成式で話せば、佐伯の人たちは、どんなに力づけられることだったでしょう。・・(中略)救急ヘリの大切さを感じます。・・・(中略)今は、「衣食住」から「医食住」となっています。心筋梗塞、脳梗塞など、住んでいる地域で、時間との戦いに敗れ、命を落とすことがないようにする、エアロファシリティーの仕事は非常に大事な仕事だと思います。・・・(後略)◆嬉しいメール。ありがたい応援。我が国で「ドクターヘリの安全な運航」を継続するために、私も南海医療センターの看護師の方々のように、献身的に頑張ろう。

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2018年01月22日 ---- ボス

郷中(ごじゅう)教育

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学生時代からの親しい友人であり、今もいろいろと仕事のアドバイスをもらっているN君の父上が亡くなった。週末、鹿児島で開かれた葬儀に参列してきた。◆学生時代のN君はまさに「薩摩隼人」を絵にしたような男だった。曲がったことは大嫌い。豪快に酒を飲み、派手に喧嘩もする。やくざ者と絡み包帯を巻いて授業に出ていたことも何度かあった。パチンコが上手く、休みの日は開店から閉店時刻まで中洲のパチンコ屋で過ごすことも珍しくなかった。連想ゲームで「酒・喧嘩・博打」と言えば誰でも「N君」と答えていた。◆優しいところもあった。私の留年が決まった日曜の夕方、N君はパチンコの景品(多分、タバコだったと思う)を抱え私の部屋を訪ねてくれた。「いつもなら閉店まで頑張るんやけど、今日はキノシタとの飲み代を稼げばそれでいいと思っとった」と言いながら私を筥崎宮の参道にある屋台「花山」に連れて行ってくれた。二人で飲んだ「薩摩白波」は旨かった。それ以外にも随分と世話になった。今もまだ彼には世話になっている。◆葬儀に参列して驚いた。97歳で亡くなったお父様、まだ元気なお母様ともに上品で優しそう。ご両親だけではない。N君には3人の優しそうで上品なお姉さまがいたのだ。N君は豪快で荒々しかったので私は勝手に「男3人兄弟の長男だろう」と思っていた。違った。驚いた。◆上品な両親、姉3人の末っ子。みんなに可愛がられて育ったことだろう。普通なら女々しいワガママ息子になりそうなもんだ。N君は全く違う。◆葬儀で年老いた母親を優しく支えるN君を見て私は「ああ、これも郷中(ごじゅう)教育の結果なのだろうな」と思った。◆「郷中教育」とは鹿児島の武家に続く教育方針で「負けるな・嘘をつくな・弱い者をいじめるな」などを中心とする教育である。◆回りを見回せば「負けても悔しがらないヤツ」ばかり。「なぜ悔しくない?なぜ怒らない?」私は不思議でならないが敢えて聞かない。申し訳ない顔をしながら「嘘をつく」者もいる。私は騙されたフリをしている。追及して逃げ道を亡くしても詮無い。自分の方が立場が上となると急に威張るヤツも多い。私は「負けるヤツ」「嘘をつくヤツ」は諦めたが、せめて「弱い者をいじめるヤツ」だけは回りから排除したいと思っている。




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2018年01月17日 ---- ボス

山野豊さんの逝去を悼む

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どういうわけか年が明けて悲しい知らせばかりが届く。友人の奥様が亡くなっていた、幼い頃お世話になった親戚の叔父さんが亡くなった、友人の父上が亡くなった、など。年が明けてまだ二週間というのに五人もの訃報が届いた。そして今度は私にとって最も衝撃的で最も悲しい知らせが届いた。ヘリコプター業界、ドクターヘリ業界、航空医療学会などの重鎮であり、私にとっては良き理解者であり素晴らしい相談相手であった山野豊さんが列車の踏切事故で亡くなった。事故の詳しい状況は分からない。◆山野さんは大手商社で航空機を扱われたあと、乞われて航空機専門の商社に移られた。現在、わが国のドクターヘリで最も多く飛んでいるドイツ製ヘリコプター「EC135」を日本に導入したのが山野さんだ。英語が堪能だった山野さんは、まだ我が国に1機もドクターヘリが飛んでない頃からドイツやスイスを訪れ、かの国のドクターヘリのシステムを紹介した。現在我が国では51機のドクターヘリが飛んでいるが山野さんの尽力が無ければ到底このような状況は訪れなかっただろう。◆「ドクターヘリの操縦士のための訓練施設を作りたい」という私の考えを深く理解してくれ、私の応援団長のようにも振舞ってくれた。昨年12月14日、一緒に食事をしたのがお会いした最後になった。山野さんはお酒は一滴も飲めない、ということは有名な話だったが、その時、私がワインを勧めると「せっかくだから、味見だけね」と言ってほんの一口舐めて顔をしかめた。顔をしかめておきながら「うん、いい香り、こりゃ美味しいですね」などと言う。大先輩に対して失礼であるが山野さんの所作振舞いはどれをとっても可愛らしかった。チャーミングなおじいちゃんだった。◆「ドイツ、スイスの訓練事業視察に来年はお付き合いくださいね。僕と一緒にスイスに行きましょうね」とお願いすると「ええ、行けたらいいですね」と笑顔で答えてくれた。私の大切な大切な応援団長だった。◆悲しくて、悔しくて、心細くなった。

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2018年01月17日 ---- ボス

阪神淡路大震災から23年

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6434人が犠牲になった阪神・淡路大震災から今日で丸23年が経った。◆当時、バブル経済崩壊後の厳しい状況の中、私はある会社の取締役航空事業部長として懸命にリストラに取り組んでいた。いや、表向きはリストラのフリをしていたが実際は親会社と銀行から「事業部を売却するか閉鎖するか」を迫られていた。大不況のなか、航空事業部を買おうなどと言う能天気な者はいなかった。「閉鎖してください。本業に影響ないように上手に軟着陸させてください」・・銀行とオーナーに厳しく言われた。そんなときに大地震が起こった。◆阪神淡路大震災では全国から多くのヘリが関西に向かったが傷病者を運んだのは1例しかなかった。神戸ヘリポートでは、格納庫のシャッターが開かずヘリを飛ばすことができない事例があった。液状化現象によってやはり格納庫から外に出せないヘリもあった。それらの報告を聞き、生意気にも私は「このままではいけない」と思い、さらに「オレなら造れる」と思い、さらには「オレしか造れない」と変わっていく。◆地震などの大災害時に活躍できるのがヘリコプターの最大の長所。それなのに大震災で飛べないヘリが複数機あったことを「恥ずかしいこと」と思わずに「しようがない」と思っている連中に頭にきた。◆私はすぐにいくつかの特許を出願し「ヘリポートに特化した建設会社」を創立しようと動き出した。阪神淡路大震災は多くのヘリコプター関係者の意識を変えた。我が社もあの悲惨な大災害が無ければ生まれなかった。我が社だけではない。この大震災を契機にドクターヘリが普及することになった。◆我々は、多くの犠牲者とその家族の悲しみに対する責任を背負っている。ドクターヘリや防災ヘリでもう二度と事故を起こしてはならない。 




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2018年01月10日 ---- ボス

悲しい知らせ

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昨夜、帰宅すると大学時代の同級生で親しい友人であるO君から寒中見舞いが届いていた。悲しい知らせが書かれていた。昨年の十月に奥様が亡くなったという。◆私たちが共に遊び共に学んだ九州大学土木工学科は1911年(明治44年)に創設された。九州大学の工学部の中で、土木工学科は創設時にできた最も歴史のある学科である。私たちは1977年の入学だから創設から66年経っていたのだがその66年間、我が土木工学科に在籍した女性は一人もいなかった。もちろん女性にも門戸は開かれていたのだが当時の「土木工学」とは女性が学ぶべき学問ではないと思われていたようだ。◆土木工学科は1学年が40名の定員だった。エリート大学のエリート学科の中にも「底辺」と呼ばれる落ちこぼれ集団ができる。我々「底辺」は7~8人。みな浪人経験者であった。現役での合格組とはやや距離間があった。当初、現役合格組はエリート臭があり気取った感じがした。◆「どんなブスでもいい。クラスに一人でもオンナがおればオレはもう少しまじめに授業に臨むんやけどなあ・・」・・底辺を支える我々はいつもそんな話をしていた。O君も底辺の一人だった。O君はそんな底辺の中でも最も底に近いところにいたようだったが要領が良く留年することもなく大手建設会社に就職した。◆東京のホテルで開かれたO君の結婚式とその二次会で私は初めて奥様を紹介された。美しく可憐、気配りのきく素敵な女性だった。正直O君にはもったいない、と思った。彼女と会ったのはその時が最初で最後になった。子供ができなかったO君は一人ぼっちになってしまった。悲しい。◆九大土木、同期の底辺たちは60歳になった。皆、元気で頑張っているが奥様を亡くしたのはO君で二人目。O君にどのような慰めの言葉をかければ良いのか分からない。もう少し静かに見守っていよう。

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2018年01月09日 ---- ボス

緊急着陸(続き)

boss-2

相次ぐ米軍機のトラブルについて、防衛省関係者は日本を取り巻く厳しい安全保障環境などにより訓練が激化している点や機体の老朽化などを挙げるが、原因は分かっていない。そんな中、来月の名護市長選など選挙イヤーを迎えた沖縄で事故が頻発している。政府・自民党関係者は「伊計の次は読谷か。あまりにも米軍の事故が多すぎる」と広がる波紋に危機感を募らせた。・・・(以上「琉球新報」より)◆政府・自民党関係者というのがどういう立場の人か知らないが「あまりにも米軍の事故が多すぎる」などと言ってはならない。「不時着」は「事故を回避するための措置」であって「事故」ではない。「不時着したこと」を「けしからん」と言うのなら今後「不時着」が無くなるかもしれない。不時着が無くなることは大事故の可能性が高まること、ということを何故誰も大きな声で言わない?

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2018年01月09日 ---- ボス

緊急着陸

boss-2

去年12月、新幹線「のぞみ」の台車に亀裂が見つかり、破断寸前の状態で運行が続けられた問題で、JR西日本は事態を検証するため有識者会議を開いた。走行中の「のぞみ」の台車から破断寸前の亀裂が見つかった問題は、新幹線で初めて「重大インシデント」に認定されている。会議に参加した有識者の一人は「何かあったら列車を止めろとなっているが、実際には現場でできていなかった。何かまだ問題が残っているのだろう」と言っていた。◆一方、沖縄では・・。米軍ヘリが6日(土曜)に伊計島に、続いて8日(月曜)には読谷村に不時着した。伊計島では海岸の砂浜に、読谷村では廃棄物処分場の広い草地に不時着した。例によって沖縄の翁長知事をはじめマスコミの多くは米軍を非難する。私が驚いたのは小野寺防衛大臣までが「不時着などが多すぎる」と不快感を示したことだ。◆新幹線インシデントでは「何かあったらすぐに止めろ」と反省し、沖縄のヘリが異常信号で不時着したら「不時着が多すぎる」と非難する。おかしくないか?◆ヘリコプターのような複雑な機械は少しでも異常がでると早めに警告灯が点灯する。操縦士は警告灯が点くと直近の、安全に着陸できる場所にヘリを降ろすことになっている。車の警告灯が灯れば速やかに路肩に停めることと同じ。◆防衛大臣が米軍に対し「不時着が多すぎる」などと苦情を言えば今後米軍の操縦士は無理をして基地まで飛んで帰ろうとするかもしれない。いや、米軍だけではない。自衛隊だって日本の民間ヘリだって「不時着は悪い事」と感じてしまうかもしれない。◆北朝鮮問題で長期間に渡って緊張状態が続き、沖縄米軍には様々なミッションが強いられていると聞く。不時着すら許さないムードは絶対に作ってはならない。

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2018年01月05日 ---- ボス

節操のないマスコミ。「そうだ、そうだ」としか思わないアホ視聴者

boss-5

マスコミはついこの間まで「貴乃花の相撲協会に対する態度は理解できない!」と皆で大声で叫んでいた。テレビでは鏡山親方が何度も貴乃花部屋を訪ねているのに門前払いされるところを繰り返し映し「あまりにも礼を欠いているんじゃないの?」と口々に言っていた。ところがどうだろう。貴乃花親方の2階級降格処分が決まると今度は「貴乃花は被害者だ。被害者と加害者が同じ処分はおかしいんじゃないの?」と繰り返し始めた。◆私はこの節操のないマスコミ報道のほうが「おかしいんじゃないの?」と言いたいのだが多くの視聴者はその都度マスコミに同調し「そうだ、そうだ」と言っている。もう少し自分のアタマで考え、判断すべきだろうに。◆自分のアタマで考えていないのなら少なくとも「そうだ、そうだ」とは言っちゃダメ。「そうなのかな? なるほど、そういう考えもありますね」くらいまでに留めるのが大人でしょう。◆視聴率稼ぎに、なんでもかでも「おかしい!」と言うマスコミに踊らされて「そうだ、そうだ」というアホが増えていることだけは確かなようだ。

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2018年11月14日 ボスの
スケジュール
  • 午前新橋のクリニックにて検診
  • 午後東北の某県の防災用ヘリポート検討
  • 夕方飯田橋にて会食
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