‘ボス’ の記事一覧

2020年03月16日 ---- ボス

オリンピック今年の開催は無理論

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日曜日は午前5時に自宅を出てゴルフ場に向かうのが昨年まで私の日常だった。今年は膝の怪我でゴルフができない。日曜の朝はゆっくりとテレビを観ている。◆昨日朝のテレビ番組で評論家の木村太郎さんが「今年の東京オリンピックの開催は無理でしょう」と言った。これまで「怪しくなってきました」などと言うコメンテーターはいたが、はっきりと「無理でしょう」とテレビで言ったのは恐らく木村太郎さんが最初だろう。木村さんがはっきりと発言したことで恐らくこれから堰を切ったように多くの評論家たちが「無理でしょう」と言うのだろう。2月中旬に私の友人の危機管理のスペシャリストが予言した通りになってきた◆甲子園での選抜高校野球中止に泣く高校生。オリンピック選考試合が中止になり戸惑うアスリートたち。それらに伴い収入が極端に落ち込んだ観光業界の方々。とにかく悲しい昨今だ。◆木村太郎さんと同じ番組に出演していた橋本徹さんはこう言った。「感染者数での管理や発表を止め、死者数の発表にするべきだ。『意外と死者は少ない』とみんなが知れば活気が出てくる」。私もまったく同感。「やっかいだが、きちんと管理していればそんなに怖い病気じゃないよ」という方向に国民の思考を誘導するのが一番の方策だと思う。インフルエンザと同程度の管理で良さそうな気がする◆我が国では自動車事故で毎年数千人が死んでいる。自動車に乗ることを禁止すればその数千人の命が助かる。それは確かな事実であるが誰もそんなことは言わない。コロナウィルスも同じように考える時期が近付いているように私には思える。

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2020年03月13日 ---- ボス

パンデミック

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コロナウィルスの悪影響は私の予想をはるかに上回る深刻さだ。東京オリンピックも怪しくなってきた。私の友人で危機管理を専門としている方がいる。彼は今から約1か月前、2月の中旬にこの事態を予想していた。◆「株価は半値くらいまでは下がるかもしれない、と覚悟しておいた方がいいでしょう」「オリンピックは中止。中止しなくても欧米からの参加者が極端に少なくなり上位入賞の殆どが日本人、ということになるでしょう」。彼は西側諸国がボイコットした1980年のモスクワオリンピックを例に出して「多くの国が参加しないオリンピックは優勝しても価値がないですよね」と言った◆その時点では私はまだ楽観的だった。少し暖かくなれば収束する、或いはすぐに特効薬ができて人々のマインドが好転する、と読んでいた。そこで彼に言った。「先生がそこまで自信あるんだったら賭けませんか?」と。彼は「いえいえ自信はありません。ですから賭けはできません。でも世間の人やキノシタさんが今思っている程度での収束は期待できないと思いますよ、事態はずっと深刻です」と複雑な顔して言った。◆果たしてその時点から今日までに日経平均株価は30%近く下がった。おそらくあと10%は下がるであろう。彼の言った「半値」に迫る勢いだ。東京オリンピックも怪しくなってきた。危機管理のプロの言葉はもっと慎重に聞くべきだった。

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2020年03月12日 ---- ボス

「調べる」よりも「考える」癖をつけて欲しい

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T君を連れて渋谷スクランブルスクウェアの屋上見学に行ってきた。通称「渋谷スカイ」。屋上にはヘリコプターの着陸施設があり、それが一般客にも開放されている。屋上へ出るには一人2000円の入場料が必要。ウィークデーの昼間であったが若者を中心に結構観光客は多かった。◆私はインフォメーションに座っているキレイなオネーサンに尋ねた。「1日に何人くらいが来るのですか?」オネーサンは笑顔で「ええ、多いときはとても多いんですよ。逆に雨のときは少ないんです」。このオネーサン、私の部下でなくて良かったね。私からカミナリ落とされなくてすんだのだから◆同じような質問をT君にした。「ここには年間、何人くらいが来ると思うか?」T君は困った顔をして「さあ、分かりません」と答えた。◆翌日、T君が私の元へ1枚の記事を持ってきた。そこには記者が予想する渋谷スカイへの年間来場者数が書かれてあった。「スカイツリーの展望台と比較すると渋谷スカイは面積が半分弱。観客も半分弱になるのだろう」ということで250万人程度の数字が書かれていた◆私の予想よりもはるかに多い数字だった。T君はまじめに記事を探してそれを私に示し自慢げであった◆そうじゃないんだ!。 現地まできたら様々なデータが見える。それらから君なりの数字を予測することが大切なのだ。「調べる」ことよりも「考える」ことのほうが大切なのだ。「分からない」「知らない」から人の意見をそのまま伝えて良しとする人が多い。情けない!「考えろ!」「考えろ!」と何度言っても、考える習慣が無い者には考えることができない。それでも私は「考えろ!」と言い続ける。考えなければ成長しない。「考える」癖を付けてもらわなければならない。

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2020年03月09日 ---- ボス

トロッコ問題

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倫理学の思考実験に「トロッコ問題」というのがある。「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか?」と問うもの◆あなたの目の前の線路上を猛スピードでトロッコが走ってきた。このままでは前方で枕木の工事をしている5人の作業員が轢き殺される。あなたはたまたま分岐機の前にいる。あなたが分岐機のボタンを押し線路を切り替えれば5人は助かる。だが切り替わった方では別の男が一人で作業していた◆あなたが切り換えボタンを押さなければ5人が死ぬ。ボタンを押せば5人は助かるが別の一人が死んでしまう。「さて、あなたはどうしますか?線路を切り替えますか?それともそのままにしますか?」という問題◆コロナウィルス対策で全国の小中高校に学校閉鎖を求めた安倍総理とそれに反発する野党やマスコミのやり取りをテレビで観ていて私はこの「トロッコ問題」を思い出した。「学校を閉鎖すれば多くの子供が助かる」「学校を閉鎖すれば学童保育にしわ寄せがいく」◆トロッコ問題に話を戻すと安倍総理は分岐機のボタンを押して5人を救った。野党とマスコミは「あなたは一人の作業員を殺した殺人者だ!」と攻めている。私には、そう思えてならない。

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2020年03月09日 ---- ボス

「何が問題なのか」を探すこと

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東京大学出身者と食事をする機会が増えた。先日も4人で食事をしていて、私以外の3人が東大出身者だった。◆「東大出身」というと「賢い!」というイメージだが、(大変失礼ながら)実はそうでもない方が意外と多い。そういえば私の母校、九州大学も「まあまあ賢い」と思われているようだが(これも大変失礼ながら)実は賢いヤツはほんの少数であることに私は学生の頃から気付いていた◆週刊文春を読んでいて「福岡ハカセのパンタレイパンタグロス」にそれを説明するに近い文章を見つけた。超優秀とされる「数学オリンピック出場者」に関する言葉だ。そのまま転載する◆「(前略) そもそも、数学オリンピックがいくらすごいとはいえ、あらかじめ巧妙な解答が用意されている既知の問題を解くということ。君たちがほんとうにチャレンジすべきなのは、解答のない未知の問題を解くことの方だ。それよりも何よりも、何が問題なのかを探すことがもっと大事なのである。」◆まったく同感。難しい大学を卒業していなくても「何が問題なのか」を探すことは誰でもできそうである。

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2020年03月06日 ---- ボス

時差出勤

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朝夕の新橋駅の混雑を避けるために我が社では先週から時差出勤を始めた。コロナウィルス対策のためである。◆これまでは一律「9:00~17:30」であった勤務時間を二つに分けⒶ「7:30~16:00」 Ⓑ「10:30~19:00」とした。これが意外と社員の“受け”がいいようだ。実は私は多くの社員がⒷ勤務を望むのではないかと思っていたがⒶ勤務を希望する方が圧倒的に多かった。◆「早朝、会社に着いて仕事をすると気持ちいいし、仕事もはかどります」なんて言っている。コロナウィルス騒動が治まった後もこの勤務体制を続ける意味があるかもしれない。

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2020年03月02日 ---- ボス

政府の対応が「遅い」やら「場当たり的」と叩くマスコミ

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明後日に正月(春節)を迎えるという1月22日、1200万都市「武漢」は閉鎖された。日本のマスコミや評論家はこぞって「遅すぎる!」と中国政府の対応を非難した。逆に中国共産党は「素早い対応」と自画自賛していた◆実は私は「中国共産党だからここまでできた」と思っている。思っていた。◆先週、安倍総理が全国の小中高等学校へ臨時休校の要請をした。マスコミは一斉に「唐突過ぎる!」「場当たり的だ!」などと非難する。共産国では(個人個人は文句もあろうが)「国の一大事、なんとか頑張ろう!」とマスコミが報道するのに対し、わが日本のマスコミは「個人の文句」ばかりを大きく取り上げる◆理論的に「まだ、そこまで深刻ではない」というのなら聞く耳も持とう。そうではなく「ウチは共稼ぎだ!子供の御飯はどうすればいいのか」などと言ったことまでが深刻な問題のように取り上げられマスコミが野党と一緒に政府の対応を叩いている。情けない!◆私は土木従事者として二つの事例を思い出す。①「中国では三峡ダム建設にあたり300万人を超える住民が強制移住させられた」のに対し美濃部都政では②「(多くの方の利益になるのであっても)一人でも反対者がいるのなら東京都は橋をかける工事はしません」と言い切った◆「国全体の安全や発展のためだ、つべこべ言わず我慢しろ!」と言える中国が羨ましくもある。少なくとも日本のマスコミはもう少し(一所懸命に頑張っている)政府や役人の気持ちを配慮する発言も取り上げて欲しい。

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2020年03月02日 ---- ボス

沸点が高くなった?

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少しずつ溜まった「怒り」や「嫌悪」の量がある点を超えると「爆発」する。その点を「沸点」と例える。最近、歳のせいか爆発することが無くなった。穏やかになった。沸点が高くなったのか? いや、そうではないみたい。◆コップに少しずつ「怒り」や「嫌悪」の水を入れる。溢れたら「爆発」だ。最近、歳のせいか爆発することが無くなった。穏やかになった。コップの底に小さな穴が空いていて少しずつ漏れているようだ。うん、そうだ、コップの底に穴があいているようだ。◆私の怒りは「沸点」に例えるよりも「コップ」に例える方が近い。コップの底にはもともと小さな穴が空いていた。誰でもそうだろう。小さなコップに穴が空いていない人はすぐにキレる。大きなコップで底の穴も大きい人は怒らない。◆孔子は「六十にして耳順う」と言ったが凡人の私はまだまだ「耳に従う」境地には至れない。だが「寛容」と「鈍感」と「忘れやすさ」には共通点があるということに最近気が付いた。「怒り」「嫌悪」あるいは「不愉快」といったものがそれほど蓄積されなくなってきた。少し我慢していればピークは越えることを知った。歳のせいだろう◆友人に話すと「あれ、キノシタ君、今頃そんなことに気付いたの?」と言われた。

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2020年02月28日 ---- ボス

コロナウィルス・・日本は韓国に負けている

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韓国より発症者が少ない、などと手前勝手な数値で勝負したいのかもしれないが日本政府の態度、愚の骨頂。韓国の3倍近い人口の我が国が韓国の半分くらいしか検査を受けられない、ということは恥ずべき状況。おそらくちゃんと検査すれば我が国で「陽性」となる罹患者は韓国をはるかに上回っているのだろうと思う。◆よっぽど韓国の方が垢抜けている。日本の医療体制、報道姿勢は改めるべきだと強く思う。

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2020年02月28日 ---- ボス

コロナウィルス 心配し過ぎ

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新型コロナウィルス対策として我が社では先週から時差出勤(ピークオフ出勤)体制を取っている。「7:30~9:30の間は新橋駅に近づくな」という措置である。予防は重要だ、と考えている。◆一方で新型コロナウィルスによる肺炎は“老人”でない限り「死に至るリスク」「後遺症が残るリスク」は極めて小さい病だということも分かってきた。それほど恐れることもない。テレビでは「子供の命が大切です」と最もそうなことを金切り声をあげて叫ぶ母親が映っていた。騒ぎすぎかも◆「ダイヤモンド・プリンセス号」内でのあの感染拡大には何か重要な見落としが合ったのだろうと私はにらんでいる。あの広がり方は統計学的に観ておかしいだろう◆昭和40年頃、国内の交通事故死者数は年間1万5千人を超えていた。とんでもない数字。私の父親もその中の一人だ。年間1万5千人も死んでいるなら「明日は全国のクルマの乗車を禁じます」くらい政府が言っても良かったのではないのかな?◆今でも交通事故死者数は3500人、死ななくても重度の後遺症に苦しむ方はさらに多い。もちろん、それでも交通は止められない。◆コロナウィルスも止められない。やがてインフルエンザと同じ扱いになるのだろう。少し日本中が大騒ぎし過ぎている気がする。◆誤解しないでいただきたい。各人の予防対策はしっかりやるべきだ、とは思っている。

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2020年02月27日 ---- ボス

地域がら

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今から30年近く前、私がヘリコプターの装備品の営業をやっていた頃、出張で九州の警察航空隊へ行くと「わざわざ東京から来てくださった」と歓迎された。当時の警察航空隊は男ばかり4人のところが多かった。操縦士2人と整備士2人。一番若い人がお茶を出してくれて隊長さん(45歳くらい)が「ようこそ、ようこそ」とお茶を勧めてくれる。和やかに話が始まる。◆それが公務員として「よい事」なのかどうかは分からないが「せっかく東京から来てくれたのだから、何かお土産を持たせたい」と言ってくれる。「何か発注してあげたい」ということだ。私は「往復の飛行機代程度の利益があれば十分です」などと言っていた。九州と四国には、まだそんなのどかな地域性があった。残念ながら東北は渋かった。「来なくていい」という一言で終わることが多かった。それだけ環境が厳しかったのだろう◆携帯電話が普及し、飛行機も新幹線も安く便利になり、さらにインターネットが普及した。九州も東北も北海道も近くなった。わざわざ行かなくても商品の説明はできるようになった。九州まで営業に行っても「いらっしゃい」とは言ってもらえるが「わざわざ東京から来てくださった」と言われることはなくなった。そして「せっかく東京から来てくれたのだから、何かお土産を持たせたい」と言って注文をくれることもほとんどなくなった◆時代は確実に変わっている。「昔はよかったなあ、楽しかったなあ」と思うことが多くなった。携帯電話もインターネットも無かった頃の方が「コミュニケーション」は進んでいたように感じる。

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2020年02月26日 ---- ボス

√3、√5

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我が社の社員、半分は理系の学校を卒業している。だが誰に聞いても√3(ルート3)や√5を少数で表せない。電卓で調べるだけ。昨夜も一級建築士の資格を持つ有能な(? 有能だと信じたい?)社員に「√5っていくつ?」と聞いたら彼は「7✕7が49ですから√5は0.7くらいですね」などと答えた。情けない◆「一夜一夜に人見頃(ひとよひとよにひとみごろ)」=1.41421356=√2。「人並みに奢れや(ひとなみにおごれや)」=1.7320508=√3。 「富士山麓オウム鳴く(ふじさんろくおうむなく)」=2.2360679=√5。 ◆私の世代では誰もが知っていたこの√2、√3、√5、最近の世代は誰も知らなくなったようだ。「知識が無ければ 知恵も働かない」と私は思っている。知恵を使うためにはある程度の知識が必要だ。我が社の、いや、日本の将来は暗い。

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2020年02月25日 ---- ボス

早朝出勤

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我が社では先週半ばより「時差出勤」を義務付けた。会社を二つに分けA班は7:30~16:00、B班は10:00~18:30の勤務時間とした。コロナウィルス対策のためだ。◆朝の新橋駅はとても混雑する。7:30~9:30の間は新橋駅に近づかないことを申し合わせた。◆今朝7:00に会社に着くと既に二人が机についていた。早朝のオフィスは気持ちいい。大変な被害をもたらすコロナウィルスだが、十分に対策をしながら何か「得るモノ」も見つけたい。

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2020年02月19日 ---- ボス

空飛ぶクルマ・・・まず運用方法を深く深く検討すべ

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今日は私の本業(ヘリポート コンサルタント)に関してのまじめな話。少し専門的な考えも述べる。長くなるが、このサイトを覗きに来てくださる方には最後まで是非お付き合いいただきたい。テーマは「ヘリポート」ではなく、これからの「空飛ぶクルマ」に対応する「Vポート」に関して◆日本唯一のヘリポート専門会社である当社には最近各方面から「空飛ぶクルマ」の着陸する施設=「Vポート」に関しても問い合わせが来る。関係者はみんな一所懸命だ。のんびりしているのは当社の社員たちだけ。(おっと 社内のグチになってしまいました)◆「空飛ぶクルマ」に関して多くの方がその開発を急いでいる。ひょっとしたら数年後には東京上空を「空飛ぶクルマ」が飛んでいるかもしれない。世界中で開発陣は頑張っている。私は機械は分からない。だが運用に関しては一言持っている。そして運用に関して誰がどれほど検討しているのか、そこが全く見えてこない。不思議だ。◆そろそろ本題に入る。私の一番の疑問は「“空飛ぶクルマ”って無人でも飛ぶのですか?」っていうこと。おそらく飛ぶのだろうと思うがまだ確認できていない。なぜこれを疑問に思わないのかが不思議。◆現在、東京都には約400万台の(飛ばない)クルマが走っている。ヘリは100機程度だろう。そして経済産業省が発表している空飛ぶクルマ開発の目的は「都市の渋滞を避けた通勤」が第1番目に記載されている。確認しよう。現在400万台の(飛ばないクルマ)は渋滞する、だから渋滞しない「空飛ぶクルマ」で通勤できるようにしたい、ということ。30年後には何台の「空飛ぶクルマ」が東京の空を飛んでいるのだろう。教えて欲しい。◆ヘリコプターは基本的に「操縦する人」と「移動したい人」は別。つまりヘリは、(飛ばない)クルマでいうとタクシーに近い利用が一般的。だが「空飛ぶクルマ」は違うようだ。何と言っても「空飛ぶクルマ」の「売り」は「自動操縦」なのだ。「運転手が居なくても目的地まで送り届けてくれるタクシー」みたいなものだ。だから私は疑問が湧く。「それなら人が乗らずに飛んでいるクルマもあるんですよね?」と。なぜみんな疑問に思わない?なぜ、その答えがどこにも載っていない?おそらくまだみんな「運用」を真剣に考えていないからだろう。だが遅い。今、運用を考え始めるべき時だ。運用方法を決めてから機械(クルマ)を開発しなければならない。いや、機械はまだいい。問題はビル建設の方だ。◆ニューヨークのあのエンパイアステートビルはまもなく90歳になる。霞が関ビルだってもう52歳だ。これから都内に建設される大型ビルはみな100年は生きるだろう。だが30年後に大型ビルの屋上大改修はできない。エンパイアステートビルにいまさらヘリポートは造れないのだ。屋上に「空飛ぶクルマ」が着陸するなら、事前にそのように設計しなくてはならないのだ。30年後50年後を考えた設計を始めなけらばならないのだ。◆話を戻す。空飛ぶクルマは無人でも飛ぶのか? 飛ぶのであれば乗客はビル屋上で下りて「クルマ」をどこか最寄りの「駐機場」へ移動させればいい。無人では飛ばないのなら屋上に、複数機が停まれる駐機場が必要になる。これはなかなか難しい。いや、それほど難しくはないが(私には複数の案があるが)もう開発し始めないとならない。◆阪神淡路大震災のとき神戸ヘリポートにあったヘリコプターで格納庫から出せないものが複数あった。ヘリは一度浮いたらどこへでもすぐに移動できるが格納庫への出入には人手と時間がかかる。(小回りの利かない)空飛ぶクルマはヘリに近い。屋上に複数置くにはそれなりの準備が居る。その準備ができてない大型ビルには、空飛ぶクルマは1機しか降りられないのだ◆私は50年後、東京上空を飛んでいる「空飛ぶクルマ」の約半数は無人で、つまり誰も乗らずに飛んでいるのだろうと思う。そして50年後、東京の人たちは「ああ、あのとき、ここに立体駐機場を建てていたらなあ」などと後悔しているのだろう、と予想する◆難しい話に付き合ってくださってありがとうございました。いつも以上に乱文になりました。お許しください。

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2020年02月18日 ---- ボス

進歩の無いモノ

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配信ソフトを利用して音楽をダウンロードしiPodで聴く、ということができない。いまだにCDを購入している。(CDをパソコン経由でiPodにコピーすることはなんとかできる)◆年間30枚はCDを購入する。地下1階から地上4階までCDフロアだった銀座の山野楽器だが昨年末から大改修、CDは4階の1フロアだけになった。わざわざ山野楽器まで足を運ぶ魅力がなくなった。これからはアマゾンで購入するしかない◆さて私がCDを初めて手にしてから35年は超えた。それまではレコードだった。新品のCDケースを覆うセロファンは剥がしにくい。下から1㎝くらいのところにある切れ目から剥がすのだが難しい。35年前から進歩しない。同じような難しさがソーセージにもあったが最近のソーセージは少し改良された。剥がしやすくなった。「ソーセージ vs CD」はソーセージの勝ちだ。売り上げがどんどん落ちているCD、もはやセロファンの剥がし方が改良されるとは思えない◆CDのセロファン剥がしと同様に、まったく進歩しないのがクルマのワイパー。バーが扇形にチクタクと行ったり来たり、100年前から替わらない。そろそろクルマのワイパーもジェット気流で飛ばすとか、新しい形が出て来ても良さそうなもんだと思う。◆うちの会社、うちの社員もそうなのだが、私は進歩がない者や進歩しようと頑張らない者は許せない。

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2020年02月17日 ---- ボス

胎児の病気

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いま可愛い甥っ子夫婦が苦しんでいる。長男を授かったのだが胎児の心臓に欠陥があることが判明した。産まれたらすぐに手術が行われることになっていた。2週間前に産まれた。予定通りすぐに手術が行われた。大人になるまでに何度手術を繰り返すことになるのか分からない、と言う。いや、いつまで生きられるかすら分からないという。2週間経った。母親はまだ赤ちゃんを抱いていない。ずっと保育器の中だ。体には何本ものチューブが刺さったままだ。◆昨夜連絡があった。赤ちゃんの血圧が下がり始めたので再度手術することになった、という。数時間で手術は終わったが「この2.3日が山」と医者に言われたという。その山を越えたら大丈夫かというとそんなことは全くない。ずっとずっと不安な日が続く。◆ここからが問題。絶対に彼ら夫婦には言えないが私は「少し前なら見つけられなかった病気。少し前なら赤ちゃんはとっくに亡くなっていた」と思い、「産まれたばかりの子に無理に手術を繰り返して一家で辛いだけの人生を送るよりは、もう自然に任せてあげたいなあ」と思う。鬼畜のような発言になるのかもしれないが「諦めるのも一つの考え」のような気がする◆そんなことを家人に言うと猛烈に叱られた。「母親は自分のお腹を痛めた子、どんなに苦しくても絶対に死なせるなんてできないわよ!バカなこと言わないで!」◆家人が怒ることは理解できる。私の発言が「優しい人間の大人」の感覚ではないことも認める。それでもやはり「難しい問題だね」としか言えなかった。◆◆◆ここまでの文を書いた翌日、赤ちゃんは息を引き取った。亡くなって初めて体中に刺されていたチューブが外された。もちろん両親は号泣。私が会ったときには赤ちゃんはキレイな顔をしていた。眠っているようだった。可愛かった。可愛そう。寂しい。◆そして私は涙を流しながらも「みんな頑張ったんだ。しようがなかったんだ。これでいいんだ」と思っていた。

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2020年02月14日 ---- ボス

なぜ怒らないの?

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当社がウィルスに効果があるマスクを発明した。ある医療機関に「試してみてください」とお願いした。先方は「ウチはマスクは十分あるよ。要らないよ」と断られた。それでも営業マンは「いえ、これまでのモノとは違うんです。試してみてください」とお願いした。「分かったよ。じゃあ何枚か置いていってよ」と言うので営業マンは50枚渡した。1週間後、当社の営業マン3人が再び訪問した。「どうですか?良かったでしょ?」と聞いたら「まだマスクとしては使ってないよ。使い捨ての雑巾として30枚使ったけどね」と言われた。3人の営業マンは落胆して帰ってきた。◆実は「マスク」ではないのだが、ある商品でそのようなことがあった。報告を受けた私は怒った。「なぜキミらはそこで怒らないのか?腹が立たないのか?」。お人好しの、当社の営業マンたちが3人で行って誰も怒らないことに私は腹を立てた。

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2020年02月14日 ---- ボス

ローソンでバイトするカンボジアの少女


新橋の会社の近くのローソンで昨日、カップヌードルとチーズケーキを買おうとレジに並んだ。店員は若いカンボジアの女性だった。Edyで払おうとしたら優しそうな笑顔で「残高不足ですよ」と言われた。「2万円チャージお願いします」と言うとその女性は手際よく処理してくれた。若い女性が母国を離れ、知らない土地で懸命に日本語を勉強しながらローソンのレジをこなす。高い給料ではないだろう。彼女は何年後かに母国に戻り、日本での勉強と苦労を元に大きく飛躍することだろう。そう願う。頑張れ!◆ローソンを出てすぐ、角を曲がると「レンタルルーム」がある。いかがわしい商売に使われていることは間違いない。一人女性が出てきたと思ったら入れ違いに別の女性が入っていった。どちらも明らかに日本人だ◆ローソンで健気に働くカンボジア女性、昼間からカラダを売ってカネを稼ぐ日本人女性。同年齢くらいの3人を見て私は複雑な気持ちになった。日本の将来は暗い。

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2020年02月13日 ---- ボス

ボケ

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お世話になった方の葬儀会場で、先輩Yさんと会った。「お久しぶりです。お変わりありませんね?」私が話しかけた。Yさんは少し暗い顔をしていた。「いや、検査で脳に異常が見つかってね・・。また来週精密検査なんだよ。今のところ特に自覚症状なんてないんだけどな」と言った。「そうですか、お気を付けて。でも心配ないと思いますよ」私は明るく励ました◆ひと月ほど経ったころYさんから電話があった。「○○さんが亡くなったんだって? なんでオレに知らせてくれなかったの?」と言う。怒っている。「いえいえYさん、一緒に線香あげたじゃないですか」私が言うとYさんは慌てて「そうだ、そうだったな」と。Yさんの脳の病は確実に進行しているようで悲しかった。◆昨日、ある業界の飲み会があった。もう25年も続く楽しい会だ。出席者は20名。各人が近況報告した。全員の報告が終わり歓談が再開した。だがTさんだけが近況報告していなかった。私はTさんに聞いた。「Tさん、近況報告されましたっけ?」Tさんは「ええ、話しましたよ」私が「そうでしたっけ?どんな話でしたか?」。するとTさんが不思議そうな顔して「マンションのエレベータの話ですよ」。私はドキッとした。「そうだ! マンションのエレベーターの話をしていた。そして私はその時にTさんに質問したんだった。『費用はどれくらいかかるの?』と」・・私の脳もボケ始めている。そろそろ準備を始めなければならない。

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2020年02月12日 ---- ボス

「だったら結婚しなくていい!」発言の続き

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週刊文春の林真理子さんのエッセイ『夜更けのなわとび』で、国会のヤジ「だったら結婚しなくていい!」が取り上げられていた。やっとまともな意見をマスコミで発言する人に出会えて嬉しくなった。ここにコピーする◆「国民民主党の玉木雄一郎代表が、国会で二十代の男性から相談を受けたとし、『交際中の女性から姓を変えないといけないから結婚できないと言われたそうだ』と発言した。このとき私はとっさに、『ホンマかいな?』と思った。本当にその男が好きだったら、そんな理由でプロポーズを断らないだろう。単にその男が嫌いだったんじゃないの?  そのとき『だったら結婚しなければいい』というヤジがとんだという。私は快哉を叫んだわけではないが、そうツッコミたくなる気持ちもわかった。そうしたらそのヤジの本人を野党が追及し、すごいことになっている。野党の女性議員たちが謝罪と撤回を促すよう申し入れて、『時代に逆行したこうした暴言は許されない』みたいな内容があった。・・・(中略)・・・『時代に逆行』なんて乱暴な言葉は使うべきではないと思う。自分と異なる意見は時代遅れと言うのは傲慢である。・・・(中略)・・・みんなどうして、他人のことにいきりたつのか。いろんな人がいて、いろんなことをしている、という考えにいきつかないのか」◆ごもっとも、ごもっとも。

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2020年02月12日 ---- ボス

同窓会の回覧電話

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1年間に15回は「同窓会のお誘い」が届く。同学年だけのもあれば卒業生全員が対象の同窓会もある。留年をしていると同級生は多い。60歳を過ぎたらお誘いはさらに増えた。◆同窓会に出ていると必ず「あいつ今どうしているかな?」という話題が出る。そして、その「あいつ」を知っているヤツが「あいつ元気にしているよ。電話してみようか」などと言ってスマホを出す。私は「いいよ、いいよ」と言うがおかまいなし。「あいつもみんなの声聞きたいと思うよ」とか言いながら電話する。◆「おー○○、今、同窓会しよるんよ。みんながオマエの声聞きたいって」とか言いながらスマホを回す。ほんとに親しかったヤツ、ほんとに話したかったヤツにとっては楽しい会話になるかもしれないがそうでないヤツは迷惑。電話が回ってきたらなにか話さなければならない。◆昨日夕方、福岡の友人から電話があった。「あっ、キノシタくん? 今、鶴城の福岡同窓会があってるんよ。みんなが『キノシタ君はどうしてるんかなあ』って言いよるけん替わるね」と。それから何人かに電話が回された。向こうは酒が入っている。こちらは自宅で素面。特に親しかったわけでもないヤツといきなり電話で語るのは双方ともに辛い。『福岡で成功している』と言われるヤツは饒舌。そうでないヤツは短い会話。◆同窓会の場でスマホを回覧するのは私は苦手だ。だがなかなか「止めようよ」とも「止めてよ」とも言いづらい。

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2020年02月10日 ---- ボス

美術評論

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新聞の文芸評論に「私もまったくそう思っていました」と言いたくなる文を見つけた。藤田一人さんと言う美術ジャーナリストが書かれたその文を転載する。『・・・昨今の美術評論家は作品を目の当たりにした一鑑賞者としての率直な感想やそこから膨らむイメージよりも、作家の問題意識や歴史的背景といった客観的視点に囚われ過ぎではないか。そして、美術鑑賞自体が教養主義的になっていないか・・・』◆「美術館に行きたい!」「この絵が好き!」との感動を持って美術を楽しみたい。結果、それは教養になる。昨今は順序が逆になっている人が多い。つまり自分は本当は「好き」とも思っていなく「感動」もないのに、多くの評論家が評価したり或いはオークションで高値が付いた絵を見たら「すごい!感動した」などと言う輩だ。◆言い換えると「自分の感性」を大切にせず、「あの人の感性」「評論家の感性」と同じフリをする人が多くなったと感じる。◆「バスキアの絵、どこが良いのかオレにはまったく理解できない」と私ははっきり言う。「キノシタさん、あの絵の良さが分からないっていうのは美的なセンスがないんですよね」と美術評論家には言われそうだ。美術評論家に言われるのならまだいい。しったかぶりする「にわか美術好き」に言われそうな時代になってきた。

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2020年02月07日 ---- ボス

熱いオトコ。「日本」をそして「みんな」を先に考えるオトコ。

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結局オトコの魅力は「熱い」か「熱くない」かで決まるようだ。そして「熱い」の原動力は「これは、みんなのためになる!」との確信なのだと思う◆先日、仙台で熱いオトコの講演を聞いた。仙台に本社を置くゼネコンF組のF社長。彼とは妙な縁で30年近い付き合いになる。私より6歳年下。彼は私を「先輩!」と持ち上げてくれる◆全く逆。私はずっと彼から刺激を受けながら頑張ってきた。とても私は敵わない◆「自分の生活の安定のため」公務員を目指すものが多い。「金儲けのため」あるいは「名誉のため」政治家になる輩も多い。クソ面白くもない、鼻持ちならない奴らだ。私はそんな公務員や政治家を軽蔑しながら生きて来た(「国民のため」と頑張ってくれている公務員や政治家はもちろん尊敬している)◆F社長は違う。いろんな人がいることを肯定し、いろんな人に助けてもらい、いろんな人と一緒に楽しみ仕事をする。彼の自慢話に感動した。「私は毎晩、国分町で飲んでいます。私はここ30年間、一度も人を貶したりグチを言いながら飲んだことはありません」と言うのだ。確かにF社長の口から人の悪口を聞いたことがない。◆いろんな人を肯定し、みんなに応援してもらいながらF組は着実に大きくなった。熱い、立派なF社長に引っ張られながらF組は仙台でみんなから応援される大きなゼネコンになった。私はまたF社長から大きなことを教えてもらった。

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2020年02月06日 ---- ボス

超オススメ 映画「男と女 ・・」

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足が痛くゴルフに行けないので土日は映画ばかり観に行っている。私と同世代の方々に超オススメの映画を紹介したい。クロード・ルルーシュ監督作品「男と女 人生最良の日々」◆1966年に公開された「男と女」はフランシス・レイのあの甘く切ないメロディーであまりにも有名。「♬ ンーンーン ダバダバダ ダバダバダ ンーンーンダバダバダ ダバダバダ・・」のスキャットを聞くと海岸のシーンを思い出す。私は上映時は小学校の低学年。もちろん映画館では観ていない。中学生か高校生の頃、テレビの「金曜ロードショー」で観た。大人の世界の話、よく分からなかった。大人になりDVDで観た。やはり大した感動はなかった◆1966年の「男と女」の主演の男女がそのまま、同じ二人が50年以上経った後に出合うのが2020年「男と女 人生最良の日々」。実は映画そのものの評価はあまり高くない。週刊文春の5人の評者も高得点は入れていない。多分、彼らにはこの映画の良さは分からない◆まずtsutayaに走って1966年「男と女」を借りて自宅で観ていただきたい。観るのは夜でないとダメ。結構かったるいと感じるかもしれない。でも音楽は最高。映像もキレイ。そしてその翌日、劇場に足を運び現在上映中の「男と女 人生最良の日々」を大スクリーンで観る。昨夜のDVDを思い出しながら大スクリーンの映像を観る。必ず泣けます。溜まりません。超オススメです。「感動しなかったら料金返します」と言いたいくらいだ◆この映画はそうやって観るものです。評論家には分からない。さすがクロード・ルルーシュ。

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2020年02月05日 ---- ボス

膨らむ借金

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昨年、国内で生まれた日本人の子どものが86万4千人だった。統計開始以来、初めて90万人を割り込んだ。これは厚労省の予想よりも2年早いペース。我が国の人口はこれから毎年100万人ずつ減り続け40年後には8千万人なるという。たった40年間で人口が現在の2/3になるのである。◆一方、わが国の借金は昨年とうとう1100兆円を超えた。まだまだ増え続けることは明らか。◆仮に国の借金が現状維持できると仮定しても国民一人当たりの借金は増え続けることになる。テレビに出る経済評論家はなぜだかここを言わない。人口が2/3になり借金の総額が減じないのであれば、国民一人当たりの借金は3/2、つまり1.5倍になる。そろそろ「国民一人当たりの借金」という言葉で語られるべき問題ではないだろうか?

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2020年02月04日 ---- ボス

冷たい人間かな?

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親の介護をしている同世代の友人が多くなった。同窓会の誘いに「自宅で母の介護をしているため残念ながら参加できません。盛会をお祈りします」などと返って来る。◆先日、自宅で母親の介護を続ける同級生(女性)と会った。母親がデイサービスに行っている間なら会えるという。「大変だね?」と言うと「大変だよ」と答える。彼女のお母さんは軽度の認知症だという。「施設は満員なの?はいれないの?」と聞くと「はいれなくはないんだけど、もう少し面倒みててあげたいの。施設に入ると認知症や老化の進行が速くなるっていうしね」とのこと。◆ゴルフ仲間(男性)にも同様な理由で自宅で懸命に母親の介護をしている者がいる。彼は母の介護があるので1泊のゴルフ旅行には参加できない。「ギリギリまで施設には入れたくないんだ」と彼も言う。◆私は違った。大分に住む母は晩年、軽度の認知症になった。私は「母さん、東京に来て一緒に暮らそうよ」とも言わず、「なんとか施設に入ってもらえないものか」と算段していた。母はかたくなに拒否した。熊本に暮らす姉が毎月、一週間ほど母の世話に帰ってくれていた。私は姉と一緒に、母親を説得したが母は施設に入ることを拒み続けた。◆その母は、4年前の今日、脳出血で倒れた。救急車で病院へ運ばれ戻ってこなかった。母への感謝の気持ちは大きい。だが私は「大好きな母さんともう少し一緒にいたい。そばで面倒をみてあげたい」とは思わなかった。懸命に親の介護をしている友人たちの話を聞き、「オレって冷たい男なんだろうか?」との疑問が湧いた。

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2020年02月03日 ---- ボス

席を譲るべきか?

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土曜日、映画「前田建設 ファンタジー営業部」を観るためにお台場のアクアシティーへ行った。映画は最高に面白かった。前田建設は私がかつて在籍した会社でもあり、社員が頑張る姿を見て何度も涙が溢れて来た。お勧めです。◆さてそのお台場へ向かう「ゆりかもめ」。始発の新橋から乗った。「優先席」が空いていた。私は正月に足首と膝を捻挫して歩くのも不自由だ。立っていても痛い。そして私はもう62歳、そこそこ高齢だ。優先席に堂々と座ってもいいだろう。老人や私よりも身体が不自由そうな人が来たら譲ればいいな、そう思って座っていた。◆次の駅で若いお母さんと3歳くらいの娘が乗ってきた。娘は私のすぐ横のバーにつかまっている。母親の顔を見上げては「座りたいよー」っていう感じで目線を送っている。私は戸惑った。これが80歳のジーサンだったらすぐに席を立ち「どうぞ」を譲る。3歳の子供に、62歳の足の悪い初老の男が席を譲るべきだろうか◆3分間程度葛藤した。次の駅を過ぎたころ、居心地の悪さに耐えられなくなって「どうぞ」と言い、子供に笑顔を向けて席を立った。母親は「やっと空いたわ」という顔で私を見てその席に座った。ニコリともしなかった。そして娘を膝の上に抱えた。母親も娘も「ありがとう」とは言わなかった。◆彼女らが話し始めたので気付いたが中国人だった。「ありがとう」の言葉を知らないのではなく感謝の気持ちが無かったようだ。私に一瞥もくれることなく会釈すらなかったのだ。◆少し悔しかった。

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2020年02月02日 ---- ボス

オートロ失敗ではなかった

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昨日この欄で、福島県警ヘリの事故をおそらくオートローテーションの失敗だったのではないだろうかと書いた。どうも私の予想は間違っていたようだ。というのも昨夜のテレビで動機が旋回しながら落ちていく様子が映っていたから。オートローテーションでは機体は旋回しない。◆私のような操縦を知らない素人が勝手に予測をすると恥をかく。失礼しました。◆私の事故原因予測はともかくとして「訓練によって防ぐことができたかもしれない」ことは確か。操縦士のみでなく万一の時には同乗者や医療従事者はどのような連携プレーを取るべきかなど、欧米ではやっているヘリコプター訓練をわが国でもやるべきだ、との信念は変わらない。

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2020年02月01日 ---- ボス

ヘリ墜落

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今朝、ヘリが落ちたとの連絡が入った。福島県警のヘリが移植手術を待つ患者の元に臓器を運んでいる途中に落ちたようだ。詳しくは分からないが「墜落」というよりも「不時着失敗」という感じか。幸い搭乗者は皆、命に別状はない模様。搭乗者は皆助かったが移植手術は行われなかった。「命のための臓器」を待つ患者に臓器が届かなかったのだから「ああ、良かった」では済まされない事故だ◆事故原因などは軽々に語ってはならないのかもしれないが私はオートローテーションが上手くできなかったのではないかと思う。オートローテーションとは機体に不具合が生じたときに取る緊急着陸の仕組み。ヘリ操縦士は緊急時にこのオートローテーションで着陸する。十分な広さの場所さえあればヘリコプターは安全に着陸できる乗り物。◆だがオートローテーションでの着陸はなかなか訓練が難しい。訓練する場所もないし訓練自体が危険を伴う。我が国にはまともな訓練場所がない。実機での訓練が難しいのでシミュレーターで訓練することが多いが我が国にはシミュレーターもない。◆私は3年前から「日本のどこかにヘリコプターの操縦訓練場所が必要だ!」と訴え続け、そのために先週も福島県を訪問したところだった。残念ながら私の切実な訴えはなかなか御上に届かない。

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2020年01月31日 ---- ボス

それなら結婚しなくていい!

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女性の国会議員が「それなら結婚しなくていい!」とヤジを飛ばしたら野党は「結婚軽視だ!」と大騒ぎ。「そんなことだから人口減少するのだ」などと訳の分からないことを言う。バカなマスコミは「あの発言の真意はなんですか?」などと発言議員を追い回す。さもとんでもないことを言ったように報道する◆私の家人の旧姓は「住吉(スミヨシ)」だった。私は「木下(キノシタ)」。もちろん個人の好みもあるが、おそらく世間一般では「住吉の方がいいな」と感じる人の方が多いだろう。だがもし家人が「木下って名前はイヤ。だから結婚できない」と言っていたら私は「それなら結婚しなくていい!」と言っていたであろう。◆職場では堂々と別姓が通るいまの時代、「(戸籍上の)名前を変えなくてはならないのだったら結婚できない」などと言う女性が本当にいて、「だったら結婚しなくていい」とその女性に言えず、「困りました」と玉木議員に相談した男が本当にいたのだろうか?私はそっちに疑問を感じる。「玉木さん、本当にそんな相談を受けたのですか?」とマスコミが聞いてくれたらいいのにな。◆「夫婦別姓」にはメリットもあるがいろいろとややこしい問題もある。それは議論を尽くすべきだ。断っておくが私は「選択制夫婦別姓」に反対する者ではない。まともな議論を尽くして欲しいだけ。◆「名前を変えなくてはならないのだったら結婚できません」本当にそんな相談を受けたのだろうか?情けない男だ。「それなら結婚しなくていい!」潔いとも思われる女性議員のヤジ。くだらぬ小さなヤジをことさら大きく取り上げて「それは結婚軽視だ」と詰め寄るバカなマスコミ。◆国会もテレビも、もっと重要なことに時間を使え! 桜とかヤジだとかどうでもいい!

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2020年01月30日 ---- ボス

今年のアカデミー賞はすごい

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週刊文春を買うとまず映画紹介のページを開く。「Cinema Chart」というページ。映画評論家など辛口5名がまもなく封切られる2本の映画を採点している。(☆☆☆☆☆)が満点。(☆☆☆)を付けることが多い。ところが1月16日号で紹介された2本はどちらともこれまで見たことが無いような高得点。◆「フォードVSフェラーリ」は(☆☆☆☆☆)が4人、一人が(☆☆☆☆)合計で(☆24)だった。そして韓国映画「パラサイト」は評者5人全員が(☆☆☆☆☆)。(☆25)の満点。こんな高得点の話題の映画、両方ともアカデミー賞作品賞にノミネート、となると観ないわけにはいかない。こちらは正月二日にゴルフで足首と膝を捻挫してしまい、まともに歩くこともできない。当然ゴルフもできないのでヒマが多い。心はスキップするような気持ちで、実際には左足を引きずりながら日比谷ミッドタウンへ◆「すごい!」「本当だ! とても面白い!」どちらも満点。昨年末に観た「ジョーカー」を含めこの3作品の中から今年の作品賞は決まるのだろう。(主演男優賞は「ジョーカー」のホアキンフェニックスで決まり!だろう)◆こんな話を大商社の幹部をしている親しい友人に話した。彼は年間に30回は海外出張がある。「フォードVSフェラーリ、観たいです!まだ飛行機ではやってないようです」と言う。私は大声で注意した。「なにを言うのです!面白い映画は劇場で観なくてはダメですよ。なかでも『フォードVSフェラーリ』は絶対劇場で観るべきです」◆悪いことは言いません。これを読んでくださっているあなた、是非「フォードVSフェラーリ」を観るために劇場に足を運んでください。超オススメです。早く行かないと上映終了になってしまいますよ。DVDで観ちゃダメですよ。

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2020年01月29日 ---- ボス

組織で勝つには・・・

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「深夜営業を止めたい」という店主の訴えを認めなかったセブンイレブンは、「弱い者の味方」のように振舞うマスコミによって悪者にされてしまった。今度は「3980円以上の方は送料無料」を打ち出した楽天が同じようにマスコミによって悪者にされそうな勢いだ。恐ろしい。◆セブンイレブンも楽天も「弱い者いじめ」をしているわけではない。「その方が効率が良いので、苦しいけどみんなで頑張ろう」というのがセブンイレブンであり楽天であろう。私は会社の方針を理解するし応援する。◆8年前まで幕張に住んでいた。海浜幕張駅から幕張のマンション街(「パティオス」と言う)までは歩くと15分以上。寒い日や飲んで帰った日はタクシーを利用していた。2メーター、600円程度だった。駅前にはタクシープールがあり客待ちのタクシーが溢れていた。ある夜、私がタクシーに乗り自宅を告げると運転手が「ちっ、またパティオスですか?これで連続3回パティオスだよ」と言う。客待ちを20分か30分していて遠距離の客を乗せたい気持ちは分からないでもないが、客に言ってはならない言葉。◆私と同様に不快な思いをした住民が多かった。「あんな不愉快なタクシーには乗らない。歩く」と皆が言い出した。近距離でも笑顔で「どうぞ」と運転手が言っていれば幕張のタクシーの平均売上が上がったものを、全体を考えない身勝手な運転手が数人いたために駅からタクシーに乗る者が大きく減った。◆セブンイレブンにしても楽天にしても経営陣は「まずはお客様」と考えての対応だろう。「お客様が増えれば利益も増え、結果従業員も出店者も、みんなが笑顔になる」そう考えるのが経営者。◆「みんなで勝つためにはしようがない、我慢しよう」というムードが最近の我が国にはなくなった気がする◆一言フォロウするが楽天の「送料無料」は商品の代金を上げることで対応できる。楽天がピンハネしようとしているわけではない。組織論と個人論をまぜて喧嘩をすると最近のマスコミは常に個人につくようだ。おかしい。

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2020年01月29日 ---- ボス

ニュースへの対応

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「衝撃的なニュース」があれば、朝一番「おはようございます」を言った次にまずその「衝撃的なニュース」が話題になるだろう。大地震の翌日なら「お宅は大丈夫だったですか?」と話すだろうし、オリンピックが東京に決定した翌日なら「東京になりましたね。良かったですね」などと話題になるだろう。夜中に社内の誰かが病気で倒れたのなら朝一番は「聞きましたか?○○さんが倒れて慈恵医大に緊急入院しました。病状は・・・」とまず話題になるだろう◆会社において「衝撃的なニュース」は本来社員全員にとって「衝撃的なニュース」であるはずなのだが社内コミュニケーションが不足している会社や職員のモラルが低い会社では一部の担当者にとってのみ「衝撃的なニュース」になってしまう。◆じつは本日未明、アメリカから我が社にとって「衝撃的なニュース」が届いた。ところが我が社の殆どの者がそのニュースをまったく「衝撃的」と捉えていないようなのだ。不思議でならない。「美味しいラーメン屋をみつけましたよ」などと話題になっている。誰も「衝撃的なニュース」を話題にしない。彼らにとっては全く衝撃的ではなかったようだ。◆私は情けない気持ちで一杯だ。

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2020年01月28日 ---- ボス

回復を願う 伊集院静氏

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伊集院静さんがくも膜下出血で倒れた。命は取り留めたが病状は分からない。深刻な状況のようだ。◆私は伊集院さんのファン。彼の書いたものの多くを読んだ。私などがケチを付けてまことに失礼だが、彼の書く長編小説はどれも面白くない。逆に短編小説やエッセイは真情溢れ琴線に触れるものが多い。義理を大切にし非常に道徳的。道徳的と言っても堅苦しいものではなく「酒」「博打」「女性」には緩い。緩くても決して人様に後ろ指をさされることはない。回りに迷惑をかけない気配りを常にしている方である◆男らしい。スマート。クレバー。ゴルフと野球を愛し女性と芸術を追求する。ダンディ◆もし彼が「しゃべること」「歩くこと」「書くこと」が不自由になるのであったらこんな悲しいことはない。強いオトコだから、そんな状況になっても受け入れ、前向きに生きていけるのだろうか。そうであって欲しい。もちろん、できることならなんとか元気になって戻ってきて欲しい。◆一方で「オレは人生すべてやりつくした。後悔はない。もう満足だから早く楽にしてくれ」と彼は願っているかもしれないな、などと悲しいことも思ってしまう。◆多くの方々の人生相談に乗ってきた伊集院さんは今の自分にどんな言葉を送るのだろうか? ◆私は「頑張って!」しか思いつかないが、そんな言葉をかけるのは失礼な気もする。

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2020年01月27日 ---- ボス

「哀愁」

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1966年に公開されたクロード・ルルーシュ監督の映画『男と女』。その53年後を描く続編が同じキャストでまもなく封切られる。続編には『男と女 人生最良の日々』との邦題が付いている。私はもちろん劇場に足を運び続編を観るつもりであるが既に本編を忘れている。家のどこかにDVDがあったはずだと探したがDVDラックに見つからなかった。すぐにamazonで注文をした。◆『男と女』の代わりにまだビニールシートを剥がしていない『哀愁』がラックの中に見つかった。こちらは1940年公開のアメリカ映画。ビビアン・リーが主演。◆テレビの「ロードショー」で観たことがあるはず、と思っていたが内容は記憶がなかった。ビニルシートを切りDVDをデッキに挿入した。古き良きラブロマンス。とても面白かった。ビビアン・リーはやはり美しかった。エンディングロールまでゆっくり眺めた◆『Waterloo Bridge』と画面に出たときに高校時代の化学のK先生を思い出した。K先生は家族の数名を戦争で亡くされており米英嫌いであった。今なら「とんでもない教師」とのレッテルを貼られ教育委員会から厳重に注意されるであろう発言を繰り返していたが我々生徒たちはみなK先生が大好きだった。K先生は欧米人のことを「毛唐(けとう)」と呼んで見下していた。「のお、キノシタ。ソ連ちゅうのはズルい国やのう。いつか仕返ししちゃらんといけんのう。オマエ頑張ってソ連をやっつけいよ」などと言っていた。◆K先生は大変なロマンチストでもあった。欧米を嫌ってはいるものの欧米の映画にも詳しかった。「毛唐はやっぱりアホなんよのう。あんなベッピン使ってあんな切ない映画を作っといて、ほいでその映画の題が『ワーテルロー橋』っちゅうんぞ。なんとロマンのねえ題名を付けたことかのう」と真剣な顔をして化学の授業中に映画談義。「その点、わが日本人ちゅうのはロマンチックやのう。あの映画に『哀愁』っちゅう邦題を付けたんぞ。あの切ない映画にピッタリの題名よ」と言った。「ワーテルロー橋」「ワーテルロー・ブリッジ」・・毛唐はセンスないよのう。◆名画をDVDで観て、切ない気持ちになって、そして我が佐伯鶴城高校時代の恩師、カッパ先生というあだ名のK先生を懐かしく思い出した。

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2020年01月24日 ---- ボス

大騒ぎするほどのヤジか?

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国会で国民民主党の玉木代表が「交際女性から『(今の制度では)姓を変えないといけないから結婚できない』と言われた」と相談されたとのエピソードを話していた。夫婦同姓を強制される今の制度を見直すべきとの意見だ。そこに女性議員から「だったら結婚しなくていい!」とヤジが飛んだ。殆どの議員はそのヤジに気付かなかったが意見を述べていた玉木代表が上手に、ことさらに深刻そうに「だったら結婚しなくてもいい」とヤジが飛んだことを拾ってこれを問題視した。◆例によってテレビのコメンテーターたちはステレオタイプにこのヤジを貶す。「こんなヤジを飛ばす議員、とんでもない」「少子化が深刻なのに全然分かっちゃいない」コメンテーターたちは玉木代表の応援団ばかり。◆果たしてそうか?そんな大事件か?私には理解できない。女性に「姓を変えるの嫌だ。それならば結婚できない」と言われたときに「(そんな理由で結婚できないというのか?)だったら結婚しなくていい」と答える男は多いだろう。それはそれで一つの考えだ。「そうですか。僕はどうしてもあなたと結婚したい。結婚できないのは姓の問題ですね。なんとかならないか」という者ももちろんいるだろう。どちらにも言い分はあろう。私個人的には「だったら結婚しなくていい」と言える男の方に魅力を感じる。◆少なくとも女性議員の小さなヤジ問題をことさら大きく取り扱い、結果的に「夫婦別姓を認めることが少子化対策に繋がる」というようなミスリードをバカなコメンテーターたちがしているこの国のテレビ報道に呆れている。◆「この程度のヤジ、大げさに取り上げることの方がおかしいよ」と誰か一人、テレビで言わないかな、と思いながら今朝も情けない報道を眺めていた。

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2020年01月23日 ---- ボス

今どき15000円でウグイス嬢を雇えるのか?

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河井克行前法務大臣とその妻河井あんり参議院議員が選挙期間中のウグイス嬢に対し、法律で定められた金額以上を支払ったとする問題が連日ニュースで取り上げられている。公職選挙法で定められた報酬日額は1万5千円以内でありそれを超えて超過勤務手当を払ったとなれば、運動員買収にあたり、公職選挙法違反となるという。◆例によってテレビのコメンテーターは「とんでもない話だ!」「なぜきちんと説明しない?」と両議員を罵っている。私は彼ら議員を擁護する気は全くない。それは全くないのだが常識的な感覚を持たない正義ヅラしたマスコミに腹が立つ◆ウグイス嬢の報酬の「日額1万5千円」というのが改訂されずいつから続いているのか知らないが、今どき1万5千円であの大変な仕事を受けるまともなウグイス嬢がいるとは思えない。すべての国会議員に聞いてみたらいい「あなたのウグイス嬢は1万5千円以下でしたか?」と。すべての国会議員は口を濁すだろう。あるいは「秘書にはそのように命じています」と答えるのか◆「今どき1万5千円なんておかしい。みんな、なんらかの方法でやってんじゃないの?」ってなぜコメンテーターは言えない? そのことの方が私には異様に感じる。

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2020年01月22日 ---- ボス

「お伺いする」じゃなくて「伺う」!

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この欄でこれまで何度か触れたが私は「お伺いする」という言葉を聞くとがっかりする。だが実際には私の回りのほとんどの者が「伺う」という謙譲語を「お伺いする」という訳の分からない使い方をしている。隣のビルにある我が社の分室から内線が入る。部下が「あのう、これから押印をもらいにお伺いしてもいいですか?」と聞いてくる。「はい、どうぞ。お待ちします」と私は答えるがなぜ当社社員まで社長に対して「お伺いしてもいいですか?」と聞いて来る?「押印をいただきに伺ってもいいですか」と言えない?◆いつもそう思っていた。ところが先日あるお客様と電話で話をしていて「はい、それでは来週の月曜日にお伺い・・」と言ってしまった。そこまで言ったら「伺います」と訂正できない。私はとうとう「お伺いいたします」と言ってしまった。◆注意していても回りが使っていると、下品な言葉遣いは伝染ってしまうようだ。気を付けよう。

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2020年01月18日 ---- ボス

猫が羨ましかった日々

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40年前の今頃、私は連日、大学の研究室に泊まり込みで実験を続けていた。偶然にも今のヘリポートの仕事に繋がることになるのだが、実験は「繰り返し荷重をかけると物質がどう変化するか」と言うものだった。◆試験装置が10秒に1回、供試体に大きな力をかける。5分後、10分後、30分後、1時間後、2時間後、5時間後、10時間後・・の変化を測定する。材料を作り、時間おきに変化を測定し、グラフを書き、粒子の形状をスケッチする。同時にいくつもの供試体に圧力をかける。◆長くても1時間程度の仮眠しか取れない状況で実験は一月以上続いた。ビデオもパソコンもワープロもない時代。体力勝負しかなかった。おまけに研究室は九州大学で最も古い建物ですきま風どころか窓ガラスが何枚か割れていた。当時の福岡は寒かった。とてもとても寒かった。◆私は仮眠を取るために研究室に電気毛布を持ち込んでいた。そして一匹の野良猫を飼っていた。メス猫で「チサ」と名前をつけていた。寒く、眠たく、泣きそうな思いで実験を続け、資料を整理する私の横で、チサはいつも電気毛布の上でスヤスヤと眠っていた。チサのことがすごく羨ましかった。「大きくなったら猫になりたい」、不精髭を伸ばし一週間も風呂に入っていない私はそんなことを言っていた。◆今日から大学入試センター試験だという。テレビでそのニュースを観ながら40年前の寒い研究室を思い出した。受験生、頑張れ!◆そしてできれば人生で一度くらい「猫が羨ましい」と思うような経験をして欲しい。

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2020年01月17日 ---- ボス

アタマの悪い「移転元地」の活用

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東日本大震災で津波にあった岩手・宮城・福島の東北三県は、将来再び同等の津波に襲われることを想定し、海岸から一定の距離へは住むことを諦めてもらい、内陸の高台への集団移転事業を進めている。この「海に近く、住めなくなった地域」を「移転元地」と呼んでいる。私はこれまで何度もこの「移転元地」を訪れ、その都度悲しい気持ちになった。◆人が住めなくなった「移転元地」をどのように利用したら良いのか?地元の市町村には知恵がない。自分たちでは思いつかないので高いカネを払ってコンサルタントにお願いする。コンサルタント会社はそもそも経営や経理をコンサルする会社。「人が住めなくなったところをどう利用したらいい?」なんて問いに答えられるヤツはいなかった。◆果たして、整地が終わった広陵な東北3県の太平洋沿岸には「太陽光発電パネル」が並び「平和祈念公園」ができ「パークゴルフ場」ができた。その3つが繰り返し建設されている。なんともみっともない◆私が「それならヘリコプターの訓練場を作ってください」とお願いしても「パークゴルフを楽しむ方々にはヘリの音はうるさく感じますね」などと言ってくる。◆少しはまともなコンサルなり首長なりはいないものか?こちらは心から東北の復興を願っているのだが情熱もなく、「めんどくさい」と思う役人ばかりが東北で働いているように感じる。それじゃダメでしょ! 頑張れよ、東北! 一緒に頑張りましょうよ、東北。 ◆「太陽光発電」と「パークゴルフ」と「平和記念公園」の繰り返しは「脳がなくて恥ずかしい」と思いましょうよ、東北。

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2020年01月16日 ---- ボス

身体障碍

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正月二日、早朝スタートのゴルフ。スパイクの底に氷がびっしりと張り付いていた。その状態でラフの下り坂、足が滑った。左足がいびつに曲がり激痛が走った。「担架を持って来て!」とキャディが叫んでいる。「いや、大丈夫だ。そんなにひどくない」と言いながら私はなんとか立ち上がった。「骨は折れていないな」との確信はあった。◆翌日、慈恵医大で診てもらった。「膝と足首の捻挫ですね」と若い医師。「しばらくは安静にしているように」とのことだった。◆素直に医師の言葉に従わない私は痛みが少し引いた十二日の日曜日に足を引きずりながらラウンドした。翌日から見事に(?)痛みが増した。こんどこそ極力安静にしていよう、と反省中。◆歩くことはなんとかなるのだが階段がキツイ。上るよりも下る方がキツイ。ところが「上りエスカレーター」はあるが「下りエスカレーター」がない施設が意外と多い。日比谷線の銀座駅は構内改修中で下りエスカレーターが動いていない。銀座の山野楽器はもともと上りエスカレーターしか設置されていない(エレベータはある)。目黒のニトリも下りエレベーターがない。◆自分が傷つき不自由になって初めて気づくことがある。自分の油断から怪我を招いた。その怪我が「優しい気持ち」をもたらしてくれた。もっとみんなに親切にしよう。

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2020年01月15日 ---- ボス

悲観的に考える

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スポーツキャスターでテニスプレイヤーの松岡修造さんが予備校で受験生応援イベントを開催し講演した。「僕は悲観的な考えしかない。アスリートみんなそうですよ。『でも、勝ちたい』って思うでしょう。ネガティブなところからポジティブが生まれる」そう松岡さんは受験生に語ったそうだ。私は嬉しかった。私もまず悲観的な考え方を優先してきたから。私の考え方を世界的な名選手から「それでいいんです」と肯定された思いだった。◆ときどき「なぜそういう風に悲観的に物事を考えるのかなあ?幼いころ苦労したことが影響しているんでしょうね」などと近しいヤツに言われることがある。言われると腹が立つ。自分の幼い時の苦労と今の考え方が繋がっていない、とは言えないかもしれないが腹が立つ。まるで悲観的な考え方は間違っているような言い方。大体そういうことを言う者こそ経営にしても人間関係にしても恋愛にしても失敗しているように私には思える。◆経営においても人間関係においても健康や恋愛に関しても「まずは悲観的に考える」ことは楽しいことではないかもしれないが結果的に人様に迷惑をかけず「良い方向に向かう」と私は最近確信した。

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2020年01月14日 ---- ボス

駅のホームから売店が消えた

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私が東京に来た頃(1982年)には少し大きな駅のホームには必ず売店があった。山手線の渋谷駅のホームには「コージーコーナー」の売店がありとても美味しい「ジャンボシュークリーム」が100円で売ってあった。日比谷線銀座駅にも小さな売店があり私は「夕刊フジ」をよく買っていた。気付くとそれらが無くなっていた。地下鉄銀座駅は改札を入ると自動販売機以外は何も売っていない。ホームでモノを売っているのは秋葉原駅と新幹線だけになった。なんでだろう。寂しいな。◆そういえば昔は駅のホームには「駅弁売り」がいた。いつ頃いなくなったのだろう。懐かしいな。

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2020年01月10日 ---- ボス

最悪の何末年始

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少なくともこの15年では最悪の年末年始であった。仕事・体調・プライベートそれぞれで多くの不調と不安を抱えそれらすべてが解決できないまま年が暮れた。せめて三ケ日だけでも明るく過ごそう、とゴルフに行ったら大怪我をした。◆昨日(9日・木曜)で大方のイヤなことは出そろった。昨日、奥歯を抜いた。足は少しずつ良くなっている。プライベートな問題も何とか出口が見えて来た。◆今が大底。おみくじで「大凶」を引いたときのように、「これ以上は落ちようがない。ここからは上るしかないよ」と前向きに考えよう。◆やっと最悪の年始が終わろうとしている。

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2020年01月07日 ---- ボス

いま・ここ・私

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「いま・ここ・わたし」という言葉を私は今朝、初めて知った。もともとは仏教の教えに出てくる言葉のようだ。◆「わたしがいまここにいる」ということが本当にわかる人は、自分と同じように「いまどこかにいるだれか」を大切にできる生き方ができる、という。そしてそれが「いまを生きる」という人間の生き方なのだと説いているようだ。俗人の私にはよく理解できない◆今朝、テレビでこの言葉を使った評論家は違う説明をしていた。「『いま・ここ・わたし』という感情が強すぎることが富の不平等を生み、教育の停滞を促し、ひいては世界平和を脅かすという。こちらは俗人の私でも理解できた。「未来でも近い将来でもなく、『今』」「世界でも日本でもなく、自分がいるごくごく狭い『ここ』」そして「チームでも仲間でもあなたでもなく、『私』」◆「いま・ここ・わたし」を優先してしまえば「今、楽しければいい」「ここだけ平和ならいい」「私がお金持ちになればいい」そうなってしまう。「いま・ここ・わたし」ではなく「将来・地球・みんな」を大切に、せめて「来年・日本・仲間たち」程度の発想を持ってもらいたいものだ。











経済の発展や世界平和への道を妨げている」と言うのだ。私は彼の言いたいことが理解できた。「全くそうだ」と思った。「将来のことよりも『今』、広い社会のことよりも『ここ』、そして多くの人たちのことよりも『私』」を大切にするヤツばかりに感じる。◆『いま・ここ・わたし』よりも『未来・日本(或いは世界)・みんな』を先に考える世の中になるといいな。

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2020年01月06日 ---- ボス

「塩狩峠(しおかりとうげ)」

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年末年始にかけてミステリーを数冊読んだ。綾辻行人がまだ若かった頃の作品を最後に我が国のミステリーは本当につまらなくなった。綾辻行人ですら最近は全く面白くなくなった。年末年始に読んだミステリーすべてがダメだった。もうしばらくはミステリーはやめよう。◆ミステリーに限らず最近の我が国の文芸書は面白くない。そこで昔(30年~50年くらい前)の本を読もうと思った。◆私が学生時代、「これまでに感動した本はなんですか?」とのアンケートがあると漱石の『こころ』や柴田翔の『されど我らが日々』に並んで上位にランクインしていたのが三浦綾子の『塩狩峠』。私はこの『塩狩峠』を読んでいなかった。ゴルフで足を痛めた正月二日、『塩狩峠』を読み始めた。面白い。深い。痛い。心が洗われる◆『沈黙』(遠藤周作)とは別の切り口のキリスト教信者の話。成田山や愛宕神社や伊勢神宮に参る中途半端な宗教感しか持たない私にも『塩狩峠』は心を清めてくれた。お勧め。◆ちなみに昨日から私は『青が散る』(宮本輝)を読み返している。楽しい。

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2020年01月05日 ---- ボス

神頼み

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毎年元旦に「成田山新勝寺」に初詣に行く。もう20年以上続いている。ちなみに元旦(がんたん)とは元日(がんじつ)の朝のこと。今年は午前8時過ぎには新勝寺の境内にいた。◆そして毎年、松の内が明けないうちに「愛宕神社」にお参りする。10年近く続いている。今年は、今朝、参った。◆さらに毎年、一月中に伊勢神宮をお参りする。こちらも15年は続いている。今年も参る予定である。◆毎年毎年、苦しい。いや毎日毎日苦しい。まさに「苦しい時の神頼み」が毎年毎日続いているのだ。◆膝を痛めた今年は愛宕神社の男坂、通称「出世の石段」を上ることができずNHK側のエレベータを利用した。長い列に並び少しずつ前に進む。列の途中で手水舎(ちょうずや)が現れる。右手に柄杓(ひしゃく)を持ち左の掌を清め、柄杓を左手に持ち替え右手を清める。さらにまた右手に持ち替えて左の掌に水を溜めその水で口をゆすぐ。最後に柄杓を立てて残った水で柄を洗う。これが正しい作法。少々、間違えてもかまやしないと思う。だが・・・◆私の前に並んでいた私よりも少し年長と思われるオバサン。彼女はいきなり柄杓からじかに水を飲んだのだ。そして口に含んだ水を勢いよく吐き出した。最初は「えっ?中国人?」と思ったが違った。日本人の常識のないオバサンだった。残念。

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2020年01月04日 ---- ボス

今で良かった

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ゴルフで痛めた足が腫れて来た。痛みも増した。正月休みだが救急で診てもらうことにした。広尾日赤病院と慈恵医大に電話した。広尾日赤は2時間待ちだという。痛い足を引きずりながら慈恵医大に行った。レントゲンを撮り、若い医者に診てもらった。「恐らく骨折でも靭帯損傷でもないでしょう。いわゆる捻挫のようですね」とのこと。安心した。◆タクシーで自宅に帰りテーピングをして酒を飲んだ。痛みは引かない。◆今朝、起きて朝食を済ませトイレに入った。膝がギクッと痛んだ。そこで思った。「様式トイレで良かった。これが40年前の学生時代のあのトイレだったら無理だ」・・あの頃だって膝を痛めた人は多かっただろう。あの頃の人はどうしていたのだろう? 女性はどうしていたのだろう? ああ、現代に感謝。

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2020年01月03日 ---- ボス

不安な年明け

boss-3

「なんとなく今年はよい事あるごとし 元日の朝 晴れて風なし」。 元日の朝、晴れていると私は必ずこの啄木の歌を口にしていた。◆今年の元日は、晴れて風が無かった。だが残念ながら私は「なんとなく 今年はよい事あるごとし」とは思えなかった。「悪い年にならなければいいが・・・」不安な思いの中で新年を迎えた。仕事でもプライベートでも健康面でも、思い通りにならないなか年が明けた。◆不安な気持ちを払拭しなんとか楽しい年明けにしたい、と思って二日、三日と連日ゴルフの予定を入れた。二日は200人近いメンバー参加の「新年杯」。上位に入れば少しは明るい正月になるだろう、そう思ってスタートした。ところが・・・◆7ホール目、凍った芝の下り坂に足を滑らせ、膝と足首をひねった。スパイクに氷が張り付いていてスパイクの役をしていなかったのだ。足を引きずりながらなんとかホールアウトした。その後、痛みは徐々に増してきた。夜は寝返りを打っても痛みで目が覚める。三日は棄権した。おそらく春先までゴルフは無理だろう。ゴルフどころか満足に歩くことができない◆あーあ、不安を払拭しようと思ってゴルフに参加したのに・・。さらに不安が増してきた。難しい。

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2019年12月27日 ---- ボス

寂しいお知らせ

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「失」が今年の私の一文字になった。幾つかのプロジェクトの失注が最大の要因。私の体力気力の衰えもその原因かもしれない。若いころのように部下たちの先頭に立って自ら駆けずり回ることが無くなった。もう陣頭指揮する元気はない。次の世代の者たちに頑張ってもらいたい。◆そんなネガティブなことを考えているところへさらに寂しい報せが・・。8年間一緒に頑張ってきた安クンが当社を離れることになった。安クンは韓国人。東日本大震災のあと当社に入ってきた。私と似て(?)若いころにいろんな苦労をしてきていたが安クンはそのようなことを微塵も感じさせない明るい好青年であった。私は安クンに日本と韓国のさらには米国をも含めた懸け橋になってくれるよう期待していた。人懐っこい笑顔と明るいキャラクターで「エアロファシリティーの安さん」はすぐに業界の有名人になった。だが一方、残念ながら韓国と日本は「近くて遠い国」になりつつある。「安クンでなければできない仕事」が見つけられなかった。申し訳ない◆安クンの次の職場がどこであるのか、私はまだ教えてもらっていない。今度こそ安クンの実力を思いっきり発揮できる場所であって欲しい。笑顔で、元気に、私の元から飛び立ってくれることを切に願っている。安クン、頑張れ! そして、ごめんなさい。

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2019年12月27日 ---- ボス

「失」

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今日は仕事納め。ヤケ酒に寄る二日酔い、日課となっている愛宕神社へのお参りもやめ、とぼとぼと会社に向かいながら「さて今年の漢字一文字は?」と考えた。「失」という字がすぐに思いついた。今年は「得」が少なく「失」の多い一年だった◆我が社では、期待していた幾つかの大きなプロジェクトをことごとく失注した。ヘリコプター業界としては台風で10機以上のヘリを喪失した。◆健康面でも多くを失った。多くの頭髪を失い奥歯も一本失った。ゴルフの飛距離も失い、視力聴力も減退した。増えたのはグチと心配事ばかり。いやトイレに行く回数も増えた◆ただ「夢」だけは失っていない。向こうに、小さいが確かな灯りが見えている。来年の漢字一文字は明るい字にしたい。

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2019年12月19日 ---- ボス

東京オリンピック もういいや

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またしても申し込んだすべてのチケットが外れた。来年の東京オリンピック「万一、全部当たってしまったらどうしよう。破産する」などと思いながら申し込んだが1回目も2回目も見事にすべて外れ。「もういいや」って気持ち◆このオリンピックは最初から何か私とはソリが合わない感じだった。①ザハ・ハディドのかっこいいデザインが採用されず隈研吾さんのどん臭いそして貧乏くさいデザインになってしまった国立競技場(隈さん、率直に言ってしまって、ごめんなさい) ②佐野研二郎さんのイカしたデザインを、ベルギーからのクレームに対して守り切れず、結局後世までお笑いものになりそうな市松模様のエンブレムになったこと(市松模様のデザイナーさん、言いたいこと言ってごめんなさい)③炎天下になる前の早朝の東京を走るはずだったマラソンが、経緯も分からず札幌を走ることになった。バカみたい。そして④いくら申し込んでもかすりもしないチケット。我が家から国立競技場までは歩いて行けるというのに、「来ないでね」と言われたみたい◆相性が悪い。「もういいや」という心境。世界各国から大勢のオリンピック観光客が集まるその時期、私はバリかタイかベトナムか台湾にでも行ってゴルフをしようかと考え始めた。きっとその時期、逆方向への飛行機は安いだろう。異国の地でゴルフしてビール飲みながらテレビでのオリンピック観戦、悪くない。ゴルフ仲間にまじめに相談してみよう。

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2019年12月18日 ---- ボス

敬語

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こんなメールが届いた。「(前略)年明けの1月〇〇日、弊社の〇〇と私で、年始のご挨拶にお伺いさせて頂きたく連絡させて頂きました。(後略)」◆どこまでへりくだれば気が済むのですか?と聞きたくなる。「ご挨拶にお伺いさせて頂きたく連絡させて頂きました」をおかしいと思わないのか?情けない。◆「年始の挨拶に伺いたいのですがキノシタ社長のご都合はいかがでしょうか?」で十分。

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2019年12月17日 ---- ボス

忘年会

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若い人たちと忘年会に行った。誘ってくれただけでも嬉しい。酒の席、若い人たちは心から弾け楽しむ。回りの席を気遣うこともなく大きな声でしゃべり笑う。後先(あとさき)を考えずに飲み、酔い、歌い、踊り、そして座席で眠る。「若いころはオレもこんなだったな」と懐かしくなる。ふと寂しくなる◆「ちょっと声を落として! 回りの席に迷惑だよ」と言おうとして、それを我慢した。「この程度の大声は忘年会では許容範囲かな?」と考え直した。◆オジサンとオジーサンばかりの忘年会が続く中、若い人たちの忘年会に混ぜてもらってパワーをいただいた。それにしても、「若いって素晴らしいな」とつくづく感じた。

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2019年12月16日 ---- ボス

罪と罰(その2)

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長男を刺殺したとして殺人罪に問われた元農林水産事務次官熊沢英昭被告の裁判員裁判で、東京地裁は懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。◆先週もこの欄で私は求刑の「懲役8年は重過ぎる」と書いた。判決は懲役6年だが執行猶予はつかなかった。なお「重過ぎる」と私は思う。彼は十分に反省しているし、社会的制裁も受けた。彼を収監しなくても彼が同じような罪を繰り返すことはない。◆その一方で「こいつ、懲役刑を終えて出て来てもきっとまた犯罪を犯すだろうな」というワルでも刑期満了になれば平気で野放しにする。「この人は絶対に悪いことは繰り返さない」という人でも懲役6年の実刑となる。◆罪と罰のバランスの悪さを感じる。

検察側は公判で、長男と同居を再開した5月に暴行を受け、殺害を考えるようになったと指摘し「強い殺意に基づいた悪質な犯行だ」とした。

弁護側は「殺すぞと言われ、自らの命を守るためとっさに刺した」と計画性を否定。発達障害があった長男を長年、献身的に支えてきたことなどを挙げ、執行猶予付きの判決を求めた。

熊沢被告は起訴内容を認めていた。

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2019年12月15日 ---- ボス

原発に代わるモノ

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気候変動枠組み条約会議(COP25)ではスウェーデンの16歳の環境活動家グレタさんが正論を述べ世界中のメディアから称賛されている反面、わが国を代表して出席した小泉環境大臣は何も言えずに内外の批判を一身に浴びる格好になった。◆我が国には多くの火山がありそのために常に地震の心配がある。東日本大震災で福島原発があのような大事故を起こしてしまった。どんなに基準を厳しくしたところでなかなか原発の復活は難しいだろう。◆「火山と地震のため」原発が難しいから、石炭依存を継続しなければならない、というのが我が国の役人や政治家の考えらしい。「火山と地震のため」に原発を止めるのであれば逆にその「火山と地震」を利用すればよい、と私は考える。答えは「地熱発電」◆世界で最も地熱発電に向いた火山が多いのに、温泉保護という問題のみで遅れている。現在、わが国の総発電に占める地熱発電の割合は0.2%。なんとも情けない。ちなみに同じ火山国のフィリピンは14%以上が地熱発電で賄われている◆COP25の場で「石炭利用を控え、地熱発電を推進していきたい」と小泉環境相が発言できたら我が国も「世界一環境問題にルーズな国(化石賞)」に選ばれることは無かったんじゃないだろうか?

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2019年12月13日 ---- ボス

週刊文春ミステリーベスト10

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毎年恒例の週刊文春ミステリーベスト10が発表された。私は国内作品の1位と2位、海外作品の1位を読んでいた。◆国内部門の1位は『ノースライト』(横山秀夫/新潮社)、2位は『罪の轍』(奥田英朗/新潮社)。これはおかしい。どう見ても『罪の轍』のほうが面白い。よく書けている。3位の『魔眼の匣の殺人』は昨年の1位『屍人荘の殺人』の続編と聞いた。ゾンビが出てくるような推理小説は1冊で十分。◆海外部門の1位『メインテーマは殺人』(アンソニー・ホロヴィッツ/創元推理文庫)はまあまあ。◆国内も海外も、この10年でミステリ作品の魅力は随分と落ちた。ミステリに限らない。魅力ある作品に出合うことが少なくなった。

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2019年12月13日 ---- ボス

罪と罰のバランス

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長男を殺害した殺人罪に問われた元農林水産事務次官、熊沢被告に、検察側は懲役8年を求刑した。「懲役8年は重すぎる」と私は感じた。◆「息子を殺したのだから懲役8年くらい当然」という声があれば「あれは息子が悪すぎたのだ。あんな悪ガキを殺しても正当防衛だ。もし熊沢さんが殺さなければ息子が近所の小学生を殺していたかもしれない」と被告を擁護する声もある。さらに「そうは言っても、そもそもあんなバカ息子に育てた親がダメなんだ」と親としての責任まで問う見方もある。難しい。◆親がどれだけ愛情を持って育ててもときどき悪魔のような子供が出てくる。週刊誌は「悪魔の子」が出てくると必ず「親の責任」を問う。宮崎某がそうだったしサカキバラ某もそうだった。親がきちんと教育していれば悪くならなかった子供もいようが、親が愛情を持って一所懸命に育てても化け物のような子もたまに出てくる。難しい◆私は罰の意味を考える。「悪いことをしたのだから」の罰と「二度と悪いことをしないように」の罰がある。さらに「悪いことをしたらこんな罰があるんだ」と世間に知らしめ、犯罪を減らすという目的もある。◆同じ「懲役8年」の罰でも「あっ、こいつ8年後に出て来てもきっとまた悪いことをするだろうな」というヤツもいれば熊沢さんのように「これ以上の罰を与えなくても二度と悪いことはしないだろう」という人もいる。◆熊沢さんに情状酌量を望む。

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2019年12月13日 ---- ボス

こんなに我慢してたのに たったこれだけ?

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トイレに行く回数が増えた。ほぼ毎晩、夜中におしっこで目が覚める。昼間の仕事中は接客や会議でなかなかトイレに行けず我慢を続け、やっと“朝顔”の前に立って「ふーっ」と息を吐いたあと「えっ、あんなに我慢していたのにたったこれだけ?」と情けなくなることがある。隣で用を足しているオニーサンは私が位置に着いたときにはすでにスタートしていたが私が用が終わり仕舞おうとしている頃もまだ勢いよく続いている。「オレだって、昔は、いっぱい出たんだ。いっぱい溜めることができたんだ」と思う。ゴルフの飛距離が落ちることよりもおしっこの我慢できる量が減ったことの方が寂しい◆今年、私と同世代の友人が3人も前立腺がんの手術をした。今や前立腺がんは「死」に直結する病ではなくなった。「死」ぬことはないのだが「おしっこの管理」がやや面倒くさくなることと「男性機能喪失」のリスクが高いことが問題だ。◆私の場合「男性機能」など持っていても使わないのだから、なくても同じことのようだが、実際は「使わなくても大切に残したいモノ」の第一番に上げたい。そこが盲腸とは大違いだ◆「おしっこがこんなに近くなって、オレも前立腺がんじゃないだろうか?」と心配しながら人間ドッグに入ったが「前立腺もまったく異常はみられません」とのことだった。おしっこが近いのは老化現象とのこと。いろんな機能が老化によって失われていく。徐々に、徐々に失われていく。寂しい。

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2019年12月12日 ---- ボス

「お伺いします」???

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幹部職員からメールが届く。「明日、15時にお伺いします。・・・」と書いてある。私はまた悲しくなる。「なんだ!『お伺いします』って?」◆若い営業マンだけでなく幹部職員までがまともな敬語を使えない。会話の中でつい「お伺いします」と言ったのならまだ許せる。社長あてのメールで「お伺いします」となると悲しくなる。彼はおそらく「おかしい」ことに気付いていない◆ひどいのになると「お伺いいたします」などと書いて来る。小学校で、中学校で、そして家庭で、あなたはなにを習ってきたの?と問いたくなる。基礎教育が全くできてなく、それでも「社会人になったら『やる気』で勝負だ!」などとバカな上司に教えられ「営業マンはとにかく言葉が大切だ。敬語を使え!」とバカな先輩に教えられると平気で「お伺いします」などとメールを送ってくる◆敬語をまともに使えないヤツばかりだから、ときどき「明日15時に伺います」とまともなメールをもらうとそれだけで「おっ、こいつ、仕事できるな!」などと勘違いしてしまう。

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2020年07月14日 ボスの
スケジュール
  • 午前Vポート研究と執筆
  • 午後デザイン会議
  • 夕方直帰
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