‘ボス’ の記事一覧

2024年08月13日 ---- ボス

留年する夢

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67歳になってもまだ大学の試験で失敗し留年する夢を見る。昨夜も、数学と物理が分からず留年決定となる夢を見た。夢から覚めてもまだ焦っている。これから1年間、真面目に勉強しても数学と物理の試験には通りそうにない、どうしよう、と焦る。しばらくしてやっと「あれは夢だったんだ」と気付き、ホッとする。似たような夢を見る人が意外と多いことを最近知った。

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2024年08月08日 ---- ボス

心配事

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心配したからってどうなるわけでもないのだが。心配してもしなくても結果は同じなのだろうが「えーい、ままよ」と開き直ることができない。心配ばかりしている。最近の数週間は心配事がどんどん増えている。眠れない夜が続く。愛宕神社へのお願いが増える。◆けっこう疲れている。

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2024年08月07日 ---- ボス

切り替え

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米国の大病院で脳神経外科の看護師をしている日本人の友人がいる。彼は週に3日間の勤務で勤務の日は午前7時から午後7時までの12時間労働だと言う。人の生死に関する仕事だから勤務後も患者のことを心配することが多かった。救急車で運ばれてきた患者のことを「彼は大丈夫だっただろうか?」「彼女はどのドクターが執刀しているのだろうか?」「オレが(定刻で)帰ったことで迷惑をかけていないだろうか?」などと心配していたという。◆どうにもならない心配をし過ぎたことで彼は自律神経がおかしくなり体調を崩し、その結果、同僚に迷惑をかけることになった。「今は引継ぎが終わったら患者のことは考えないようにしています。考えないことは難しいのですが切り替えることが大切です」と言う。「木下さんも社長さんだから多分、休日も仕事のことを心配することが多いから自律神経がおかしくなっているのでしょう。切り替えが大切ですよ。会社を出たら仕事のことは考えないようにしてみませんか?」とアドバイスをもらった◆彼の言っていることはよく理解できる。私も考えないように努力してみようか。難しいが確かにそれが良いのかもしれないな。

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2024年08月05日 ---- ボス

人に道を聞く者は迷わない

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ゴルフへの往復のクルマの中ではいつもラジオを聴く。土曜日早朝、徳光さんの番組の中のキリスト教のコーナー。私はキリスト教徒ではないがこのコーナーは毎週必ず聞いている。「暗いと不平を言うよりもすすんで灯りを点けましょう」というキャッチがいい。◆そのコーナーでフィンランドの諺が紹介された。「人に道を聞く者は迷わない」というもの。確かに!◆現代社会ではさらにマンツーマンのコミュニケーションが減ってきているように感じる。「人に道を聞く」=「人に相談する」と言うことだろう。

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2024年08月02日 ---- ボス

オリンピックのモットー

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高校2年生の夏休みころまで私はかなり「良い成績」であった。高2の途中でこけた。「良い成績」を取っていた頃は「英語・算数・国語・理科・社会」のほか「図工・音楽・体育」も良い成績であった。「図工・音楽・保健体育」のペーパーテストの点数も高かった。◆「次の( )の中を埋めよ」という問題が保健体育の試験で出た。「オリンピックのモットーは(  )く、(  )く、(  )くである。」・・私は「常識問題だな」と思いながら(速)く、(高)く、(強)くと書き入れた。他も簡単な問題だったので私は「きっと100点だな」と思っていた◆数日後テスト用紙が返された。(速)く、(高)く、(強)く、に✕、✕、✕が付いていた。「なんで?」私は思った。◆正答は(より速)く、(より高)く、(より強)く、であった。「早く、高く、強く」ではなく「より速く、より高く、より強く」なのだった。オリンピックが来るといつもあの高校時の保健体育のテストで✕をもらったことを思い出す。

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2024年08月01日 ---- ボス

タトゥー(いれずみ)

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オリンピックを観ていると競技によってやたらとタトゥーが目立つものがある。昨夜観ていたBMXはほとんどの選手が汚い(私には汚く見えた)タトゥーを入れていた。◆「身体髪膚(しんたいはっぷ)これを父母に受く。敢えて毀傷(きしょう)せざるは孝のはじめなり」・・身体はすべて父母からいただいたもの。その身体を傷つけないことが一番の親孝行なのだ、というようなことか。孔子の教えである。私は小さい頃、母や祖父母から何度もこの孔子の教えを聞いて育った。◆健全なスポーツの祭典でタトゥーをしている選手を見ると悲しくなる。

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2024年07月31日 ---- ボス

泣くな!

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森本毅郎さん84歳、徳光和夫さん83歳。二人の現役アナウンサーは私が「こんな80歳になれたらいいな」と思う理想的な人生を送っているように見える。◆今日は、森本さんの指摘で私も目が覚めたという話。私は毎朝、TBSラジオの『森本毅郎 スタンバイ』を聴いている。森本さんの博学には驚かされるし84歳になった今も旺盛な知識欲をお持ちなことに感服する。私もこんな80歳になりたいと思う所以である。その森本さんが今朝の番組で、オリンピック柔道の阿部詩選手の負け試合後の号泣に関して辛口コメントを発した。◆私は数日前のこの欄でも紹介したように阿部詩選手の号泣に同情し、「誰にも負けない努力を続けて来たから」と書いた。詩さんが可哀そうでしかたなかった。気まぐれな神様を恨んだ。だが森本さんは違った。厳しかった。◆負けた時の態度、悔しいのは分かるがアレはダメでしょう。勝っても奢らない、負けても泣かないのが柔道、勝負の世界でしょうというようなことを言っていた。詩ちゃんの気持ちは分かるがあの態度はダメだと繰り返していた。号泣を許すコーチもダメだと言っていた◆森本さんの言葉を聞いて私も思い直した。柔道で負けて人前で号泣するようじゃダメだ。そのような教えが必要だな、と。◆今から12年前、ロンドンオリンピックの後、私は以下の文章をこの欄で書いている。長くなるが全文コピペする。・・・・●●ロンドンオリンピックは様々な感動を残して無事閉幕した。テレビ観戦しながら何度か涙を流した。ひたむきに、がむしゃらに、そしてストイックに自分の人生の最も美しい時期を一つのことに捧げる。勝っても勝てなくても感動的。勝敗以上に素晴らしいドラマを見ることができるのがオリンピック。◆今回のオリンピックで私が最も感動し、涙を流したのは・・。恐らくほとんどの方は「えっ?なんで?」と思われるかもしれない。お話しするのは少し恥ずかしいが実は女子レスリングの浜口京子さんの家族に対して。京子さんはふがいない試合をして一回戦で敗れた。試合後、報道陣が両親にインタビューしているところへ京子さんが現れると父親の元プロレスラーのアニマル浜口氏は多くのカメラの前で京子さんを罵倒する。◆「なんであのとき・・・しなかったんだ」「なんのためにこれまで一所懸命やってきたんだ!」父親の罵倒は止まらない。隣で優しい母親が止めに入る。「あなた、やめなさいよ!京子は十分頑張ったじゃない!」・・・すると父親は母親へ向かって「うるさい!オマエは黙ってろ!」◆こんな光景が繰り返された。博多で私と一緒にテレビを見ていた義父は「もうよかろうもん。終わったっちゃけん、そげえ叱ってもどうもならんめえもん。」とつぶやいた。◆私は浜口氏の言動に強く興味をひかれた。「ただのバカ親じゃないな」と思ったところで彼の口調が少し穏やかになった。「日本中の方々が京子に期待して応援してくれていたんだ。その皆様の期待に応えられなかった。ここでオヤジであるオレが叱らなくてどうする!?」・・・「そりゃあオレでも『京子、お疲れさん。今までよく頑張ったな』と言って抱きしめてやりたいよ。でも、こんな試合のあと、すぐにそんなことはできない。」「親が叱るしかないんだ!」◆浜口氏の目に光るものがあった。ほんの30年前、日本の親はみんな浜口氏のようだったと思う。私は溢れる涙をこらえきれなかった。

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2024年07月30日 ---- ボス

柔道がおかしくなった

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小学校3年生から柔道をやっていた。かなり強かった。段位は取らなかったが中学生になった頃には初段相手に負けることはなかった。◆小学3年生からやっていたから基礎は充分叩き込まれた。今でも体が覚えている。柔道の基礎の基礎は「受け身」。上手な「受け身」ができれば、背負い投げで投げられてもダメージはない。まずは「受け身」の練習を徹底して、それから技を覚えていく。おそらく今でも中学校の部活では「受け身」を徹底して習うだろう◆ところがオリンピックの柔道では「受け身」を取る者が一人もいない。これでは怪我をする。阿部一二三選手に投げられた相手は畳に手をついて肘を痛めていた。あんなのは柔道ではない。

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2024年07月29日 ---- ボス

阿部詩さんの号泣

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パリオリンピック、女子柔道52㎏級。優勝候補筆頭の阿部詩(あべうた)選手が2回戦で敗れる波乱があった。自他ともに認める絶対王者が一本負けした瞬間、テレビ観戦していた私も「あっ!!」と声を出して飛び上がっていた◆試合以上に私の心に響いたのが詩選手の号泣。誰にも負けない努力を続けてきたからこそあの号泣があったのだろう。時として神は意地悪だ。気まぐれだ。◆泣く姿を見るのはつらい。

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2024年07月29日 ---- ボス

平均寿命・平均余命

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日本人の平均寿命は男81.1歳、女87.1歳になったと先日発表されていた。男の平均寿命が81.1歳だから今65.0歳の男は平均してあと16.1年生きると勘違いしている人が多い。違う。65.0歳の男の平均余命は18.9年。つまり今65.0歳の男の平均寿命は83.9歳なのだ。平均寿命が81.1歳と言うのは今、産まれた男の赤ちゃんは平均して81.1歳まで生きると言うこと。◆さて私は今67歳。平均すればおそらく84歳くらいまでは生きることになる。もちろん長生きしたい。楽しく過ごしたい。でも、そんなに長くは生きられないだろうなあ。「そろそろ真面目に終活を始めないとな」と考える。75歳くらいまで元気でゴルフできたらいいな、と考える。それでも、もう、あと8年も無いのだ。人生って意外に短い。

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2024年07月27日 ---- ボス

好事魔多し

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5月、6月と心配事が増え続けていた。心配事や私がジャッジしなければならない難しい問題が溜まっていた。私がジャッジするべきものは慎重に計算し一つずつ方向を決めた。勝負すべきことも相手の動向を探り、読み、勝負に挑んだ。私の力ではどうしようもない心配事は愛宕神社にお願いに行った。苦しい時の神頼み。私は年の半分は苦しいので年の半分は愛宕神社へお願いに行っている◆6月末から7月上旬にそれらが解決し始めた。ジャッジは後悔することなく、勝負には勝った。心配事もすべてが解決したと思ったのが7月17日の正午前だった。問題が解決する都度、愛宕神社にお礼参りに行っていた。◆「あー、心配だったこと苦しかったことがすべて解決した。こんな楽な気分になったのは何年ぶりだろう。これが人生最後の大きな満足感、幸福感かもしれないな」そんなことを思っていた◆それと同時に心に浮かんだ言葉が「好事魔多し」。良い事にはとかく邪魔が入りとんでもない状況になることが多い、というようなこと。私は「『好事魔多し』という。気を付けよう」と思いながら何をどう気を付ければいいのか分からなかった◆一週間後、私は人生最大の不安に悩まされることになった。まさに「好事魔多し」。私はまた毎日愛宕神社の急な86段の「出世の石段」を上ることとなった。いえ、もう「出世」は要りません。「安らぎ」をください、とお願いしている。今日も早朝お参りしてきた。「お願いです。〇〇〇〇〇が〇〇〇〇に〇〇〇〇〇〇〇」とお願いしてきた。

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2024年07月25日 ---- ボス

オプティミスト vs ペシミスト

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「♫ 若かったあの頃 なにも怖くなかった・・」という有名な曲の歌詞がある。ふと気づいた。確かに私も何も怖くない時期があった。◆今は何事でも悲観的に考えてしまう私だが学生時代の一時期、私のことを「オプちゃん」と呼ぶ先輩がいた。◆福岡で浪人生活を送っていたころだ。医学部を狙って4浪している先輩が「モトミはいいなあ。オプちゃんはいいなあ」とよく言っていた。明るく楽観的な私を下宿仲間のみんなが羨ましがっていた。私はパチンコばかりしていたが予備校の試験ではいつも「A判定」だった。カネはないが健康だった。恋人もいないが「大学生になればすぐにできるさ」と思っていた。◆よく「人の性格は簡単に変わるもんではない」というが、気付くと私は「楽観的」な性格から「悲観的」な性格へと変わってしまった。経営者を長くやったせいで「悲観的」になったのか、それともあの「オプちゃん」は演技であの頃から実は私は「ペシちゃん」だったのか、分からない。◆「オプちゃんは楽だろうな」と思う。「残念ながらオレはオプちゃんにはなれそうにないな」とも思う。

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2024年07月25日 ---- ボス

心配性

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気が小さい。いつも悲観的にモノを考えてしまう。「もし、こうなったらどうしよう?」と心配ばかりしている。損な性格だ。◆最近は無くなったが、若い頃は飛行機に乗って「もし、この飛行機が落ちたらどうしよう?」とビクビクしていた。心配してもどうしようもないのに、どうしようもないことは分かっているのに、心配ばかりしていた◆古希が近づき、さすがに飛行機に乗ることはさほど怖くなくなったが、それでも頭の中は心配事ばかり。◆今朝も早朝の愛宕神社へお願いに行ってきた。「どうぞ、どうど〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇ように」一所懸命にお願いしてきた。

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2024年07月23日 ---- ボス

世界一のジャズ喫茶「ベイシー」

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日曜日、久しぶりに岩手県の一関までジャズを聴きに行った。「ベイシー」というジャズ喫茶。誰もが認める世界一の音で50年代60年代のジャズの名盤を聴く。もちろんCDではなくレコード。マスターの菅原さんは82歳。プロのジャズドラマーだった菅原さんは若い頃結核を患ったことが原因でミュージシャンを諦め「ジャズ喫茶」の経営に乗り出す。そして世界で一番の音を作り出した。◆音楽も店のムードも最高。それ以上にマスターの菅原さんがダンディ。以前は私とも1時間近く話してくれたが、最近はぶっきらぼう。客とは基本的に距離を置いているようだ。それでもカッコいい。◆残念ながら「ベイシー」はいつ開く(営業する)のか分からない。店の前には「閉店しました」と張り紙がある。それでもジャズがなっていればドアを開け「聞かせてください」とお願いすると多分入れてくれるでしょう。私は「ベイシーが開いてなかったら温泉巡りをしよう」との思いで一関を時々訪問している。◆ベイシーの音を聞いたことのある人と「すごかったね」と話すのが溜まらなく楽しい。おそらくどんな美術館よりも感動することでしょう。

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2024年07月22日 ---- ボス

一喜一憂することなく・・・

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「一喜一憂」という言葉。状況の変化に応じて喜んだり不安になったりすること。最近は「一喜一憂することなく・・」と使われる方が多くなった。なんか一喜一憂しちゃダメって感じ。◆私は逆に「もっと一喜一憂しろ!」と言いたいことが多い。「何としてもこれを受注するんだ!」と情熱を持ってチャレンジすれば受注できたら喜びは大きいし失注したら落ち込んでしまう。それでいい。それがいい。◆受注できても失注しても、嬉しがりもせず悲しがりもしない営業マンばかりになった感じが寂しい。

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2024年07月18日 ---- ボス

塞翁が馬、塞翁が空

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読んでくださった方も多いと思う。『塞翁が空』というマンガ。私と私の会社の物語。中国の故事「塞翁が馬」に基づいて題名を「塞翁が空」とした。我ながら上手い題にしたと満足している。これまでに第1章、第2章を発刊した。本日は第3章の完成画が届くことになっている。「塞翁が空」は第4章+エピローグで完結する。おそらく今秋には発刊できるであろう◆「塞翁が馬」という故事は「禍福は糾(あざな)える縄の如し」と同意義である。人生良いことがあれば悪いこともある。それの繰り返しだということ。私の人生もわが社の経緯もまさに禍福の繰り返しだった◆ところで実は私、最近「福」が続いている。私の身の回りで何が起こったかはここでは述べないがよい事、満足のいく結果が続いているのだ。それはそれでとても嬉しいことなのだがこうなると「次は『禍』の順番じゃないか」と心配になる。私はずーっと心配ばかりして生きて来たような感じがする。楽観的にはなれないなあ。

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2024年07月17日 ---- ボス

無人タクシー

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6月の末、一週間ほど米国サンフランシスコ近隣をうろついてきた。サンフランシスコに入り、ナパバレーでワイナリーを数軒ハシゴし、ヨセミテ公園内で2泊、スタンフォード大で打ち合わせて帰国した。サンフランシスコは私の最も好きな都市。おそらく今回の訪問は7回目。ナパバレーは4回目。ヨセミテは2回目。スタンフォード大も2回目。◆初めてサンフランシスコを訪れてからおそらく25年は経っただろう。この25年で我が国はどれだけ後退したのか。情けなくなる。25年前は100円だった「タコベル」のブリトーが今は550円になった。25年間で日本の物価は変化ないのにアメリカで払う額は円建てでは5倍になったのだ。◆もっと驚いたのが無人タクシー。サンフランシスコのダウンタウンを誰も乗っていないクルマが走っている。1台、2台ではない。私は1時間で4台の無人カーを見た。おそらくサンフランシスコの街全体では数十台の無人カーが走っているのだろう。日米の差はますます大きくなっていっている。かなわない。米国にはかなわない◆スタンフォードに行って改めて思った。「教育、或いは教育環境の差」が決定的に違うのだろうと。自堕落な学生であった私が偉そうなことも言えないが、それでも我が国の将来のために思う。日本の大学生はもっと勉強すべきだ。もっと学ぶべきだ。そしてもっと多くを知るべきだ。「教育」を変えなければ我が国は下落していくしかない。

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2024年07月16日 ---- ボス

徳田虎雄氏の功績

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長く苦しい闘病生活の末、徳田虎雄さんが先週亡くなった。その際立った発想と行動力から敵も多かった。だが彼は「生命だけは平等」との信念から我が国の医療体制の不備を正そうと行動し徳洲会グループを形成し、365日24時間診療を各地で行った。その意味からは徳田虎雄さんに救ってもらった命の数も莫大なものになるのだろう。◆それでも彼を変人扱いし功績を正当に評価しないマスコミが多かった。おそらく実際に大変な変人でもあったのだろうと思うが、世間はもっと彼の功績を讃え、感謝の気持ちを持って欲しいと私は思うのだ◆今から20年以上前の話。一般にはほとんど知られていないが徳田虎雄さんの方針で徳洲会グループで独自のドクターヘリを運用する計画があった。運用拠点も決まり、ヘリの機種もほぼ決まりかけたところで徳田氏はALSに倒れる。最初は「徳田氏が事故に遭ってしばらく動けない。ドクターヘリ計画は少し先延ばしになる」と伝えられた。ところがいくら待っても再開しない。徳田氏は表舞台に登場しなくなった。「いったい、どうなっているんだ?」と私は徳洲会関係者に訊ねるが彼らの口は固かった。数か月経ったころ「徳洲会グループとしてドクターヘリを運用する計画はない」との報告が届いた。◆徳田氏がALSになっていなければ我が国のドクターヘリの体制も今とは違うものになっていたのだろう。◆天才、徳田虎雄さんの功績はもっと正当に評価されるべきであると切に思う。私は彼への感謝の気持ちを忘れない。◆徳田先生、お疲れさまでした。安らかにお眠りください。ありがとうございました。

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2024年07月09日 ---- ボス

インド人の後ろには並ぶな

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30年前には年間4回ほど米国出張があった。あちらで会うアジア人はほとんどが日本人だった。◆ダラスの空港で帰国のためANAのチェックインゲートに並んでいた。見送りに来てくれた米国人の友人のルイスさんが小さい声で言った。「キノシタさん、インド人の後ろには並ばない方がいいですよ。彼らは他の人の3倍は時間かかりますから」と。私はインド人の隣の列に進んだ。ルイスさんの言った通り、インド人はチェックインに手間取っていた◆先週、1年ぶりに米国へ行った。サンフランシスコ空港からの帰りの便のチェックインゲート、ビジネスクラスは1列しかなかった。私の前にインド人の4人組が並んでいた。ルイスさんの教えから30年経っていたが相変わらずインド人はチェックインに手間取っていた。スーツケースに入れてはいけないものを入れ、段ボール箱は適当にガムテープを貼っていた。ANAの職員の方が親切にガムテープで箱を閉じていた。普通5分で終わるところが30分近く待たされた。◆「中国人はうるさくてマナーが悪いけど空港は速く抜けますよ」「インド人の後ろには並ばない方がいいですよ」・・30年前のルイスさんの教え。国民性というものは30年や50年では変わらないものなんだなあ、と感じた。

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2024年07月08日 ---- ボス

法律よりも道徳

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今回の東京都知事選の選挙ポスター問題。ある党は全く政治に関心もないような人まで立候補させ、そのポスター枠を販売していた。「表現の自由」という名のもとに「合法だ!」と息巻いて多くの都民を不愉快にさせた。また街頭演説の会場においては演説者の話を聞くことはせず大音量で誹謗中傷を繰替えす行為も目立った。◆「法律違反ではない」との確信はあるようだが「法律違反ではないなら何をやってもかまわない」との考えは愚かである。このような考えを持った者が政治に関わろうとすること自体おかしい。それを許す現代社会が嘆かわしい◆政治家であろうと、企業であろうと「法律よりも道徳」をまず重んじるべきである。道徳をわきまえない企業トップや政治家がどれほど多い事か。情けない。

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2024年07月02日 ---- ボス

ウィンブルドン

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米国から帰国して時差ボケで眠れない夜、ちょうどテニスのウィンブルドン選手権が始まった。大阪なおみ選手の1回戦はフランスの選手に2:1の接戦で勝利した。大阪選手はこのウィンブルドンでは6年ぶりの勝利だと言う◆テニスの4大トーナメントでもウィンブルドンは別格である。ゴルフに例えるとマスターズ選手権のようなもの。芝生のコートでウェアは白に限られるところもいい。◆私が学生の頃は毎年のように決勝はビヨルン・ボルグVSジョン・マッケンローだった。もちろん私はボルグを応援していた。そしていつもボルグが勝った。◆あの頃もウィンブルドンではウェアは白に限られていたが今日ほど厳格では無かったと記憶している。「基本、白」という程度でワンポイントのマークや襟元の色が違う程度のウェアは多かった。いつの頃からか「ウェアは純白」との管理が厳しくなっていた。◆私は今の厳しいウェア管理が好きである。できれば「入れ墨(タトゥー)禁止」にしてもらいたい。

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2024年06月21日 ---- ボス

オススメをリコメンド

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「○○に関しまして皆様のオススメをリコメンドしてください」・・・バカなラジオパーソナリティーがこんな汚い日本語(英語?)を使っていた。言いたい意味は分かるけど。こりゃまずいでしょ。

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2024年06月20日 ---- ボス

「うんこ」と書いて始末書

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彼の名誉のために実名は避ける。仮名で中川太郎クンとしよう。某ゼネコンの常務を昨年で終えた中川クンの大学時代のエピソード。◆私と中川クンは大学の同級生だった。四年生の時だった。これから「コンクリート工学」の試験を受けるというとき、なぜだか分からないが中川クンが机に鉛筆で大きく「うんこ」と落書きしていた。一文字が縦横10センチくらいの大きな字だ。◆翌日、誰かが「中川を騙そうぜ」と言い出した。まだ世の中にはワープロなどは無かった。研究室に一台あった和文タイプで「始末書」を作った。その始末書は以下の文だった。「始末書 私、中川太郎は7月11日に土木本館304号室で行われたコンクリート工学の試験前に、机に「うんこ」と大きな字で落書きしました。この大人気ない私の行動が皆様にご迷惑をお掛けしました。反省しています。二度とこのような軽はずみな行動は致しません。皆様にご迷惑をお掛けしましたこと、心からお詫びいたします。7月13日 名前(自筆のこと)」◆中川クンが研究室に来た時に我々みんなで深刻そうな顔をして「中川!大問題になっとっぞ!松下先生が激怒しとるらしい。始末書にサインしてすぐ教務課に持って来いってよ」と中川クンに渡した。中川クンは疑うこともなく「えーっ!そうなんか!ごめん。すぐに教務課に行くわ」と言いながら始末書に万年筆でサインした。そして教務課へ向かった。「オレたちも付き合うわ」と言いながら5人で教務課へ向かった。教務課には二人の女性がいた。60歳手前の赤間さんと40歳くらいの樽見さん。教務課のドアは開いていた。中川クンが「失礼します。ご迷惑をお掛けしました。始末書を持ってきました」と言って始末書を赤間さんに渡した。赤間さんは「なにっ?」とか言いながらその紙を受け取って読み始めた。途端に赤間さんの大爆笑。その紙を樽見さんに渡した。樽見さんも大爆笑。廊下から様子を覗いていた我々も大爆笑。一人キョトンとしていた中川クンも、やっと騙されたことに気付き「オマエら、オレを騙したな!」と怒りながらも笑っている。◆67年間生きてきたが、あれが私の人生で最も激しく笑ったときだった。涙を流しながら腹を抱えて笑っていた。◆残り少ない人生。もう、あんなに笑うことはないだろうな、と思うと少し悲しくなった。

iPhoneから送信

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2024年06月19日 ---- ボス

初恋の人

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悦子さんのお父さんはパソコンが苦手。日曜日、自宅でお父さんがパソコンを前に困っている様子。悦子さんが「助けてあげるわよ」とお父さんのパソコンを覗いた。お父さんはあるソフトを開こうとしてパスワードの入力に困っていたのだった。悦子さんが「パスワードのヒント」というところをクリックすると「初恋の人の名は?」と表示された。悦子さんはお父さんに訊ねた。「お父さんの初恋の人の名前は?」と。お父さんは恥ずかしそうに答えた。「うん?え、悦子」。悦子さんがパスワードに「ETSUKO」と打ち込むとソフトが開いた。◆ラジオで聞いた素敵な話。

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2024年06月14日 ---- ボス

女性のくしゃみ

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「男の」とか「女の」などと言うと叱られかねない時代になって来た。それでも私は「男は男らしく」「女は女らしく」あって欲しいと思っている。◆昼食後、新橋を散歩していたら女性のくしゃみが聞こえた。くしゃみが聞こえた方を見ると女性が歩いていた。彼女はまたくしゃみをした。「下品なくしゃみだな」と私は思った◆①女性は歩きながらくしゃみはしない方がいい。立ち止まって欲しい。②くしゃみをするときにはハンカチで口元を覆うべき。横を向いてくしゃみをするな。③くしゃみは「は」か「ひ」か「ふ」から始めろ。下品な女は「へくしょっ!」と聴こえた。「へ」から聞こえるくしゃみは下品に聞こえる。

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2024年06月13日 ---- ボス

政治資金パーティー

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立憲民主党は政治資金パーティーを禁止とする法案を出した。だが「その法案が可決成立するまではパーティーをやる」とする議員も複数いた。◆自民党員がそこに噛みつくのは分かる。「オマエ、人に『やめようよ』って言っておいて自分は止めてねえじゃねえか」ってことだ。自民党としては噛みつきやすい◆ところが本来は中立であるべきマスコミが「それはおかしい」と言い出し、民主党の態度をバッシングし始めた。これはちょっとおかしいんじゃないの?◆「やめようや」と言っている人間が「『やめる』って決まってないからオレはやるよ」ってこと。自民党とマスコミがバッシングすれば「そりゃ確かにおかしいな」ってなるだろう。◆「選挙に行きましょう」と人に呼び掛けておいて自分は行かないというのはおかしい。「路上飲酒を禁止する法律を作りましょう」と言っておいて自分は路上飲酒するのもおかしい。でも・・◆「国を守るために国民皆兵にしましょう」と主張する者が自ら自衛隊へ入隊しなくてもいいじゃないか。「消費税を20%に上げるべきだ」と主張している学者だって法律が変わるまでは10%しか払わないだろう。「停戦しましょう」と呼びかけながらも双方が合意するまでは攻撃は続く。◆私は「相続税の税率を上げるべき」との考えを持っているが、そのように法律が変わらない限り払わない。「お父さんは『相続税を上げるべき』って常々言っていたから少ない遺産だけどこれを国に寄付しましょう」なんて子供達には言ってもらいたくない。◆政治資金パーティーに関するマスコミの報道姿勢には危うさを感じた。

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2024年06月11日 ---- ボス

給料は4%、物価は5%上昇したら・・。

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「給料が4%上がって喜んでいたら、なんと物価は5%上がっていた。実質は給料が1%下がったということだ」とラジオで誰かがしゃべっていた。それを聴いていた多くの人は「そうだな!」と思う。ラジオのパーソナリティーも「そうだ、そうだ」と言っていた。「状況は人によって違うのだ」ということにラジオのリスナーは誰も気づかなかった。◆「状況は人によって異なる」ということを例を挙げて説明しよう。◆給料が月額50万円でその50万円すべて生活費に使っている人にとっては給与が4%増えると52万円になり支出は5%増えると52万5千円になるから5千円の赤字となる。確かに「実質は給料が1%下がった」という感覚になるだろう。◆ところが同じ給料が50万円の人で生活費を30万円、残りの20万円を貯蓄や投資に回している人は違う。給料は4%上がり52万円になり、生活費は5%増えて31万5千円になるのだから貯蓄や投資に回せるカネが5千円増えるのだ。◆難しい算数ではないが残念ながら「理解できない人」「理解しようと考えない人」が多い。「考えない人」が多いから貧富の差が大きくなる◆「給料が4%増え、物価が5%上がる」ことは金持ち(余裕のある人)にとってはありがたい事であり、貧しい人(多くの国民)にとっては腹が立つべきことなのだ。◆こうして我が国でも貧富の差がますます広がっていく。

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2024年06月10日 ---- ボス

東京のドクターヘリ キャンセルが多い

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週刊文春が「東京のドクターヘリはキャンセル率が高い」と書いている。◆ドクターヘリが離陸して傷病者の方へ向かっている間に「大丈夫です。救急車のみで対応可能です」と連絡が入ればそのドクターヘリは帰還して、次の傷病発生に備える。この「離陸し一旦は傷病者の方へ向かうが実際には傷病者搬送をせずに帰還すること」がキャンセルとしてカウントされる。◆週刊文春は、(それほど重病ではないと思われても)とにかく出動することでフライト時間を稼ぎ、フライト料金を東京都から払ってもらおうとしたのではないか、と疑っている◆私の知る限りでは、そんなの無理。出動要請は消防から来る。実際にドクターヘリが傷病者の元へ向かうかどうかはドクターが判断する。パイロットが「とりあえず向かいましょう。大丈夫なら戻ってくればいいのですから」なんて言える立場にない。◆各県、各病院のドクターヘリ担当医師で「とりあえず向かう」という考えの方と「慎重に!」という考え方の人がいる。私はどちらがいいのかは分からない。フライトドクターの間でも意見が分かれている。

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2024年06月07日 ---- ボス

美味しいラーメン屋

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社員にこの話を何度もする。◆銀座の5丁目の路地裏にあるビルの3階に美味しいラーメン屋をオープンした。主人も従業員も自分の店のラーメンは最高に旨いと思っている。こんなに美味しいラーメンなのだから客がいっぱい来るはずだ、と思ってオープンしたのだがなかなか客が来ない。3日経っても1週間たっても客は増えない。「なんで客が増えないのだろう?」みんなで考えた◆みんなで一所懸命に考えた結果が「麺をもう少し細くしましょう」「コショーを粗びきに替えましょう」「テーブルクロスを赤い色にしましょう」「割り箸にしましょう」などであった。・・・3か月後、店は倒産する。全体を見回すことができるリーダーがいないとこのようなことが起きてしまう。◆「すごく美味しいラーメン屋が銀座5丁目の〇〇ビルの3階にあるよ」と上手に宣伝しなければ、どんなに美味しいラーメンでも、そのラーメン屋はつぶれてしまう。「おいしいラーメンを出せば必ず客がいっぱい来る」と信じているような悲しい社員がまだまだ多い。

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2024年06月05日 ---- ボス

あのときの失敗

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昨日、大島の整形外科を訪問するのに久しぶりに都営新宿線に乗った。「この路線で若い頃、大失敗したな」と思い出した。今から40年前の失敗である。◆建設会社へ入社した私は東西線「西葛西駅」徒歩10分にある会社の寮に入っていた。ある日、夜勤明けで高校の同窓会に参加した。場所は新宿。疲れ果てていた私は、最後までは付き合えず途中で居酒屋を出た。新宿三丁目から都営新宿線に乗り九段下で東西線に乗り換えるつもりだった。気付くと都営新宿線終点の「本八幡」だった。しょうがない、そこから総武線に乗り換えて「西船橋」へ向かった。「西船橋」から東西線で「西葛西」へといつもの帰宅とは逆向きの上り電車に乗った。行徳駅で席が空いたので座った。「西葛西」まであと二駅くらいのところで再び眠ってしまった。終点の「中野」で駅員さんに起こされた。「まずいっ!」「あーあ、ガックリ」。乗って来た東西線に乗って西葛西へ戻ろうと思ったが「東西線は最終がもう出ましたよ」とのことだった。中野駅のJRのホームへ向かい総武線に乗って「新小岩」まで行った。総武線の駅では「新小岩」が「西葛西」に最も近いようだった。「新小岩」で降りてそこからタクシーで寮に帰った。◆懐かしい失敗談。若かったなあ。◆予定「新宿三丁目→九段下→西葛西」が  結果「新宿三丁目→本八幡→西船橋→中野→新小岩→西葛西」になった。

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2024年06月04日 ---- ボス

老化曲線

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健康食品を扱うテレビショッピングでは必ず右肩下がりのグラフが出る。「〇〇は年齢と共にこのように少なくなっていきます」とか「△△機能は年齢と共にこのように衰えていきます」「50m走の記録は右肩下がりで・・・」などとあらゆる説明に右肩下がりのグラフが使われる。「ウソ」とは言わないが正しくもない。◆あの右肩下がりグラフはあくまで平均値のグラフ。個人での老化曲線は「緩やかな右肩下がりではなく」ある日、ガクッと階段状に下がるものだ。事故やケガにより、あるいは病気の発見による手術などに寄って垂直に下がる時がある。下がったらしばらくはその値を維持し、また数年後にガクッと下がる。老化は「緩やかな右肩下がり」ではなく「階段状の右下がり」なのだ◆ということを今、私は身をもって痛感している。

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2024年06月03日 ---- ボス

とうもろこし

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今年もまた全国各地から、おいしい「とうもろこし」のニュースが届くころとなった。この時期になると必ず小学校4年生だったときの社会科の授業を思い出す。◆ペルーだったか、チリだったか南米に関する授業だった。先生が言った。「この地方は土壌に栄養がなく雨も少ないためにお米が取れません。それで仕方なくとうもろこしを作ってそれを主食にしています。かわいそうですね」とそんなことだった◆あれから50年以上経った現代も同じような説明が行われているとは思わないが、当時はそんな授業だった。そして、とうもろこしが大好きだった私は、教師の「かわいそうですね」の意味が全く理解できず「うらやましい」と思った。「毎日、とうきび(とうもろこおし)を食べられるんだ。羨ましいな」と思ったのだった。◆梅雨が明ければ、本格的にトウモロコシのうまい時期になる。「朝取れトウモロコシ」は極めておいしい。楽しみだ。

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2024年05月31日 ---- ボス

大病でなければいいが。

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数年前から毎朝、約1時間かけてストレッチや筋トレをやってきた。前屈に始まって最後はプランクを6分。腕立て伏せは一日おきに45回。その他もろもろ。◆2週間前の月曜日、開脚ストレッチを普段以上に頑張った。頑張り過ぎた。左足大腿筋を痛めた。太ももの付け根から膝にかけて広い内出血。歩くのもキツイ。運悪く、そんな時に大切な客とのゴルフスケジュールが詰まっていた◆理由を説明して不参加にすればいいものを「オレが行かなければ失礼だ」くらいに思って無理をした。片足を引きずりながらラウンドした。水曜・日曜・水曜・日曜と無理をした。人がやっていたら「オマエはアホかっ!」と叱るようなことをやってしまった。足は一向に回復しない。それどころか膝や腰、右足まで痛くなってきた◆「これは、あのストレッチが原因ではなく、なにか重病なのではないのだろうか?」と不安に感じ始めている。この週末はじっとしていよう。「治りますように」と愛宕神社の神様にお願いに行きたいところだがあの「出世の石段」は当分上ることができない。

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2024年05月30日 ---- ボス

人に注意すると

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一昨日、北陸新幹線で富山に向っていた。前日から体調が悪かったのだが休むほどではなかった。ユンケルを飲んでグリーン車で2時間も寝れば元気になるだろうと思っていた。窓側の席で「眠くなるまで」と読書を始めた。◆大宮を過ぎた頃、読書を止め「寝よう」と目を閉じた。そのタイミングで私のすぐ後ろの席の男が誰かとしゃべり始めた。大声ではない。明らかに携帯電話で話している。大声ではないが小声でもない。携帯電話で独りで話す声は通常の会話の音声とは異なり回りをいらだたせる。私は我慢した。我慢したがヤツは終わらない。我慢の限界に達した。とは言え私は大人。振り向いて「うるせえな!」とは言わない◆トイレに立つフリをして、ちょっと振り向き、「電話はデッキで話せよ」と言った。ヤツの反応を見ずにトイレへ向かった。トイレから戻るとヤツはいなかった。しばらくするとヤツが後ろの席に戻って来た。もう話し声は聞こえない。ゆっくりと眠れるはずだ。だが眠れない。◆ちょっと偉そうな言い方だったかな?「すいませんが、電話はデッキでお願いできませんか?」くらい低姿勢で言うべきだったかな?などと考えて落ち着かなかった。向こうが悪く、こちらは注意しただけなのに、なんか落ち着かない時間だった。気になって眠れなかった。注意したことを後悔したわけではない。他人に注意するのも楽ではないな。

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2024年05月27日 ---- ボス

ニュース速報

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そういえば先場所もそうだった◆大相撲千秋楽をテレビで観ていた。「大の里」が簡単に「阿炎(あび)」を押し出して優勝を決めた。勝ち名乗りを上げているところへ画面上方にあの独特の音と共に「ニュース速報」のテロップが流れた。「なんだろう?」と思っていたらそのニュース速報は「大の里」の優勝を告げるものだった◆「バカじゃないの?」と私は思った。今、相撲中継がオンエアされており、それを観ている者すべてが「大の里」の優勝を讃えているさなかに「ニュース速報」でかぶせる意味がどこにあるのだろうか?耳の不自由な方に分かりやすくするためと言うのであれば単に「『大の里』優勝!」と文字を出せばいい。わざわざ「ニュース速報」として流す意味が分からない。

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2024年05月24日 ---- ボス

口笛が吹けない

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「自転車に乗ること」、「泳ぐこと」、「スキップをすること」これらは一度覚えたら一生忘れずにできるものだと思っている。「口笛を吹くこと」も。◆昨日、沖縄へ出張があり、私は自分でクルマを運転し羽田へと向かった。気分が良かった。ラジオから流れる音楽に合わせて口笛を吹こうとした。口笛を吹くのは久しぶりだ。◆ところが、音が出ない。いくらやっても音が出ない。「なぜ?」・・・不思議だ。舌で唇を湿らせて再度挑戦するが出ない。焦る。「歳を取ると口笛も吹けなくなるのか?」と落ち込んだ◆10分以上トライしてやっと小さな音が出た。若い頃の口笛の音とは違うものだった。◆これを読んでいるあなた。65歳以上なら試してみて。口笛って若い頃のように簡単に音は出ませんよ。

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2024年05月24日 ---- ボス

無理に生かさなくてもいい

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もう10年近く前の話になる。母が脳失血で倒れた。急いで駆けつけた姉に医師が言った。「残念ですがもうお母さんの意識が戻ることはありません。眠り続ける状態です。自然に任せれば一週間から十日でしょう。人工呼吸器など生きるための装置をつければ現代の医学では2ヶ月くらいは生きていただくことができるかも知れません。どうしましょう?」。尋ねられた姉は答えた。「母は、そうしてまで生きていることを希望しないと思います。自然に任せてあげてください」と。◆「そう答えたけど、良かったかなあ?」と姉が私に訊いてきた。「姉ちゃん、ありがとう。もちろん、その通りだよ」私は答えた◆長く生かすことだけが医療ではない。尊厳を重んじ、安らかに見送るのが仁術としての医術だと思う。◆「尊厳を持った生」「安らかな死」と言うことをもっと医学界で議論してもらいたい。◆私だって尊厳を持って穏やかに死んでいきたい。

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2024年05月23日 ---- ボス

偏った知識は危険

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減税を叫ぶ人たちは「減税をしても大丈夫。減税した方が景気が上向いて税収が増えることになる」と訴える。そして減税のメリットばかりを考え研究する。◆「減税のメリット」ばかりを教えられた「自分のアタマで考えない人」は「増税反対!」と叫び「財務省が悪い」と思ってしまう。「財務官僚は自分たちの利権ばかりを考えている」などと主張し始める。◆実は私には分からない。分からないが「減税する方がメリットが大きい」とは感覚的には理解できない。◆話は変わって袴田裁判。マスコミの多くは「袴田さんは無罪」と決めつけている。「警察の捏造」「検察はメンツを保つために有罪を主張」などと言っている。「なぜ警察は袴田さんを犯人としたのか」は報道されない。事件以前の袴田さんの素行に関しても報道されない。◆私には分からない。分からないから「怪しいな」とも言わない。ただ検察が「メンツを保つため」だけにやっているのではないだろうとは思う。もしメンツのためにやっているのだったら今のご時世、必ずチクリがある。内部告発がある。検察はおそらく本気で「袴田さんがやった」と思っている。◆判決が出たら、その判決に従うべきだが、今の段階で「袴田さんは無罪」「警察の捏造」「検察はメンツのため」と決めつける報道姿勢には大きな疑問を感じる。◆片方の意見ばかり聞いているとそれが真実だと思ってしまう。注意しよう。

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2024年05月21日 ---- ボス

男は男らしく、女は女らしく、ってダメなの?

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「男と女は同じものだ」とでも言いたいのだろうか?そんなわけ無いだろう!どこまでの発言は許されてどこからがダメなのか、私にはその線切りが分からない◆我が家には娘と息子がいる。彼(彼女)らが幼い頃から「男の子は男らしく、女の子は女らしく」と躾けてきた。自信を持ってそのように育ててきた。間違って無かったと思っている◆なぜマスコミは「産まずして何が女性だ」の一言だけを大きく取り上げる?上川外務大臣は「女性は産むことができる」と言うことを言っていた。女性の、女性独特の生理とそれに基づく女性的な思考を訴えたかったのだろう。「女性の権利を上手に行使しましょうよ」と言いたかったのだろう。私にはそのように思えた。◆その流れの中で出てきた「産まずして何が女性だ」と言う言葉。さらっと流せば誰も不愉快にならなかった。少なくともあとで「表現に適切でない部分がありました。お詫びします」で済んだことだろう。◆しかしマスコミなのか野党なのかが「産まずして何が女性だ」との言葉だけを取り上げて、例によって「とんでもない!」と騒ぎだした。上川さんが何を訴えたかったのか知ろうともしない国民が、マスコミか野党の言葉に乗っかって彼らと一緒に「とんでもない」と騒ぐ。◆そろそろ「いい加減にせんかい!」と誰か言い出さないのだろうか?上川さんの「女性は是非、女性の権利を行使しましょう。女性として訴えましょう」との意見を素直に受け止めず、その途中で出てしまった失言だけをなぜ大きく問題視するのか不思議だ◆それだったら二階さんが言った「おまえもその歳来るんだよ。バカやろう」の方が余程問題発言だろうにマスコミも野党も騒がない。マスコミと野党が騒がなければ思慮に欠ける国民もさわがない。

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2024年05月16日 ---- ボス

どこが美味いんだ?おこげの焼きそば

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焼きそばの「おこげ」を売りにする店がある。焼きそばの「おこげ」大好きな人がいる。「あんかけ焼きそば」では特に「おこげ」を売りにする店が多い。私は「どこが美味いんだ?」と不思議に思う。◆広島地方のお好み焼き「広島焼き」は大好きだが、私は「麺は焦がさないでね」と事前にお願いする。◆もちろん人によって好みは違う。焼きそばの「おこげ」が大好きな人も多いからその「おこげ」を売りにする店もあるのだろう。◆誰に文句を言うつもりもないが私は「焼きそばの『おこげ』」「干し柿」「生パスタ」「羽根つき餃子」「牛カツサンド」は好きになれない。

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2024年05月13日 ---- ボス

かわいそうな人

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本人はまったくそうではないのに、こちら側の人はその人のことを「かわいそうな人」と思っていることが多い。本人にしてみれば「私のこと『かわいそう』なんて失礼な!」と怒ってしまうことになる◆「読書しない人」「ディズニーランドへ(興味が無いので)行ったことが無い人」「ギャンブルを全くしない人」「旅行しない人」「パクチー食べられない人」「『ありがとう』を言わない人」「友達の少ない人」「お金持ちであることを自慢する人」「花に興味がない人」「美術館へ行かない人」「『自分が幸せならそれでいい』と思っている人」

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2024年05月09日 ---- ボス

「人間の器」の問題

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水俣病の患者団体などとの懇談の場で、団体のメンバーが発言している途中で環境省の職員がマイクの音を切った。翌日のマスコミはこの非礼を大きく取り上げた。担当者が謝罪に伺うと報じた。非難する声がさらに大きくなった。結局、伊藤環境大臣が水俣市を再度訪れ、団体の代表らに謝罪した。◆伊藤大臣はなぜ(予定の3分で)マイクの音が切られたときにその場で「もう少しお話しを聞きたいです。マイクをオンにして」と言えなかったのか。◆環境大臣に相応しい「人間の優しさ、気配り」を持った人物ならばそこで「マイクを切らないで」と言っていたはずだ。「本質的な人間としての優しさ、気配り」にかけていても「大臣としての対マスコミパフォーマンス」を意識していれば「マイクをオンにして。オレ、もう少し聞きたいよ」くらいは言っていただろう◆結局は「人間の器」の問題。この伊藤という大臣は「環境大臣」をやれる器ではなかった。いや伊藤さんに限らない。今の国会議員、どちらを見ても大した器がいないのは皆さんもご存知でしょ?わが日本は「残念な国」へなりつつあるようだ。

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2024年05月08日 ---- ボス

粋な計らいができるMLB

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ゴールデンウィーク中の話。◆テレビを点けたらちょうどスポーツニュースで始球式の様子が映っていた。大谷のいるドジャースの試合前の様子だ。MLBでは毎日試合前に始球式をやるのだがその様子が日本のテレビで放映されることなどまず無い。◆「誰だろう、この人?有名人なのかな?」と思って見ていたら事情が分かった。試合の前にバックネットに蜂の巣が見つかり、それを除去することになった。急いで蜂の巣を駆除する業者に声をかけた。その蜂の巣を駆除した男性がこの夜の英雄になっていたのだ。そこで急遽、彼に始球式での投球を依頼したとのことのようだった。◆アメリカの(或いはアメリカ人の)奥深さを感じた。日本では、急遽呼んだ蜂の巣の駆除屋に始球式を任せるなんてことは絶対にありえない。この点では間違いなくアメリカの方が上(上等)だ。

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2024年05月08日 ---- ボス

キレイな日本語

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「キレイな日本語」と題しておきながらトイレの話である。おそらく女性の方々はご存じないと思うが公共のトイレの男性用小便器の上面に文字が書いてある。TOTOの男性用便器には「人がいない場合でも水が流れることがあります」と書いてある。これがLIXILの便器になると「人がいなくても、水が流れることがあります」になる。◆「人がいなくても・・」ってなんだ?もちろん理解はできるよ。できるけど、正しい日本語とはいえないでしょ。キレイな日本語の観点からはTOTOの勝ち!◆ちなみに「人がいなくても、水が流れる」のは「においや排水管のつまりを予防するため」のことのようです。

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2024年05月07日 ---- ボス

子供をデモに連れて行く?

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ゴルフに麻雀に大変と忙しいゴールデンウィークであった。その中で、日曜日の午前中だけはのんびりとテレビを観ていた。「サンデーモーニング」は4月から関口宏さんに替わって膳場貴子が総合司会者になった。膳場貴子さんは美しく感じいい。◆この番組、スポーツの「喝!天晴!」のコーナー以外は、軸足がやや左に寄っていることはご承知のとおり。そこを理解しながら眺めていると楽しい知的構成になっている◆だが『風をよむ』で私には引っ掛かる発言があった。それはコメンテーターのアンカー、松原耕二氏が言った言葉だった。「海外のデモでは親が子供を連れて参加することが結構多いのです」と言いだし「幼いころからそういう教育をすることはとてもいいことだ」というようなことを言っていた。私は「この人、コメンテーターとしては最低じゃね?」と思った。◆子供が右へ行くか左へ行くかは、親が左右の違いを極力正確に(つまり自分の感情抜きで)教えて、子供が成人になるころに自分で決めることが理想だろう。子供を、親の参加するデモ行進に一緒に連れて行くことを礼賛するようなコメンテーターはおかしい。◆たとえそれが「戦争反対!」のデモであってもおかしい、と私は考える。

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2024年05月07日 ---- ボス

「プロジェクト・ヘイル・メアリー」

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本を人に勧めるのは難しい。自分が読んだ本を「これ、とても面白かったよ」と言いながら部下にあげたら、もらった部下は「社長からいただいたのだから急いで読まなくちゃ」と感じるかもしれない。本を人にプレゼントする側のマナーは「読んだ?」とは聞かないこと。あげたことを忘れること。◆私は何人かの読書仲間がいるが「この本、良かったよ」と紹介するが「読んだ?」「どうだった?」とは聞かないようにしている。自分が感動した本に、紹介した相手も感動するかどうかは分からない◆と、もっともらしいことを書いたが、どうしても紹介したい本がある。私は友人から「この本、とても良かったよ。是非、読んでみて」と貰ったのだった。「オレ、翻訳モノは苦手なんだよ。しかもSF?」などと言いいながら「ありがと。読んでみるわ」となった。◆読み始めたら止まらない。最高の面白さ。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は超オススメ。購入しないでも、読まないでもamazonのカスタマーレビューを読んでみて欲しい。この本を読んだ人たちがどれだけ絶賛しているかが分かるだけでもいい。

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2024年05月03日 ---- ボス

日本国旗

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父が生きていた頃は(つまり昭和41年までは)憲法記念日や天皇誕生日など国民の祝日には玄関前に日本国旗を掲げていた。◆いつのころからか、なにがきっかけだったのかも知らないが「日本国旗を掲げる家は右翼だ!」とみられるような感じになった。おそらく朝日新聞と毎日新聞のせいなのだろう。◆アメリカへ行くと平日でも毎日あちこちで星条旗を目にする。高層ビルの屋上にはためく星条旗は美しい。それが我が日本では「国旗を掲げるヤツは右翼だ!」とのムード。情けない。常々そう思っていた。◆5月3日の憲法記念日。私は買い物で銀座へ出かけた。驚いた。5丁目から8丁目にかけて並木通りの両側に等間隔で日本国旗がゆれていいる。キレイだ。日本人は(右翼でなくても)もっと自分の国を愛し、我が「日の丸」を誇りに思っていい。

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2024年04月26日 ---- ボス

幸せな人生って

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「早すぎるよ!」と言いたい「死」は多い。私もこれまでに「早すぎる死」で多くの友人を失った。「早すぎる死」を迎えた方のその人生が不幸だったかと言えばそんなことはない。「早く終わり過ぎた人生」だが彼らの人生はみな「幸せな人生」であったように思える。◆自分の人生を振り返って「不幸な人生だったな」と思う人はほとんどいないのではないだろうか◆日本人の多くは、北朝鮮やミャンマーやアフリカに生まれた人たちのことを「かわいそうに」と思っているようだ。「オレは日本に生まれてラッキーだった。北朝鮮に生まれた人はそれだけでアンラッキーだね」なんて話を聞くことが多い。果たしてそうだろうか◆北朝鮮で産まれて死ぬ人たちも、そのほとんどが「幸せな人生だった」と思っているのではないだろうか?人と比べることがなければ大抵の人が「まあまあ幸せだ」と感じているように思うのだが。

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2024年04月25日 ---- ボス

みっともない

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また国会議員が不祥事で辞職した。みっともない。◆一昨日に報道されたときは「二十歳代の女性と同棲していたことがまもなく週刊誌に報じられることが原因か」などと伝えられた。それを聞いて私は「へえ、こんな男でも若い女性を口説けるんだ。やるじゃん。それにしても女もよほどモテない女なのだろうな」などと思った。◆詳細が分かった。パパ活、いわゆる契約売春だ。男も女も最低◆こんな男が我が国の国会議員だったのだと思うと情けなくなる。みっともない。

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2024年04月24日 ---- ボス

学歴詐称疑惑

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同期入学者に1年と3日遅れて私は九州大学を卒業した。当時の九大卒業生は3月27日付けの卒業証書をもらっていたが、卒業ギリギリまで再試験を繰り返していた私は3月30日卒業となった。3月30日の卒業証書はおそらく数名しかいない。◆私が総理大臣に立候補しても「キノシタは本当に九大を卒業したのか?」などと疑うマスコミはないだろう。たとえ卒業証書を見せなくても誰も疑わないだろう。証人も何十人もいる。◆私ですら誰でも信用してくれるのに、学歴詐称を疑われる有名人が時々現れる。米国コロンビア大学を卒業したと言い張っていた下品な女性がいた。最近はカイロ大を首席で卒業したと主張している政治家がいる◆学歴詐称を疑われる人はおそらく学歴詐称しているのだと私は思っている。私だって疑われることないのだから疑われる人はよほど成績が悪かったのだろうな。卒業を証明してくれる親しい学友が一人もいないなんておかしい。大学に行った意味がない。

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2024年04月23日 ---- ボス

ジャズが読書の邪魔になってきた

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基本的に一年中、なにかの本を読んでいる。今は友人に勧められた『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んでいる。翻訳モノは苦手なのだがこの本は別。最近の若い方の表現では「面白過ぎる」本だ◆読書の時にラジオなどから人の話し声が聞こえると邪魔。クラシック音楽は邪魔にはならない。最近はジャズがダメになってきた。◆ジャズは今でも私の最も好きな音楽ジャンルではあるのだが読書には邪魔になってきた。「ジャズを聴きながら開くのは小説ではなく画集だな」などと昨夜『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読みながらチラッと思った。◆◆(専門が「理系」の方、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をお勧めします。「文系」の方にはちょっと理解しづらいかもです)

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2024年04月22日 ---- ボス

ヘリコプター事故

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土曜日の早朝、スマホのYahooNewsを見て驚いた。海上自衛隊の対潜哨戒ヘリ2機が墜落したとの情報。その2機が消息を絶った時刻が30分ほど差があった。消息を絶つ時刻に30分の差があるということは空中衝突ではないということを意味する。空中衝突でなく自衛隊ヘリ2機が落ちるとなると・・・。◆「潜水艦から攻撃された、としか考えられない」と私は思った。「下手をすると戦争になるぞ」と思った。怖かった◆それから数時間後「海自機2機は空中衝突したものと思われる」とのニュースが流れた。搭乗していた8名の安否は気になるが、正直、生存の可能性はない。優秀なクルーの損失と高価な機体を失うことはまことに残念だが「戦争」ではないことは確認できた◆それにしても自衛隊の皆さまは、我々日本国民の安全を守るためにまさに命がけで夜間、真っ暗な洋上で厳しい訓練を繰り返していることを改めて知った。感謝に耐えない。

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2024年04月19日 ---- ボス

今考えると恐ろしい

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若かったからだろう。◆多分、昭和59年(1984年)頃のこと。私は仕事の仲間たちと3人で新宿2丁目で飲んでいた。私でも「あっ、これはマリファナだな」って気付くくらい濃厚な香りが漂っていた。若い私は既に随分飲んでいた。客は少なかった◆そこへ男がキレイな女性を二人連れて入って来て、店の奥の方のテーブルについた。こちらは男3人、向こうはキレイなオネーサンが2人も居る。はっきりと覚えていないが、きっと羨ましかったのだろう。私はチラチラと奥の席に顔を向けていたようだ。奥の席のオニーサンと目が合った。彼が手招きする。私は調子に乗ってオニーサンのテーブルへ行った。「ま、一緒に飲もうや」とオニーサンが言って高級ボトルの水割りを出してくれた。◆話がはずんだ。楽しかった。オニーサンは自分はヤクザだと言った。名刺を見せてくれた。その名刺は通常の名刺よりも一回り大きくパウチ加工されていた。山菱の代紋が入り、名刺の角から紐で翡翠の勾玉(まがたま)が繋がっていた。日本一の勢力を誇る、誰でも知っている組の名刺だった。関西を基盤とする組だが東京への進出するために彼はやってきたと言う。「東京はまず新宿だ」と彼は言った。私は怖くはなかった。◆「オマエは大学出てんの?」とオニーサンが聞いてきた。「はい、九大の土木です」と答えると「土木か、土木は使えねえなあ。法学部なら興味あるんだがなあ。うちへ来いと誘うんだけどなあ」とオニーサンは本気か冗談か分からないことを言った。30分ほど一緒に飲んだころオニーサンは女性を置いて帰っていった。オニーサンはカネを払わなかった。◆その30分後くらい、私はオネーサンとタクシーに乗っていた。さっきのオニーサンの連れの一人だ。彼女は「四ツ谷三丁目」と運転手さんに告げた。クルマが走り始めると彼女は私の方を向いて言った。「ウチまで来てもいいのよ。でも、あなたのこと思うときっとこの辺でタクシー降りた方がいいと思うわよ」◆「うん、どうもこの状態はマズイな」私は気づいた。「名残惜しいけど・・」とか言いながらタクシーを降りた。オネーサンの名前ももちろん電話番号も聞かなかった。(まだ携帯電話の無い頃だった)。私も名前は名乗らなかった。さっき見たオニーサンの名刺の名前も憶えていなかった◆いま考えると恐ろしい話。

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2024年04月18日 ---- ボス

「安くて美味い」よりも「ここでしか食えない」

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ランチ時に行列ができる店が銀座に数店舗ある。それらの店は「安くて美味い」と評判の店。忙しい私は「安くて美味い店」には興味が無い。「安くて美味い店」に並んでランチを食うことはない。◆「ここでしか食えない味」を供する店には並ぶこともある。「らいむらいと」(一口坂)のハンバーグ。「登龍」(麻布十番)の四川風冷やしソバ。「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」(一番町)のチキンカレー。「阿吽」(湯島)のつゆ無し担々麺。「鳥近」(人形町)の卵焼き。「新三浦」(築地)の親子丼。「長崎街道」(新橋)の皿うどん。「一風堂」(恵比寿)の白丸ラーメン。「ジャスミン」(広尾)の北京ダック。私はどの店にも年に2,3回は行く。オススメ。◆今、探しているのが「ビーフシチュー」の美味い店。情報を求めています。

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2024年04月17日 ---- ボス

大好きな徳光さん

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徳光和夫さんのラジオ番組を毎週欠かさず聴いている。先週の放送でこんなことを言っていた。「僕はね、初めての人と会うとき『この人のどこか好きになれるところはないか』と探すんですよ」◆ややもすると相手の欠点ばかりが目立つことも多い初対面のときに「好きになれるところはないか」と探すのは相手に一歩近づくことができるのだろう。さすが徳光さんだ。人生が裕福になる。毎週、徳光さんの話を楽しく聴いているが確かに徳光さんが人を貶すことはない。どんな人でも長所を見つけ、そこをクローズアップして紹介する◆逆に、人の欠点ばかり探している人もいる。良いところに光を当てず、人のダメなところばかりを探す人生は寂しい。

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2024年04月16日 ---- ボス

大谷翔平の銀行口座

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水原一平は大谷翔平になりすまし大谷の銀行口座から博打の胴元に24億円もの大金を送金していたそうだ。これを聞いて多くの方は「大谷は1000億円以上の契約をした。1000億円の中から24億円を送金した」と勘違いしているようだ。◆大谷はドジャースと10年契約で1070億円契約したが、そのうちの1040億円は後払いとなっている。ドジャースからはまだ30億円しか振り込まれていないのだ。つまり水原は「1070億円のなかの24億円」を盗んだのではなくて「30億円の中の24億円」を盗んだのだ。◆大谷が後払いではなく前払いで契約していたら、発覚はさらに遅れ、被害額も数倍になっていただろう。後払いにしておいて良かったですね。「不幸中の幸い」という言葉は適切ではないかもしれないが、この事件から吹っ切れて、大谷選手の大きな活躍に期待する。

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2024年04月15日 ---- ボス

死刑囚が「尊厳を持って死にたい」などとほざくな!

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死刑の執行を直前に言い渡されるのは「法に基づいていない」「尊厳をもって最期を迎えることができない」などとして死刑囚2人が国を訴えた。(yahoo news)◆「ふざけるな!」と言いたいのは私だけなのか?どこからも「ふざけるな!」との声が聞こえてこないことが不思議だ。◆我が国で「死刑囚」になるのは、誰が見ても残虐な殺人事件の首謀者だけだ。それも複数人を殺害しなければ私刑にはならない。この、訴えた2人の死刑囚は誰なのかは不明だが事件当時は随分と新聞を賑わせたはずだ。◆殺された人だけでなく、その家族や関係者に多大な苦痛を強いておいて、よく自分の死刑執行に関して「尊厳を持って最後を迎えたい」などと贅沢を言えるもんだと腹が立つ。◆訴えた2人の死刑囚がどこでどうやって繋がったのかも疑問だ。分からないが恐らくそこには妙な「人権派」の弁護士が絡んでいるのだろう。◆二人の訴えを大阪地裁が全面的に退けたのは当然だが、こんなくだらぬ訴えに対してまで真摯に向き合う我が国はなんと平和な国なのだろう。「平和ボケ」と言われても仕方ない。

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2024年04月15日 ---- ボス

こだわり

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「車ですか?走れば何でもいいです」「もちろん美味しいものは好きですが、行列に並んでまで食べたい人の気持ちは分かりませんね」「時計は時刻が正確であればそれで充分です」「着るものですか?清潔であればなんでもOK」「お酒は酔っぱらえればいいです」「男の人?優しい人だったら・・」「そんなに偉くなりたくありません。出世すると責任が重たくなって大変でしょ。」◆こだわりが無いことが「良いこと」のように自信を持って話す人が多い。にこにこと笑顔で相槌を打つが、実は私は「こだわりがない」ことなんて何の自慢にもならないだろう、と思っている。彼らだって自慢しているつもりはないのだろうが・・◆「もうちょっと『こだわり』を持った方が魅力的。面白い人間になりますよ」とアドバイスしたい大人がいっぱい居る。

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2024年04月12日 ---- ボス

「会話の減少」が「発想力の低下」に繋がる

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コロナを契機にリモートワークが増え社内での会話が減った。「働き方改革」とやらも手伝ってコロナが収束した後も残業や社内会話は減ったままだ。その現状を私は心配している。こんな状態で新しい発想が生まれるのだろうか?◆目を閉じて「何かないか?」と一所懸命に考えても新しい発想など生まれない。会議をしても、会議の中では新しい発想など出てこない。◆私の経験から言えば「発想」は「雑談」の中から生まれる。「社内の雑談」には多くの新しい発想のためのヒントが埋まっている。「会議」のみで「雑談」の無い会社には新しい発想は生まれない。とはいえ「雑談」のテーマは何でも良いわけではない。「今日の夕飯、なに食う?」というような話題からは「会社の方向性」に関するアイデアなど出てくるはずもない。

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2024年04月11日 ---- ボス

マスターズ

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「今年は『本屋大賞』の予想(やっと)当たりましたね」などと複数の友人知人からお褒めの言葉をいただいた。感激!◆「ところでマスターズ始まりますよ。今年は予想しないんですか?」ともいただいた。「そうだ!マスターズを忘れていた!今日の深夜からだ!」と慌てた◆どうしても応援する選手を優勝候補に推してしまう。「優勝:ジョーダン・スピース」「準優勝(2位)松山英樹」と予想する。頑張って!◆明日からしばらく睡眠不足が続きそう。

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2024年12月20日 ボスの
スケジュール
  • 午前虎の門病院屋上ヘリポート見学
  • 午後事業計画見直し
  • 夕方麻布十番某所で会食
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