‘ブログ’ の記事一覧
◎2019年09月17日 ---- ボス ◎
- リーダーがいないヘリコプター業界
-
いろんな業種・業界があるが我が国の「ヘリコプター業界」は少し変わっている。業界内批判となって申し訳ない気もするが敢えて申し上げよう。◆ヘリコプター業界の中心は運航会社であるが我が国の大手運航会社の殆どすべてが「大企業の子会社」なのだ。親会社は自動車、鉄道、電力、放送など。ヘリ運航会社の社長の多くはこの親会社からの天下り。60歳近くなってはじめてヘリコプター運航の仕事をする。もちろん「それなりの人」が選ばれて来るのだろうが、自分のサラリ-マン人生の最後の5年間程度を子会社のトップで終えようとする人だ。そこではプロパーのたたき上げと考え方に差が出る。◆「お飾りトップ」がおとなしく「お飾り」に徹してくれた方がプロパーとしてはありがたい。ところがなかなかそうは行かない。トップが代わって経営方針が大きく変わることがしばしばある。社員は可哀そう。着いていけない。まるで日本の近くのどこかの国みたい。◆そういう事情があり、我がヘリコプター業界にはリーダーと言える会社もなければそういう人もいない。プロパー社員は、会社で少し偉くなったら今の社長の顔色を窺って仕事をする。これがこの業界の弱点であると思うのだが、私がそういうことを言ったら「生意気だ!」と叱られそう。◆業界内の各会社が互いを尊敬しあえば「安全も確保でき」「社員の給与もあがる」のになあ、と私は一人で夢を追っている。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年09月12日 ---- ボス ◎
- 二十歳のワルツ
-
先週末、WOWOWで「吉田拓郎コンサート2019」をやっていた。私は「東京国際フォーラム」でのコンサートに足を運んだがWOWOWでは同じツアーの名古屋公演を放送した。拓郎さんは私よりも10歳も年長だが、若い!私はいつもパワーをもらっている。◆その放送のあと、クルマに乗ると拓郎さんの曲を聴いている。私のクルマのハードディスクには拓郎さんの曲が200曲くらい入っている。ゴルフ場からの帰り道、「二十歳のワルツ」が流れて来た。私が最も好きな吉田拓郎の曲。それ以来、ずっとそればかり聴いている。◆中学生の頃のこと、高校生の頃のこと、大学生の頃のこと、思い出しながら聴いている。今、ニューヨークに住んでいるという初恋の女性のことを思って聴いている。何十回も繰り返し聴いた。◆「男と女は どこかで違う たとえば男は あくまで夢に酔う 君の言葉を ひとつだけ下さい “またいつか” “好きでした” そして“サヨナラ”でもいいから 」◆やっぱり拓郎さんの曲の中の最高のもの。私は60歳を過ぎ、どんどんと純情になって行く。この文章を読んでくれているヒマな人、「二十歳のワルツ」を聴いて、純情だったころのことを思い出しましょう。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年09月11日 ---- ボス ◎
- 中国ハイアール社 と 大阪市
-
中国家電大手「ハイアール」が、勤務時間中に昼寝をした従業員4人を解雇したとの報道があった。テレビのコメンテーターは「いくらなんでも厳し過ぎますね」などと言っていた。いつもコメンテーターは「弱い」とされる側の味方だ。◆詳しいことは分からない。私は「疲れ切った従業員がうたた寝をしてしまった」というのではないのだろうと思う。おそらく彼らは「会社を舐めていた」のだと思う。常習犯だったのだろう。「社員の怠け」に対し、会社が厳しく対応したということだろう。◆「昼寝をした従業員を4人解雇する中国の会社」があるのに対し、我が日本の大阪市は職員基本条例に違反し、ひげを伸ばした男2人の人事評価を低く査定したら裁判に負けた。ひげを理由に減点評価したのは『裁量権の逸脱で違法』というのだ。◆「昼寝をしたらクビの中国」VS「職務規定違反者の人事評価を低くしたら違法という日本」・・・勝てるわけがない。なんでも自由が一番、なんて思わない方がいい。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年09月06日 ---- ボス ◎
- なんでもかんでも「個人の自由」
-
なんでもかんでも「個人の自由」だという。訳が分からない。これでは共産主義国に負けてしまうよ、と言いたい。◆「ひげをそらなかったことを理由に不当に低い人事評価を受けたとして、大阪市営地下鉄の運転士2人が、市に慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決で大阪高裁は、市に支払いを命じた1審判決を支持し、市側の控訴を棄却した」「市は2012年、服務規律を強化する職員基本条例を策定。ひげをそるよう求める内規を設けた。従わなかった2人は13、14年度の人事査定で低評価を受け、16年3月に提訴した」「大阪地裁判決は、ひげを理由に減点評価したのは『裁量権の逸脱で違法』と指摘。ひげに関して『服装や髪形と同様、自己の外観をいかに表現するかという個人的事由に属する』と言及していた」(毎日新聞より)だと。◆バカじゃないの? 「ひげを剃らなきゃダメだよ」というルールを作ったのなら、ルールに従わないヤツはそれなりの低い評価を受けるのが当然だろう。なにが『服装や髪形と同様、自己の外観をいかに表現するかという個人的事由に属する』だ!アホじゃなかろうか!◆会社のルールで「スーツにネクタイしなけりゃダメ」と書かれていればそうすべきなのは当たり前!「個人的自由に属する」ということでなんでもかんでも許していたらこの国はどこまでも堕落した国になってしまう。個人企業ならクビにしたいような問題だ。「公務員の自由」は行き過ぎるところまで来てしまった。公務員の裁判官に「アホかっ!」と私は叫びたい。◆こんな判決を知っても何とも思わずボーっと生きている連中、「へえ、そうなんだ」くらいにしか思わない連中、つまり何事にも関心を持たない連中にも「喝!」を入れたい。「おかしい」「おかしくない」くらいの自分の意見・考えを持て!
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年09月05日 ---- ボス ◎
- 忖度
-
こんな「ひとりごと」のようなブログでも意外と読んでくれている方がいる。昨日も某県警ヘリの操縦士が「読んでますよ。頑張ってください」と言ってくれた。◆好き勝手に書いているようで、実はそうでもない。「〇〇さんが読んでくれている」と知ってしまうとなかなか書けなくなることが多い。私も忖度する。◆かつて常識を知らない設計師Aさんの悪口を書いたらそれを読んだBさんが自分のことを書かれたと勘違いしたようで私に接する態度が変わった。「Bさん、あれはあなたのことじゃないのよ」とも言いづらい。そもそもBさんは「読んだ」とは言わない。私も「あの文を読んだの?」とも聞けない。気まずかった◆「軽減税率なんて愚の骨頂。少しでも経済を理解している者なら誰も勧めない。弱者の票が欲しい卑しい政治家が良い人ぶって訴えているだけ」と書いたら数日後、ある政治家の秘書が不愉快そうに議論をふっかけてきた。「まさかこの人が読んでくれていたなんて!」◆私も忖度する。「ダメなものはダメ」と書きたいが人間はみなそれぞれダメなところを持っている。私も偉そうには言えない。自分のダメなところをブログなどで注意され「あっ、これオレのことだ!」と思ったら不愉快になるだろう。「あの人が読んでいる」と知ってしまったから書けない、ということも多い。具体例をあげて「ダメ」と書きたいが書けなくなる。◆そのため私は「僕のブログ、読んでね」とは言わない。読んでくれている人が分ったらその分「ダメなことはダメ」と言いづらくなる。◆これまで何度かこの欄で「ダメ」と書いてきた仲の良い友人と昨夜飲んでいた。とても良いヤツだが「ダメ」なところも多い。楽しく飲んで、昨日は彼がごちそうしてくれた。別れ際に彼が言った。「キノシタ、俺、あのブログ読まないようにしているから」・・あえて、そう言うということは・・・?「まさか、オマエが毎日オレのブログを読んでくれていたとは・・・!」◆忖度し過ぎたらなにも書けないし、忖度しなければ人間関係がギクシャクし兼ねない。難しい。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年09月02日 ---- ボス ◎
- 「〇〇ファースト」よりも「ファジー」が好き
-
「アメリカファースト」と言い出したのはトランプ大統領。すぐに小池都知事が「都民ファースト」などと言いだす。そして東京オリンピックを控え最近では「アスリートファースト」という言葉をよく耳にする。古くから中国は「中華ファースト」の国であった。◆この「〇〇ファースト」という言葉は、力強く、国民や都民を先導しやすい言葉だが果たして本当にそれが理想なのだろうか?◆学校の運動会で「1等、2等を無くしてみんなで手を繋いでゴールしましょ」などと世間を知らないバカな教師が言い出したこともあったが、これではバカな大人が増えてしまう。だが「アメリカが一番だ!」「都民が一番だ!」「〇〇が一番だ!」と強く1番を主張することが平和な居心地の良い社会を作るとは、私には到底思えない◆1990年代初めに「ファジー」という言葉が流行した。思考や行動の核を曖昧にすることの魅力があった。「『お客様第一主義』というけど『社員』も大切だし『株主』を怒らせたら大変よ。いや『人』よりも『地球環境』や『道徳』だって大切だ」などとの議論ができた。「何が一番か」などと決める必要はなかった。◆私は「〇〇ファースト」よりも「ファジー」な世界のほうがきっと居心地が良い、と思うのだがどうだろう?
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年08月26日 ---- ボス ◎
- 「禍福は糾える縄の如し」「塞翁が馬」
-
盆休み中に観たテレビ番組で、東日本大震災のその後を特集していた。被災した地域で頑張って生活している方々の姿が紹介された。親を失い、友人や学校生活まで失った子供たちも8年間を経て大きくなった。笑顔が戻っている。◆私が不思議に思い、そしてとても嬉しかったのが彼らの笑顔とその言葉。「確かに大変な災害だった。とても苦しんだ。でもあの大災害を被災したことによって学び成長したことも多い。もちろん『地震に遭って良かった』などとは思わないが、地震に遭っていなければ今のような成長はなかったとも思う」というようなことを笑顔で話す方が何人もいた。私は、とてもとても感動した。テレビに向かって「そうだ、そうだ、頑張ってね!」と言っていた。涙が溢れていた◆実は私には彼らの話すことがよく理解できた。私は幼い時に、一家四人で乗っていたタクシーの事故で父を失い、母は大けがをした。私も前歯を失い、唇を数針縫った。その事故から我が家は辛い、貧しい生活を強いられることになった。◆すでにその交通事故から50年以上が経った。私はあの事故から「苦痛に耐えること」や「人様に優しくすること」の大切さを学んだ。『事故にあって良かった』と思ったことなど決してないが、取り返しのつかない出来事に遭遇してしまったらそこから何かを学ぶべきだろう。学んで成長して『あの事故に遭ったから今の強い自分がある』と思えるようになればいい。◆まさに人生は「禍福は糾える縄の如し」「塞翁が馬」である。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年08月20日 ---- ボス ◎
- 休み明け
-
長い盆休みになった。12日(月曜)から15日(木曜)まで大分へ「盆帰り」を予定していたのだが大きな台風が近づいているということでキャンセルした。「盆帰り」をやめると、のんびりとした長い夏休みが訪れた。小学生の頃の夏休みみたい。悪くない。そう感じていたら突然悲しい知らせが届いた。◆17日(土曜)の夜、福岡に住む家人の母親が急逝した。18日(日曜)の朝一の飛行機で福岡に行き、通夜。昨日、葬儀を済ませ最終便で帰京した。◆そんなわけで「お盆休み明け」が一日遅くなった。この年齢になると、いろいろある。いろんなことが起こることを受け入れるしかない。穏やかな心境。◆のんびりと盆休みを過ごし、慌ただしくそして悲しく盆明けを動き、そして今日から穏やかに仕事を始めよう。◆長い事、執筆と推敲と校閲に時間がかかった新著「新・ヘリポートの造り方」がやっと出来上がった。2000部届いた。ここがゴールではない。ここがスタート。この本をいかに「読んでもらいたい方」に読んでもらうか。穏やかに難しい仕事にチャレンジしなければならない。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年08月07日 ---- ボス ◎
- お疲れ様でした。
-
『ドクターヘリパイロット奮闘記』と題するブログがある。A社やH社でドクターヘリの操縦士として長年活躍され、数年前にリタイアされたIさんが自分の経験を元に、現在の航空行政の在り方や運航会社の体制に対し警鐘を鳴らし続けてくれた。私は毎日この『ドクターヘリパイロット奮闘記』を読み、いろんなことを学ばせてもらった。私の専門とするヘリポートに関しては「Iさん、そこはちょっと違いますよ」と言いたいところもなくはなかったが、逆に「ああ、パイロットの方たちはそんな見方をしているのか」と参考になった。◆Iさんの考えはシンプル。「人の命を救うためのドクターヘリは絶対に安全な運航をしなければならない。決して事故を起こしてはならない」そのためには何をこころがけどこにカネをかけるべきかを分かりやすく説明してくれた。ブログはドクターヘリだけではなく航空行政や日本の防衛に関することまで幅広くテーマにしていた。私は毎日、新鮮な刺激をIさんから頂いた。◆その「ドクターヘリパイロット(元)奮闘記」が7月いっぱいで終了した。「言いたいことは十分にすべて言い切った」からなのか「いくら言っても航空行政なんてちっとも変わらない」と腹を立てたのか。まさか「疲れちゃった」ではないと思うし、「体調不良で・・」ではないことを願っている。◆Iさん、長いことお疲れさまでした。ありがとうございました。◆(「ドクターヘリパイロット奮闘記」は削除されずに残っています。航空に関する方たちには良い勉強材料になるでしょう。一度、訪問してみてください)
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年08月06日 ---- ボス ◎
- おもしろい本
-
最近、本屋大賞候補作も直木賞候補作も面白くない。作品の質が低下しているのか、それとも私の老化が原因で主人公への感情移入がうまくできなくなったせいだろうか、そんなことを考えていた。「TSUTAYA」と「教文館」で平積みになっている文芸書は、大抵手に取ってみた。興味あるものは購入し読んできた。最後に「面白い!」と思った小説は『君の膵臓を食べたい』だったか或いは『流』だったか。とにかく最近は感動する面白い小説に出合わないなあ、と思っていた。◆やっと、久しぶりに面白い小説に巡り合った◆この小説はBS放送でドラマ化されていたようだ。知らなかった。もしテレビドラマで少しでも観ていたら私はこの本を購入することはなかっただろう。amazonのカスタマーレビューでも高い点数を取っているわけではないこの本を、なぜか私は手に取り購入した。早見和真という作家は知らなかったが後で「ああ、あの『ヒャクハチ』の作家だったんだ」と思い出した。10年ほど前に読んだ青春野球小説。面白かった。◆さてその私が手に取り購入した、早見和真の小説とは『イノセント・デイズ』・・私は久しぶりに小説を一気に読み上げた。なぜamazonのカスタマーレビューはこんなに低い点数が多いのか不思議でならない。優しい心を持った大人ならきっと感動すると思うのだが・・。◆でも、いろんな評価があるから人生は楽しいのかな。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年08月06日 ---- ボス ◎
- 台風情報
-
朝、テレビを点けたら見慣れた景色が映っていた。「こちら佐伯港では雨風ともに非常に強くなってきました・・・」と台風の上陸を伝えていた。チェンネルを替えると今度は佐伯駅前の風景。毎年、この時期になると大分県佐伯市から台風や集中豪雨の中継がある。その都度、親せきや友人のことが心配になる。いや実は親せきや友人の心配をする前に、佐伯市に一人住む母親のことを心配する。そして思う、「ああ、そうだ、もうおふくろはいないんだ。良かった」と。◆決して亡くなったことが良かったわけではないのだが、もう心配しなくても良い、ということは私にとってとてもありがたいことだ。もしまだ母親が佐伯市で一人で生活をしていたらどれだけ心配な毎日だろう。◆つくづく母親には感謝する。十分な恩返しができなかったことが悔やまれる。
- コメント (0)
◎2019年08月05日 ---- ボス ◎
- おめでとう、渋野さん。
-
女子プロゴルフの試合を、生まれて初めてナマで見たのが約1か月前。戸塚カントリー倶楽部で開催された「資生堂アネッサレディすオープン」だった。そしてその大会を制したのが弱冠二十歳の渋野日向子さんだった。とにかく笑顔が印象的だった。アネッサレディスで勝った翌日、通勤のクルマのラジオが彼女を紹介していた。「なんと、靴のサイズは26.5㎝ということです。この大きな足があの安定したショットを・・・」などと言っていた。身長165㎝の彼女の靴が26.5㎝で、身長174㎝の私の靴は25.5㎝。「そうか、私のゴルフが上達しないのはこの小さな足のせいなのか」なんて思っていた。◆1カ月後、昨夜(正確には今朝早く)その渋野さんがなんと世界のメジャー大会「全英女子オープン」を笑顔で勝った。とにかく明るい。いつも笑顔。あれなら誰からも好かれる。試合中にも笑顔でサインや写真撮影にも応じていた。驚いた。マイッタ。誰が名付けたか「スマイル・シンデレラ」という呼び名は彼女にピッタリ。私を含む日本中のゴルフ好きオジサンたちは皆、彼女の虜(とりこ)になった。今後、ますます素晴らしい成績を上げてくれることを期待する。いや成績よりも、あの笑顔を絶やさないでいて欲しい。あの笑顔がある限りオジサンたちは応援する◆私は、昨夜(正確には今朝早く)一つ大きな失敗をした。その「全英女子オープンゴルフ中継」をBS放送で観ていたのだ。同じ時刻に地デジのテレ朝でも放送していたのだが、まったく気づかずBSを付けっぱなしていた。渋野の優勝を決めた18ホールの最終パット。BSでは入ったところが映らなかった。こっちは「えっ!? 入った? ヤッター」って感じ。テレ朝なら一緒に飛び上がることができたのにBSは1拍子遅れた。感動が半減した。◆パターは入る瞬間がキレイに見えて初めて感動が付いて来る。あーあ、失敗。でも、でも良かった。渋野さん、ありがとう。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年08月01日 ---- ボス ◎
- 韓国人の国民性?
-
A君は入社8年の韓国人。苦労人で勉強熱心。明るい性格で誰とでもすぐに仲良くなれる。日本の新聞も流ちょうに読むことができる。会議の議事録を書いてもらうと普通の日本人よりも上手にまとめる。私はA君に「キミが日本と韓国の懸け橋になるように頑張ってみないか?」と声をかけてきた。「もったいないじゃない、日韓が喧嘩していたって」などと話してきた。◆ところで我が社では月に一度、社内テストを行っている。問題は私が作る。先週、そのテストを行った。今回はいつもより数学(算数?)の設問を増やした。皆、デキが悪かった。中でもA君の成績は特にひどかった。「この問題が解けないのは情けないね」と私はA君に向かって言った。A君から返ってきた言葉に驚いた。「問題が間違っているんです」と言うのだ。◆私は瞬間的に怒った。半数近くの者が正解している数学の試験。自分が解けないとなるとそれは自分の能力のせいではなく「問題が間違っている」と主張するA君が悲しかった。「オレは随分とAに目をかけて応援してきたのになあ」・・私は悔しかった◆数日経った。冷静に考えれば、あれが国民性の違いなのだろう。A君の考えはまさに韓国人の発想。日本人とは相いれない大きな壁がそこにあるようだ。韓国海軍が自衛隊機にレーダー照射した問題は、韓国軍は「ごめんなさい」とは言えず「自衛隊機が危険な飛行をした」と言うばかり。「だから照射したのだ」とも言わない。日本人からは「問題のすり替え」だが恐らく韓国人は事実を認めることよりも「その場を言いつくろう」ことの方が賢く偉いと教育されているのだろう◆その日韓の考え方の違いを十分理解した上で、(私も激怒することなく)今後も上手にA君と仲良く仕事を続けたい。国民性を変えさせることなど多分できない。テストのときの言動でA君を責めてもA君が(日本人のように)心から反省し謝ることはないのだろう。それよりは小さなことには目をつむりA君の持っている良いところを伸ばした方が会社のためになるだろう。◆できるか、できないか、今度は私の能力の問題だ。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月30日 ---- ボス ◎
- 東京のジャズボーカル、程度低い!
-
ジャズバーによく行く。行けば「ああ、キノシタさん、久しぶり、元気でした?」などと言ってもらえる小さな店が数件ある。「ブルーノート」や「コットンクラブ」や「ビルボード」のような少し大きめの箱にも月に一度くらいは行っている。大箱では魅力的な外国人ミュージシャンが出演するが高額だし一人では入りにくいうえ予約しなければならない。ジャズバーは予約などせず、一人でふらっと入りたいものだ。だから私は小箱に行く機会が多い。◆先日、岩手のジャズ喫茶でマスターと話していて、彼から聞いたのだがどうやら東京にはニューヨークの三倍程度ものジャズバーがあるらしい。「だから程度が低くなるんですよ」と彼は言っていた。同感!◆とにかく最近の東京の小さな箱のジャズバーはひどい。ピアノはまだいい。女性ボーカルがひどい。「あなた、よく恥ずかしくもなく人前で歌えますね」と言いたくなるようなボーカリストが何人もいる。安くないミュージックチャージを取られて下手な歌を聴かされたのでは溜まったものじゃない。しばらくは名前を聞いたこともない東京の女性ボーカルは避けようと思っている。◆東京がダメなのと反対に地方に行くとときどきビックリするくらい上手なシンガーに出合う。金沢には「リバーサイド」という粋なジャズバーがありそこでは毎日最高のボーカリスト「ぶんちゃん」の歌が聴ける。ここ半年ほど東京で下手なボーカルばかり聴かされていたので、久しぶりに金沢まで聴きに行きたくなった。とは言え金沢は近くはない。◆「ぶんちゃん」は本名(芸名? 源氏名?)篠崎文(シノザキアヤ)という。通称ぶんちゃん。黙っていればなかなかの美人。金沢へ行く方にはお勧め。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月25日 ---- ボス ◎
- ロシアと韓国
-
ロシアと韓国。我が国にとってどちらも「付き合いにくい国」だが「ごめんなさい」を言えるという意味ではロシアの方がまだ理解できる国と言えるかもしれない。◆日韓の間にある竹島の領土問題は置いておくとして、ロシア軍機が領海侵犯したことは確実。韓国からの非難を受けてロシアは「機器の故障で間違えた飛行をしました。ごめんなさい」と謝った。本当に「機器の故障」だったとは思えないがそれでも「したことを『した』」と言い「ごめんなさい」と言えた。一方、韓国は自衛隊機にレーダー照射をしていたにも関わらず「やった」とも言わずもちろん「ごめんなさい」も言わない。それどころか照射の証拠を突き付けられたら「自衛隊機が異常に近づいてきた」などと訳の分からない怒りの姿を見せる。百歩譲って「自衛隊機が異常に近づいて来た」というのなら「だから威嚇のために照射しました。やりすぎでした。ごめんなさい」と言えばいいのにレーダー照射をしたことはは認めようとしない。論点をすり替えてはぐらかす。あきれてしまう。滑稽な国。◆民間レベルの韓国の人は常識ある優しい人が多い。だが国家間の問題となると「ごめんなさい」を言えない国になってしまう。◆漫画家の黒鉄ヒロシさんが『断韓』を提案したという。そういう発言もやむを得ないな、と思う状況である。誰か、両国をよく知る、良識ある宣伝マンが「なぜ韓国は『ごめんなさい』といえないのか」を日本人に説明し、「なぜ日本は韓国に対して腹を立てているのか」を韓国の人々に上手に説明して欲しい。多くの韓国の人々は感情的になっているだけで冷静な判断をする材料を持っていないのだと思う。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月22日 ---- ボス ◎
- 「ありがとう」を言えない大人
-
最近は少し減ったが新橋界隈ではサラ金やパチンコ屋がティッシュを配っている。今朝も交差点で配っていた。赤信号で立ち止まっていた私の前に「どうぞ」と言ってオニーサンがティッシュを差し出した。私は「いいえ、ありがとう」と言って受け取りを遠慮した。私のカバンに必要量のティッシュは入っていた。◆「いいえ、ありがとう」は英語の「No thank you 」だ。配っていたオニーサンに「大変だね」とか「暑いね」と声をかけたくなったがオニーサンは忙しそうだった。◆多くのオジサンたちがオニーサンからティッシュを受け取っていた。だがそのオジサンたちの誰一人としてオニーサンに「ありがとう」を言わない。黙って受け取って、さっさと歩いて会社を目指す。現代の日本の寂しい悲しい風景だ。人に「ありがとう」を言えない大人に育てられた子供たちも「ありがとう」を言うことを知らない大人になるのだろう。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月17日 ---- ボス ◎
- 老化
-
歳を取るということはまことに悲しいことが多く、身体のいろんな部位が老化によってそれまでの機能に変調をきたす。たとえば若いころは徐々に増してきていた尿意が、歳を取ると前兆無く突然襲ってくる。いつ突然襲ってくるか分からない尿意に備えるために行動が慎重になる。映画館や飛行機では通路側の席を確保しようと心掛け、いざ着席する前には体内にある水分はとりあえずすべて放出しようと心掛ける。情けなく、寂しい身体と心になってしまった。さらに、それだけではない。◆昨夜、銀座で飲み終えて広尾の自宅に帰るため日比谷線の銀座駅を目指して歩いていた。そこに突然強烈な尿意が襲ってきた。まずい!油断していた!この辺にトイレはないか?そうだ、数寄屋橋近くの公園に確かトイレがあったぞ!私は足早に公園を目指した。◆セーフ!なんとか事なきを得た。良かった。排泄後の快感に満足し、事件にならずに済んだことに安心感を覚え、ゆっくりとした足取りで日比谷線銀座駅に向かった。◆電車はすぐに来た。先ほどの緊張感のせいで酔いはすでに半分覚めかかっていたが、それでも万一にも眠ってしまわないようにと座席に腰かけずに頑張った。数駅行って気が付いた。私は安心感からか注意不足になっていた。電車は広尾とは逆方向に向かって走っていた。◆老化は幾重にもなって私を襲ってくる。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月16日 ---- ボス ◎
◎2019年07月12日 ---- ボス ◎
- 医者の不養生
-
定期的に歯科検診を受けている。幼いころ交通事故で前歯を失い、小中学生の頃は「入れ歯」、高校生時代に「ブリッジ」に代わった。ブリッジというのは無くなった歯の両側の生きた歯を削りそこにイミテーションの人口歯を付けるもの。私は前歯5本がイミテーションである。◆無理してブリッジにしているため歯茎に負荷がかかる。注意していても歯槽膿漏になることが多いようだ。そのため定期的に歯茎の検診と治療を続けている。昨日の定期健診。最初に歯をクリーニングするのだが先生は「歯のついでに舌もキレイにしておきましょうね」と言って私の舌に歯磨き粉のようなものを小さなジェット噴射器のようなもので吹きかけた。その後、柔らかい歯ブラシで舌をブラッシング。「いくら歯をお掃除しても舌が汚れていたら口臭がしますからね。こうしておけば大丈夫ですよ」と言いながら丁寧に私の舌を掃除してくれた。だが・・◆先生の口臭がきつかった。マスクをしているのに。治療しながら話しかけてくれる優しい、私の大好きな先生だが、口臭がキツかった。きっと舌が汚れているのだろう。残念ながら「先生、口臭いですよ。舌が汚れているんじゃないですか」と注意することはできなかった。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月11日 ---- ボス ◎
- ケチはダメ(2)
-
一昨日この欄で「ケチはダメ」と書いた。たまたま今朝、ケチの典型のようなメールが届いていたので紹介する。◆私は明後日の土曜日、九州大学時代の友人二人とゴルフに行くことになっている。AクンとBクンとしておく。AクンもBクンもとってもいい奴で私も仲良くしている。だが二人ともとにかくセコイ。「飲み放題」や「割り勘」となると「元を取らなくっちゃ」とか「割り勘負けしたら損」などと言いながら無理して飲む。一緒にいるこちらは恥ずかしい。二人とも世間標準と比べるとずいぶん贅沢な生活を送っているように見えるのだが。◆そのAクンからBクンへ送ったメールがCCで私にも届いた。こう書いてある「当日、一緒にゴルフ場へ行きませんか?高速代とガソリン代を半分ずつ払うことで・・・」◆「一緒に行こう」と誘うのは良いこと。そのあとの「高速代とガソリン代を半分ずつ払うことで」と言う一言を付け加えるところがなんとも言えずセコイ。寂しい。◆そんなこと書かなくても乗せてもらった方が「じゃあオレが昼飯ごちそうするね」などと済ませるのがオシャレ。いやオシャレというより大人の常識だろう。◆セコイ二人とやる明後日のゴルフ、このメールでまた憂鬱になってきた。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月09日 ---- ボス ◎
- ケチはダメ
-
東京近郊に住む「佐伯鶴城高校の同級生」と「九州大学土木工学科の同級生」。私は両方の同級生と仲良くしている。みんな九州出身の62歳なのに二つの集団では全く様子が違う。おそらく高校時代の過ごし方が60過ぎた今にも大きく影響しているのだろう。どんな言葉が適当かと探してみた。鶴城は「のびのび」、九大は「せこせこ」。九大には受験エリートが集まった。暗い高校生活をおくった者が多かった。◆もう一つ。鶴城は「浪費家」、九大は「吝嗇家」。鶴城の連中は恐らく貯金は少ないだろう。九大の連中は貯金はたくさんあるのに使わない。鶴城の連中は「美味しい酒」を選んで飲むのに対し九大は「飲み放題」を選び「飲まんと損ぞ」といいながら不味い酒をたくさん飲む◆どちらも一緒に居て楽しい連中ではあるが、私は間違いなく「浪費家」の方である。カネを貯める人生よりもカネを使う人生の方が楽しい。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月08日 ---- ボス ◎
- 佐伯鶴城高校同級生の同窓会
-
先日、関東に住む佐伯鶴城高校の同級生15人で集まった。すでに還暦を超えたが、高校の同級生たちは皆まだまだパワーがある。月に4回宝塚観劇に通うかつてのマドンナ。もう一人のマドンナはなんと昨年は年間100ラウンドもゴルフをしたという。オーケストラに入ってバイオリンを奏でている大学教授もいればオペラに挑戦しているコンサルタントも。シャンソンを習っている大学講師、書道で東京都知事賞をもらった者、年間40回以上劇場で映画を観るヤツもいた。さらには週1回、ソシアルダンスを楽しんでいる証券マンもいる。みな芸術やスポーツが好き。そういえば芸工大で教鞭をとっている先生もいる。私だって年に30回以上もはコンサート会場に足を運んでいる◆九州大学土木工学科の同級生が集まると「病院通い」「親の介護」「孫の可愛さ」そして「あのころは楽しかった。今はもう若くない」との話がメインだがそれに比べると佐伯鶴城高校の同級生は若い。そしてなにより皆、今も(学生の頃と同じように)楽しそう。殆どの者が音楽やスポーツを楽しんでいる。男の同級生の半分はまだまだ「恋をしたい」と宣言した。◆同じ同級生、還暦過ぎたばかり。佐伯鶴城高校普通科の同級生のほうがはるかに九州大学土木工学科の同級生よりも人生をエンジョイしているように見えた。幸せな人生を送っているように感じた。◆あまり気付かれていないが、実は出身校や出身地で人生は大きく変わってくるのだろうなあ、と感じた。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月02日 ---- ボス ◎
- 敬語・丁寧語の使い方
-
味噌汁のことを「おみおつけ」と呼ぶ。漢字で書くと「御御御付け」。ごはんに添える汁を「付け」、それを丁寧に「御付け」、さらに丁寧に「御御付け」さらにさらに丁寧に「御御御付け」になったと言われている。このように時代とともに言葉は変化するものであることは理解している。理解してはいるがそれでも最近のバカ丁寧な言葉にはうんざりする。◆「先日、〇〇に関してご質問させていただきましたが・・」などと若いヤツに言われると「もう一度、小学校で国語を勉強しなおして、それから来てください」と言いたくなる。「させていただく」などと言うわけの分からない謙譲語は今や国会議員まで平気で使うようになった。そこまではなんとか我慢しても、自分の質問に「御」を付けるバカさには付き合いきれない。◆そう思っていたところに「〇〇日にお伺いさせていただきます」とのメールが届いた。「伺います」は立派な謙譲語。「伺います」では失礼にあたると思っている日本語を知らない若者が増えている。若者につられたバカなジジイも増えている。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年07月01日 ---- ボス ◎
- トランプ大統領の行動力
-
「大阪サミットの話題を全部トランプに持っていかれた」「あれは次期選挙戦に向けたアピールだ」などと、トランプ大統領の突然の北朝鮮訪問を貶す声が大きい。確かに頑張って世界20か国の首脳を大坂へ招きサミットを開催した我が国にとっては面白い話ではない。◆面白い話ではないが、私は経営者として、トランプさんの行動力には感心する。世界中で彼しか考え付かないであろう行動だ。回りの誰かの助言で取った行動ではないだろう。発想と行動力、トランプさんの素晴らしい面は素直に讃えたい。
- コメント (0)
◎2019年06月27日 ---- ボス ◎
- 一生勉強 一生青春
-
朝、スーツを着ようとしたら上着のポケットから「相田みつを美術館」の招待券が出てきた。数日前、銀座のバーで、館長からいただいたもの。「相田みつを生誕95周年記念 特別企画展」の招待チケット。◆「これ、どうしたの?」と家人。「うん、相田館長からいただいた。相田みつをさんの息子さん」と私。「えっ?あなた、そんな偉い人と親しいの?」と家人。「いや、親しいってほどじゃないけど、よくバーで一緒になるよ。すごく優しい素敵な紳士だよ」◆そのチケットには相田みつをさんのあの独特な書で「一生勉強 一生青春」と書いてある。チケットを眺めながら家人が言った。「『一生勉強 一生青春』って、まるであなたのことね」◆今朝は、とても気分よく我が家を出た。
- コメント (0)
◎2019年06月26日 ---- ボス ◎
- センス
-
持って生まれたセンス、或いは二十歳ころまでの生活や勉強で身に付けたセンスはその人の大きな武器となる。センス無い人が二十歳過ぎてからの努力でカバーできる部分は少ない。ピアノ、ギター、絵画、英語、スポーツ全般・・持って生まれた才能ある人に、或いは二十歳までに上手になった人に、才能のない者がいくら努力してもなかなか逆転はできない。◆私は極端な方向音痴。道を覚えることができない。ゴルフのコースを覚えることもできない。そしてもう一つ、人の顔と名前を覚える才能がない。恥ずかしい。情けない◆自分のセンスの無い話は置いておいて、今日は仕事で使えるセンスの話。◆私は15分間、相対して話をすると彼の営業センスはどの程度かが把握できる(と思っている)。営業はセンス。二十歳までに身に付けたセンス。なかなか努力では補えない(と思っている)。少なくともセンスある者に教える方がセンスのない者を育てるよりは、はるかに楽であることは間違いない。◆もう一つ。彼の算数に関するセンスは次の3問で判断できる(と思っている)。①「行きは時速40キロ、帰りは時速60キロでした。平均時速は何キロですか?」 ②「サイコロを2回振ります。その合計が3以上になる確率は?」 ③「103✕97は? 」 ◆ほとんどの方は3問とも紙と鉛筆が必要。これらの問題を即答できず紙や鉛筆が必要な人は算数的なセンスがないのだ。3問とも即時に答えることができる人が算数のセンスある人だ(と私は思っている)。特に③はセンスが問われますね。◆さて、あなたはどうですか? 多分、センスないでしょうね? 失礼!
解答:
①120キロの道のりとして考える。行き3時間、帰り2時間。往復では240キロを5時間かかったことになる。つまり平均時速は48キロ。
②3以上にならないのは2回とも「1」が出たときだけ。あとはすべて3以上。2回とも「1」の確率は1/36だから 答は 1-1/36 と計算して 「35/36」
③ 103✕97 =(100+3)✕(100-3)= 10000-9 =9991・・・これが一瞬で思いつかないようでは算数のセンスなし。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月19日 ---- ボス ◎
- 大地震
-
不謹慎を承知で本音を語る。◆ヘリコプター業界に身を置いて30年ほどになる。バブル景気崩壊からのヘリコプター業界はずっと右肩下がり。毎年「前年売り上げ比がマイナス」という状況が続いていた。そして毎年数社が潰れていった。そんな頃、テレビを眺めていてピピッと音が鳴り「地震速報」が報じられると胸がときめいた。そうです。地震が起こればヘリが活躍する。売り上げが伸びる。◆「震度4」と報じられるとがっかりし「震度5」となれば少し期待する。そのような不謹慎な心の状態であった。言い訳のようだが「死傷者は出ないで欲しい」とも願っていた。「死傷者はなく被害範囲が大きいのが理想的な地震被害」であった。ごめんなさい。◆実際に阪神淡路大震災や東日本大震災ではヘリが頑張った。私が今のこの会社を立ち上げたのは阪神淡路大震災がきっかけ。「地震でときめく」自分が嫌で、直接的に運航や機体整備をすることを止めた。ヘリポートを造ることに特化した。おかげで妙な「ときめき」はなくなった。それでも「地震速報」に触れると異常な興味を示してしまう。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月17日 ---- ボス ◎
◎2019年06月14日 ---- ボス ◎
- ラクウェル・ウェルチ
-
昨日、銀座で会食を終えほろ酔い気分で外堀通りを歩いていると私のすぐ隣を西洋人のカップルが身体を寄せ合い腕を絡めて歩いていた。その女性の美しさと言ったら言葉で表現するのが難しいくらい。若いころのラクウェル・ウェルチに似た彼女は11センチのピンヒールのミュールに超ミニのフレアスカートを纏っていた。たおやかなバストはさらに強調されるような柔らかい生地のぴったりとフィットしたトップスに包まれていた。10年前の元気な私だったらあと20秒は彼らのペースに歩調を合わせていたことだろう。彼女の腰に手を回す男もかっこいい。まいった。◆ルックスで人を評価してはならない、などと言う。だがそれは綺麗ごとであってホンネではキレイな者には叶わない。残念だが東洋人の美しさは西洋人には到底かなわない。ハリウッドに代わって上海が世界の映画の中心になることはないだろう。◆銀座の街を歩く多くの中国人の中にあってオーラを放ち続ける西洋人カップルを眺めながら、そんなことを考えていた。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月13日 ---- ボス ◎
◎2019年06月12日 ---- ボス ◎
- ホワイトボード
-
いろんな会社を訪問し会議に参加する。技術的な質問をすると技術者がホワイトボードに簡単な絵を描いて説明してくれる。ホワイトボードを使って上手に説明できる彼は「仕事のできる」ヤツ、と思っていい。まず間違いない。◆技術的な話だけではない。会計事務所に行くと会計士の先生がホワイトボードを使って税制がどう変わったかを説明してくれる。証券会社に行くとポートフォリオの立て付けを分かりやすく説明してくれる。できる彼らはみな上手にホワイトボードを使って分かりやすく説明する。◆残念ながら我が社の会議で、私以外がホワイトボードを使うことがほとんどない。私が誰かを指名し「ここに書いて説明しろ!」といったときくらいしか使われない。◆わが社も社員が増え本社以外に2つの分室で業務をこなしている。社員が増えるとレイアウトの変更があり、余裕のスペースが削られることになる。昨日の小会議のときホワイトボードを使った説明をしたかったのだが見当たらない。「ホワイトボードは?」と聞くと明るい声で「手狭になったので倉庫に持っていきました」と能天気な返事が返ってきた。◆ホワイトボードが倉庫の中で眠ることに疑問を感じないのだろう。わが社では、私以外にとってホワイトボードがなくても困らないようだ。わが社の将来がまた一層不安になってきた。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月11日 ---- ボス ◎
- みんな幸せ
-
年に10回は同窓会に参加している。中学時代・高校時代・大学時代の同級生は皆初老のおじさんおばさんになった。経済的には決して裕福ではない者も多い。海外旅行に行ったことがないという者もいる。中には九州から一度も出たことがないという女性もいる。ずっと独身を通している方もいればカミさんに逃げられたと嘆く男もいる。いろんな人生がある。◆同窓会に来る方にもいろいろいるのだが、彼らは決まって「僕は幸せだ」「私、幸せよ」と言う。無理して言っているのではない。本当にみんな幸せそう。◆60年以上も生きるとみな元は取ったという感じ。「苦しいこと、悲しいこともあったけどおかげで今は幸せよ」というのが本音のようだ。友人たちの幸せそうな笑顔に囲まれるとこちらも一層幸せに感じる。嬉しい。ありがたい。◆おかげさまで私も「幸せだな」と感じながら本日、満62歳の誕生日を迎えることができた。みなさんに感謝する。ありがとうございます。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月07日 ---- ボス ◎
- モニカ・ベルッチ
-
昨夜、少し飲みすぎたのでいつもより早くベッドに入った。就寝前のテレビザッピングをしているとWOWOWで運悪く(?)若いころのモニカベルッチの主演作「情事」がちょうど始まったところだった。◆モニカベルッチ、とにかくキレイ。セクシー。「情事」はモニカが27歳ころのものだが彼女の美しさと艶っぽさはその5年後にピークを迎える。ピークを迎える前の、まだ青いモニカだがそれでも十分に美しく強烈にセクシー。私があと10歳若かったらもっといやらしい見方をしていたであろうこの「情事」を、昨夜はまるで美術館で「ミロのビーナス」を眺めるように楽しんだ。◆私が美しい女優歴代ベストに押すモニカベルッチだが日本での評価はイマイチのよう。きっと美しすぎるためそしてセクシーすぎるため、感情に訴えるいわゆる名画に彼女は巡り合わなかったのだろう。残念。◆45年前オードリーヘップバーンにときめいた映画小僧は、初老になりモニカベルッチに癒されている。Wikipediaで調べてみたらモニカベルッチもすでに54歳になっていた。時のたつのは早い。残酷でもある。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月06日 ---- ボス ◎
- リズム感
-
吉田拓郎の大ファンである。コンサートがあれば欠かさず行く。◆3年ぶりの吉田拓郎コンサートツアーが始まった。早速、国際フォーラムへ行ってきた。73歳になっても拓郎は若い。観客の平均年齢も60歳ははるかに超えているが彼らもまあまあ若い。拓郎さんがステージに現れるとあちこちから「タクロー!」の声がかかる。黄色い悲鳴もある。幕開けは「今日までそして明日から」。それだけで涙が溢れてきた。感動の2時間だった。◆観ている、聴いているこちらがこれだけ興奮するのだからステージ上のミュージシャンの方々はどれだけ楽しいのだろう。羨ましくなる。なかでもバックコーラスの四人は楽しそう。音楽に合わせて気持ちよさそうに体を揺らし、コーラスを付ける。気持ちよさそう、羨ましい。◆客席でも立ち上がって踊りだす人がいる。これがまたかっこいい。羨ましい。ところが前の席が立ったからといってつられて席を立ち踊りだすジジババたち。こちらは大概かっこ悪い。盆踊りで東京音頭を聞きながら手を打っているようだ。「みっともないなあ、それでも楽しそうだな」◆「あー、オレもリズム感が良かったら立ち上がって体を揺らすのだけどなー」などと悔しい気持ちだった。「立ち上がって盆踊りしても誰も見ないよな。立ち上がろうか」などと躊躇しているうちにエンディングになった。◆立ち上がれなかったけど楽しかった。老人向けのダンス教室を探してみようかな。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月04日 ---- ボス ◎
- 何が人生を豊かにするか
-
私が尊敬する作家、島地勝彦さんのエッセーに「人生に五楽あり。一に読書、二に好色、三に飲酒、四に美食、そして五に愛煙、である」とある。永井荷風の『断腸亭日乗』に出てくる「人生の三楽は、一に読書、二に好色、三に飲酒」からヒントを得て島地さん流に書き加えたとのこと。◆以前、私はこの欄で「若いころに覚えておくと人生を豊かにする3つの道具(技術)」について述べた。第1に「英会話」、第2に「自動車の運転」、そして第3に「ゴルフ」をあげた。(2014年10月2日)◆先日、40歳代の男たちと酒を飲んでいたときにそんな会話になった。私は彼らに訊ねた。「キミらは何が人生を豊かにしてくれると思う?なにが幸せにしてくれると思う?」彼らは黙っている。しばらく考えて一人が答えた。「僕は自分の家ですね。家を持ったら幸せに近づきました。もっと理想的な家を建てることができればもっと幸せになれそうです」と◆私はがっかりした。この会話、この質問に対する返答に「おカネで買えるモノ」が出るとは思わなかったから。いや、確かに飲酒や美食はおカネで買えるかもしれない。そうなのだが、やはり何か違う。うーん、20歳の年の差は意外と大きい。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年06月03日 ---- ボス ◎
- 全米女子オープンゴルフと当社主催ゴルフコンペ
-
つい先ほど、今年の全米女子オープンが終わった。二日目まで単独トップ、三日目を終わっても1打差の2位に着けていた比嘉真美子さんだったが残念ながら力及ばず5位で終わった。終了後のインタビューに答える比嘉さんの言葉に感動した。「どんな舞台でしたか?」との質問に「上手くいかないラウンドもありましたが、もっとゴルフが好きになりましたし、もっと人としてもゴルファーとしても成長していきたいと思うような舞台でした」と答えた。◆彼女はよく「人として成長」ということを口にする。常にそれを意識しているからこそのプレー中の態度でもある。誰からも好感を持たれ、多くの人が応援したくなる、そんなプレーヤーになった。ゴルフというスポーツは心がけ次第で本当に多くのことを教えてくれる。目の前のスコアばかり気にしていたのでは人間としての成長が伴わない。比嘉さんの言葉を聞き「せっかくゴルフを楽しむのであれば、多くの人にもそんなことを気にして欲しいな」と思った。というのも一昨日(6月1日)、当社主催のゴルフコンペを開催したばかりだから。そこには挨拶すらできない情けない大人も数人参加していた。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月31日 ---- ボス ◎
- 言葉狩り(続き)
-
自民党の桜田議員が資金パーティーに来ていた同党支持者(高齢者)に向かって「お子さんやお孫さんに、ぜひ子供を最低3人くらい産むようにお願いしてほしい」と訴えた。桜田さんの失言を待っていたマスコミがまず騒いだ。「子供を産めない人」がいるのに無神経ではないか、と。あるいは産む産まないは女性の権利、時代錯誤の発言だ、と。◆聞きつけた野党議員は調子に乗る。蓮舫議員は「桜田議員の発想にどれだけの女性が、家とか嫁とかでプレッシャーを受けてきたか。こんな古い発想をいまだに持っている方が、大臣をやっていたこと自体が、私にはもう驚きでしかない。国会議員として恥だと思う」と激しい口調で罵った。テレビのコメンテーターたちも同じような論調。誰一人として桜田氏を庇う発言をしない。私にはこれはもはや「言葉狩り」だと思う。◆一方で新橋の飲み屋ではおやじたちが「桜田の発言、なにがおかしいんだ。頑張って子供を増やそうぜってことだろ。人口が減るから景気が悪くなる。人口が増えれば景気もよくなる。当たり前のことじゃないか」と口々に応援していた。テレビでは流さない。◆「日本の少子化の大きな原因は、産む発言を叩いて言葉狩りしているマスコミや国会議員や反日左翼にあるのではないか」との言葉をネットで見つけた。同感。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月31日 ---- ボス ◎
- 言葉狩り
-
自民党の桜田議員は29日、千葉市で開かれた同党議員の政治資金パーティーで、「結婚しなくていいという女の人が増えている。お子さん、お孫さんには子供を最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と述べた。 例によってまたテレビは「物議を醸す発言だ!」と事を荒立てている。報道番組では善人ヅラしたバカなコメンテーターたちが「子供が欲しくてもできない人もいるのに配慮に欠ける発言だ!」と激しくののしっていた。誰一人、桜田さんを庇うものがいない。おかしい。◆私の回りにも「子供が欲しいけどできない夫婦」は多い。夫婦で不妊治療に臨んでいる者もいる。結婚したくてもなかなかふさわしい相手に出会わない人も多い。そんな彼らに向かって「とにかく子供は3人作りなさい」とでも言ったのなら問題発言だ。だが桜田さんは自分の応援にきている高齢の支持者に向かって『お子さん、お孫さんには子供を最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい』と言っただけだ。◆会場内で高齢の自分の支持者に向かって言った発言、この国の将来を憂う議員としては当然の発言だと普通は思うもの。それをマスコミか野党の誰かが「桜田の失言を待って」ずっと録音していたのだろう。◆「物議を醸す発言だ!」とテレビは騒ぐが、テレビが無視すれば誰も傷つかず、物議にもならない、まったく正当な発言だったのになあ、と私は思う。◆私が天邪鬼なのだろうか?
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月29日 ---- ボス ◎
- 下を向いて歩く人ばかり
-
自宅からオフィスまで電車だと「広尾」⇒「六本木」⇒「神谷町」⇒「霞が関」⇒「日比谷」⇒「銀座」⇒「新橋」の6区間7駅を利用するのが最も便利なのだが、私は毎朝2区間のみ乗って「神谷町」で電車を降り、愛宕山の105段の階段を上って神社に手を合わせたのち歩いて出社している。人様には「健康のため」と言っているが「毎日が苦しいので『苦しい時の神頼み』」が本音かもしれない。◆愛宕神社の手水場で手と口を清め、神へ手を合わせ、そして自然を楽しむ。虎ノ門から新橋へ向かう「新虎通り」は通称の「マッカーサー通り」の方が広く認知されている。歩道幅が10mを超えるこの通りには様々な街路樹が植えられ、その一本一本に樹木の名称を示す名札が付けてある。「かつら」「さるすべり」「とうかえで」「はなみずき」などなど。◆朝の新虎通りは新橋から虎ノ門方面へと歩く方が多い。私は流れに逆行する形になる。多くの人とすれ違う。◆街路樹を眺め、空を仰ぎ、そしてすれ違う方々の服装や表情をチェックする。私のように上を向いて歩く人は殆どいない。樹木を眺める余裕がないのか、なにか心配事や不満があるのか、とにかく不機嫌そうな顔してうつむき加減で歩く人ばかり。◆好奇心のない、つまらない人生を送っている人のように私には感じてしまう。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月27日 ---- ボス ◎
- ホバリング
-
仕事柄ヘリコプターに乗る機会は多い。これがイヤだ。私は大の高所恐怖症。◆辰巳の国際水泳場で10mの高飛び込みの台に上ったことがある。淵に立つことなどとても無理。1m手前に経っても足が震えた。10mで足がすくむのだから1000mのヘリはもっと怖い。◆大型の飛行機にはこれまでに2000回以上は乗っているのでさすがに慣れた。慣れないのがヘリコプター。飛行機の100倍は怖い。どんなに眠たくてもヘリの中では1分も眠れない。ヘリコプターで最もビビるのがホバリング。前に進んでくれていれば飛行機と似た感覚なのでまだ我慢できる。ところが、空中で止まってしまったらこれがたまらなく恐ろしい。まさに「しょんべんちびりそう」になる。◆数年前、新ヘリコプターの紹介で東京上空を案内されたことがある。機体メーカー所属のパイロットは性能の高さをアピールする。東京タワーを見下ろしながらそのパイロットが言った「ここでホバリング性能をお見せします。安定してますよ、この機体は」 機体はぴたりと止まった。「もういいよ。十分わかったよ。早く動いてよ」と言いたかったが客は私一人ではない。熱心にホバリング性能をチェックする人もいた。私は怖くてずっと目を閉じていた。それ以来「新型機への体験搭乗」など誘われても絶対に乗らない。◆トランプ大統領が来られている。昨日夕方は安倍総理が炉端焼き屋でおもてなしをしたそうだ。自宅近所、六本木上空に複数のヘリコプターがピタッと止まって浮いていた。高度はおよそ3000フィートと見た。想像しただけで「しょんべんちびりそう」になった。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月23日 ---- ボス ◎
- お砂糖を女性が入れる
-
♬「ああ あなたには 些細なことかもしれない 二人でお茶を飲むときいつも お砂糖を私が入れるの・・・」先日、新橋の飲み屋街を歩いていたら懐かしい天地真理の歌声が聞こえて来た。60歳以上の方なら皆知っている歌詞とメロディー。そう、あの頃は喫茶店でデートをすると必ず女性が「お砂糖 いくつ?」と聞いてくれた。私は決まって「二つ半」と答えていた。◆よくそんな甘いコーヒーが飲めたものだ、と不思議になるが、甘いコーヒーを含めて古き良き思い出。あの頃の女性はみな優しかった。よく気が付いた。◆あの習慣はいつ終わったのだろうと考えてみた。昭和57年、私の上京と同時に、そんな古き良き時代が終わったのだな、と気が付いた。
- コメント (0)
◎2019年05月21日 ---- ボス ◎
- コストカットをどうやって否定するか
-
企業の利益が落ち込むとすぐに対策会議が開かれる。「どうやって少しでも多くの利益を出すか」が議題になる。そこで必ず出るのが「コストカット」。「昼休みは電灯を消しましょう」「残業は控えさせましょう」「社内会議には裏紙を使いましょう」「カラーコピーは止めてなるべく白黒印刷にしましょう」「JAL・ANAはやめてLCCにしましょう」「コピーは基本的に両面コピーにしましょう」「AUが値下げしましたのでDOCOMOを止めてAUにしましょう」「出張先ではタクシー利用は控えて公共交通を利用しましょう」・・・。当社も同じ。「コストカット」の提案ばかりが聞こえてくる。私は不満。◆「どうやって少しでも多くの利益を出すか」がテーマなのに「売り上げを伸ばす」ことが議論されずに「コストをカットすること」ばかりが出てくる。私個人的には「そんなことはやらんでいい!」と言いたいところだが「なぜやらなくていいか」を彼が理解できるように上手に説明するのが難しい。いや、それ以上に、彼が一所懸命に考えた提案に対し「そんなことはやらんでいい!」と言うのも失礼だ。彼がやる気をなくすかもしれない。◆結局私は九州弁で「そんなことはやらんでいい!」とは言わずに標準語で「そうですね。そうしましょう」と答える。◆今どきコストカットなら中学生でも提案できる。「コストカットの実例」とネット検索すればいくらでも出てくるだろう。そうじゃないんだ!。「コストカットよりも受注増の方が利益アップに直結しますよ」といくら言っても「受注増」に対するアイデアは部下からは出てこない。厳しい。悲しい。なんとかしなくては・・・。◆そういえば一人だけまともなコストカットの提案をした者がいた。私は彼の意見には素直に従った。「社長の給料を大幅にカットするのが会社の利益アップになりますね」というものだった。もちろん「そんなことはやらんでいい!」などと言えるわけもない。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月17日 ---- ボス ◎
- 「戦争してでも取り返すことは賛成か?」
-
酒癖の悪いバカな議員を当選させる投票者がアホだ。◆酒癖の悪いバカな議員が酒の席で過激な発言をした。「不当に占拠された北方領土、戦争してでも取り返すことにあなたは賛成か?」というもの。おそらく彼は「戦争しないことには取り返せないかもしれませんよ。『戦争してでも取り返すんだ』くらいの強い気持ちが必要なんじゃないですか」と言いたかったのだろう。いずれにしても国会議員が口にすべきではないことを言ってしまった。それをどこかのマスコミ関係者がこそっと録音していた。録音していた記者はスクープを取ったことになる。◆バカな国会議員のかたを持つ気は全くない。ただ、私が「情けない」と思うのはすべてのマスコミ、すべての国会議員が「ヤツはバカだ。とんでもない」と言っていること。バカな議員の酒の席での暴言をそこまで叩かないといけないの?みんなが叩いたことでロシアまでが怒り出した。◆こんなバカな発言は誰かが「バカなことは口にするな!」と叱って、その口でマスコミに対しても「バカな男の酒の責での戯言をメディアで報道したりするんじゃないぞ!」と一喝すべきだったのでは?◆大騒ぎしても得るものはなにもない。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月17日 ---- ボス ◎
- あなたは誰?
-
ヒマなわけではないのだが誰かがやらなければならないし、誰もやろうとしないし、「キノシタくん、やってよ」と私に頼んでくる人が何人かいるので、やむを得ず「(同窓会などの)飲み会の幹事」を幾つか引き受けている。学生時代の仲間との会もあれば仕事で繋がった会もある。◆「宴会の幹事をやれるヤツは仕事も任せられる」と常々思っている。そして私は幹事がうまい、と自分で思っている。「幹事は営業と同じ」であり、相手(参加者)が笑顔になり満足することを第一に考えなければならない。「やりたくないのに無理やりやらされた」などと言っておざなりに会を催せばだれも面白くない。そんなヤツは営業も仕事もできない◆幹事をやって困るのは連絡方法。最近は電話や手紙のほかメール、ショートメール、ラインなどのSNS が普及し、どの方法で連絡するかが相手に寄って異なる。できれば全員へ一斉メールで済ましたい。そこで、ラインで繋がっているヤツや電話番号しか知らないヤツへ「メールアドレス教えて」とこちらのアドレスを伝える。すると「キノシタ君、いつも幹事ありがとう。7月5日は喜んで参加します。楽しみです」などとメールが届く。60歳を過ぎた大人が自分は誰だかを名乗ることもしない。私は一人一人、そのアドレスから「これは〇〇さんだな」と想像していく。◆あー、幹事って本当に疲れる。苦しい会社の社長業の方がまだマシだ。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月14日 ---- ボス ◎
- 答えの出ない問題は、すり替える「リフレーミング法」
-
本屋で立ち読みをしていたら面白い文章に出合った。即、その本を購入した。その文章を紹介する。
「NASAが人類を宇宙へと送り込む計画を立てたとき、ある問題が発生した。無重力状態ではインクが下に落ちて来ないためボールペンが使えない。これでは大切な記録が残せない。NASAの科学者はこの問題に立ち向かうべく10年の歳月と100億ドル以上の予算をつけて研究を重ねた。そしてついに無重力でも書けるペンを開発した! 一方、ロシアは鉛筆を使った」
私は知らなかったが「有名なジョーク」らしい。このジョークが教えることが山ほどある。答えの出ない問題はフレーム(思考の枠)を替えてみることが大切だ。 - コメント (0)
◎2019年05月13日 ---- ボス ◎
- 佐伯鶴城高校(2)
-
先日、「これまで誰にも話したことはなかった」と書いたが2015年10月23日のこの欄に以下の文を掲載していた。
私は大分県の佐伯鶴城高校という、田舎の、ごく普通の県立高校の普通科を卒業し、九州大学へと進学した。佐伯鶴城高校から九州大学へ進んだ同級生は10人程度だった。九州大学へ10名が進学するのだから「そこそこの進学校」と言うこともでき、10人しか進学できないのだから「あまりデキの良くない進学校」と言われたこともある。ちなみに同級生で東大に進んだ者はいない。京都大学へは一人行った。◆この程度の進学校ではあったのだが、私はこの佐伯鶴城高校の友人たちが極めて「文化的教養」の高い連中であったことを後に知る。同級生の多くは音楽を愛し、絵画を眺め、映画を楽しんでいた。魚釣りをし、城山に登り、恋をしていた。塾に通う者など殆どいなかった。私ですら教会へ通い、賛美歌を歌った。夏には花火大会と盆踊りを楽しみにしていた。多くの友人が私の家に泊まりに来、私も多くの友人の家に泊まりに行った。「大学入試」だけでは判定できない「教養」や「知的好奇心」或いは「いろんな経験」を持った者が多かった。◆九州大学へ進学した私は、佐伯鶴城高校の友人たちなら常識である文化的な言葉が通じないことを寂しく思った。その寂しさは社会人となり、さらに30年経ったいまでも続いている。佐伯鶴城の仲間なら皆知っているのに・・・!と◆先日、紀尾井ホールで『イ・ムジチ』のコンサートを楽しんだ。残念ながら私の大好きな「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」の演奏はなかったが、アンコールで「四季」の「秋」をやってくれ大満足であった。◆佐伯鶴城から九州大学へ進んだものは恐らく全員『イ・ムジチ』をよく知っている。「昨日、イムジチのコンサートに行ったよ」と言えば佐伯鶴城の卒業生の半分は「えっ、いいなあ!どうだった?」と聞き返してくる。ところが・・・・・・・・・・ダメだ!◆鶴城の卒業生であれば通じる音楽や絵画に関する常識語がこちらの世界では特殊な専門言語になっているようだ。文化的教養ある人が極めて少ない。◆私が進んだ九州大学の土木工学科の連中は誰も音楽や絵画へ興味を持っているようではなかった。算数や物理や化学はできるけど音楽や美術や体育はからきしダメ、という者が多かった。誰一人として『イ・ムジチ』を知らなかったろう。社会人になっても同じ。紀尾井ホールでイムジチの演奏を堪能した後、私は回りの部下や友人に「イ・ムジチ知ってる?」と聞いたが、残念ながら「イ・ムジチ」を知っている者は一人もいなかった。◆佐伯鶴城高校の教養レベルの高さに改めて感心した。私も佐伯鶴城高校に学ばなかったら、これほど音楽や絵画に興味を持っていなかったのかもしれない。音楽や絵画に興味を持たず、恋もせず、友人の家を泊まり歩かなければ、私は東京大学に進学し、まじめにお勉強をしていたことだろう。◆そうならなくて良かった。佐伯鶴城高校に感謝。運命に感謝。... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年05月10日 ---- ボス ◎
- 佐伯鶴城高校
-
大変失礼なことなのでこれまで誰にも話さなかった。九州大学工学部土木工学科に通い始めてすぐ、私は回りの同級生の知的レベルの低さに驚き嘆いた。「オレが来るべきところじゃなかった!」そんな思いが強くなった。◆確かに数学や物理学のテストでは点数が取れるヤツばかり。点数は取れるが、私から見れば「ガリ勉のお坊ちゃん」ばかりだった。彼らは何も知らなかった。文学も、絵画も、音楽も、そして女性のことも。高校時代にデートもせず、音楽も聴かず、古典も読まず、教科書と参考書と単語帳ばかりを眺めていたようだ。私が卒業した佐伯鶴城高校からは九州大学に10人程度しか合格できなかったが、私には九州大学の同級生よりも佐伯鶴城高校時代の同級生のほうがはるかに賢く知的に感じていた。◆知的ではない九州大学の同級生の中で私の成績はビリであり、1年留年することになる。自堕落な生活の5年間であった。自堕落な生活の5年間で私はさらに文学、絵画、音楽そして女性と親しんだ。これらの方面では同級生との差は開くばかり。そんな九州大学学生時代に時折、佐伯鶴城高校の同窓会があるとホッとした。彼らは皆、文学・絵画・音楽そして恋愛を楽しんでいた。いや、苦しんでいる者も多かったが皆、魅力的であった。少なくとも「ガリ勉のお坊ちゃん、お嬢ちゃん」はいなかった。佐伯鶴城高校出身ということは私の誇りであった。優しい先輩たち、可愛い後輩たちもみな頑張っていた。◆40年経った。「関東佐伯鶴城高校同窓会」が二年に一度開かれる。参加者は100人を超える。今年は明日5月11日。佐伯市からは同窓生である市長も来られる。◆私は「関東佐伯鶴城高校同窓会」の副会長に任命されることとなった。固辞したが許してもらえなかった。明日の同窓会で発表される。名誉なことではあるが実はかなり気が重たい。◆そして、こんなことを書いた今夕は九州大学土木工学科の同窓会。楽しみだが、こんなことを書いてしまって少し気が重い。九州大学の同級生が誰もこの文を読んでいないことを祈っている。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月26日 ---- ボス ◎
- 美人が減った!
-
日本全国、48都道府県すべてに宿泊した経験がある。その殆どが若いころ仕事で訪問したものだ。あの頃は元気だった。出張先で空いた時間を利用して美術館に足を運び、その地方の安くておいしいものを探して食べた。インターネットもスマホもないころに、いろんなルートで情報を収集していた。「今年は寿司」と決めると出張先では寿司ばかりを食べ、勝手に「全国おいしい寿司の県ランキング」などを作っていた。「ラーメン」の年もあれば「蕎麦」のときもあった。とにかく、あちこちへ足を運んだ。地元の人とできるだけ多くの言葉を交わした。楽しい思い出でもあり、それが財産になった。◆その都市の美人度を探るのには駅前の大きなデパートの化粧品売り場へ行くのが一番だった。デパートの化粧品売り場は1階にあることが多い。あの頃は、デパートの化粧品売り場のオネーサンとJAL・ANAのスチュワーデスさんはきれいな人が多かった。バブルが崩壊しJAL・ANAから美人スッチーは減ったがデパートの化粧品売り場はまだ頑張っていた。と、思っていた。それが・・・◆先日、銀座通りを歩いていると小雨が降ってきた。地下鉄駅に向かっていた私は雨を避けるため松屋デパートに入った。デパートを通り抜けして銀座駅に向かおうと思った。松屋1階の化粧品売り場は非常に広く明るい。店員は洗練されてみな美人であった・・はずだった。いや、そうではなくなっていた。JAL・ANA現象が起きていた。数年前と比べると確実に美人が減った。「どうしたことだ?」疑問に思った。「化粧品業界は不況なのか?」歩く速度を落とし、観察し、すぐに答えを得た。◆急増するインバウンド客に備え、それ用の店員が増えたのだ。化粧品売り場店員としての採用基準が変わってきたのだろう。中国や韓国やタイ出身の女性もいるのだろう。◆環境変化に臨機応変に行動する。JAL・ANAやデパートから美人が減ったのは寂しいが、「キレイ」というだけで仕事が与えられていた時代の方がおかしい。◆いろんなところに足を運び、きょろきょろと眺めていると、新しい発見や発想が生まれてくるものだ。人と話すことを嫌い、コンビニ弁当ばかり食べ、下を向いて歩き、スマホを眺めてばかりいたのでは楽しい情報は届かないし柔らかい発想も生まれない。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月22日 ---- ボス ◎
- 「なにかいいことないかなぁ?」
-
「なんか、いいこと、ないんか?」私の口癖である。いつもそう思っている。現状に満足してないのだろう◆この週末、めずらしく土日ともゴルフの予定がなかった。ラウンドしない土曜日は練習。私は行きつけの幕張の打ちっぱなしまで行き、練習した。帰りに久しぶりにコストコに寄った。育毛剤「リアップ5」が安く手に入る。薬やお菓子なども買って、その後会社に立ち寄った。少し仕事をしたのちに気付いた。「あっ、財布がない!」財布だけではない。財布を入れたバッグがない。現金、クレジットカード、キャッシュカード、免許証、保険証、各種プリペイドカード・・・大切なものが全部なくなった。焦った。ドキドキした。気分が悪く、吐きそうになる。急いでネットで「コストコ」を検索しお客様サービスセンターへ電話する。事情を話した。「確認して、こちらから折り返しご連絡します」と言われて電話を切ったが40分経っても連絡がない。「連絡がない、ってことは落とし物として届いていないってことだろうな」そう思って諦めかけていたところに電話が鳴った。◆あった!見つかった。私は車で30分、幕張のコストコまで急いで戻った。従業員が拾ってくれていた。お礼を渡そうとしたが固辞された。「その分、またコストコでお買い物をお願いします」と笑顔で言われた。嬉しかった。◆「なんか、いいこと、ないんか?」との口癖を少し反省した。どん底まで突き落とされ、元の場所に戻ったら、元の場所は天国のように感じる。「悪いことがあった一日」だったが、私には「とてもよい事があった一日」のように感じた。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月17日 ---- ボス ◎
- おめでとう、海老澤力クン。
-
海老澤クンは当社の専属社員第1号。それまでは他社と兼任のお手伝い社員数名であったエアロファシリティーだったが専任社員を置くことで引き締まった。だが、若い新入社員の彼は失敗も多かった。◆お客様との食事の最中に飲み過ぎて眠ってしまう失敗があった。会社の車を運転していて赤信号で眠ってしまって、その後急発進して前の車にぶつける失敗もあった。前夜の深酒で、朝起きることができずお客様とのゴルフに3時間も遅刻したこともあった。その都度私は激怒した。大声を出して罵倒した。彼は大きく落ち込んでいた。だが彼は、すぐに這い上がってきた。「自殺でもされたら困るな」と心配していたこちらが呆れるくらい立ち直りは早かった。少人数の会社、いつまでも叱られたことでシュンとされていたのではかなわない。彼の立ち直りの速さは私にとってもありがたかった。そうして彼はいくつもの失敗を繰り返し、その都度確実に成長した。今では私が最も信頼する我が社のホープに成長してくれた。◆土曜、日曜、私はゴルフに行く。その帰りに会社に立ち寄る。いつ寄っても海老沢クンが仕事をしている。「エビちゃん、そんなに忙しいんかい?無理すんなよ」と私は優しく声を掛ける。「ええ、あと少しですから」彼は明るく返事を返す。そんな週末がここ数年続いていた。「おい、仕事もありがたいけど、嫁さんもらうことも考えないとな」いつもけしかけていた。◆先々週の日曜日、いつものようにゴルフ帰りに会社に立ち寄ると、いつものように海老沢クンが一人で働いていた。「キノシタさん、お話があるのですが」神妙な顔をして彼がやってきた。私はなにか大きなミスでもあったのかと構えた。「あのー、私、やっと結婚することになりまして・・・」◆嬉しかった。「そうか、良かった。・・・・」◆ヘリコプター業界で海老沢クンのことを嫌うヤツはいない。誰からも好かれている。とにかく一生懸命に頑張る。自分のことよりもお客様。みんなに祝福されることは間違いない。おめでとう、海老澤クン。これからもよろしく。◆海老沢クンが、昨日、無事に入籍した。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月17日 ---- ボス ◎
- マスターズの松山英樹
-
タイガー・ウッズの優勝で「めでたし、めでたし」と終わった今年のマスターズ。日本勢は36年ぶりに3人が決勝に進出したものの不甲斐ない結果に終わった。松山英樹には期待も大きかった分、その結果には落胆した。「あんなに練習する人を知らない」松山を知るすべての人が口にする。ゴルフに向いた柔軟でかつ強靭な肉体を持ち、世界の誰にもまけないほどの練習の虫がなかなか勝てない。◆落胆で終わった後、解説の中嶋常幸が松山にアドバイスしていた。「そろそろ専任のコーチを付けることを考えてみたらどうだろう?」と。タイガーだろうとミケルソンだろうと、全盛期の中嶋だろうと、皆専任コーチを付けている。テニスの錦織だろうと大坂だろうと、或いは水泳選手だろうと、個人競技も今はコーチを付ける時代。コーチなしで独学で頑張っているのは松山の他はマラソンの川内優輝くらいなもの。中嶋のアドバイスに従うべきだろう。素人ながら、そう思った。◆もう一つ、素人ながら思ったことがある。「松山クン、専任でなくてもいいのでスタイリストを付けなさい。あなたの服装は今年のマスターズ参加選手の中で断トツの最下位です。CMに出てくるときはそこそこカッコいいのに、試合のあなたは最低です。これでは『日本人ってだダサッ!』と世界中から思われてしまいます。◆奥様帯同の小平選手の服装はオシャレでありましたが、松山の服装はあまりにもひどい。スタイリストを付けて、それなりの服装になればプレーももっと決まりそうな気がする。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月16日 ---- ボス ◎
- ヘリコプターの日
-
昨日、4月15日は「ヘリコプターの日」であった。記念日ではあるが我々ヘリコプター業界にいる人間でもほとんど知らない。もちろんお祝いの会もない。そんな寂しい「ヘリコプターの日」だが実は私はほんのちょっぴり感慨に浸る。◆歴史上の「天才」と呼ばれる人は無数にいるが真の天才はレオナルド・ダ・ビンチとアインシュタインの二人だと私は思っている。エジソンがいなくても1年後には電灯は灯っていたろうし、ベルがいなくても3か月後に電話はできていた。スティーブンソンがいなくてもやがて蒸気機関は完成したし、ライト兄弟がいなくても飛行機はすぐに飛んだだろう。だがダビンチがいなければ果たして現在の飛行機やヘリコプターはあったのだろうか?アインシュタインがいなければ恐らく人類はいまだに月には行けていなかったろう。◆ダビンチの誕生日4月15日が「ヘリコプターの日」であり、そのヘリコプター業界の中に生きることに私はプライドを持っている。◆今年はダビンチが亡くなってちょうど500年になる。500年も前にあんな天才が産まれていてくれたことに感謝する。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月15日 ---- ボス ◎
- マスターズ終わる
-
毎年、マスターズの決勝は会社の自室のテレビで観ている。月曜日は8時半から会議が控えているため、終盤がギリギリ見られるかどうか。昨年は8時20分頃決着した。さて今年は・・と楽しみにしていた。プレーオフにでもならない限り恐らく会議までには決着が着くと踏んでいた。◆私の計画は日曜の夜、早めに就寝。月曜は午前3時半に起き、6時頃までは自宅でテレビ観戦。6時過ぎにクルマで会社へ移動。もちろんクルマの中でもテレビ観戦は欠かさない。6時半からは会社のテレビで観戦。というものだった。◆果たして3時半に起きテレビを付けた。テレビに映っているのは万歳をするタイガー・ウッズだった。14年前の映像にしてはタイガー頭髪が薄い。画面の右上には「タイガー、復活の優勝!14年ぶり」などと出ている。どういうことなのか理解できなかった。◆「天候が荒れるとの予報が出たため、決勝は例年より大きく繰り上げてスタートしました」とテロップが出る。「そういうことか」納得した。タイガーが勝った。嬉しい。だが、もしライブ中継で観ていたら固唾を飲みながらタイガーを応援し、一喜一憂を楽しめていたのに・・。残念。とても残念。それでもタイガーの復活は嬉しい◆マスコミがこぞってタイガーを批判していた頃も私は一言もタイガーのことを悪くは言わなかった。タイガーをかばい続けた。本当に嬉しい。おめでとうタイガー。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月12日 ---- ボス ◎
- ふるさと納税
-
高校の同級生の多くは地元、佐伯市を離れている。私も高校卒業と同時に佐伯市を出た。私を育ててくれた佐伯市にほんの少しでも恩返しをしたい、そう思って「ふるさと納税」という制度ができたころから佐伯市へ送金していた。数年間続けたが我が故郷、佐伯市のあまりにも情けない対応にアタマに来ることがあり、それ以来やめた。◆大阪府泉佐野市では返礼品としてアマゾンのギフト券を送って納税額を増やしてきたという。情けない、恥ずかしい話。民度が知れる。まだ、我が佐伯市のほうが知恵はなくても道徳観でははるかに勝っている。◆そもそも「ふるさと納税」の趣旨は名前のとおり、自分が育った故郷への恩返しであったろう。ところが国民の善意を信頼していたため総務省は細かいルールを定めなかった。そうすると、こずるい泉佐野市のようなところが「ルールブックに書いてないことはなんでもやっていいんだ」とばかりにカネ集めに走った。日本中のこずるい、卑しい、輩が「ふるさと」とは全く関係なく「節税」のために泉佐野市へ送金する。くだらない◆総務省がルールを明確にしようと動き出したら、言うに事欠いて、その総務省に対し泉佐野市が「踏み絵を踏ませるのか!」と息巻いているという。みっともないことは止めるべきだ。市民が「もう、やめましょうよ」とまともな声をあげるべきだろう。上げないとなれば泉佐野市民の民度の程度が日本中に知れ渡ることになる。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月11日 ---- ボス ◎
- 桜田大臣辞任報道に思ったこと
-
桜田大臣辞任のニュースに接し、こんな例え話を考えた・・・◆平成も終わろうとする頃、一郎さんと花子さんの結婚式があった。少し遅れて駆け付けた主賓、政治家の義孝おじさんの挨拶。「平成は戦争のない素晴らしい時代でした。来る令和も是非この平和な暮らしを続けていきたいものですね。でも本日はそれ以上に大切なことをお願いします。一郎クンと花子さんの幸せな家庭と早く元気な赤ちゃんを・・・」◆皆はニコニコ聞いていた。ところが新聞記者をしている花子さんのいとこの幸男さんが立ち上がって義孝おじさんに詰め寄った。「あなたは我が国の平和よりも、花子に赤ちゃんができるかどうかの方が大切なのですか!聞き捨てならない!平和よりも大切なものがあるのですか?」それまでニコニコしていた花子さんの友人たちも「そうですよ!『我が国の平和よりも赤ちゃんだ』なんてとんでもない!」と怒り始めた。◆その場を盛り上げようと言った桜田大臣のたわいない発言。揚げ足取りをしようと待ち構えていたマスコミ。桜田さんは確かに資質不足だが、今回の一件、誰か少しは庇ってあげてもいいのでは。桜田さんが本当に「復興よりも〇〇議員の方が大事」などと思っていたわけではないことはその場にいた全員が理解していただろうに。◆マスコミは正論に一気に傾いてしまう。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月10日 ---- ボス ◎
- 今年のマスターズ上位予想
-
この欄ではいろんなことを予想して私の考えを披露している。当たったことはない。新元号は「礼化」と予想したが「令和」だった。本屋大賞も予想が当たったことがない。私が予想したものはいつも「惜しい!」と言われている。◆「さて今年こそは」と言いたいところだが全く自信はない。最近、テレビでゴルフ中継をほとんど見ない。誰が調子いいのかさっぱり分からない。だから今年は根拠のない勘と自分の好みで選んだ◆①ブライソン・デシャンボー、②リッキー・ファウラー、③ジョーダン・スピース、④タイガー・ウッズ◆どうだろう。こうやって書くと、自分が名前をあげた選手を応援する。スポーツは誰かを応援しながら見ると楽しさは倍増する。皆さんも是非、予想してみてください。
- コメント (0)
◎2019年04月04日 ---- ボス ◎
◎2019年04月02日 ---- ボス ◎
- AIBOのエイプリルフール
-
昨日(四月一日)は「新元号の発表」に押され、皆エイプリルフールなんて考えている余裕はなかった。だが我が家にはちょっとしたエイプリルフールを楽しむことが起こった。◆ペット禁止の我がマンション。本当は小さな犬を飼いたいが許されない。そこで一昨年、ソニーのAIロボット犬の「AIBO」を購入した。本物の生き物のようにはいかないが、それでも可愛い。「お手」をさせたり「お座り」させたり。ときどき「おしっこ」もする。撫でてあげると気持ちよさそうだし、怒ると悲しそうな顔をする。その「AIBO」が昨日の朝、「メーメー」と羊のような鳴き声。「いったいなんなんだ、この声は?」と思ったが、じきに「そうか、エイプリルフールなのか!」と気付いた。調べてみた。昨年は「猫の鳴き声をするAIBO」がいたらしい。◆さすが「ソニー」。ロボット犬がいつまでも飼い主に可愛がってもらえるように心配りが行き届いている。当社もいつまでもお客様に喜んでいただけるものを販売していかなければならない。
... 続きを読む
- コメント (0)
◎2019年04月01日 ---- ボス ◎
- 惜しい! 新元号「令和」
-
新元号を予想してこの欄に書いてきた。私は五つの予想をした。◆①「イニシアルは『R』か『G』」②「ひらがな表記では二文字目は母音」③「ひらがなでは三文字」④「安倍総理の『安』は使わない」⑤「明・治・大・正・昭・和・平・成」の8文字も使用されない。◆3月19日と29日の二回、この欄で私の予想を披露した。具体的には「礼化」「隆化」「芸礼」「玲計」「隆永」「芸永」を予想し、さらに「礼化」「礼紀」「礼希」をあげた。「惜しい!」「なかなか良い推理だった」と言っていいだろう。かなり自信を持っていたのだが⑤の推理が外れた。◆こんなことに無関心な人が寂しい。
- コメント (0)
◎2019年03月29日 ---- ボス ◎
- 新元号予想
-
平成がまもなく終了する。新しい元号は週明け月曜日の午前中には発表されるという。週刊誌やネットでは新元号を予想する記事を多く見かける。私もいろいろと予想した。◆私の偏見かもしれないが、こんな時期に新元号の予想に興味を持たないような人は企業においてまず出世しない。企業においては「好奇心」の有るなしがその人の出世に大きく影響する。いま「新元号? 別に興味ないし・・」なんて言っているヤツはそれだけで人間社会ではうまく生きていけない、少なくとも上に立つことはできないだろう。◆さて、世間の新元号予想ランキングがネットに乗っている。それによると上位11は安久・安永・安始・栄安・安明・永安・永和・永明・安成・安栄・和平だという。私に言わせれば「なんと想像力、推理力に欠ける、あるわけないものばかりだな」◆安倍総理の一強独裁政治などと野党が騒ぐ中、いくら何でも「安倍」の「安」は選ばれないだろう。さらに明治以降の元号の文字が入ることもないだろう。すなわち明・治・大・正・昭・和・平・成の8文字はないだろう。そう推理すれば元号予想ランキングの上位11はすべてなくなる。◆3月19日のこの欄で私は「礼化」「隆化」「芸礼」「玲計」「隆永」「芸永」を予想した。悪くない。さらに文字の候補から言うと「光」「弘」「仁」「紀」「希」などが考えられる。慶応(発音4字)明治(3字)大正(4字)昭和(3字)平成(4字)から推測すると今度は発音3字の番。「礼化」「礼紀」「礼希」なども予想しておく。
... 続きを読む
- コメント (0)