‘ボス’ の記事一覧
◎2013年09月18日 ---- ボス ◎
- 役人からの10倍返し
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飛行機・ヘリコプターが原発上空を飛ぶことは原則禁止されていた。そのため日本の原子力発電所の敷地内にはこれまでヘリポートはなかった。飛べないのだから降りられない、あたりまえの話。それが福島原発事故のあと見直された。緊急時には飛んでもいいと。そして今、各電力会社はいざと言うときに備え原発敷地内にヘリポートを作ろうとしている。良い事だと思う。しかし日本には「原子力施設内ヘリポート」の基準がない。◆ヘリポートには複数のカテゴリがあるがどのカテゴリであろうが航空局の許可が必要。(法律文では「国土交通大臣の許可」) 例えば病院の屋上ヘリポートであればそれなりの厳しい設置基準がある。しかし原発ヘリポートには設置基準がない。基準がないなら許可しなければ良かろうものを実際には基準がないから最も緩い基準で許可を出している。いわゆる「臨時ヘリポート」の基準。農薬散布のための田んぼの中のヘリポートなどの基準である。ヘリポートの専門家としては看過できない。この状況に警鐘を鳴らそうとした。◆航空専門雑誌からの依頼もあり投稿文を書いた。「おかしくないか?原発ヘリポートと農薬散布ヘリポートが同じ基準!」というもの。投稿前に当社に在籍する航空局OBの顧問に読んでもらった。彼の意見を聞きたかった。◆彼の返答は・・・・。「これはマズイですよ。航空局の職員にケンカを売っているみたいですよ。彼らはなにも間違ったことはしていない。今ある基準の中で粛々と申請許可業務をこなしているだけ。なにも悪いことしてないんですよ。」といかにも役人の考え。「だからダメなんです!」という私に対し彼は穏やかに続けた。「社長の言いたいことはよく理解できます。我が社の利益のために言っているわけではないことも理解しています。しかし許認可権を持つ役人の世界の怖さを社長もご存じでしょ。彼らがヘソを曲げたら10倍返しされますよ。」というもの。◆かくして私は表現を穏やかに穏やかに訂正し、航空局におもねるような文章へと書きなおした。昨夜はよく眠れなかった。
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◎2013年09月17日 ---- ボス ◎
- メシの写真を撮る男たち
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私の回り、親しいヤツの中にも多くなった。一緒に食事をするときに「ちょっと、いいかなあ」と言いながらスマホを取り出し、これから食べようとする料理の写真を撮りたがる。店や他の客に失礼にならないのであれば問題はない。私は笑顔で「どうぞ」と答える。心の中では「こんな写真撮ってどうすんの?」と疑問に思うが敢えて聞かない。その話題の時間がもったいない。建設的な話はあるわけないし、話自体が盛り上がるはずもない。退屈な行動はさっさと終わってもらいたい。◆昨日、米国帰りの飛行機。隣の席のオトコは出てくる料理や飲み物を全部、ご丁寧に一眼レフで撮っていた。プロのカメラマンではなさそう。不思議。そんなに飛行機の食事に興味があるのか。その写真を何に使うのか。お決まりのくだらないブログか? ◆(・・・と他人を貶す資格は私にはないのだが・・・こんな意味のない雑文を毎日書いているのだから・・・) ◆自分が食べるメシの写真を撮るよりは町ですれ違う美人を撮る方がずっと面白いだろうに。イヤ、町ですれ違う人を勝手に撮ったらプライバシーの問題が発生するのか。それでも仕事で名刺交換した方なら良かろう。或いは近所の焼き鳥屋のおばちゃんでも良かろう。銀座のクラブのオネーサンならなおいい。女性でなくてもメシよりも人の写真の方が面白かろうと私は思うのだが・・。◆銀座のクラブのオネーサンの写真を撮る人は見かけたことないが、これから食べるスパゲッティーの写真を撮るオトコは何人も見た。◆こんなんで大丈夫なのだろうか?東京オリンピックは。日本の将来は。
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◎2013年09月12日 ---- ボス ◎
- 恥を知れ! JR。
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友人たちと伊豆に小旅行に出ていた娘が帰宅後、着替えながら一人ブツブツ文句を言っていた。「あーあ、煙草の匂いが染み付いちゃった」。「どこで?」と聞くと「帰りの新幹線、“こだま”に乗ったのだけど禁煙車両の席はすべて埋まってて喫煙車両しか空席がなかったの。」と言う。◆JRは未だこんなバカな対応をしているのか、民間会社になったと言っても所詮役人と同じことしかできないのか、と腹が立った。◆喫煙車両が満席だから喫煙希望者に我慢してもらい禁煙席に座ってもらう、というのならなんら問題ない。だがその逆は大問題。なぜそこに気付かない。なぜ対応しようとしない。バカな間抜けな、お客様のことを考えない、国鉄根性を引きずったままの幹部ばかりの情けない会社JR.これだけ書いても、これを読んでも誰も対応しようとしない最低の会社JR.◆10年以上前の話。アメリカ人二人を連れ長野へ出張した帰り、乗ろうとした長野新幹線はやはり禁煙席が先に埋まっており喫煙車両しか空きがなかった。一列車遅らせて次のに乗ろうかと駅員に尋ねたら「次も、その次もずっと禁煙車両は満席です。」と平気な顔して答える。「あんた、バカじゃないの?!」と言いたかったが我慢した。いや、言ったかもしれない。よく覚えていない。◆アメリカ人二人は私以上に怒った。「キノさん、JRを訴えましょう。必ず勝てます。裁判してたくさんおカネをもらいましょう。」と彼らは言った。◆さすがに裁判するヒマも元気もなかったがその不満を全国紙の読者欄に投稿した。私の苦情文が掲載された三日後くらいだったか、JRの広報担当部長名で言い訳が掲載された。「なるべく早急に、そのような苦情がなくなるように対応します。いましばらくお待ちください。」と。10年以上も前の話。客を小馬鹿にする会社は10年や20年では変わらない。◆10年前、その当時、私が利用客として苦情を伝えた会社が二つある。JRとJAL。どちらもJから始まる名前の役人根性の抜けない、大きいだけの、鈍重な、客を小ばかにしたような会社。JALは潰れて少し良くなった。JRも一度潰れてみれば少しは良くなるのだろうなあ。◆そういえばJTもJHもJAも、Jから始まる会社はみな体質が似ているような気がする。
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◎2013年09月11日 ---- ボス ◎
- 東京オリンピック招致、一番の功労者
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2020年のオリンピック開催地が東京に決まった。嬉しく思わない方も多いだろう。だが過半数を大きく上回る人たちが歓迎していることは確か。私も歓迎派の一人。一昨日も書いたが不安なこともある。この後、オリンピックまでの間に困難なことがいろいろと生じることだろう。「オリンピックが来なければこんな問題起こらなかったのに・・」などとの不満が生まれるかもしれない。しかし今、歓迎するからには将来「来なければよかったのに」などと言ってはいけない。なんとしても成功させる決意が必要。◆この「開催地 東京」が決定するまでに多くの方々が汗と涙を流したことだろう。功労者は非常に多い。でもなんといっても最大の功労者は石原慎太郎前東京都知事であることは確かだ。他の誰か一人がいなくても東京開催の可能性は残るが石原氏がいなければ決して2020年の東京オリンピックはなかった。◆この功労者の取り扱いが意外と低いことに驚いている。もちろん政治家として彼の言動に賛否があるのは分かる。しかし東京オリンピック招致において彼ほどの功労者はいない。東京開催を喜ぶ者はもっともっと彼に感謝の意を伝え彼を一番の功労者として讃えるべきだろう。私は素直に言いたい。「石原さん、あなたが言い出し、あなたが引っ張ってくださったので2020年のオリンピックが東京に決定しました。本当にありがとうございました。東京は素晴らしいリーダーに恵まれました。」◆・・蛇足だが、石原氏に比べ現東京都知事、猪瀬直樹氏の貧相なこと。世界的大都市のリーダーの器ではない。招致活動における彼の言動、恥ずかしかった。「人は見た目が9割」とまでは言う気はないが・・・。
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◎2013年09月10日 ---- ボス ◎
- 悲しくてならない。
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私の恩人であり師匠でありそして私の社会人人生に最も大きなプラスの影響をもたらしてくれた川嶋信義様が亡くなった。寂しくてならない。悲しくてならない。◆30年以上前、九州大学を卒業した私は前田建設工業へ入社した。希望した東京支店に配属となった。都市土木の現場勤務である。その現場の所長が川嶋氏だった。当時まだ37歳で複数の現場の統括所長であった。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの若き前田建設のホープだった。かっこよかった。◆我々、現場の若い職員は1週間に1度以上の頻度で現場に当直する。寝ていると早朝、ドアを叩く音で起こされる。まだ5時半というのに川嶋所長が誰よりも早く事務所にやってくる。飛び起きて急いで着替えをすまし、所長のためにインスタントコーヒーを淹れ、砂糖をたっぷりと加えて彼に渡す。当直の者は必ずこのインスタントコーヒーを出し、ほんの2~3分、川嶋大所長と話をする。本来、雲の上の方であるが彼は全く偉ぶることなく気さくに優しく話しかけてくれた。特に私には優しくしてくれているように感じた。目をかけてくれているように感じた。◆あとで知るのだが平社員の者はみんな、特に自分だけ目をかけてくれているように感じたようだ。なんとも素晴らしい部下操縦術。我々は素晴らしい大将を得て、大将に喜んでもらえるよう、大将から認められるよう懸命に頑張った。どの現場も予定以上の利益を出し、事故は起こさなかった。◆川嶋さんはとんとん拍子に出世をし50歳過ぎで常務になった。60歳前に前田建設の副社長になられた。ただでさえ激務、殆ど自分の時間もないのに、とうに前田建設を辞めた厚かましい世間知らずの私の相談にも熱心に乗ってくれた。いろいろと心配してくれた。思い出は尽きない。この方がいなければ今の私は決してない。男が男に惚れた。素晴らしい先輩。素晴らしい恩人。◆涙が止まらない。ありがとうございました。
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◎2013年09月09日 ---- ボス ◎
- 東京オリンピック 開催決定
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早朝4時半に起きて固唾を飲んでテレビ画面を見守った。2020年のオリンピック開催地決定の瞬間を待った。福島原発問題を抱えているので無理だろうと思ってはいた。ただ懸命に招致活動を続けている方々の姿勢を見て強く応援もしていた。◆5時20分。IOCのロゲ会長がゆっくりと封筒を開け「2020 tokyo」と読み上げた時には思わず「やったー!」と声を上げた。素直に嬉しかった。景気上昇へ期待も大きい。招致活動を続けた面々(特に佐藤真海さん)が喜ぶ姿が美しかった。◆さあ、7年後に東京でオリンピック・パラリンピックの開催が決定した。問題も多い。大震災の復興事業や汚染除去作業でただでさえ人出が足りない。ここのところ多くの公共事業の入札は不調(予定価格内で応札されないために工事中止や着工延期となること)が続いている。建設会社は受注したくても人や資材が足りないのだ。現状でこんなに大変なのに果たしてオリンピック施設の建設やインフラ再構築がたった7年間で可能なのか。建設業の端っこにいる人間として少し不安になってきた。
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◎2013年09月06日 ---- ボス ◎
- 母の教え
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我が家がまだ裕福な頃だったから幼稚園生か小学校の1年生だったのだろう。先生に「道路を渡るときには横断歩道で手を上げて、車が止まったのを確認してから渡ります。」と教えられ私はその教えをきちんと守っていた。田舎の運転手は横断歩道で子供が手を上げれば止まってくれた。◆そんなある日、私が横断歩道を渡る姿を見ていた母に優しく注意された。「もとみさん、バスを止めてはいけませんよ」と。不思議そうな顔をしている私に母はほほ笑み、穏やかに続けた。「バスには大勢の人が乗っているでしょ。それをあなた一人のために止まってもらっちゃ悪いでしょ」というのだ。なるほど。幼かったが私はすぐに理解した。それ以来、私はバスを止めない。◆50年後の東京。昨日、車を運転して大通りを左折しようとしていた。横断歩道をゆっくりゆっくり歩く若者で左折できない。私の後ろにも左折を待つ車が続いている。正面には右折を待つ車も多い。若者は亀よりも遅く歩く。見ると携帯電話でメールをしながら歩いている。たった一人の携帯メール男のために多くの車が右折左折できずに次の青信号を待つことになった。◆ほんの少しの気配り、譲り合いの気持ちを持てない輩が増えた。「横断歩道は歩行者のものだ」と権利ばかり主張しているように映る。彼らには幼い頃優しく注意してくれる母親がいなかったのだろう。
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◎2013年09月04日 ---- ボス ◎
- オリンピック
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2020年のオリンピック開催地がどこになるか、いよいよ盛り上がってきた。経済効果を期待して東京に来てもらいたいとは思う。最終の3候補都市の中でもマドリード、イスタンブールを押さえ東京が大本命と聞く。果たしてそうか。◆オリンピック開催は7年後、2020年。開催が決まった都市はそれまでに現状の問題を片づけなければならない。現状の問題とは「マドリードは経済不安」「イスタンブールは交通渋滞と対シリア情勢」「東京は福島原発問題」◆この3つの都市の問題で最も予測不可能なのが福島原発問題、次にシリア情勢。この二つの都市の抱える問題はカネでは解決できない。一方、マドリード(スペイン)の経済状況が少々改善されなくても所詮カネの問題。みんながカネを出し合えばなんとかなる。◆繰り返すが開催は7年後。7年後を想像しながら各委員は投票する。現状の福島原発問題への政府の対応を見る限り、私が委員なら東京へ投票はできない。マドリードへ投票する。
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◎2013年09月04日 ---- ボス ◎
- そんなに面白い?
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映画をよく観る。劇場で年間50本近く観たこともある。話題の映画はなるべく劇場で観るようにしている。「これは面白い!」と思った映画は人にも勧める。逆に勧められることも多い。◆「是非、観てみて。きっと気に入ると思うよ」と強く勧められ、いつもそれほどでもないのがスタジオジブリの作品。残念ながら今回の『風立ちぬ』もそうだった。◆昨夜『風立ちぬ』を観てきた。かなり期待して観に行った。なんせ今、大きな「話題」の映画である。テレビのコマーシャルもいい。荒井由実の歌う「ひこうき雲」に昭和初期の青春、堀辰夫の「風立ちぬ」のアレンジとなると魅力満載。期待も高まる。◆残念。いつもながらのテンポの悪い展開。冗長。「絵」は悪くないが映画としての総合評価は「まあまあ」といったところ。子供なら面白いだろうが、この映画を強く推す方々がよく分からない。子供のように純情なのか、映画をあまり観ない人なのか、ジブリはなんでも大好き、という方なのだろう。◆・・・少し貶(けな)し過ぎた。生来の天邪鬼(あまのじゃく)である私はみんなが「良い!」というものには「そうなの?」といちゃもんを付けたくなる。ごめんなさい。◆それにしても宮崎駿監督の引退発表はなぜこのタイミングなの?と言いたくなる。『風立ちぬ』を出展中のベネチア映画祭の最中、賞がこれから決まるという時期。なにかの賞を受賞したとしても「引退祝い」と言われてしまう。ベネチア映画祭終了後に引退発表するのが日本人男子の取るべき態度だったと思う。残念だ。
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◎2013年08月30日 ---- ボス ◎
- 女社長
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お叱りを覚悟でホンネを書く。日本ビジネス界の女性社長の半分はインチキだと思っている。◆経営者となって20年以上、多くの女性社長と名刺を交換した。少し話をしただけで「この女性は実力なし」ということが分かる。「えっ?あなた、それで利益を出して社員を食べさせていけるの?」と聞きたくなる女性社長に何人も会った。そんな方には「ああ、あなたにはパトロンがいるのですね?」と意地悪く聞きたくなる。◆インチキ臭い女性社長は皆、若く、厚かましく、そしてバカなくせに「自分は賢い」と思い込んでいる。或いは「自分は仕事ができる」と錯覚している。◆10年近く前だったか「運航会社を始める」という女性社長が挨拶にきた。どう甘く見積もっても利益が出る路線ではない。「無理でしょ。」と言う私に彼女は「全然、心配いりません。」と答えた。「おカネはいくらでも調達できるのです」というようなことを言った。結局5年間程度で数十億の負債を抱えて倒産した。彼女に迷惑をかけられた航空関係者は多い。◆本当に優秀で人間的にも素晴らしい女性経営者もいるが、「頭の悪い」「インチキ臭い」「責任感のない」「勘違いした」女性経営者があまりにも多いせいで割を食っている。◆「女性の社会進出」や「男女雇用機会均等の徹底」を大きく叫ぶには「インチキ女性社長の駆除」を同時に行ったほうが良い。そうしないと本当に優秀な女性経営者が育たない、と思っている。
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◎2013年08月29日 ---- ボス ◎
- だらしない服装
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社員の服装に関しては厳しく注意している。ビジネスは初対面の印象で大きく左右されることを知っているから。いや、ビジネス以前の問題。人様に不快感をもたれない服装を心がけることは社会人としての当然のマナーだ。◆大手の金融機関や商社などの社員はさすがに厳しい指導を受けているのだろう、だらしない恰好の者はいない。クールビズが定着し、夏の間はノーネクタイで客先を訪問しても全く失礼にあたらなくなった。むしろネクタイをしている方が暑苦しく感じる。ありがたい風潮だ。だがこのクールビズにもルールがある。ワイシャツの胸のボタンを必要以上に多くはずしているのはみっともない。頭の悪い国会議員の中にもいますね。なさけない。◆長袖のワイシャツを着て、袖のボタンを留めていないだらしない輩を時折見かける。見苦しい。袖を折って捲ればいいのに。あるいは半袖のシャツを着ればいいものを。◆「シャツの胸のボタンを必要以上に開ける」「長袖シャツの袖口を留めない」「オフィスの中をスリッパで歩く」、こんなだらしない、マナーに欠ける服装は相手をお客様と思わない仕事の者が多い。地方公務員がその代表。◆地方の市役所に行くとそのような服装の者を多く見かける。田舎はそれでいいのだろうか?首長はなぜ注意しないのだろうか?不思議でならない。◆必要以上にオシャレをすることもないが清潔で相手に不快感を与えない服装は社会人の常識。緊張感のない服装の者にはしっかりした仕事はできないと私は思っている。
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◎2013年08月23日 ---- ボス ◎
- 記憶力
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我が家の車にカーナビが搭載されるまでは、助手席に乗る家人と喧嘩ばかりしていた。「あれ、さっきの道を右じゃなかったの?」という家人に「なんでもっと早く言わないんだ!」などと言い返し怒っていた。カーナビのお蔭で我が家の夫婦喧嘩はとても少なくなった。◆「夫婦喧嘩を減らす」というメリットをもたらしてくれたカーナビは同時に「道を覚えない」というデメリットももたらした。毎年2万キロ近く自分で運転しているのにいつも完全にカーナビ任せ。全く覚えない。◆「覚えない」といえば電話番号も同じ。携帯電話を持つようになって、電話番号を覚えるということがなくなった。自分の携帯電話番号すら出てこないことがある。◆もともとすごい方向音痴の上に人の顔と名前を覚えられない私はカーナビと携帯電話のお蔭で脳を刺激することすらなくなり、さらに記憶障害も進んでいる。◆毎年、脳ドックに入り、アルツハイマー病のチェックを東大病院で受けている。今年も受けた。今年もまた「全く問題ありません、というよりも抜群の記憶力ですね。」などとのインチキ臭い回答を笑顔の医師から頂いた。嬉しくホッとするのだが反面「そんなことはない、俺の記憶力は確実に衰えている。今の医学では見つけることができないのだ」とささやく自分もいる。◆盆休みを故郷で過ごし、老いた母の記憶障害がさらに進んだのを悲しく思い「ああ、俺も遺伝でこんなになるのかなあ」などと寂しく思った。
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◎2013年08月19日 ---- ボス ◎
- 頑張れ!安君。
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その頃、複数の人材紹介会社に登録し、「1級建築士」「1級建築施工管理技士」を募集していた。なかなか私が求めるタイプの有資格者と出会うことがなかった。そんな折、紹介会社の担当者が「木下社長が求めている有資格者ではないのですが一度会うだけ会ってやってくれませんか。」と頼んできた。軽い気持ちで「会うだけなら・・」とか答えたのだろう。彼が連れて来たのが安(あん)君だった。◆一発で気に入った。決して恵まれているとは言えない家庭環境の中、彼は努力し、母国韓国を出て日本にやってきていた。日本に来る前、徴兵制のある韓国で、義務である2年間を超え3年半も軍隊生活を経験していた。300人を超える同期の中、主席で卒業している。テコンドーの達人でもある。◆姿勢がいい。受け答えにソツがない。明るい。随分と苦労をしたことを明るく話すことができる。適度な野心もある。彼の中に若い頃の自分を見るような思いがした。「こいつに賭けてみよう。彼なら何かやってくれるだろう。小さなビジネスでも日韓が仲良くできることを示すことができる。」そんなことを瞬時に思った。ほどなく彼は笑顔で我が社に入ってきた。専門でないことも一所懸命に努力し頑張っていいる。◆今年の春、彼の元へ悪い報せが届いた。韓国に残る妹さん(31歳)が末期の直腸がんに侵されているとのこと。彼は私の部屋に来て涙ながらに話した。◆彼の懸命な応援も叶わず、8月3日、妹さんは返らぬ人となった。幸い死に目には会えたという。葬儀を終え昨日日本に戻ってきた。今朝、久しぶりに話を聞いた。聞くのも辛い。言葉が見つからない。◆「この辛さが癒えるのは時間の経過しかないんでしょうね」と彼がつぶやいた。うなずくことしかできなかった。この試練を乗り越え、笑顔で楽しく酒が飲める日が早く来ることを願っている。持ち前の明るさが早く戻り、笑顔で仕事する姿を見たい。頑張れ!安君。◆辛い。辛い。
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◎2013年08月16日 ---- ボス ◎
- スマホ壊れる!
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お盆を故郷大分県佐伯市で過ごした。中学時代の同級生とゴルフコンペを楽しみ、夜はゴルフをしない女性陣たちも集まっての同窓会。40人近くが参加して昔話で盛り上がった。楽しい会。。同級生とはいいものだ。◆暑い暑い真夏のゴルフ後の宴会。ポロシャツにはポケットがなかったのでスマホをお尻のポッケに収めていた。これが失敗。ケツ圧でスマホが壊れた。タッチパネルをいくら押しても全く作動しない。◆今の時代、携帯電話が故障するとどれだけ不都合が生じるか、身をもって体験している。仕事には極力支障を来たさないようにいろいろと手配した。なんとかなりそう。◆ドコモショップに駆け込んだが修理は不可能な様子。取り敢えず電話とメールはこれまで通りに受信できるようにはした。だが、殆どの方のアドレスは分からない。そして最も残念なのが撮り貯めた数十葉の写真。(葉とは言わないのかな?) それからスマホに替えてから楽しんでいたLineが全て消えてしまったこと。口惜しくて仕方ない。◆みなさん、スマホをお尻のポッケに仕舞うのはよしましょう。
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◎2013年08月09日 ---- ボス ◎
- ずるい、自民党員の発想
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公務員が優遇されすぎているという批判をかわすため財務省は昨年11月に国家公務員宿舎の家賃値上げを発表した。ところがこれを実行すれば「宿舎離れ」が進み逆に税金の無駄遣いを招くと自民党の一部議員が騒いでいるという。彼らは「値上げはするな」と叫んでいるという。バカみたいな話。どういうことか。◆「たとえば北海道では、公務員宿舎家賃は現在2万円程度だが、財務省の方針通りになると3万9千円程度になる。一方、道内で同じ程度の広さの民間マンションが7万円程度で入居できる。民間に入居すれば2万7千円の住宅手当が入るので負担は官舎でも民間でも大差がなくなる。その上、通勤手当もつく。」ということのようだ。「なるほど、そうか。」と腕組みして考えるバカな役人たちの顔が浮かぶ。◆この問題に直面した場合、まともな民間の経営者なら腕組みなどせず大声を出すだろう。「バカか!」「それなら現行2万7千円の住宅手当を削れ!5千円にしろ!」と。そうすれば住宅手当の出費は減る、家賃収入は上がる、公務員の制度改革が進んだとアピールできる。◆ずるく、視点を変えることによって、なんとか既得権を維持しようとする公務員。彼らの票を欲しがる自民党員。こんな状況ではこの国はずるずると沈んでいってしまうのだろうなあ、と朝刊を読みながら寂しくなった。
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◎2013年08月06日 ---- ボス ◎
- お粉?
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今朝、うちを出がけに家人から恐ろしい注意を受けた。玄関で私に靴ベラを渡しながら、ふと思い出したように彼女はしゃべり始めた。「そうそう、先週、あなたひどく酔って帰ってらした日があったでしょ?覚えてないかもしれませんが・・」と言う。靴を履きながら彼女の方を向くと彼女は私の左胸を指さしながら「このあたりに随分と、多分、ファンデーションかお粉でしょう、付いていましたよ。」と。ぎょっとする私に対し彼女は淡々と「気を付けないとね。黒っぽいスーツだから目立たないけどワイシャツだったらクリーニングに出しても落ちませんよ。」と続けた。◆「お粉?お粉ってなに?」と聞く私に「化粧品の一種よ。どこかのオネーサンとくっつかなかったですか?」と優しく詰め寄った。怖い。記憶がない。ひょっとしたら、あの時かな?いやあの時だ。いずれにしても疾(やま)しいことはない。強いて言うなら運が悪かった。話を聞きながら言い訳もせず私は家を出た。◆この話を先ほど電話で友人にしたところ「木下さん、そういうのは運が悪かったというよりも脇が甘かった、と言うべきところですよ」と注意された。また誤解が誤解を生む。言い訳はしない方がいい、と思っている。
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◎2013年08月05日 ---- ボス ◎
- 恩師
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当時、九州大工学部には私のいた土木工学科(1学年40名)の他、水工土木工学科(同40名)があった。3年生の時、私は怠惰な生活をして留年してしまった。一年遅れで4年生にはなれたがそれでも反省の薄い生活を続け、再度留年(2留)の危機にあった。卒業を間近に控えてもなお多くの必修科目の試験が残っていた。どの一つを落としても2留が確定する。多くの優しい友人と先生方が私の尻を叩き、なんとか無事に送り出してくれた。◆「測量2」という必修科目があった。追試、再試、再々試と合格点をとれず「2留決定」となりそうだったところ教授が「キノシタ、最後のチャンスをやろう。本当に最後のチャンスだからな」と言ってくれた。九州大学には工学部以外に農学部に「農業土木科」というのがあった。その農業土木科で「測量2」の試験があるから一緒に受けて良い、ということだった。「異例な措置だぞ」と念を押された。私は必死に勉強した。◆農業土木科に試験を受けに行った。広い教室に約10名の学生。もちろん一人も知った顔はない。不安。それでも前日に猛勉強したのでいくらかの自信はあった。そこへ問題用紙を持った試験監督が入ってきた。驚いた。私の所属する研究室の助手をしているMさんがその試験監督であった。◆問題は全部で5問。3問正解で合格、2問では不合格になる。卒業を賭けた大勝負。なんとか3問解いたが少し不安が残っていた。Mさんは試験監督として教室内をゆっくり歩きながら私の隣にくると立ち止まり、私の解答をチェックしてくれていた。そして不安の残る私の解答用紙の数式を指さしながら小さな声で「分母と分子が逆」と教えてくれた。ありがたい。私は急いで分母・分子を入れ替えて計算しなおした。これで3問正解だ。単位は取れた。ぬか喜びをしながら計算間違いなどがないかチェックをしていた。試験終了時刻の5分前くらいだったろうか、他の学生の答案用紙を眺めていたMさんが慌てた様子でこちらへ駆けてきた。私の横まで来るとMさんは再び小さな声で言った。「すまん、キノシタ。あれ、さっきの解答であっとる」と。 私は急いでまた書き直した。◆おかげでなんとか2留せずに卒業できた。今は九州の某大学で教授になっているMさんが上京されると当時の仲間が集まる。いつも私のこのエピソードで大爆笑。良い時代に良い仲間と良い先輩と良い指導者に恵まれた。感謝に尽きない。◆先週末、Mさんこと牧角先生と楽しく飲んだ。
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◎2013年08月01日 ---- ボス ◎
- 原子力発電所ヘリポート
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本日は専門的な話を。◆これまでは原子力発電所敷地周辺の上空をヘリコプターが飛ぶことは航空法で禁止されていた。敷地の上を飛べないわけだから当然敷地内にヘリポートはなかった。ところがあの3.11以来、状況が変わった。万一の事故発生時など緊急時にはヘリコプターで技術屋や政府要人が原発施設を訪問する必要が生じるかもしれない。そのような事態に備えなければならない、ということ。この事態、ヘリポート屋としては当然、予測していた。ところが・・・。◆気付くと全国の複数の原子力発電所施設内にヘリポートができている。当社が作った「原発ヘリポート基準」からするととんでもないしろもの。「誰が許可したんだ!どのような基準なのだ!」との疑問が浮かび確認した。驚いた。とんでもない!◆農薬散布するヘリが畑の中に降りる臨時ヘリポートがある。それと同じ基準で原発施設敷地内ヘリポートも許可したところがあるという。バカじゃないの?日本の役所。農薬散布機と原発施設内訪問機が同じ基準で着陸?あり得ないでしょ!これではいくら私たちヘリポートのプロが「安全なものを!」と言っても、安全に対する意識の低い「電力会社」と「役所」が勝手に適当なヘリポートを作ってしまう。◆「まず、事故なんて起こらないんだから適当に許可さえ取れて『ヘリポート作りました』と言えればそれでいいんだよ。」とヘラヘラ、ニヤニヤしながら責任感、緊張感の足らない電力会社職員と航空局担当官のだらしない対応が目に浮かぶ。
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◎2013年08月01日 ---- ボス ◎
- 下手な新聞コラム
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こうして毎日、誰が読んでくれるか分からない文を書いている。毎日書いているが全く上達しない。文才がない。ただ、稚拙な文章であっても誰にも詫びる必要もなければ媚びる必要もない。無責任でいい、と思っている。読みたい人が読んでくれればいい。◆日本を代表する大新聞の場合にはそうはいかないだろう。私は各紙に目を通すとき、大抵の場合、一面下部のコラムから読み始める。産経の「産経抄」、朝日の「天声人語」がお気に入りだった。全く異なる主張がぶつかる面白さもあったが、なにより両紙を代表する達人の格調高い文章そのものが好きだった。◆ところが、この「産経抄」「天声人語」いつの頃からか実に下手な文章が目につくようになった。とくにひどいのが「産経抄」。中でも目立つのが「・・・・はずだ。」という言葉の使い方。「・・・ではなかろうか」「きっと・・・だろう」「・・・だったに違いない」などいろいろ表現はある。深みも違う。だが今の「産経抄」の執筆者はなんでも「・・・のはずだ」と決めつけてしまう。おそらく一週間に一回程度、この「・・・はずだ」が登場する。うんざり。なぜ産経新聞、だれも彼に注意しないのだろう。誰かが注意すればこの気持ちの悪い「・・・・はずだ」との表現は減るはずだ。◆「天声人語」も落ちてしまった。なにを言いたいのか理解に苦しむ文が増えた。こちらの読解力が落ちてきただけなのかもしれないが。朝刊を読む楽しみが減った。頑張ってほしい。
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◎2013年07月31日 ---- ボス ◎
- 社長は孤独
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ヘリコプター、ヘリポートの専門会社である我が社にはいろんなスペシャリストがいる。防衛に関するスペシャリスト、航空法のスペシャリスト、飛行機及びヘリコプターのことなら何でも知っている者、英語の達人などなど。資格としても操縦士・整備士・一級建築士・一級土木施工管理技士・社会保険労務士などが在籍している。どのスペシャリストの力をいつ借りることになるのか分からない。社内で、昨日は教える立場だったけれど今日は教えてもらう側、ということがしょっちゅうある。年齢はあまり関係ない。◆いつ自分が教えてもらう側に回るかもしれないので、みんなそれぞれ遠慮しているように、私には感じられる。彼らはみんな人がいい。いいヤツばかり。しかし、それも問題。◆良く言えば「大人の集団」、悪く言えば「仲良しクラブ」になっている。人のミスを注意しないどころかミスに気付かないフリをする。さらには自分の担当部署以外には注意を払わなくなる。これは怖い事。顧客の満足よりも社内の融和、安定を優先する。◆みなが優しいから、お互いに注意・叱責をしない。だから一人、社長の私が厳しいことを言う。厳しさがなければ安全がおろそかになり、開発・改善が進まず、顧客が逃げて行く。やがて彼らの給与は下がりその後会社が倒産する。その怖さを痛いほど知っているので社長は厳しく叱責する。◆できるならオレも「仲良しクラブ」の一員でいたいんだ、などと考えながら、大声を出した行為を正当化しようとしている。最後はいつも「社長は孤独」という言葉に逃げている。
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◎2013年07月26日 ---- ボス ◎
- 同郷の先輩
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泥酔した友人を一番町の自宅に送り届けるため銀座からタクシーに乗った。運転手は優しい人だった。自宅の場所を上手に告げられない友人に対して「じゃあ、次の角を左に曲がってみましょうか?」などと穏やかに対応してくれた。その運転手のイントネーション、アクセントに微妙な訛りがあった。「左」という言葉。「ヒダリ」は共通語では平坦に発音する。だが我が故郷、大分県の南部では「ヒダリ」と「ヒ」にアクセントがつく。「あれ、運転手さん、ひょっとして大分県?」と聞く私に「ええ、佐伯市です。」と穏やかに嬉しそうに答えてくれた。「やっぱりね。僕も佐伯です。」という私に「どこで分かりましたか?」と運転手さん。「ヒダリ」のアクセントで気付いたと教える私に運転手さんは「東京に来て、タクシーの運転手になって60年。すっかり東京人のつもりでしたがなかなか抜けないんですね。」と言った。また驚いた。「タクシーの運転手になって60年?」 聞くと彼は私の母と同級生であった。81歳だという。◆昨夜は銀座で79歳の艶っぽい美人(元女優さん)と飲んで、81歳の同郷の優しいタクシー運転手さん(神田さん)に送ってもらった。楽しい一日だった。
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◎2013年07月16日 ---- ボス ◎
- ロボットのような仕事はするな!
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TBSドラマ『半沢直樹』が面白い。殆どテレビドラマを見ることはないのだがこの番組にははまった。主人公「半沢直樹」は銀行マン。直樹の父親は中小企業を経営していたがメインバンクから理不尽に融資を打ち切られ自死することになる。生前、彼は直樹少年に「ロボットのような仕事はするな!」と言い残す。「人間味のない、コンピュータの採点のみでの判断に任せるような仕事を職業とするな」ということ。もっと言うと「銀行マンなどにはなるな!」と言ったようなもの。◆劇中で中小企業の経営者が銀行のことを「奴らは晴れた日に貸した傘を雨が降って来たら取り上げる」とも言っている。◆「ロボットのような仕事」も「雨が降れば傘を取り上げる」も言われ尽くされたこと。私も何度、銀行のこの態度に苦しめられたことか。半沢直樹の父のように「死」を考えたことすらあった。当時メインバンクであったM/S銀行はまさに「ロボットのような仕事」で私から「傘」を取り上げた。◆劇中で直樹は「やられたら倍にしてやり返す」と胸のすくようなことを言うが、実際には中小企業の経営者はやられてもやり返す術をもたない。
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◎2013年07月12日 ---- ボス ◎
- ヘンな言葉使い
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電車に乗っていると駅でたまにヘンな日本語を聞く。「ドアをしめさせていただきます」・・・なんじゃ?言っている本人は丁寧なつもりなのだろうが朝の慌ただしい出勤時、満員電車で汗だらだらの状態で「閉めさせていただきます」などと聞こえてくると「さっさと閉めろ!」と言いたくもなる。なぜ「ドアを閉めます」と言わない? あるいは「ドアが閉まります」でも良い。◆ここまで書いて中学生の頃の国語の授業を思い出した。「閉める」は他動詞、「閉まる」は自動詞。「ドアを閉めます」も「ドアが閉まります」も正しい使い方。◆ところで東京で歯医者に診てもらうと殆どの歯科医や衛生士は「口をあいてください」と言う。正しくは他動詞「あける」を使うべきところ。つまり「口をあけてください」と言うべきところ。なぜだろう?歯科医にかかって気付いた方いませんか? 「はーい、あいてください」と言われて違和感を覚えた方いませんか?◆◆韓国帰りで疲れが残っているためか、二日酔いのせいか、今日は(今日も?)少しだらけた、どうでも良いような文章になってしまった。失礼。
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◎2013年07月02日 ---- ボス ◎
- 学園ドラマ
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中学生か高校生の頃、テレビで青春学園ドラマが人気だった。大抵は高校のラグビー部かサッカー部が中心。少し不良っぽいが根は素直で優しい生徒たち、生徒を引っ張る正義感の強い熱血教師、優しいキレイな女性教師、もの分かりの良い校長、これらが良い者。一方、教育ママ、他校の不良生徒、教育委員会の頭の固いオジサン、これらが悪いヤツ。もう一人忘れてならない敵役が必ず居た。そう、教頭先生。校長は良いヒトなのに教頭は嫌われ者。ドラマを見ながらいつも教頭に腹を立てていた。◆40歳前に今の会社を興した。部下は4人のスタート。部下に嫌われては会社は上手くいかない。それでも注意しなければ向上しない。叱らなければならないし、嫌われたくはない。なんとも中途半端な状態。毎日イライラがつのる。その頃、よくテレビの青春学園ものを思い出していた。自分が校長になったつもりで「ああ、あんな教頭がいてくれたらなあ。」と思っていた。自分は社員の前では(校長のように)「良い人」でいたい。嫌われたくない。「教頭がいないかなあ」そんなことを思っていた。◆今年、我が社に「社長室長」という肩書ができた。初代社長室長に真壁志郎さんに就いていただいた。申し訳ないが時に嫌われ役を演じてもらうこともある。真壁さんはイヤな顔ひとつ見せずに引き受けてくれた。私に向かっては笑顔で「なんとかします」とこたえながらイヤなことを一つひとつ片付けてくれている。ありがたい。◆中学、高校時代の同級生の多くが郷里で教師をやっている。彼らの中に教頭や校長も多い。みんなそれぞれ頑張っていることだろう。盆休みの再会が楽しみだ。
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◎2013年07月01日 ---- ボス ◎
◎2013年06月28日 ---- ボス ◎
- 恥を知れ!議院運営委員長
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毎晩、新橋や銀座や西麻布で飲んでいるが、いわゆる風俗店には興味がない。いや、まったく興味がないわけではないが店に入ることはない。30歳~40歳ならともかく56歳だ。ほんの少しだが社会的な地位もあれば紳士としての矜持もある。若いだけで道徳観のない、アタマの悪い、尻の軽い、おまけに口まで軽いオネーサンにカネをつぎ込み一時的な快楽を得ようとなんぞ願うことはない。リスクばかり。賢い経営者は風俗店には行かない。◆週刊新潮が佐田玄一郎議院運営委員長の常習的買春を報じた。60歳だという。「脇が甘かった」などの言葉で片付くような軽い問題ではない。情けない。国会議員をやる資格などない。この国の運営の多くを我々は国会議員に付託している。国会議員はいわばこの国の経営者。議員運営委員長は衆院No.3のポスト。恥も知らず、経営もできないような男にこの国の舵取りの一旦も任せてはおけない。◆そういえば彼の親が経営していた、そして恐らく今なお彼が大株主であるはずの群馬県最大手の建設会社はかつて派手にヘリコプター運航会社を経営していた。まともな経営ができずに手放したことを思い出した。
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◎2013年06月25日 ---- ボス ◎
- 詐欺
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詐欺事件を扱う情報番組を見るとき被害者に同情するよりも「なんでそんな手口に引っかかるの?」と思ってしまうことが多い。騙す方がもちろん悪いのだが「騙されたアナタも軽率だったね」と口に出すことさえある。ひと事だと「なんでそんなのに引っかかるの?」と思うのに、恥ずかしながら私もこれまで何度か詐欺被害にあった。◆15年ほど前、「ヘリを購入したい」と近づいて来たアタマの悪そうな若造に10万円貸して逃げられた。私は警察に届けることはしなかったが彼はきっとその後、同様の手口を繰り返し警察のやっかいになっていることだろう。3年前には一度一緒に食事をしたことがある元パイロットに40万円貸した。「毎月少しずつ必ず返済する」と言っていたが、その後すぐに連絡がつかなくなった。あとで分かったが彼は私のカネを受け取るとすぐに自己破産していた。「返す必要はないよ」と逃げた。◆そして先日、またまた詐欺にあった。被害額は一万円。相手は人の良さそうなオジサン。どんな詐欺だったのか、ここには恥ずかしくて書けない。興味のある方は私へ直接電話ください。お教えします。
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◎2013年06月24日 ---- ボス ◎
- 素晴らしい音のデザイン
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先週末、金沢へ出張した。往きの飛行機はANA。羽田空港第2ターミナルの72番搭乗口。しょっちゅう飛行機に乗っているが、このあたりのターミナルは久しく利用していなかったようだ。景色が変わっているのに驚いた。おしゃれな立ち食い寿司屋やうどん屋ができている。立ったまま利用するテーブルなども上手に配置されている。搭乗前のひととき、その一角で読書をしていたのだがなんとも心地良い音が聞こえてくる。ピアノの音。メロディになっていない。和音がポロンと響いてくる。無造作に音を鳴らしているようで、それでいて嫌味が全くない。ピアニストが演奏会前の指ならしをしているような和音。ポロン、ポロン。◆こんな音の演出に出会うのは初めて。誰のデザインだろう。誰の仕掛けだろう。日本人であって欲しい。羽田空港にこんな素晴らしい待合空間ができたことを誇りに思った。みんなに気付いて欲しい。
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◎2013年06月21日 ---- ボス ◎
◎2013年06月20日 ---- ボス ◎
- 揚げ足取り
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高市早苗自民党政調会長がどういう意図で言ったのか知らないが「原発事故で死者がでたわけではない。」との発言が波紋を呼んでいる。「福島県民の気持ちを理解していない」と地元からの強い反発を受け高市氏は「エネルギー関係のすべての発言を撤回する」と詫びた。◆おかしいじゃないの。その立場の方が軽々と口にしない方が良いであろうことは理解できる。ただこの国の大きな方向性を示すときに事実を冷静に見つめることも大切だ。ここで断っておくが私個人は原発推進派ではない。しかし、なにもかも感情的に、そして弱者の側に立って、対立する意見を封殺してしまうこの風潮はいかがなものか。どういう話の流れで言ったのかは知らないがマスコミは「原発で死者がでたわけではない」との発言を大きく取り上げ、結果、謝罪と撤回につなげた。国会議員が、事実すら口にできなくなった現状を憂う。◆「私は所得に応じて、所得の少い人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則に沿つたほうへ持つて行きたいというのが、私の念願であります。」と国会で答えた池田総理の言葉は翌日、『貧乏人は麦を食え』と言ったことにマスコミによって変えられる。昔から愚かなマスコミは事実を曲げて報道していたが最近は事実を口にすることすらできなくなってきた。怖い怖い。
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◎2013年06月19日 ---- ボス ◎
- テレビの報道を信じるな
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オスプレイはCH46の後継機。「オスプレイは危ない」と騒ぐなら現状のCH46と比較し、データに基づき「CH46より危ない」と報道するべきだろう。だが実際にはそのようなデータはない。どのデータからも「CH46よりもオスプレイは安全」であることしか示されない。しかしマスコミはこれを取り上げない。国民の感情を「オスプレイは危ない」という方向へ誘導する。◆橋下大阪市長が慰安婦問題を口にした。どの一言を取っても「女性蔑視」と受け取る言葉は私には見つけられなかった。しかしマスコミは「女性蔑視の橋下発言」として「言語道断」と切り捨てる。「どの言葉が女性蔑視なのか」は誰一人として示さない。ただただ「一連の発言が女性蔑視」というだけ。揚げ足取り。冷静にみていると意見は様々。「あの立場では言ってはならない。」「今、この国際情勢の中で言ってはならない。」などが多い。客観的な報道はせず国民の感情を「橋下は女性を蔑視している」という方向に誘導する。◆プロ野球の統一球が少し飛ぶボールに変えられていた件。昨年までのボールが管理規定値の下限を少しはみ出るものがあったから管理基準を見直した。よくある話。これを公表しなかっただけ。選手の生活や試合の勝敗にはなにも関係あるまい。しかしあたかもこの反発係数の管理基準を見直したことが選手生命にかかわる重要事のような感情的な報道をする。実際には選手もファンも誰も損していないのに「大問題」と言う方へ国民感情を誘導する。◆国民感情を誘導すれば視聴率は上がるし週刊誌は売れる。マスコミの報道をもっと冷静に、疑いながら見ることを我々はしなければならないのだが多くの国民は簡単に誘導されている。
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◎2013年06月14日 ---- ボス ◎
- プロ野球統一球問題(その3)
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本当に頭の悪い感情的な発言ばかり目立つこの問題、テレビは「大問題」だとか「コミッショナーが悪い」とかのバッシングばかり。そんな中、一人冷静にこの問題に対するコメントを発している方がいた。ソフトバンクの王貞治会長だ。「お客さんに楽しんでもらおう、よかれと思ってやってきたことでしょう。現時点で不都合は出てきていない。技術の世界で、去年より今年よりと考えながらやっていくことが永遠のテーマ。個人的に損してたり得してたりってことはないでしょう」◆さすがは世界一のホームランバッター。くだらない論争に感情的になることなく冷静に分析している。王さんは「そんな大騒ぎする問題じゃないよ」と言っているように私は感じる。残念ながらこのコメントはテレビでは流されていないようだ。マスコミの悪意すら感じる。自分の頭で考えることをしない人たちがマスコミに踊らされ熱くなっているのを見るのが寂しい。
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◎2013年06月13日 ---- ボス ◎
- プロ野球統一球問題
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プロ野球の統一球の問題でまたしてもバカなマスコミが大騒ぎしている。そして自分の頭で考えることをしない視聴者も一緒に騒いでいる。「ズルいマスコミとバカな視聴者」 最近はこの構図が完全に定着してきた。◆「球が飛ぶ飛ばないは選手にとって死活問題」などとの言葉で騒ぎをさらに煽る。なにが死活問題か? もし攻撃時と守備時でボールを替えられたというのでは大問題だがそんなことはない。すべての公式試合ボールが替えられた。みな平等だ。昨年に比べて少し飛ぶボールになっただけ。打者はみな平等に恩恵を受ける。投手は大変なのは分かるがこれもすべての投手が平等に大変になっただけ。勝ち負けの数にはまず影響はなかろう。唯一、防御率での出来高契約をしている投手のみが不利になるがそんな選手が何人いるのか。◆「変えたことを公表していなかったことがマズイ」という些細な問題が「変えたことがマズイ」との大きな問題にすり替えられ、果てには「コミッショナーの態度が悪い」などと感情論で煽る。「実際には誰も損をしていない。それどころか打撃戦が増え面白くなった。」などとでもテレビで発言しようものならマスコミ界あげての大バッシングが待っている。◆「へー、そうだったの。やっぱりね。」で済むはずの問題が「俺たちマスコミに知らせずに勝手なことしやがって・・。」とマスコミが怒り、みんなを煽る。テレビでコメンテーターとかパネリストと名乗るバカ面した偉そうなタレントを見るとヘドが出る。
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◎2013年06月11日 ---- ボス ◎
- 声を出さない若者
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満員電車に乗っていて駅に着く。奥の方からぐいぐい押して出てくる者がいる。大抵が若者。なぜ「すみませーん、降りまーす。」と声をかけない? 「ちょっと通してください。」と言えない? 一声かけると、皆が彼を通してあげようと移動するのに。ただ黙ってぐいぐい押すだけ。コミュニケーションの取り方を知らない若者ばかり。きっとこんな若者でも仲間と一緒なら渋谷のスクランブル交差点でバカ騒ぎもできるのだろう。情けない。◆地下鉄六本木駅のホームと電車の隙間に若い女性が落ちた。「落ちた!」という声を聴いた駅員は、人が落ちたのではなく誰かが落とし物をしたのだろうと勘違いして電車を発車させたという。あり得ない!夜まだ9時過ぎの六本木だ。大勢の客がいたはずだ。人一人が目の前で死ぬかもしれない状況になぜ騒がない?不思議でならない。◆マスコミは例によって「駅員の教育がダメ」などと言う。そうじゃない。もちろん駅員もダメだが、もっとダメなのはそこに居合わせた連中だ。なぜ彼らは電車を叩き大声を出し警報機を鳴らすことをしなかったのか? 普段からいびつなコミュニケーションしか取れない連中ばかり増えている。なにかおかしい。
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◎2013年06月11日 ---- ボス ◎
- 不具合
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一般用語ではあるが普通の方は「不具合」などという言葉を使うことは殆どないだろう。しかしこれが航空業界ではしょっちゅう。航空機に異常があれば「不具合発生」となる。◆50歳代も後半になると「around 還暦」で「アラカン」と言うそうな。本日で56歳になった私はまさにアラカン。そしてカラダや脳や心は「不具合だらけ」。上から左目(飛蚊症+ドライアイ)、鼻(慢性アレルギー)、右肩(五十肩)、腰痛、左ひざ関節痛と悪いところだらけ。さらに記憶障害と失顔症。おまけに「のみの心臓」である。それでも生命にかかわるような重病でもないし週に一度程度のゴルフもできる。56歳の平均的な健康具合だろうか。まあまあ満足するしかないのだろう。◆先日、久しぶりに会った学生時代の友人に「カラダじゅう、不具合なとこばかりだよ。」と言うと 「『不具合なとこ』ばかりじゃなくて『不都合なこと』ばかりなんじゃないの」と返された。上手いことを言う。◆不都合なことはなにもない。
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◎2013年06月10日 ---- ボス ◎
- 2万日
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明日が誕生日。56歳になる。ということは今日が55歳最後の日。まるまる55年間生きたことになる。日数になおすと、365日×55(年)=20075日。55年間に閏(うるう)年が14回あったから20075+14=20089日。今日は生まれて20089日目になる。気づかないうちに2万日を過ぎていた。◆最良の日を100点、最悪の日を1点として等分に区切れば、この人生で100点の日が200日あったことになる。同じく最悪の1点の日も200日あった。◆あっという間に歳を取った。我が人生、月並みな言い方になるがジェットコースータのような人生だった。100点の日、1点の日を幾つか思い出すことができる。8歳で父を交通事故で亡くしてからの数週間は間違いなく1点。大学生時代に100点の日が集中している。◆最近は15点~70点の間をうろうろしているばかりに感じる。せめて1年に2~3回くらいは95点以上の日がこないものか。
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◎2013年06月07日 ---- ボス ◎
- 6月6日
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盛岡まで一泊出張してきた。往復とも東北新幹線のグランクラスに乗ってみた。新幹線のファーストクラスと呼ばれている。グリーン車よりもさらに割高。うん、悪くない。よく眠れた。◆昨日、盛岡へ向かう新幹線のなかで「棒が一本あったとさ・・」と口ずさんでいた。幼いころに覚えた絵描き歌。「葉っぱかな、葉っぱじゃないよカエルかな・・」と続く。そして「6月6日に雨ザアザア降ってきて・・・」・・最後は「あっという間に可愛いコックさん」で終わる。毎年必ず6月6日はこの歌を思い出し口ずさんでいる。◆楽しいことの少ない、不満ばかり多い昨今だが逆に怒ることも少なくなった。精神は幼い頃へと回帰を始めているのだろうか。あと1週間もたたずに56歳になる。
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◎2013年06月06日 ---- ボス ◎
- 秋田県立美術館
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出張先で少し時間に余裕があると美術館を訪問するようにしている。もっと余裕がある場合は近隣の温泉に浸かりに行く。これまで随分多くの美術館と温泉を回った。温泉はなるべく鄙びた秘湯を選ぶが混浴のところも多い。混浴と言っても残念ながらこれまで80歳以下の女性と遭遇したことはない。◆今週初めの秋田一泊出張では秋田県立美術館を訪問した。素晴らしかった。秋田県立美術館は現在移転準備中。これまでの美術館のすぐ近くに新美術館はすでに出来上がっている。新美術館は今年九月にオープンする。現在はプレオープンとでもいうのか展示物はないが解放している。安藤忠雄設計のこの美術館はまだなにも展示していいないが建物自体が素晴らしい。美しい。さすが安藤忠雄とうなってしまう。この時期に行くことができラッキーだった。大急ぎで新美術館の建築物を堪能したあと旧美術館を目指した。こちらは藤田嗣治の作品が中心。藤田の生涯と彼が秋田と深くかかわったことなどが興味深く表されている。◆藤田の作品ではないがとても私の気を引く素晴らしい作品が一点あった。これまで名前も聞いたことのない作家ルイジ・ダ・リオスの水彩画「水を汲む少女」というもの。少し憂いを含んだ目を持つなんとも言えないかわいらしい少女が描かれている。ルノアールのようなタッチだがルノアールよりいい。こんな出会いがとても嬉しい。新美術館がオープンしたらまた足を運びたい。
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◎2013年06月05日 ---- ボス ◎
- 沖留め
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月曜日、早朝の営業会議の後ヘリポート建設部の永田久永課長と一緒に羽田へ向かった。秋田へ一泊出張。出張の多い我々はともにANAのプラチナ会員。出発前のひととき、専用ラウンジで無料でビールやジュース、おつまみなどをいただける。しかしいつも慌ただしい移動のため専用ラウンジで一服できることはめったにない。当日もセキュリティーゲートから直接搭乗口を目指した。◆搭乗口は701番。ボーディングブリッジから直接機体へ乗り込むのではなく、バスに乗って機体横まで移動してタラップを上るやつ。業界では「沖留め」と呼んでいる。チケットを見て「うわっ、沖留めだよ。」と嫌がる私に向かって涼しい顔の永田課長がニコニコしながら聞いてきた。「社長は沖留めが嫌いなんですか。私は沖留め結構好きなんですよ。いろんな仕事やめずらしい機材が見られるし、何と言っても歩く距離が短くてすみますよ。68番ゲートまで歩くの大変じゃないですか。」と。たしかに羽田の搭乗口はセキュリティゲートからものすごく遠いところが多い。そういう考え方もあるのか・・。なんだか永田課長が一層頼もしく思えてきた。◆一泊して昨日秋田から戻ってきた。秋田で仕事の残る永田課長と別れ、一人での帰路。ANAの帰りの便もまた沖留めであった。永田課長のような前向きな気持ちを持とうと意識して明るくバスに乗り込んだ。バスは満員。なかなか出発しない。暑い。バスから降り到着ゲートに向かう。近い。たしかに短い。◆「それでも、それでもやっぱりオレはボーディングブリッジの方がいいなあ。」と思いながら歩いていた。
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◎2013年05月30日 ---- ボス ◎
- ブラピと同じ
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つい先日、アンジェリーナ・ジョリーが乳癌になる危険性の回避のために、乳房の除去と人工乳房再生手術を行った、とのニュースが話題になった。今度はその夫ブラッド・ピッドが、自分は「失顔症」で悩んでいると発表した。「失顔症」なる言葉を初めて聞いた。人の顔をなかなか覚えられない病気のようだ。彼は、相手の顔を覚えられず随分多くの方々に失礼な態度を取ってしまい嫌われたという。分かる。実は私も軽度の(?)失顔症である。昨日会った方と翌日待ち合わせをしてもどのような顔であったか思い出せないことがある。ある業界のパーティーでは同じ方に3回も「初めまして」といい名刺を渡そうとした。3回目にはさすがに先方は不機嫌そうだった。ブラピほど重症ではないようなのでこれまで深刻に悩んだことはなかったがコンプレックスは感じていた。今回、彼が発表してくれてこれが病気であることが分かった。そして「オレはあのブラピと同じ病気なんだ」と言うことができるようになった。ブラピが勇気をくれた。◆アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピッド夫妻のますますの活躍を願っている。
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◎2013年05月28日 ---- ボス ◎
- 口笛
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今朝、朝食を取りながらふとテレビのチャンネルを替えると「今日の運勢」をやっていた。星占い。「今日、最低の運勢は・・。ごめんなさい、ふたご座のあなたです。」とキレイなアナウンサーが申し訳なさそうに言っていた。まずい。私はふたご座。するとそのキレイなアナウンサーはすぐにフォロウしてくれた。「でも心配いりません。ラッキーなおまじないをすれば。口笛を吹きましょう。」とか。◆星占いを毎日気にしているわけではない。が、少し気になったのだろう。シャワーを浴びながら口笛を吹いていた。その口笛の曲がなぜか「イッツ・ア・スモール・ワールド」だった。ディズニーランドでおなじみのあの名曲。シャワーを浴びながら口笛で「イッツ・ア・スモール・ワールド」を吹いている自分に驚き少しいい気分になった。早くもおまじないの効果があった。あのキレイなアナウンサーが好きになった。そういえばもう15年間くらいディズニーランドに行っていない。行きたいが50歳を超えたオジサンはディズニーランドへ行く口実がみつからない。◆「残念だなあ。久しぶりにディズニーランドに行ってみたいなあ」などと思いながら出勤のため駐車場に行き車に乗り込みエンジンをかけた。と同時にステレオが鳴りはじめた。昨夕、CDを聞きながら帰ってきたその曲が流れてきた。その曲とはテレサ・テンの『愛人』。ギャップの大きさに我がことながら落胆した。◆今夜は久しぶりに銀座『スウィング』で大好きな二胡奏者ウェイウェイウーさんのジャズを聴く。いろんな音楽を楽しむことができるのは幸せなことだ。
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◎2013年05月27日 ---- ボス ◎
- 標準時刻前倒し
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東京都の猪瀬知事は生理的には好きになれない。おそらく学生時代、友達は少なかっただろうし今も少ないだろう。好きにはなれないが彼の仕事は評価できるところが多い。今度は標準時を2時間繰り上げろと言いだした。実は私も全く同じことを10年ほど前から言ってきた。大学の教授などにも話してきた。2時間前倒しのメリットは大きい。◆「変革!」「チェンジ!」などと政治家が叫ぶと多くの国民期待して中身もわからないままに投票する。ところが多くの国民は自分の現在の生活が変化することを大抵嫌う。マスコミ、特にテレビが、考えることのない国民に追従する。今朝の情報番組で頭の悪そうなレポーターが小学生に尋ねていた。「標準時刻を前倒しすると暗いうちから登校しなくてはいけなくなるけどどう思う?」と聞いていた。90%程度の小学生とその親が「反対」と答えていた。◆変革を行えば必ず不利益を被る者が生じる。そこばかりに注目していたのではなにもできない。国は良くならない。ゼロベースに戻り、つまりこれまで標準時刻という概念がなかったとして、今我が国の標準時刻をどこに設定するべきかを経済やエネルギー或いは安全という視点から総合的に検討、判断すべきとがきた。総合的に判断すれば現状より2時間前倒しにすることのメリットは大きい。◆生理的には嫌いだが私は猪瀬都知事に一票を投じよう。
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◎2013年05月23日 ---- ボス ◎
- ハンディキャッパー用の駐車場
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国内出張の場合は大抵、羽田空港まで車で行く。羽田空港の立体駐車場に車を停める。駐車代は以前と比べると随分と安くなった。銀座6丁目に1時間停める値段で1泊できる。とても便利。だがここで毎回、イヤな思いをする。不愉快になる。寂しくなる。◆先ほど小樽への出張から帰ってきたところ。今回もまた不愉快になった。◆羽田空港の立体駐車場は各フロアともエレベータに近い便利なところに5台分程度の障がい者専用駐車スペースがある。車いすをイメージした国際シンボルマークが描かれている。このスペースが全く空いてないのだ。そしてそこにはベンツやレクサスが堂々と停車してあった。弱い者の立場を考えることなく、自分の都合だけで生きている不定の輩。そうして人並み以上の収入を得、高級車に乗って見栄を張る情けない奴ら。最低のクズ。◆ハンディキャッパーを表す車いすの国際シンボルマークのステッカーは100円ショップでも売られていると聞く。悪質なヤツは、(性格以外は)健常であるのにこのステッカーを車に貼ることによって堂々と障がい者用スペースに車を停めている。◆金持ちそうな男が派手な女性を連れて障がい者用スペースに停めたベンツに乗り込むところを見た。平気で助手席に乗る女性も同罪。かっこいい車に乗りキレイな服を着ることで見栄を張っているが、弱者の気持ちを理解できない自分さえよければいいという態度が最もかっこ悪いということをなんとか彼らに教えることはできないものか。
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◎2013年05月21日 ---- ボス ◎
- 励まし と 疑い
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数日前の「オレンジ色の手袋」に関して予想外に反響があった。殆どが「疑い」で幾つかが冗談を込めた「励まし」。実は毎日「こんな文、まず誰も読んでいないだろう」と思いつつ勝手なことを書いている。しかしこれだけ反響をいただけるのであれば少し気を付けなければならない。まさかと思うが家人が読んでいるかもしれない。脇を絞めて行かねばならない。◆中学、高校の同級生で今は故郷大分県佐伯市の小学校で教鞭をとる女子(女史?)タカヤマさんからメールをもらった。「(前略)・・『オレンジ色の手袋』面白かったです。貴方ってヤッパ可愛いね。」だと。「これが55歳の女性教師の言葉か!」と思いつつも「ヤッパ可愛いね。」とメールをもらって心がはしゃいでいる自分のことを少し可愛いと思った。
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◎2013年05月20日 ---- ボス ◎
- 衣替えからクールビズ
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かつては六月の第一週が衣替えの時期と決まっていた。ここを境に学生服が黒っぽい長袖から白っぽい半袖に替わる。通勤電車内の景色がガラッと変わる。梅雨入りする前の爽やかな季節の風物詩であった。私もその時期に合わせてスーツを秋冬ものから春夏ものに替えていた。◆数年前からクールビズが定着した。今年は官公庁の多くが五月一日から実施した。ネクタイをはずすだけだからそれほど目立たない。六月までに殆どの企業がクールビズに入る。我が社でも本日からネクタイをはずすことを許可した。◆クールビズとは「ネクタイをしなくてもマナー違反にはなりませんよ。盛夏には上着を着なくてもマナー違反ではありませんよ。」程度の意と理解するべき。クールビズという名のもとに、だらしない服装で平気で歩く営業マンが増えた。情けない。社会人の服装は清潔感第一。私は部下に対し、長そでの腕まくりは許すが腕まくりをせずに袖のボタンをはずすことは許さない。自分のデスクでスリッパを履くことは許すがスリッパ履きでデスクを離れることは許さない。◆オンとオフの切り替え。自宅で少々だらしない服装でもかまわないがONである仕事中は常に緊張感を持った服装で臨むことを要求している。それにしてもだらしない服装の社会人が目立つようになってきた。情けない。
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◎2013年05月16日 ---- ボス ◎
- オレンジ色の手袋
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沖縄で大雨の中ゴルフをした。濡れたシューズや帽子、下着やレインウエアなどをキャディバッグに詰め込んで東京の自宅へ宅配便で送った。◆本日から急に出張となったため、昨日は準備もあり少し早めに自宅へ帰った。自宅には誰もいなかった。沖縄から送ったキャディバッグが届きレインウエアや帽子が干されていた。家人が気を効かせてキャディバッグの中のものを出して洗ってくれた様子。ふと見ると机の上に女性モノのキレイなオレンジ色のゴルフ用手袋が。うん?なんだ?・・・焦った。それは随分前、ある女性に買ってあげたもの。いや、あげようと思って買ったもの。◆新品ではあるが包装袋から取り出し裸でバッグに入れていた。忘れていた。こんなものがキャディバッグから出てきたら家人は落ち着かないだろう。それで腹を立てて出て行ったのか?なんと言い訳をしようか?随分と迷った。◆迷って悩んでいるところに家人が娘と一緒に帰ってきた。「ごめんなさーい。ちょっとそこのスーパーに行ってたの。」 オレンジ色の手袋に関してはなにも言わない。機嫌も全く悪そうじゃない。手袋の話題を私から切り出した。家人は笑顔で答えた。「そんなこといちいち気にしていたらアナタの奥さんなんて勤まらないでしょ。」 全く疑っている風もない。◆「たまには旅行でもしようか」 優しい言葉を家人にかけようかと思いながら私は楽しそうに酒を飲みごまかした。結局、優しい言葉はかけなかった。返って「怪しいな」と思わせるかもしれない。小心者の私は小さなことでクヨクヨ悩む。
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◎2013年05月15日 ---- ボス ◎
- 風俗店
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行ったことがないわけではないが、私は風俗店には殆ど興味がない。若いという以外なんの魅力もなく、頭が軽い道徳心のないオンナがカネ欲しさにカラダを売る。そんなオンナと接したってもはや勃起しそうにもない。私にとっては風俗店もパチンコ店も同じ。興味のある人が勝手に楽しめば良いところ。親しい友人や息子にはあまり行ってもらいたくないところ。◆しかし法律はそのような店の存在を許している。そこで働くオンナを保護している。◆橋下日本維新の会代表が風俗店に関する発言をした。(あえてここでは従軍慰安婦問題の発言には触れない。風俗店に関する発言のみに関するコメント。)マスコミではこぞって「女性蔑視」という言葉で橋下氏を追及する。◆慰安婦問題は置いておいて、「沖縄の米軍はもっと風俗店を利用して」という彼の発言がなぜ女性蔑視なのかが分からない。◆テレビでは実は風俗店に行きたくて仕方がないようなスケベ面した男のコメンテーターやもっとスケベそうな政治家が橋下氏を貶していた。風俗店大好きな彼らからはさすがに「女性蔑視」という言葉はあまり出ず「あの立場の政治家が、この時期、このような配慮の欠ける発言をするなんて言語道断」という論調が殆どだった。◆たしかにこの時期、あの発言はまずかろう。しかしスケベなオトコと、カネ欲しい頭の悪いオンナの関係において「女性蔑視」との糾弾の仕方は無いように思う。テレビは或いはインターネットは、片方でスケベなオトコとカネ大好きな頭の悪いオンナとで大儲けをしておいて、こんなときだけニュース番組でホンネを言った少し軽率な政治家の発言を大きく叩く。まるで正義の使者みたいに。なにもニュースで取り上げる発言ではなかろうに。ニュースで「橋下がこんな発言した」「女性蔑視だ」などと騒ぐから問題が大きくなった。スケベな男が紳士面して軽率な男を叩いている。◆私は私以外の男が「私はスケベではありません」という格好を演じていることをとても嫌っている。
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◎2013年05月14日 ---- ボス ◎
◎2013年05月10日 ---- ボス ◎
- 社員旅行
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今の会社を立ち上げる前、私は二つの会社でサラリーマン人生を経験した。今思うと、どちらの会社も社員のことを大切にする良い会社だったのだが、若い私にとっては誇れる会社ではなかった。自分の会社を好きになれなかった。それは私に限ったことではなく、同窓会などでは皆自分の会社の悲惨さを語りお互いを慰め合っていた。◆四十歳を前に今の会社を立ち上げた。社員は5人。社員が誇れる会社にしたいと強く願った。それから17年経った。社員は30名。彼らは自分の会社に満足してくれているのだろうか。誇れる会社になったのだろうか。トップとしていつも気にしている。とはいえ甘い事ばかり言っているわけにもいかない。難しい。◆今日から年に一度の社員旅行。今年は二泊三日で沖縄。金土日の「観光班」と土日月の「ゴルフ班」に別れての旅。土曜の夜は全員で会食、その後ボーリング大会があるという。企画をした女性社員の目は輝いていた。「楽しんでくれている」と思い、嬉しくなった。◆彼女らのホンネは分からない。社員旅行など面倒くさいと思っている社員もいるのかもしれない。それでも社員みんなの目が輝いてくれるような会社にしたいと今も強く願っている。
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◎2013年05月09日 ---- ボス ◎
- 貧富の差と国力
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先々週のタイに続き、連休の合間に韓国へ出張してきた。観光地として韓国はタイに大きく劣る。ほほえみの国タイの魅力は大きい。しかし国力、或いは国民の幸せ度は間違いなく韓国の方が上と見た。国力、国民の幸せ度はもちろん我が国は韓国を大きくしのいでいると思っている。◆国力や国民の幸せ度、あるいは満足度はおそらく日本は世界一だろう。国民の幸せ度ではブータン王国が世界一、などとの統計もあるようだが本当にそう思う日本人はわずかであろう。自国の悪口ばかり言うマスコミのおかげで国民も不満ばかり口にする欠点はあるが我が国はすばらしく幸せな国だと思う。◆国力や幸せ度に「国民の貧富の差」が大きく関わっていると思う。一部の超金持ちと多くの極貧民がいる国が不幸せ。日本のように「社会主義国の理想形」などと揶揄されるほど貧富の差がない国は幸せ。◆タイを案内してくれたガイドの方が寂しそうな表情で教えてくれた。「この国では金持ちに生まれれば死ぬまで金持ち、貧乏に生まれれば死ぬまで貧乏なのです。インドのカーストと変わりありません」と。日本に生まれた幸せを感じつつ、日本も少しずつそんな国に近づいているのではないだろうかと心配にもなった。
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◎2013年05月08日 ---- ボス ◎
- 残念な姿
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古くは遠藤周作や井上ひさし、最近では石田衣良などはよくテレビに出る作家。テレビで見かけるときの作家のキャラクターと彼らの作品のかい離に違和感を覚えたことはなかった。私にとっては「作家は作家、作品は作品、作品と作家は別」であった。◆先日、村上春樹が京都大学で講演を行った。講演会にはテレビカメラはもちろん録音も禁止されたとのこと。彼は、作家のキャラクターとその作品を関連付けられることを嫌ったのかもしれない。テレビに出ないというポリシー、姿勢は尊ばなければならないと思う。◆村上春樹の初期の小説、例えば「風の歌を聴け」や「中国行きのスロウボート」などはとても都会的で、九州の片田舎出身の私は当時、心地よいカルチャーショックを感じたことを覚えている。テレビによく出る村上龍に対し全くメディアに姿を現さない村上春樹は私の中で神秘性を高めた。その後、村上春樹も時々政治的発言などを通してニュース番組などで徐々にその姿を見る機会は多くなったが神秘性は続いていた。◆それだけに、個人的には残念であった。今回の会場へ入る村上の恰好。野球帽を後ろ向きにかぶってサングラス、半そでのシャツはだらしなくボタンを留めてなかったようだ。まるで高城剛のよう。残念。テレビもこんなところを撮ることないだろうし放送する必要もなかったろうに・・。◆彼はなにも悪いことをしていないのに、勝手にこっちが想像していただけなのに、こちらの想像と違っただけで残念がられる。村上春樹は可哀そう。そう思った時にふと「これと同じ感情を随分前に感じたことがあったな。」と思った。誰だったかな?「そうだ、それまでレコードの声しか聴いたことがなかった小椋佳を初めてテレビで見たときだ。」と思い出した。作家や歌手はなにも悪いことをしていなくても読者や聴き手は自分勝手にイメージし、裏切られると残念に感じる。申し訳ない。「村上さん、小椋さん、頑張ってください。」と反省しながら考えている。
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◎2013年05月07日 ---- ボス ◎
- 人生を潤すもの、ゴルフ
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今年のゴールデンウィークはのんびりと過ごすことができた。連休の合間の4月30日~5月1日に韓国出張が入ったがそれ以外は殆ど毎日ゴルフをして過ごした。ゴルフを始めたのは26歳のときだった。当時在籍していた会社で半強制的にやらされた。感謝している。◆「これをやっていたから人生が楽しくなった。」「もしこれをやっていなかったら寂しい人生だったかもしれない」と思うことは幾つかある。そんなことを若い人にアドバイスする機会が多くなった。「今のうちにマスターしなさい」というもの。その3番目にゴルフを上げている。4番目は麻雀。どちらも4人でやるゲーム。楽しい会話があり、沈黙して熟考することもある。◆さて私が若い人に「これをマスターすると人生のプラスになりますよ」と言っている1番目、2番目は何でしょう。「カラオケ」は入っていませんよ。「恋」はあるかもしれませんがアドバイスされて「頑張ろう」と思って頑張れるものではありません。◆2番目は「車の運転」。私は33歳で車を購入した。以来、どれだけ人生に潤いができたことか。車の運転ができるのとできないのでは人生の楽しさが大きく違うと感じている。◆さて1番目はなにか。実は私は苦手なもの。「これができたら人生さぞ、もっともっと楽しかったのだろう」と思い反省し、息子には「これだけは今のうちにマスターしろ」と励ましているもの。それは「英会話」。◆多くの人と接する人生が充実した楽しい人生なのだとつくづく感じている。あなたが若い人に「これだけはマスターしなさい。人生充実しますよ」とアドバイスしているのはなんでしょう?
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◎2013年05月02日 ---- ボス ◎
- BMW vs レクサス
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昨年末、車をレクサスGSからBMW640(通称グランクーペ)に乗り換えた。BMWを選んだ理由は幾つかあるがやはり美しいデザインが最大のポイント。それから希少性。まだ日本では100台走っていないということだった。◆BMに乗って4カ月が経った。デザインには満足している。が、最も強く感じたことは「レクサスは素晴らしい」ということ。ドイツ車に乗って日本車の素晴らしさを再認識した。もちろん個人的な好みの問題とも言えようが、デザインではレクサスはBMに完敗だと思う。ただ、それ以外では殆どすべての点でレクサスGSの方が上。日本人の気配りのすごさにドイツの車に乗って気が付いた。インパネの仕様、カーナビの使いやすさ、収納や助手席の配慮などなにをとってもレクサスの方がいい。ディーラーのサービスもレクサスの方が圧倒的に上。まだまだ円高のときであったがBMは値引きを殆どしない。レクサスGSよりはるかに高い金額でBMWグランクーペを購入した。◆いくらデザインがいい、かっこいい、と言ってもこんなに気配りに違いがあるのでは数年後の買い替え時には再びレクサスが第一候補になるだろう。モノづくりの国として、ライバル関係にある自動車製造国として、5年後には間違いなく日本はドイツに勝っていることだろうと確信した。
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◎2013年04月26日 ---- ボス ◎
- 反日運動と反米軍運動
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また、沖縄に触れる。私の大好きな沖縄が最近、おかしいから。◆政府が四月二十八日を「主権回復の日」として式典を開催することになったが、これに対し仲井真知事などは「この日は沖縄にとっては屈辱の日だ。」などと訳のわからぬいちゃもんをつけた。いくらか複雑な思いがあることは理解できるが「屈辱の日」などと主張することはなかろう。そもそも「4月28日は屈辱の日」などと思っていた沖縄県民はどれほどいたことか。◆中国や韓国は「反日」を煽ることで自国民が団結し政治家が求心力を持てる体制を作ろうとしているのは明らか。そのためには国民の感情を政府の狙っている方向へ誘導する。「慰安婦問題」や「竹島問題」「尖閣諸島問題」「南京大虐殺問題」などなど。◆私には今の沖縄指導者の多くが「反米軍」「反日本政府」を煽ることにより沖縄が一枚岩になり、なにか強い位置を占めたいのだと思えてならない。煽れば煽るほど沖縄では「反米軍」「反日本政府」の政治家は強くなる。「ちょっと冷静に考えてみようよ」との発言は沖縄の中ではなかなか言い出せないのだろう。
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◎2013年04月25日 ---- ボス ◎
- 怖くて強い「弱い人」
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日本に住む北朝鮮の方々は今の母国の動きをどう見ているのだろうか?制裁が怖いため下手な発言はできないだろうが本音では自分の母国の態度が変わることを願っているのだろう、と思う。では東京で暮らす沖縄県出身者は今の沖縄県知事の態度をどう思っているのだろうか?私の知る限り殆ど誰も彼のことを「頼もしい、正義のリーダー」とは思っていないようだ。◆東京で暮らす多くの住民が「本当に沖縄から米軍がいなくなったら最も困るのは沖縄県民だ」との共通の認識を持っている。しかしこんな考えをマスメディアを通じて発言する者はいない。ホンネを言えない社会になってきた。「オマエは弱い者の気持ちが分からないのか!オマエのような奴は殺す!」などという怖くて強い「弱い人」が多くなった。ここは日本だ。もっと本音の話ができないものか。
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◎2013年04月24日 ---- ボス ◎
- 安楽死
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あちこちとカラダにガタが出始めて医者に相談する機会が増えてきた。幸い生死にかかわる重病はまだないが「死に方」や「死の準備」に関しては思うことが増えた。ギリギリまで元気でいてある日突然死ぬ、いわゆる「ピンピンコロリ」が理想。友人たちとの酒の席では決まって「腹上死が理想」などと言うところで落ち着く。◆この歳になり「借金苦での自殺」や「失恋での自殺」はもうないだろう。「病気を悩んでの自殺」は可能性としてはあるが臆病な私は「自殺」したくても怖くてできないだろう。◆一番恐ろしいのが意識はあるがカラダが動かなくなること。喋れればまだ救いはある。世の中には耳が聞こえ目が見えるだけの状態の人が多くいると聞く。ほとんどの方はベッドに寝たきり。自分の意思を伝える手段を持たない。一日中天井を見て過ごす。こんな拷問はない。耳が聞こえなければなお辛い。目が見えなければさらにキツイ。「そうなったら頼むから殺してくれ」と家人に頼んでみたが「私は殺人者になるのはいやよ」とにべもない。◆なんとか私が元気なうちに安楽死法を制定してもらえないものだろうか。
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◎2013年04月23日 ---- ボス ◎
- 貧乏に生まれれば・・・
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ほほえみの国、タイの悲しい現状を見て来た。「金持ちに生まれれば死ぬまでカネ持ち。貧乏な家に生まれれば死ぬまで貧乏。」 そんな話を現地を案内してくださったNさんから聞いた。とてつもない金持ちが大して働きもせず優雅な生活を送っている一方、街中に乞食や娼婦が多い。「貧乏に生まれれば死ぬまで貧乏」という状況は容易に想像でき「そうなんだろうな」と納得した。◆アメリカには古くからアメリカンドリームという言葉がありまさに一代で巨万の富を築いた先人も多い。我が日本は世界一の社会主義国と揶揄されるほど貧富の差が小さい。両国ともタイの貧しさに比べれば幸せな国に思える。だが日本でも「金持ちに生まれれば死ぬまで金持ち」に近い状況になりつつあるようで心配だ。金持ちでなければ難しい大学に入れなくなっているという。東大生は金持ちの子供ばかりになってきたと聞く。◆貧富が世襲になれば日本もタイのようになってしまう。親のカネ、親の資産は一代限り、せめて二代限りのようにして相続税を多くしてそれをみんなに分け与える施策をもっと真剣に考えるべきだと確信した。
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◎2013年04月22日 ---- ボス ◎
◎2013年04月21日 ---- ボス ◎
- 初めてのタイ
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先週木曜(18日)からタイへ出張してきた。仕事でもプライベートでも、これまでにも何度かタイへ誘われたことはあったがいつも都合が悪くチャンスを逃していた。初めて訪問したタイ。◆「ほほえみの国」との形容はまことに見事。みな親切で穏やか。特に観光客には、とりわけ日本人には親切な感じがした。観光地も街中もエキサイティング。私はたちまちこの国の虜(とりこ)になった。次回は完全なプライベートでもっとゆっくり楽しみたい。◆素敵なタイだが、発展目覚ましいタイだがやはり悲しい後進国。表と裏がある。貧富の差の大きさには驚く。大使館を思わせるような個人の邸宅が並ぶかと思うと50mも離れていないところにトタン壁のあばら屋が軒を連ねている。街には乞食がたくさんいる。街娼の数は異常に多い。◆アジアの他国と同様、まだまだ我が日本国には追いつかない。あらためて日本の素晴らしさを感じる旅でもあった。
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◎2013年04月17日 ---- ボス ◎
- 飛蚊症(ひぶんしょう)
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夕方、西麻布を徘徊していたら目の端に流れ星を見た。街の中で流れ星が見えるわけもないが確かに見えた。それから数分間に10回くらい見えた。見えたような気がした。自分の目がおかしいのだと気付くまでしばらくかかった。まつ毛になにかが付いているのかと目をこすっても流れ星はその後も数回見えた。◆翌日、オフィスの私の部屋から曇り空を見ると今度は空になにかが浮いている。いや、目の中に小さなゴミがあるような感じ。「あっ、これが飛蚊症だ」と気付いた。言葉は知っていた。「ひもんしょう」と思っていたが「ひぶんしょう」が正式な読み方。老化などにより眼球の張りがなくなって出る症状のよう。眼球の皺(しわ)だと私は理解した。薬もなく、大した心配もないようだ。◆五十肩と左ひざ痛で悩んでいるところに今度は飛蚊症。どれも「大した心配は要りませんよ。」と医者が言うから心配していない。ゴルフのスコアが悪い時の言い訳には十分使える。
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