‘ボス’ の記事一覧

2014年06月11日 ---- ボス

6月11日


水曜

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2014年06月09日 ---- ボス

帰国

boss-b

ヨーロッパ7泊の出張から昨日帰国した。今回の出張は、契約など難しい仕事は一切なく、どちらかというと業界内の親睦を深めることを目的としたものであった。参加各社の若手や責任者の方々は忙しく動き回っていたが私は申し訳ないくらいのんびりとすることができた。幸運にも滞在先はどこも晴天で私を迎えてくれた。雨には一度も遭遇しなかった。◆昨日帰国し、成田から会社へ向かった。留守の間に大きな問題は生じていなかったが、片づけなければならない小さな問題が山のように溜まっていた。ヘリポート事業部の分室への引っ越しも半分が終わっていた。◆出張先でのんびりした分、帰国後が大変。さっそく今日は福岡へ一泊出張の予定が入っている。気を引き締めて頑張ろう。

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2014年05月29日 ---- ボス

冗長

boss-5

少し気になることがあって最近のこの欄を読み返してみた。下手。だらだらと書いている。冗長。こんな文では読み始めた方々も途中で投げ出してしまうだろ。もう少し推敲したうえで掲載しなければ・・・。反省。

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2014年05月28日 ---- ボス

猛烈に働かされた

boss-b

30年前に結婚した。式は私の故郷、大分で挙げた。日曜日であった。◆前田建設工業の工事現場に勤務していた私には結婚式といえども十分な休みを取ることはできなかった。金曜日、夜遅くまで働いた後、土曜日に大分に帰り、結婚式場の打ち合わせに臨み、翌日曜日が本番、月曜日に実家のご近所に挨拶に回った後東京へ戻り、火曜日にはもう現場で働いていた。土日月の3日間ですべてを終えた。そして火曜日からはしばらく自宅に帰ることすらできなかった。◆工事現場は新居から電車利用で1時間程度の場所だったが夜勤もあり、結局、日曜日まで自宅に帰ることはできなかった。福岡出身の新妻は結婚して何も知らない東京へ来たものの主人は仕事に行ったきり帰ってこない。さぞ心細かったことだろう。いまだに申し訳なく思っている。◆「通し夜勤」とは昼間の仕事からそのまま続けて夜勤に着くことをいう。当時、現場担当二人で「通し夜勤」をこなしていた。月曜日の朝から働き火曜の午前中に引き継ぎを終えると帰宅して寝る。水曜日の朝から再び働き木曜の午前中まで。そんな生活が数か月続いた。日曜日は休みであったが土曜日の夜勤を終え日曜日の朝に帰ると月曜日は再び夜勤が待っていた。辛かった。◆仕事のピークを越え、夜勤の工事がなくなっても忙しかった。毎日、夜遅くまで検査資料作りが待っていた。だがたまに夜のの8時頃に仕事が終わることもあった。そんなとき「キノシタ、オマエ頑張っているから一杯飲みに連れてってやるよ。」と上司が誘って来る。「あんたは事務屋だから夜勤もなく毎日早く帰っているからいいよ。会社のカネで飲むのが楽しいんだろうけどオレは新婚なんだよ。自宅に奥さんが待ってんだよ!飲み屋など行かずに帰らせてくれよ。」と言いたい気持ちをぐっとこらえ、笑顔で「えっ、旨いもん食わしてくれるんですか?」などと答え「ありがとうございます」と頭を下げていた。◆上司に可愛がられて出世したい、などと思っていたわけでは決してない。それが証拠に嫌いな上司とはしょっちゅう喧嘩をしていた。多分、相手が好意で誘ってくれているのを断ったら申し訳ないという思いが強かったのだろう。もう一つ、母の教え「迷惑は内輪から」を守っていたのだろう。妻は最も内輪の人物になった。彼女には迷惑をかけてもしようがない。そう思っていたのだろう。◆あれから30年が経った。我が社の職員は今、日本のあちこちでヘリポートを建設中だ。社員はみな忙しく頑張ってくれている。たまに出張帰りの社員と退社時刻が一緒になることがある。「おい、ちょっとそこで一杯やっていかないか?」誘いたい。だがあの30年前の辛さがトラウマになってなかなか部下を簡単に誘うことができない。

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2014年05月28日 ---- ボス

熱くならない

boss-c

年齢のせいなのだろうか、最近、なにかに熱中するということがなくなった。死にもの狂いで何かを「追いかける」「取りに行く」「やっつける」「極める」、そんなことがなくなった。仕事でもプライベートでも。そんな話を友人にした。すると彼は「キノシタ君はそんなこと思っているの? 僕なんか、そもそもこれまでの人生でなにかに『死にもの狂い』なんて感情を抱いた記憶がないよ。勉強も運動も仕事も恋愛も。いろんなことに熱くなることができたキノシタ君は恵まれているんだと思うよ」と言われた。◆そうかもしれない。きっとそうなんだろう。いろんなことに熱くなることができた。恵まれていた。今を満足しよう。そう考え始めていた。◆先日、銀座のあるバーに久しぶりに顔を出してみた。半年ぶりに会ったカウンターの向こうの彼女はニコニコしながらいろんな話をした。普通は銀座の女性は客の話の聞き役になる。ところがこの日の彼女は饒舌で私がもっぱら聞き役に回っていた。◆ふと、彼女の口が止まった。そして彼女は私の目を見ながらゆっくりと言った。「キノちゃん、あなた最近、ギラギラしたところがなくなったわね。少し枯れかけてきたのかしら。ギラギラしていた男が、そのギラギラ感がなくなった時が一番魅力的なのよ。あなた今とっても素敵よ」と。◆それを聞いてとても嬉しくなった。少し熱くなった。死にもの狂いにはなれないが。

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2014年05月27日 ---- ボス

詐欺

boss-3

またしても詐欺にひっかかってしまった。今度はインターネットのインチキサイト。◆海外出張時に「今、日本は何時かな?」と思って時計を覗く。出張先の時刻に合わせているから分からない。スマホを覗くとこちらは自動的に現地時間になっている。「2時間引いて、午前午後をひっくり返せばいいから・・・」などといちいち計算している。こんな手間を省きたいとデジアナ時計(デジタル表示とアナログ表示の2機能付き時計)を探していた。数年前は15万円ほどしたエルメス・エスパスという時計が11,800円で手に入るようだ。思わず予約のボタンをクリックした。◆すぐに返信メールが届いた。カードでも銀行振り込みでも良い、「入金を確認次第、商品をお送りします」とあった。直感が働いた。「怪しい!クレジットカードの使用は危険だ!代金のみを振り込もう」と。◆中途半端な直感だ。「怪しい」と思ったなら止めればいいものを「銀行振り込みなら詐欺でも11,800円の被害で済む。クレジットカードならややこしくなりそうだ」と思ったのだろう。情けない。◆銀行から代金11,800円を振り込んだが音沙汰ない。そのサイトに記されている番号に電話したら「この電話は現在使用されていません・・」だと。◆皆さん、決して私と同じ過ちを起こさないでくださいね。

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2014年05月26日 ---- ボス

東京六大学野球 東大連敗記録更新中

boss-1

東京六大学野球リーグ戦で東京大学の連敗が止まらない。5月25日神宮球場で東大は法大に3―9で敗れて全敗で春の大会日程を終え、76連敗となった。もう4年間も勝ち星がないことになる。◆大学生時代、自堕落な生活を送っていた私はもちろん運動部に所属していなかった。だが運動部に所属している多くの友人たちが私の汚いアパートに酒を持って遊びに来てくれていた。九大野球部は九州六大学野球リーグに属していたが今の東大同様、勝つことはなかった。◆2年生の秋だったろう、野球部のエース、友池クンが初めて勝ち星を上げその夜、私のアパートに一人で焼酎を抱えてやってきた。「キノシタ、勝ったぞ!やっと勝ったぞ!」とニコニコしながら入ってきた。昼間野球の試合があったことさえ知らなかった私だったが友が喜ぶ姿を嬉しく思い、そしてその友が記念の夜に私の部屋を酒を持って訪ねてくれたことがもっと嬉しかった。ふたりでバカを言いながらしこたま飲んだ。布団を敷き並んで寝た。友池クンが女みたいに(失礼!)シクシク泣きだした。「勝った、やっと勝った」と言いながら。本当に嬉しかったのだ。プレッシャーもあったのだろう。その後、彼は九州六大学野球で6勝した。九州大学野球部の歴史の中でも数少ない複数勝利投手だ。◆話は変わるが当時、毎年、「七帝戦(しちていせん)」というのが開かれていた。北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大の7つの旧帝国大学で競うものだ。我々の時代、まだ「旧帝大」というものに誇りがあった。各運動部の連中は年に一度のこの大会での優勝をなによりもの名誉とし、それを目指して頑張っていた。その伝統ある「七帝戦」に東大野球部だけが参加しなかった。野球は東大を除く「六帝戦」であった。恐らく「東京六大学野球リーグ戦」との日程が合わなかったのだろうが詳しい事情は知らない。◆我が校のエース、友池クンに聞いてみた。「もし東大が参加したら強いの?」と。友池クンは驚いたような顔をして私を見、答えた。「東大野球部が『七帝戦』に参加したらぶっちぎりの優勝だよ。我々は到底歯が立たないよ」と。東京六大学リーグ内にあっては弱く見え、連敗が続く東大。だが普通の大学野球部のレベルからみるととても強いチームなのだという。◆頑張れ!東大野球部!。秋のリーグ戦では必ず勝って、酒を飲みながら友池クンのような涙を流して欲しいものだ。

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2014年05月23日 ---- ボス

反響

boss-c

何人が読んでくれているのか分からないこのコラムだが毎日頑張って書き続けている。嬉しいのは、ときどき意外な人から「読んでますよ」と言ってもらえるとき。「キノシタさんのあの考え、僕は全く同感です。」などと言われたらその日一日気分が良い。◆最近反響が大きかったのは、私が気分よく酔って帰ったときの我が家人と娘の対応に関する私の怒りを語った文に対するもの。(5月13日掲載「言ってはならない言葉」)◆すべての方が私の見方であり応援者であった。同情してくれ励ましてもくれた。若い頃の私を知る者は「ほほぉー、キノシタ君も怒らず我慢できるようになりましたか。歳を取りましたねえ。偉い。」と訳も分からない慰めと賛辞の言葉をくれた。◆それにしても思い出しても腹が立つ。こちらが気分よく飲んで酔っ払って帰り、楽しそうにしゃべっていると「なんでそんなに酔ってんの?」と聞いてくるとは。前回も書いたが、そんなときは「お父さん、今夜はなにか楽しいことあったの?」と聞いてくるのが正しい娘のあり方であり、家人のあり方だろう。家族教育を失敗したと後悔しながらも「キノシタさん、まだなにか言ってもらえるだけ幸せですよ。私なんか自宅のドアを開けたとたんに娘は自室に逃げるんですよ。」という友人の話を聞き慰められもした。◆昨夜も随分と酔っ払って帰宅したが、自宅のドアを開ける前に「今夜は憮然としていよう」と心に決めていた。寂しいことだ。

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2014年05月23日 ---- ボス

残業代ゼロ法案

boss-2

「ホワイトカラー・エグゼンプション」という。いわゆる残業代ゼロ法案。残業代や深夜、休日労働への割増賃金の支払いなどの労働時間規制を適用しない制度のこと。経済財政諮問会議で、安倍首相はこの制度の導入を含めて検討をするように指示をした。するとまたまた訳の分からぬバカなマスコミが「残業しても残業代をもらえないのか!ただ働きをさせるのか!」と騒ぎ、さらには「そんな制度を取り入れると過労死が増える」と感情的にわめく。なぜそのような制度の導入が検討されるのか、冷静にメリットを語る者は少ない。◆1日8時間、1カ月20日間勤務の会社を想定しよう。ひと月の勤務時間は160時間になる。Aさんは残業せずに1カ月に100の仕事量をこなし20万円の給与をもらっている。Bさんは同じく100の仕事をするのに毎日2時間の残業が必要だという。Bさんの1カ月の勤務時間は200時間になる。そしてBさんの給与は残業代を含めると26万2500円の給与になる。同じ仕事をするのに定時で完了する能力が高いAさんが要領の悪いBさんより6万2500円も給与が少ないのだ。◆二人の仕事ぶりを覗いて見よう。Aさんは机の回りをきれいに整理しテキパキと仕事をこなしている。Bさんは机の回りが汚く、仕事の合間にしょっちゅうパソコンでyahooニュースを覗いている。個人的なメールの返信も忙しい。Bさんはデートの約束が午後8時から入るとそれまでの時間潰しにのんびりと仕事をこなす。時間が潰せて残業代がもらえて大満足の様子。一方AさんはBさんよりも頑張っているのに給与が少ない。不満だ。「それなら私もゆっくり仕事をやって残業代をもらおう」という発想になってもおかしくない。結果、その企業全体としての効率が悪くなり仕事量(出来高)に比べて人件費がかさみ、業績が悪くなり倒産に繋がることもある。◆そのようなことが無いように、仕事量や頑張った量に比して給料をスライドさせようというのが「ホワイトカラー・エグザンプション」なのだが・・。この制度の導入で過労死が増える訳がない。万一、増えたとしたらそれは制度が悪いのではなく運用の仕方の問題だ。◆私は若い頃、とてもとても頑張った。当時「ホワイトカラーエグザンプション」の制度があったらもっと給与が多かっただろう。当時この法案の是非を問われればもちろん賛成しただろう。◆世間では「頑張らない人」が増えた。「仕事をする(出来高を上げる)」ことによりカネを稼ぐのではなく「自分の時間を上手に売る」ことによりカネを稼ぐ人が主流になってきているようだ。或いは「遅くまで会社にいる」ことを「残業した」と思い「頑張っている」と勘違いしている輩も多い。◆「時間に比例した現在の給与体系」は若者たちから競争心をなくし、仕事に対する意欲をなくし、国力を落とし、結果どんどんと貧しくなっていく。今も「残業代ゼロ制度は悪法だ」と深い見識もなくわめき続けるバカなマスコミがこの国をどんどん情けない国にしていっている。

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2014年05月21日 ---- ボス

もうJALになんか乗らない

boss-2

フランソワーズ・アルディの名曲「もう森へなんか行かない」は私の大好きな曲の一つ。かつては旅先に持って行く「ウォークマン」に必ず入れていた。誰が邦題をつけたのか知らないが原題とは全く異なるというこの「もう森へなんか行かない」という響き、メロディーとともにはまってしまった。◆秋田への出張の往復に久しぶりにJALを利用した。参った。思ったのは「もうJALになんか乗らない」であった。そしてフランソワーズ・アルディのこの名曲を思い出していた。「もう森へなんか行かない」「もうJALになんか乗らない」◆分かりにくいJALのホームページからやっとチケットを購入し領収書もプリントアウトした。「お支払のクレジットカードでタッチ&ゴーにてご搭乗いただけます」とのメールが届いていた。◆当日、羽田空港第一ターミナルの保安検査場に向かうと大声で苦情を言っている者がいた。なんの文句があるのか知らないが下品だ。彼は怒っていた。「これだからJALはダメなんだ」と。なにがあったかしらないがこちらまで不愉快になる。品のない客だ。そう思いながらスマホやボールペンをトレイに乗せクレジットカードで「タッチ&ゴー」しようとした。すると異常を知らせる合図があり「このカードは使えません」だと。ああ恥ずかしい。後ろに並ぶ他の客に「申し訳ありません」と言ってその場を去り、自動発券機の方へ向かう。JALの係員が「どうしました?」と聞いてくる。事情を説明する。「おかしいですね。支払ったクレジットカードが別のカードだったのかもしれませんね」と言う。自動発券機にカードを入れると「キノシタモトミ様」と表示され「発券しますか?」と尋ねてくる。係員は「あれ?確かにこのカードで支払われていますね。それならタッチ&ゴーでも入れるはずですよね」という。私は敢えて自動発券機で発券せずに再度タッチ&ゴーにトライした。ダメだった。何人かの係員が私の回りに寄ってきた。理解できる説明をする者がいない。私も大声を出したくなった。「だからJALはダメなんだ!」と。◆結局、自動発券機で発券した。「もうJALになんか乗らない」と呟きながら着席したシートにはせっかくの機内サービスのオーディオを聞くイヤフォンがなくそれを配るCAもいなかった。またまた「もうJALになんか乗らない」とつぶやいていた。

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2014年05月21日 ---- ボス

就職と思想

boss-b

大学3年生の息子が就職活動のことを話題にし始めた。大手企業に入った先輩たちからのアプローチがあるようだ。金融・商社・報道・メーカー、さて彼はどの方向を目指そうとしているのか、私にまだ具体的な相談はない。私もそうであったが大学3年、4年はまだまだ子供。自分の将来へ向けての目的もなくビジョンも描いていない者が殆どであろう。そして彼らの多くはほぼ「偶然」によってどこかの企業に就職していくのであろう。◆「偶然」に就職した、自分の属する企業のために彼らは懸命に働く。所詮、人生とはそんなものだ。「巨人」に入れば「巨人」のために「阪神」に入れば「阪神」勝利のために懸命に働くのだ。働きが認められれば収入や地位がついてくる。人生とはそんなものだ。プロ野球でも銀行でも商社でも同じ。偶然の結果の場所で懸命に働くといい。◆私が分からないのが「新聞社」という就職先。「朝日」と「産経」では考え方、物の見方が大きく異なる。就職しようとする大学生はその新聞社の考えを十分理解しているのだろうか?「朝日」に落ちて「産経」に就職する奴はいないのか。大学生はまだまだ子供。自分の考えを明確に持っていない。恐らく彼らは新聞社に入ってから洗脳されてしまうのだろう。「朝日」に入れば「朝日」の考えに、「産経」に入れば「産経」の考えが「自分の思い」と同化されてくるのだろう。かつて「安保反対」と叫んでいた学生が「読売」や「産経」に入って今は偉くなっているように。そうやって洗脳された方が会社人としては楽である。就職した後、やっと大人になって、自分の属する新聞社の考えと違う思想を持ってしまったら大変。辞めるのか目立たないようにじっとしているのか。◆息子が「新聞社に就職したい」などと相談してきたらなんと答えたら良いのだろう。経営者である父とすれば、常に客観的に物事を観ることのできるポジションに彼が居て欲しいと願うのだが。

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2014年05月20日 ---- ボス

秋田大学病院ヘリポート供用開始

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昨日、当社が施工した秋田大学病院のヘリポート供用開始式が開催された。ドクターヘリ、警察ヘリ、防災ヘリが次々と着陸した。◆大学を出たばかりの若い頃、私は前田建設工業に勤務し「都市土木」と呼ばれる現場で懸命に働いていた。「物を作る仕事をしたい。大きい物がいい。」などとの志があったわけではない。志は無かったが言い訳のようにそんなことを言っていた。7年間の在籍期間中に「橋」「道路」「共同溝」「水道のためのトンネル」などの工事をし物を作った。何度か供用開始式に立ち会った。苦労して作った道路や橋の供用開始に立ち会っても自分が感動しないことに驚いた。◆道路や橋の供用開始と言っても実は昨日まで工事用車両でそこを何度も走っている。供用開始とは「一般の方々」が供用できることを言った。セレモニーは大掛かりでも工事従事者としては感動は薄かった。◆ヘリポートの供用開始は道路や橋とは異なる。供用開始式で初めてヘリが飛来して着陸するのだ。強度も安全性も十分であることは分かっているのだが最初の着陸はやはり緊張する。無事着陸するとホッとする。嬉しい。道路や橋では味わうことができなかった感動がある。「このヘリポートの供用によって助かる命があるのだ」と思うと嬉しさはさらに増す。◆当社施工の病院屋上ヘリポートはもうすぐ50か所となる。

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2014年05月16日 ---- ボス

いつまで経ってもJALはダメJAL

boss-2

10年くらい前まではJALもANAも均等に利用していた。私がJALを棄てANAを中心に出張の旅程を組むようになったのは羽田空港でのサービスの差が原因だった。◆当時、私はインターネットで事前に予約をして当日羽田空港の自動販売機でチケットを購入していた。自動販売機は最初に「便名は?」と聞いてきた。便名は覚えていない。「分からない」をタッチするとANAは「目的地は?」と聞いてきてそれに応えると候補便の出発時刻が出てくる仕組みであった。私は目的地と出発時刻は当然控えていたので問題なかった。それに対し「便名は?」の質問に「分からない」と答えるとJALの販売機は「お近くのサービスカウンターへ行ってください」と出るだけ。全く親切心がない。販売機の近くにいるCA(当時はスチュワーデス)に聞くと丁寧に便名を調べて教えてくれるのだが販売機は無愛想だった。◆販売機でチケットを購入すると領収書が出てくる。ANAの領収書は薄い紙で小さく、折り畳んでサイフにしまうことができた。一方JALの領収書は厚い紙で大きく、胸ポケットの手帳にすらしまうことができなかった。◆JALに乗るたびに不満がつのった。私はJALのホームページにあった「お客様の声をお聞かせください」という欄にその不満を書いた。1週間経って担当の部長から私へメールが届いた。「いつもJALをご利用くださりありがとうございます」と始まるそのメールには「ご指摘ありがとうございます」とあり「ご指摘のご不満が解消されますよう努力いたします」と書いていた。そして「ただ、簡単な作業ではありませんので対応にはお時間がかかりますことをご理解ください」と最後に書き加えてあった。それから1年経ってもその状況は改善されなかった。私はJALを利用することが殆どなくなった。◆当時、親しかった航空関係者にその話をしたら彼はこう言った。「キノシタさん、JALは役所なんだよ。客の方は見ていないの。職員は上司しか見てなく、幹部は役所しか見ていない。役所は政治家の方しか見ていないの。だから文句はJALに言っても何にもならないよ。キノシタさんと同じクレームが政治家から入ったら1週間で直るんだけどね」と。「JALで客へのサービスを思っているのは高給取りのスチュワーデスだけなの」ということだった。◆その後、徐々にJALは凋落し、潰れ、再生した。一度潰れたのだから少しはマシになったのかと思ったが相変わらずダメJALのようだ。先日、インターネットでチケットを購入しようとしたが予約はできたが購入ができない。何度挑戦しても予約から先へ行かない。しようがなく先ほど電話で問い合わせた。オペレータが案内してくれてやっと購入にたどり着いた。電話で操作方法を聞かねばならないホームページなんていらない。株主優待券の使いにくさも酷い。◆これではJALがもう一度潰れる日も近いのでは。JALを甘やかせてきた役所も悪い。

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2014年05月14日 ---- ボス

忙しいような

boss-4

今年は出張が多い。2月末にロスアンジェルスへ行き、4月にはヒューストン、そして今月末からローマへの出張が予定されている。ここからがさらにハード。ローマから帰国した翌日は福岡へ一泊出張。帰京して3泊したらグアムへ社員旅行。◆今週も、今日これから北海道へ2泊出張。金曜帰京したら土日とゴルフが入っている。日曜はゴルフのあと秋田へ飛ぶことになっている。◆出張ばかりだがこれでも当社ヘリポート部の山本課長や永田課長に比べれは半分以下のようだ。◆実は今日これから向かう北海道。その山本課長、永田課長と私の3人で2泊を共に行動する。彼らとゆっくり話す機会もある。当社をこれだけ忙しくしてくれた功労者のこの二人からどんな話を聞くことができるか、あるいはなにか不満はないか、楽しみな出張にこれから出かける。

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2014年05月13日 ---- ボス

言ってはならない言葉

boss-b

15年ほど前の些細な事件をきっかけに、当社と三井物産エアロスペース㈱の間には妙な「わだかまり」ができていた。15年間の歳月が徐々に「わだかまり」を消してくれた。年齢がかさみ私も穏やかになった。素直に過去の非礼を詫びることができるようになった。◆ 昨日、夕方から三井物産エアロスペース㈱の方々を招いてヘリポートに関す る講習会のようなものを我が社で開催した。参加された皆様はとても若く、意欲あふれる好青年(女性も含む)ばかりであった。若い彼らは「わだかまり」があったことすら知らなかった。講習会のあと新橋の名門焼肉店「徳寿」でささやかながら楽しい宴会を持った。心から満足した。新たな、若い友人が大勢できたようで嬉しかった。◆宴会が終わったのち、余韻を楽しもうと思い一人、銀座の行きつけのバー「曜」へ顔を出した。カウンターの向こうの曜子ママと臨ちゃんが歓迎してくれるだけでなく、顔なじみのお客様たちも「おお、キノシタさん!」と笑顔で迎えてくれた。楽しい気分が倍増した。◆そもそも仕事で知り合うよりも酒の席で知り合ったり、ご近所付き合いで知り合ったり、あるいは学生時代の友人の方がビジネスは時にうまく行く。ビジネスは相手の人柄を見て決まるものだから。そう思っている。◆楽しいその勢いのままタクシーに乗って帰宅した。私は機嫌が良かった。調子に乗り、娘や家人にペラペラとくだらぬ話をしていたようだ。すると楽しそうな私に向かって娘が言った。「どうしてそんなに酔っぱらってるの?」  家人も同じような言葉を吐いた。「どうしてそんなに酔っているの?」◆一気に酔いが覚めた。父親が楽しそうに酔っぱらって帰宅したら「あら、なにか良いことがあったのかしら?」と振るのが良識ある魅力的な家人だろう。酔っぱらいに向かって「どうしてそんなに酔っぱらっているの?」などと聞くデリカシーのない嫁と娘。私はどう対応すれば良いのか分からない。家人と娘の前では不機嫌な態度でいる方が自然なようだ。

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2014年05月09日 ---- ボス

中畑清監督

boss-b

プロ野球横浜DeNAの中畑清監督、あまり好きではなかった。年齢(60歳)にふさわしくない「お調子者」で人は良さそうだがいかにもアタマが悪そう。マスコミに注目されることを好むためメディアへの登場機会は多いが知的な采配はお見受けしなかった。野村克也氏のような徹底した野球理論もなく凡庸な感覚のみで采配しているように私には映っていた。とにかく軽い。中学校のクラブ活動の監督並み、と言ったら叱られるか。TBSが社を上げて応援するがそれでもセリーグでダントツの最下位をのこのこと走っている。だが私の中畑監督を見る目が一転した。◆4番打者ブランコの故障により1軍昇格し13試合で10打点の活躍を見せていた中村紀洋を「チームの和を乱す」として2軍に落とした。さらに翌日「反省が見えない」と当面は2軍の試合にも出場させないことを明言したという。◆最下位を走るチームの指揮官としてはとにかく目先の勝利が欲しいもの。「あの野郎、生意気な!」と思いつつも我慢して中村を使い続けるものと思っていた。プロ野球とはそういうものだと思っていた。だが中畑監督は「チームの和」を優先させた。◆野球もサッカーもバレーもそして会社経営も、トップの方針によって強くもなり弱くもなることを私は知っている。目先の利益にばかり目を奪われていてはダメだ。中畑DeNA、今年は応援してみよう。

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2014年05月02日 ---- ボス

大リーグ観戦

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ヒューストンではビジネスの合間に、米国住友商事副社長O氏のアテンドで大リーグ観戦を楽しむことができた。私はこれまで40回程度渡米しているが大リーグ観戦は初めての経験。ヒューストンの弱小球団アストロズとオークランドアスレチックの試合。建築に興味ある者、デザインに興味ある者にとって、とても魅力的なミニッツ・メイド・パークでの観戦は楽しさが倍増した。だがその楽しさ以上にもっと感動したことがあった。◆練習風景や試合前のイベントを楽しんだ後、私はビールとホットドッグを購入しようと長い列の後ろに並んだ。グラウンドではまだ試合前のイベントが続いていた。やっとあと一人で私の番というときに米国国歌の前奏が聞こえてきた。するとホットドッグ売り場のオジサンは「ストップ」と腕と目で表現し、その腕を自分の胸に当てた。気付くと行列のみんなが胸に手をあて国歌を歌っている。雑談を続ける者も歩いている者もいない。敵も味方もない、みなアメリカを愛すと確認しているように私には映った。◆日本では「君が代」を歌うことに抵抗する教師も多い。プロ野球の試合前に君が代が流れることも少ないようだ。政治的な、あるいは思想的な背景はともかく、国民の多くが強制されずに一つの象徴の元に団結できることが強い国力に繋がるのだろうと強く感じた。

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2014年05月01日 ---- ボス

ウォシュレット

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ヒューストンに来ている。とても天気が良い。爽やか。最高気温は30度を超える。真夏の感じ。◆海外出張でいつも困るのがウォシュレットが無いこと。米国では高級ホテルでもウォシュレットはついていない。今回の出張は米国住友商事を訪問するものであるが、同行する複数のメンバー間で事前にウォシュレットをテーマとするメールが飛び交った。◆「携帯用ウォシュレットがパナソニックから出ている。あれを買っていく」と私が言うと「既にあれを試してみた。ダメだった。お尻の回りをピチャピチャ濡らす程度。水圧がないからオレには刺激が足りない。ウォシュレットの最も大きな魅力はあの水圧による刺激だ」と米国住友商事の偉いOさん。一旦、その辺で話は終了していた。◆出発前1週間、私と同じ便で渡米予定のGさんからのメール。「園芸用の水遣り器でペットボトルを装着して使うものがあります。これ、きっとウォシュレット代わりになりますよ。手押しポンプの要領で気圧を高め、水鉄砲のようにトリガーを引くと水は4mも飛ぶとのことです」と。我々は色めきたった。「それだ!」◆パナソニックの携帯ウォシュレットは1万円を優に超えるのに、この園芸用水遣り器は1つ680円。私は迷わず2つオーダーした。一つは住友商事Oさんへのお土産だ。◆敢えて出国前には試さなかった。ヒューストンに着いた。園芸用水遣り器を試してみた。すごい!確かに4m程度、水が飛ぶ。満足できる水圧だ。しかし・・・。どんな体勢を取ってもペットボトルが邪魔になり(カラダ後方下部の)目的地を的確に攻略することができない。◆素っ裸になり、奇妙な体勢で、不必要にあちこちに水を飛ばしている。こんな姿、誰にも見せるわけに行かない。(ipad不調のため帰国後掲載)

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2014年04月23日 ---- ボス

yahooニュース、最低!

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私のパソコン、ポータルサイトは「yahoo」。ここからニュースや経済情報、或いはメジャーリーグでのマー君の活躍などを、一日に何度となく覗いている。とても便利。日経新聞を読まない私は「yahoo news」 から情報を得ることも多い。◆新聞やテレビニュースからは基本的に「事実の状況」のみをもらうようにしている。バカな解説やコメントはいらないが彼らはなにかを書きたがる。何かを主張したがる。◆不特定の多数が読むのだから、書くのならもう少し賢いヤツに書かせればよいモノを・・と腹に立つことがしばしばある。◆産経新聞のコラム「産経抄」の筆力の無さをこの欄でたびたびこき下ろしているがそれでも4大紙はやはり知的。賢い人間が書いているのは分かる。◆「yahoo news」はひどい。ひど過ぎる。掲載記事の採用がどのような仕組みになっているのか分からないが、もう少しフルイに掛けてもらわねば。何人が読んでくれているのか分からない私のこの欄とは訳が違うのだ。◆先ほど「yahoo news」を覗いてみたら 「news ポストセブン」というところの配信の酷い記事が載っていた。その主張も、恥ずかしいほどアタマの悪い記者が書いたことがすぐに分かるのだが表現も酷い。「そんな耳障りのいい言葉にダマされてはいけない。」などと書いている。・・・少し日本語を知っている者なら「はあーっ?なにその表現?」と思うことだろう。「耳障りがいい」??・・・・悪いから「耳障り」なのだろうに。

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2014年04月22日 ---- ボス

スタートライン

boss-1

難関と言われる大学に合格すると「目的達成」とばかりにほっとして遊び呆ける学生が多い。大人たちは「入学したことがゴールだと思ってはいけない。ここがスタートラインなのだ」と新入生を叱咤激励する。新入生は「はいはい、分かっていますよ、そんなこと。でも、ちょっと休ませてよ」などと心で思っている。私もかつてそんな学生の一人であった。◆そんな学生だった私も大人になり、注意する側になった。何度「ここがスタートなんだぞ!」と言ってきただろう。難関と言われる中学校に合格した息子に言った。そのとき彼は「はいはい」と言いながら私の叱咤激励を聞き流した。結果、大学に2浪してしまった。彼が大学に合格すると私はまた彼に向かって「ここがスタートラインなのだぞ!」と注意した。さて彼はあそこをスタートラインと思っていたのか・・?◆会社でも部下に同じ言葉で注意をする。パンフレット作りを命じられた担当者は刷り上がったパンフが届いたところで満足する。それを見た私は「パンフは作り終わったところで満足するものじゃないぞ。パンフが完成したらそこがスタートラインなのだ。どのようにそのパンフを有効に活用するのか。受注に繋げるのか。それがあなたの仕事なの」と厳しく説く。「はいはい、分かっていますよ」と彼らは思っているかもしれないが。◆「じゃあ」と言って私が一つ広告を担当した。アニメで当社のヘリポートの魅力を説くもの。脚本、監督、プロデュース すべて「木下幹巳」◆そのアニメCMが完成した。さあ、やっとスタートラインに立てた。ゴールは見えないが走り続けなければならない。幸い、まだまだ元気だ。 ◆http://youtu.be/tlDVMBU8bsgここでアニメを見てくださいね。もし開かない場合には当社のメインホームページから覗いてみてください。http://www.aero.co.jp/  ◆感想もお待ちします。

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2014年04月21日 ---- ボス

心配から怒りへ

boss-b

金曜日の夜、新橋の本社を出たのは8時半頃だった。その時、まだ数人が残業していた。9時半頃、スマホが揺れた。見ると「新橋駅で人身事故のため山手線は運転見合わせ」と出ている。遅くまで頑張ってくれている社員たちの帰宅がさらに遅れてしまう。申し訳ない気持ちになった。◆翌土曜日、お客様を交えてのゴルフの予定。私が営業のE君を自宅まで迎えに行きピックアップ、二人でゴルフコースに向かう予定であった。早朝5時10分、「これから自宅を出ます」とE君にメールした。返事は来ない。5時40分、E君の自宅前に着いた。電話をする。E君は電話に出ない。トイレなのか眠っているのか。20分間、何度も電話をするが応答がない。私は車を降り、E君のマンションのチャイムを鳴らす。それでも反応がなかった。しょうがなく、私は一人でゴルフ場へ向かった。◆「昨日のあの新橋駅の人身事故はひょっとしたらE君だったのではないか。今頃、身元不明の遺体になっているのでは?」などと心配していた。複数の部下に電話した。すると一人の部下が言った。「Eさんは昨晩、○○さんと飲みに行きましたよ」・・・聞いて、安心した。「新橋の人身事故は関係ない。きっと飲み過ぎだ。飲みすぎて起きられなかったのだろう」◆今度は怒りがムラムラと込み上げてきた。「大切な客とのゴルフだというのに!自宅まで社長が迎えに行くというのに。一緒にプレーするもう一人はあいつの直属の上司である常務だというのに・・。ヤツは40歳はもうとうに過ぎただろうに・・・。緊張感が足りなさ過ぎる。これまで優しくし過ぎたか・・」◆E君抜きの3人でスタートした。スコアに影響しないよう「でも、事故じゃないなら良いとしよう」などと自分の気持ちを押さえながらプレーしていた。5ホール終わって2オーバー。悪くない。そこにE君からメールが届いた。「昨夜、○○さんと4時まで飲みまして・・・」。私の怒りはピークに達した。パー4で「8」も叩いてしまった。「この8もヤツのせいだ!」怒りが増幅した。◆3人のラウンドを終え靴を洗っていると、申し訳なさそうにE君が待っていた。「今日は本当に申し訳ありませんでした」E君は私たち3人に深々と頭を下げた。

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2014年04月16日 ---- ボス

プロ野球、規格より飛ぶボール

boss-b

プロ野球の今季使用中の統一球の反発係数が日本野球機構(NPB)の定める基準値を上回っていたことが分かり、製造元のミズノ社が陳謝した。簡単に事は治まった。誰も騒がない。◆昨年も「飛ぶボール事件」があった。大騒ぎであった。バカな評論家はテレビで「選手にとっては死活問題だ!」と騒ぎ、自分のアタマで考えることのできないプロ野球ファンの多くが「そうだ、そうだ、大問題だ!」と叫んだ。王貞治さんだけが「敵も味方も同等。それほど大騒ぎする必要はない。」というようなコメントを寄せていた。◆どこかのチームが攻撃の時に限り「飛ぶボール」が使用されていたのなら大問題だが攻守ともに同じ「飛ぶボール」なら有利も不利もない。「死活問題」など生じるわけがない。「統一球」なのだから。◆ゴルフは統一球ではない。もしゴルフのボールでどこか1社だけが基準を上回る反発係数であったならそれこそ選手にとっては「死活問題」と言える。統一球である日本の野球ではそれほど大騒ぎする必要はない。◆昨年の場合は加藤コミッショナーの態度が反感を買っただけ。私には感情的に報じるマスコミの餌食になった可哀そうな(少し我の強いだけの)オジサンに映っていた。

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2014年04月15日 ---- ボス

ジョーダン・スピース

boss-1

「世界最高の夢舞台」マスターズ選手権が終わった。優勝は「規格外」の飛ばし屋、心優しい泣き虫のバッバ・ワトソン。現地のパトロンもこちらのテレビ桟敷の観客も、みんな賞賛を込めた惜しみない拍手を送った。そして最後までバッバを苦しめた弱冠20歳の好青年ジョーダン・スピースの活躍も心に残った。◆毎年、初日が終わった時点で優勝の予想をする。今年の予想は ◎ハリス・イングリッシュ ○リー・ウェストウッド △ジョーダン・スピース と11日のこの欄で書いた。実はこの時点で私はスピースのプレーは見ていなかった。初めて聞く名前であった。初日のラウンド終了後テレビリポーターの質問に答える姿を見ただけだった。◆昨年10月に初めてオーガスタを回ったというスピースに対しリポーターが「その時と今日と、比較してどうですか?」という質問を投げた。彼は笑顔でこう答えた。「まるで別のコースのようでした。とにかくグリーンが早くなった。・・・それに(あの頃は)アゼリアも咲いてなかったしね・・」◆「アゼリアも咲いてなかった・・」との一言を聞いて「素晴らしい。この子はできる。優勝するかもしれない」と感じた。若干20歳の少年がマスターズのファーストラウンドが終わったばかりの時点でアゼリアを語るとは・・。心の余裕、落ち着き、ファンサービス、すべてを表す一言だった。◆ちなみにアゼリアとは西洋ツツジのこと。マスターズ開催時にコースに多く咲き印象深い。一般にはアザレアと呼ばれることが多いようだがTBSの放送時はアゼリアで統一されているよう。スペルはAzalea。

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2014年04月14日 ---- ボス

うっかり

boss-3

私は大分県佐伯市の出身。関東地方に住む佐伯市出身者の会「佐伯郷友会」というものがあることを知ったのが2ケ月ほど前。ある大先輩が私を尋ねて来て「あんたも郷友会に入りんさい」と佐伯弁で命じられた。「一学年先輩は神様」である我が郷土では「いいえ、遠慮します」とは決して言えない。私はいやいやながら「はい、喜んで」と答えてしまった。その「佐伯郷友会」のゴルフコンペが昨日、西武園ゴルフ場で開催された。もう24回目だと言う。10組、40名の大コンペ。その殆どが60歳以上の先輩である。先輩たちに囲まれ、初参加の私はまさに「借りてきた猫」のようにおとなしく、紳士的な言動を心がけた。コンペのあと成績発表のためのパーティーが開かれた。ラッキーにも私は数々の賞品を手にすることができた。◆パーティー終了後のあのなんとも言えないムードが苦手。「それじゃまた」とか「ありがとうございました」とか「楽しかったです」などと作り笑顔で交わす。ウソを言っているのではないが猫をかぶっている自分に疲れる。早くこの場から去りたいと思う。私は多くの賞品とキャディバッグを抱え、逃げるように駐車場へ向かった。◆帰りの道は大渋滞。それでも妙な緊張感から解放され、やっと一人になれてほっとしながら運転していた。そこに携帯電話が鳴った。運転中ではあったが渋滞しているし回りにはお巡りさんもいないようであったので出た。◆「キノシタさんでらっしゃいますか?西武園ゴルフです。本日はどうもご利用ありがとうございました」と品の良い男性の声。「キノシタ様、もうお帰りの途中ですか」と聞いてきた。私はとっさに「まずい!なにか忘れ物をした?」と思った。「分からない。なにを忘れた?賞品もバッグもちゃんと車に乗せたぞ」と考えながら「はい、クルマの中です。運転中なのですよ。」と答えた。男性は「あっ、申し訳ありません。それでは要点だけ」と言い「キノシタ様、お会計がお済みでないのですが・・?」と気の毒そうな声で伝えて来た。

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2014年04月11日 ---- ボス

世界最高の夢舞台

boss-c

さすがはTBS、上手いサブタイトルを付けた。『世界最高の夢舞台 マスターズ開幕』だと。うん、確かにゴルファーにとって世界最高の夢舞台である。私もワクワクしている。20年間近くも揺るがぬ主役の座を占めていたタイガーウッズの欠場は残念だが今年も睡眠不足の週末になることは間違いない。◆私はベッドに入って深夜・早朝、テレビ観戦する。何を言っているのかよく分からない中島常幸の解説は眠気を誘う。ついうとうとしてしまう。だが決して嫌いではない。大人の中継といった感じ。「ゴール、ゴール」とがなり立てるサッカー中継に比べるとはるかに品が良い。知的?◆私は毎年、初日が終わったところで優勝選手を予想する。当たったことがない。今年も予想したのだがその報告をする前に優勝しない選手の予想を。アダム・スコット・・彼は無理。ユニクロの衣装を着て動かずにモデルをやっていれば良いが、アドレスに入った姿勢が不恰好。歩く姿もマスターズチャンピョンの風格がない。なんと言ってもあんなダサい長尺パターを使ってマスターズを闘って欲しくない。 マッド・クーチャー・・彼も無理。人柄はとても良さそう。真面目そう。ゴルフもステディ。だが華がない。服装がダサい。スタイルは良いのに、そしてまだ若いのに、なぜあんな田舎のジイサンみたいな恰好なのか。ズボンの丈が短かすぎる。地味。◆・・・などとゴルフの成績とは全く関係のないところで好き勝手に(人を貶しながら)楽しんでいる。申し訳ない。さて私の今年の優勝者予想は・・・。◎ハリス・イングリッシュ ○リー・ウェストウッド △ジョーダン・スピース それぞれに私なりの推奨理由はあるのだが、今日は中島さん、スコットさん、クーチャーさんの悪口を多く書きすぎて人を褒めるスペースが足りなくなった。

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2014年04月10日 ---- ボス

STAP細胞とマスコミと小保方さん

boss-b

異常に持ち上げたり、一転必要以上に貶(けな)したり。STAP細胞に関する話題、私にはマスコミの騒ぎ方のほうが滑稽で異常に感じる。◆「種も仕掛けもありません」と言ってヒラヒラと布の表裏を観客に見せる。次の瞬間、その布の中から鳩が出てくる。普通、あり得ないことが起こった。不思議だ。素晴らしい。観客は絶賛する。ところがビデオカメラで撮った録画を見ていると演者の袖口に何か白いモノが写っている。なにかおかしい。そこに鳩が隠されていたんじゃなかろうか。本来、「種も仕掛けもない」と言うのなら長袖を着て演じるのはおかしいぞ!「きっと、袖口に何か仕掛けがあるのだろう。あいつは嘘つきだ!・・と騒いでいるように思えてしまう。◆「私が不勉強でした。長袖を着て演じてはいけなかったのですね。でも本当に私はこれまでに200回も鳩を出したことがあるのです。」と小保方さんは言っているようだ。◆私には小保方さんが正しいのかどうか分からない。多分、みんな分からないのだろう。◆ただ、長袖を着ていたことを「おかしい!」と言って非難するよりも、或いは袖口から見えていたものを「きっとあれが仕掛けなのだろう」と騒ぐよりも、「半袖の衣装で鳩を出してみてください」と言えばいい。「小保方さん以外の人にSTAP細胞を作ってもらいましょう」と言えばいい。小保方さんは鳩の出し方のレシピを丁寧に教えればいい。手品の問題ではなく科学の問題なのだから。「それだけじゃないの?」と簡単に思ってしまう私が無知なのだろうか?

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2014年04月09日 ---- ボス

情けない社員教育

boss-5

先週の日曜日、交通事故を起こしてしまったことはこの欄で報告した。翌月曜日、事故車(BMW640i)をディーラーに持ち込んだ。修理にどの程度の時間が係るのかを尋ねた。私の担当者Sさんが「一週間から十日程度でしょうかね。万一、部品が国内にないと二週間かかるかもしれませんが」と答えた。◆それから一週間経ったがSさんからは何の連絡も来ない。昨日、午後3時、ディーラーに電話を入れた。Sさんは不在だった。電話に出た女性が「Sが戻りましたらキノシタ様へ連絡させます。」と言ったので「よろしくお願いします」と電話を切った。◆夕方の6時を回ったころ、携帯電話がなった。Sさんだった。「キノシタ様、すみません。お電話いただいていました。お客様と打ち合わせをしていましてご連絡遅くなってしまいました」と彼は切り出した。続いて「で、どうなさいました?」と聞いてくる。「はあっ?」と声がでるのをぐっと押さえて「いつごろ修理は終わるんでしょうか?」と優しく尋ねた。すると「そうですね、ちょっとお待ちください。修理担当に聞いてみますから」と言って電話は保留になった。しばらくしてSさんの声。「キノシタ様、申し訳ありません。もう修理担当が帰っており分かりません。明日の朝、ご連絡します」だと。◆車の修理をお願いしている客からの電話に折り返すのだったら当然その車の状況を把握してから連絡すべきだろう。レクサスでもトヨタでもホンダでもマツダでも日産でもその程度の教育はするだろう。教育以前の気配りの問題でもある。◆BMW、まだまだ社員教育、気配りが足りない。そういえばBMWの取り扱い説明書はとても不親切。ドイツ語直訳なのか、私、日本人には読みにくい表現ばかり。「おもてなし」の気持ちははるかに日本の方が優っている。

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2014年04月08日 ---- ボス

目くじら立てて怒るほどのことか!

boss-2

またまた橋下発言がマスコミを騒がせている。またまた、どうってことない話。大騒ぎする必要など全くない。ヒステリックなモテない女性記者が書いたのか。真面目だけが取り柄の全く女性にモテない頭の固い男性記者が騒ぎ出したのか・・・。◆講演で、大阪の財界人らに向かって「大阪で金を稼いで(兵庫の)西宮や芦屋に住むなんてだめですよ。財界人の皆さん、あそこ(御堂筋沿い)に住んでください」と呼びかけた。それが周辺地域の活性化につながると訴えたうえで「愛人を囲う経営者も出てくるかもしれない。じゃまた、宝石店や高級ブティックもできてくる」「皆さん、愛人の2、3人を住まわせて」と語ったという。その場では笑いや拍手が起こったそうだ。◆「面白い冗談」と感じた人もいれば「下品な話」と思った人もいたかもしれない。「下品な話」と思った方はさぞ立派な生活を送られているのだろう。◆私は「セクシージョーク集」などを冊子にしてお客様に配っている。少なくとも男性には喜んでもらっている。不愉快な顔をする人とは出会っていない。中小企業のオヤジなら許されるが大阪市長となると許されない、という理論は分からなくもない。しかし、それにしても大騒ぎをし、「謝罪・撤回をする気持ちはないのですか?」などと真面目な顔して突っ込むバカなマスコミに呆れる。◆「あなたは何様なの? どんな育ちをしたの? お友達はいないのですか?」 そんなことをこのマスコミの連中に聞きたくなった。

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2014年04月08日 ---- ボス

地方公務員

boss-b

大学2年生の夏休み、一か月間以上、九州の小さな町の土木事務所でアルバイトをした。事務所の方々は九州大学から来た学生アルバイトの私に興味を持ってくれた。みな優しく接してくれた。遊びたい盛りの夏休み、当初はアルバイトをしなくてはならない身を恨んだが、じきにそれもなくなった。アルバイトが楽しくなった。◆その事務所のオジサンたちの殆どが事務所から徒歩10分程度の官舎に暮らしていた。オジサンたちは毎朝8時半ギリギリに出勤してきて働き、12時のチャイムと同時に弁当を開く。それと同時にどこからか将棋盤を持ってきて隣の席の仲間との対局を楽しむ。午後1時になると盤面の駒が動かないようにそっと将棋盤を片づける。あとから続きを楽しむためだ。◆九州の夕方、5時は明るい。オジサンたちは5時になると一斉に帰宅の途に就く。一度自宅に帰り、着替えをして5時半には近所のグラウンドに集合だ。草野球の試合を始める。野球の無い日はテニスをしていた。◆みんないい人だった。みんな明るかった。そしてみんな私に親切にしてくれた。◆1年間留年をしてやっと大学を卒業し、私は前田建設工業に就職した。東京支店土木部の現場に配属された。ものすごく、ものすごく働いた。いや「働かされた」という方が正確だろう。昼も夜もなかった。土曜も日曜もなかった。辛かった。苦しかった。いつも九州の片田舎の土木事務所のことを思い出していた。後悔していた。「学生時代、もう少し真面目に勉強し、地方公務員になっていたら今ごろはテニスをしているのだろうなあ」などと汗と泥にまみれスコップで穴を掘りながら思っていた。◆ものすごく、ものすごく、働く時代が数十年間続いた。60歳近くになった。いつの間にか私は、あの頃の地方公務員の生活を「羨ましい」と思うことが全くなくなった。「羨ましい」どころか「かわいそう」とすら思ってしまう。記憶の中の彼らの行動は変わらないのに、こちらの環境の変化で「羨ましい生活」が「少し残念な生活」に思えてきたのだ。不思議なものだ。勝手なものだ。

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2014年04月07日 ---- ボス

行き過ぎた民主主義

boss-2

投票年齢を現行の「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げることを中心とする国民投票法の改正案が今の国会で成立する見通しとなった。このままではやがて選挙権も「18歳以上」となってしまいそうだ。◆「アホかっ!」と、なぜみんな怒らない? 逆だ! 「現行の20歳から30歳に引き上げる」という方がよほどまともだ。◆会社の社長を選挙で選べばどうなる?無責任な社長候補が「我が社にはまだまだ蓄えがあります。これを皆で分けましょう。給与を50%アップします。約束します。それでも会社は潰れません。」などと扇動すれば会社の真の状況を知らない若手の職員はみなその候補へ投票してしまう。そうならないように大会社は在籍年数の長い会社の環境を熟知した社員の中から取締役を選任し、経営陣に迎える。社員の投票などあり得ない。◆日本株式会社は、新聞も読まない読書もしない高校を卒業したばかりの若者に、国の方向を決定する権利を等分に与えようとしている。◆「それならいっそ小学生にも与えたらいい」と皮肉を言いたくなる。人に媚びることばかりの情けない政治家だらけ。情けない国になってしまった。私は「行き過ぎた民主主義」「行き過ぎた平等国家」と呼んでいる。

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2014年04月03日 ---- ボス

ビートルズ

boss-c

一件目のバー「楓」で、最高に旨い大分麦焼酎「兼八」を飲みながら打ち合わせを終えた私は、スタッフと別れ、一人で久しぶりにジャズバー「バーブラ」に寄ってみた。銀座では宵の口、まだ午後8時前だった。◆消費税増税の影響でもあるまいが「バーブラ」の客は私一人だけだった。迷わず特等席に座った。グランドピアノを囲むカウンター席の中でも最もピアニストに近い席。昨夜のピアニストは杉山英太郎さんだった。「お客様はキノシタさん一人ですから何でもリクエストしてください。」と杉山さんが笑顔で言ってくれた。少し迷ったが「じゃ、今夜はビートルズをお願いしようかな」と私も笑顔で返した。◆私と杉山さん、交互に好きな曲を言い合い、杉山さんが見事に演奏する。ピアノソロでも十分に楽しい。◆私のリクエスト曲は好きな順に 「And I love her」 「Eleanor Rigby」 「In my life」 「Michelle」「Girl」 「Here there and everywhere」 「Fool on the hill」・・・見事に短調が続く。いつの間にか客が増え、ふと気付くと満席に近く混んでいた。私と同世代か少し年上のオジサンたちが楽しそうにワイワイやっていた。拍手がいつもより大きく感じた。満足した私は、1部の演奏が終わると(2部を待たず)特等席を譲り、「バーブラ」を出た。気持ちよく次の店、バー「曜」へ向かった。◆みなさんの好きなビートルズソングはなんでしょうか?

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2014年04月01日 ---- ボス

夢の不思議

boss-b

眠りが浅いので一晩中夢を見ている。面白い夢が多い。昨夜、不思議な夢を見た。恥ずかしいが聞いてもらいたい。笑わないで欲しい。軽蔑しないで欲しい。◆私はなぜかスーパーマンになっていた。あの映画のスーパーマン。自由に空を飛ぶことができる。当然のように楽しく空を飛んでいた。しばらく飛んでいたら疲れてきた。地上に降りたがさらに疲労感が増し立っていることすらできなくなった。そこへ博士が登場する。博士が私(スーパーマン)になにか言っている。なにを言っているのか聞こえない。すると誰かが私に囁く。「博士にむかって 『アイ ウォンツ アイヨウ』と言いなさい」 と。私は博士に「アイ ウォンツ アイヨウ」と言う。すると博士は単三電池を一つ、私に咥えさせる。電池を口に咥えると私は元気になってまた空を飛び回った。◆しばらく飛んでいるとまた疲れてきた。地上に降りて博士の元へ行き「アイ ウォンツ アイヨウ」と言うと博士はまた単三電池を私に咥えさせた。元気になった私は「アイヨウ」って何なのか誰かに尋ねた。誰かが答えた。「オマエの時代では『栄養』と呼んでいただろう」と。◆「なるほど『アイヨウ』っていうのは『栄養』のことだったのか」と私は夢の中で得心し飛び立った。スパイダーマンのような恰好をした敵と闘いを始めるところで目が覚めた。◆「アイヨウ」って何なのか分からず質問する。すると「アイヨウ」とは「栄養」のことだと誰か教える。・・・自分のアタマの中で想像する「夢」なのにスーパーマンの自分は「そうなのか!アイヨウっていうのは栄養のことなのか」と知って嬉しくなる。◆目覚めた私はこの不思議な疑問で眠れなくなった。

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2014年03月31日 ---- ボス

交通事故

boss-3

生まれて初めて自分の不注意で交通事故を起こしてしまった。◆30年間近く、ほぼ毎日クルマを運転している。年間の走行距離は平均して2万kmくらい。交通マナーは良い。自信がある。譲り合いの気持ちは欠かさない。一人のときは飛ばすことが多いが助手席に人が座っているときは(それが息子以外のときは)上品な運転を心がけている。だが昨日、事故を起こしてしまった・・・。◆ゴルフに向かう朝、ゴルフ場近くのT字路。「T」の字で説明すると私は下から上へ向けて走り、三叉路で一旦停車。左折しようと発信したところに右から車が来ていた。その車の左側のドアに私の車の右前部がぶつかった。幸い先方も私もケガはなかった。◆なぜ、あんな事故を起こしたのだろう?慢心か、油断か、疲労か、年齢か?よく分からない。いずれにしろ「もっと慎重になれ!」と神様が注意してくれたのだろう。◆修理のため事故車を今日、ディーラーに持っていく。そしてたまたま今日、会社に別の新しい社用車が届く。十分注意をして運転しよう。

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2014年03月28日 ---- ボス

マッカーサー道路開通

boss-b

我が社が新橋に移転してきてほぼ3年になる。移転してきた頃からオフィスの前の道路が工事中であった。その頃は通称「マッカーサー道路」であったが最近正式名称がつき「新虎通り」となった。真偽のほどは分からないが、マッカーサーが終戦直後、アメリカ大使館と東京湾竹芝桟橋をダイレクトに結ぶ道路の建設を求めたことに由来し「マッカーサー道路」と呼ばれていた、などとの説がある。◆アメリカ大使館と竹芝桟橋を結ぶ道路の一部、新橋と虎の門を結ぶ「新虎通り」の開通がいよいよ明日に迫った。私の部屋からは開通直前の、キレイな白線の引かれた「新虎通り」が見える。もちろん車は一台も走っていない。◆明日、供用開始。さてこの風景がどのように変わっていくのだろう。もちろん不安よりも期待の方が大きい。

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2014年03月28日 ---- ボス

映画か小説か

boss-5

「陸上競技でまったく無名の大学で、箱根駅伝出場をめざす若者たちを描いた映画『風が強く吹いている』に、こんな場面がある」・・・・これは昨日の産経新聞のコラム『産経抄』の書き出しである。違和感を覚えた。朝日の『天声人語』なら、読売の『編集手帳』ならこの表現はないだろう。思想の問題ではない。◆『天声人語』や『編集手帳』なら、「陸上競技でまったく無名の大学で、箱根駅伝出場をめざす若者たちを描いた三浦しをんさんの小説『風が強く吹いている』に、こんな場面がある」と書いてくれただろう。◆どうでもいいことのようではあるが・・・、読書も映画も大好きな私はこだわってしまう。『風が強く吹いている』は「映画」である前にまず「小説」であろう。新聞という活字媒体の一面のコラム氏が「小説」と言う言葉を選ばずに「映画」を取った。深い意味を持ってはいないのだろう。無知と無配慮から『風が強く吹いている』は「映画」と書いてしまったのだろうが、またまた産経新聞コラム氏の浅薄さが見えた気がした。寂しい。

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2014年03月27日 ---- ボス

後工程はお客様

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社会人としてスタートした前田建設工業時代、上司から「後行程はお客様」という言葉を口酸っぱく言われていた。自分の仕事が片付けばそれで良い、というのではダメ。次に乗り込んでくる人が働きやすいように心を込めて準備をしてから現場を去れ、というもの。現場だけでなく書類作成業務でも経理処理業務でも同じ。常に、次の人へほんの少しでも配慮すると人間関係はスムーズに進む。◆当社はビルの15階にある。14階~16階専用のエレベータを利用する。1階以外は他の階には止まらない。早朝、私が出勤する時刻に出勤する人はまばら。エレベータで誰かと一緒になることはまずない。15階でエレベータを降りるとき私は「1」のボタンを押す。早朝のエレベータ利用者は1階から乗る人ばかり。次に出社した人がすぐに乗れる。きっと気分いいだろう。◆「あと行程はお客様」を心がける私は少し意地悪くなった。早朝、エレベータ乗り場に着くと2基の専用エレベータのどちらもが「16」を指していることがある。「16階の新聞社の連中、気が利かないなあ」と舌打ちすることがある。実は今朝も舌打ちをしていた。こんな自分を少し反省。

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2014年03月26日 ---- ボス

愚かな企業の「駆け込み購入」

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税抜100円で仕入れたものを300円で販売するとしよう。粗利は200円だ。これまでは消費税が5%だったので実際には105円で仕入れて315円で売っていた。一見、粗利は210円に見えるがそうではない。仕入れのときの5円は「仮払(かりばらい)消費税」、販売のときの15円は「仮受(かりうけ)消費税」として処理される。差額の10円を年度末に納税する。つまり実質は税込でも粗利は200円なのだ。◆3月中に駆け込み購入し、つまり消費税を5%のうちに仕入れて4月以降消費税8%で販売するとどうなるか。税込105円で仕入れたものを324円で売ることになる。仮払いが5円、仮受けが24円になる。しかしこの差額19円はあとで納税することになる。やはり粗利は200円なのだ。◆つまり商品の仕入れは消費税が上がる前だろうが上がった後だろうが企業にとっては同じこと。利益には影響しない。まともな経営者はみな分かっている。ところが多くの営業マンはこれを理解していない。「消費増税前に仕入れてしまえ」などとバカなことを口にする輩を時々見かける。情けない。もっと社員教育を徹底しろ。政府も上手に広報しろ!◆駆け込み購入をしてメリットがあるのは一般消費者のみ。エンドユーザーのみなのだ。

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2014年03月24日 ---- ボス

大阪市長選

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最初に断っておくが私は「大阪都構想」の具体的内容は知らないし、橋下徹大阪市長のファンでもない。ただ単にマスコミの報道の姿勢に疑問を感じているだけの男だ。◆「大阪都構想」のワンイシュー(単一の問題点)で大阪市長選挙があった。その結果は・・・。◆要らぬ先入観なしで数字だけを見よう。「有効投票の実に87.5%が橋本氏に投票した」というのが単純な選挙結果。少なくとも数字だけが発表されれば私はそのように読む。だが橋本氏に飽きてきたマスコミはそう報道しない。「投票率は過去最低の23.6%」だの「白票が全体の9%」だの橋下否定ばかりが目立つ。◆私がいつも言っているのは「自分のアタマで物事を考える癖を持ってない人はマスコミの意見を自分の考えだと思ってしまう。結果的にマスコミがマインドコントロールしてしまう危険がある」ということ。◆ワンイシュー選挙を批判するのも良かろう。だが、ワンイシューならそのワンイシューに反対する対立候補を立てるべきだろう。対立候補を立てもせず「投票率が低いのは選挙の意味がないことの証」などと主張する方がおかしい。投票日「みんなが選挙に行かずに投票率が下がればいいなあ」と思っていた情けない大阪市議ばかりだったのだろう。投票率が下がることを喜ぶなんて議会人失格だろう。◆マスコミも大阪市議会もおかしい。この報道や市議会の反応に「おかしい」と思わない人たちが多すぎることがさらにおかしい。◆そんなことを感じる私の方がおかしいのだろうか?

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2014年03月24日 ---- ボス

いじめ自殺 「問題 片付くといい」発言とマスコミ

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昨年7月、ある小学校の女児が学校でいじめを受け自殺した。その問題が残る小学校の卒業式。式が始まる前に校長室で来賓が「(問題が)落ち着けばいい」と発言した。それを受けた教育長が「片付くといい」と返した。別の来賓から「今の言い方はあんまりでは」と指摘され、謝罪と撤回の意味を込めて「この言葉はよくなかった」とその場で訂正したという。◆確かに教育長の言葉は適切ではない。だがこれが全国紙で報じられ、テレビでコメンテーターが「とんでもない」と騒ぐほどの問題か。◆この教育長をかばう気持ちはさらさらない。こんな報道がなされるのは普段の教育長の態度や発言にも問題があったのかもしれないと勘ぐってもみる。◆だがしかし、やはりマスコミがおかしい。校長室の中の来賓との会話。不適切な発言をその場で撤回している。そこで終了だろう。だれかがマスコミにむかって「教育長がこんな発言をした。とんでもない。遺族が聞いたらどう思うだろうか。」などと良い人ぶって校長室でのやり取りを垂れ流す。それを聴いたマスコミは当の教育長に詰め寄り「本当なのですか?遺族への配慮が欠けていませんか?」などとただす。さらにマスコミはわざわざ遺族にむかって「教育長がこういう発言をしたのですが遺族としてのお気持ちは?」とことさらに問題を大きくする。最も気の毒なのが遺族。マスコミに対して「ほっといてください」とも言えない。◆自分で問題を大きくし、遺族を傷つけておきながら正義者ぶるマスコミが私は大嫌いだ。

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2014年03月20日 ---- ボス

考え事

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年度末、当社はものすごく忙しい。ヘリポートの設計と施工に関する事業部の職員はこの一月間殆ど土曜も日曜もなく働いている。夜中の1時、2時に現場担当者からメールが届くこともめずらしくなくなった。本当によく頑張ってくれている。ありがたい。◆そんな彼らには申し訳ないが年度末も私は自分のペースで仕事をこなしている。今は新規事業の立ち上げや来年度の事業計画、或いは総合的な宣伝広告の方向の検討など。「社長はのんびりと自分のペースで仕事ができて羨ましいなあ。」と思われていることだろう。30年前、私も現場で死ぬほど働かされていた。その頃私も思っていた。「社長はいいなあ」と。◆うん、悪くはないかもしれない。だが、おそらく傍目から見るほど楽な仕事ではない。心配事は多い。臆病な私は物事の方向を決定することが怖い。その怖いことをしなければならないのが社長。右に行こうか左にしようか悩むことは多い。多角的に多面的に多くの情報を取り、考察し、悩み、また悩み、もっと悩み、そして決断する。◆「一旦決断したらその方向を目指して突き進む」というタイプの社長が多いようだが気弱な私はなかなかそうはなれない。「大丈夫か、大丈夫か。あのジャッジは間違っていなかったか」実は一人でくよくよ悩んでいる。◆だが悩む姿は社員には見せられない。「豪放磊落」な社長の方が社員は安心して仕事に専念できるだろう。ボロは出ているだろうが豪放磊落なフリはしている。◆社長室で悩んでいると暗い顔、難しい顔を社員に見せてしまうかもしれない。私は一人、ふらっと出かける。最近は銀座まで歩く。銀座6丁目、ジャズ喫茶の老舗「ジャズ・カントリー」が最近の考え事をする場所になっている。銀座の裏通りの小さなビルの地下、レコードから流れる大音響のビバップを聴きながら考え事を始める。ふと気付くと、実は何も考え事をせず、懐かしいジャズを楽しんでいる自分がいたりもする。

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2014年03月19日 ---- ボス

ノック・気配り・コミュニケーション

boss-b

朝はなるべく早く出勤するように心がけている。誰もまだ来ていないオフィスのカギを開け灯りを付けエアコンのスイッチを入れる。神棚に手を合わせパソコンを立ち上げている間にコーヒーを淹れCDのスイッチをON。ジャズを聴きながら手帳を開き机回りの整理をする。◆早朝の来客がない限り、始業時刻の9時までは社長室のドアは開けている。ぽつりぽつりと社員が出社してくる。多くの社員は私の部屋の前まで来て「おはようございます」と声をかけてくれる。明るい声か暗い声か、元気そうか不機嫌そうか、「おはよう」と返しながら気になる。年長の社員には「おはようございます」と少し丁寧に返す。もちろん社長室前まで来て挨拶することを社員に強要しているわけではない。黙って自分の席に向かう者もいる。それでもいい。◆少し気になるのが「おはようございます」の声のかけ方。幾人かには注意をした。◆私がパソコンやノートに目を向けていると開いているドアをわざわざノックする者がいる。顔をそちらに向けると「おはようございます」と言って立ち去る。少し不愉快になる。犬でもあるまいにドアをノックする音で「こっちを向け」と言われているよう。なにか話があるのならそれもいいが、ただ単に「おはようございます」を伝えるのにわざわざノックで顔を向けさせる必要があるのか。ドアは開いているのだからドア横に立ち「おはようございます」と声をかければそれで十分なコミュニケーション。歩きながら声をかけ通り過ぎても十分な挨拶になる。もし、目を合わせてから挨拶を交わすべきと思っているのであってもノックは失礼だろう。せめて「あのー」くらいの声にしてもらいたい。◆ドアをノックして私の顔を上げさせてから「おはようございます」と笑顔で言われても・・・困ってしまう。悪気がないのは重々承知しているが注意されるまで気付かない人は「コミュニケーションを取るセンスがない。」もっと厳しく言うと「気配りが足りない人」と判断してしまう。社会とは厳しいものだ。

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2014年03月17日 ---- ボス

マーケティングの基本

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重度の睡眠時無呼吸症であるためか、いつも酸素不足を感じている。血液中の酸素濃度が低いのではないだろうか。そんな思いから数年前よりひと月に2.3回酸素カプセルに入るようになった。1回につき60分間で4000円。日本では医療行為ではないため保険の適用外。少々、値の張る出費である。オーナーであるオバサン一人でやっているその店にとって私は重要顧客の一人であったはずだ。◆ある日、私が訪問するとちょうど前の客が支払いをしているところだった。「はい3000円」と言って支払っていた。「あれ、彼は3000円?なぜ?」と思った。「同じサービスで彼は3000円、私は4000円?」。不思議に思ってオバサンに聞いてみた。弱った顔をしてオバサンが小さな声で答えた。「あの方は登録しているから・・」と。聞くと登録料300円を支払って会員になると1回あたりが3000円になるのだという。二年間以上、毎月2.3回通っている私にオバサンはこれまでこの登録システムの説明を一度もしなかった。「同じサービスでも取れるヤツからは取る」との姿勢が見えた。◆マーケティングの基本、「店の信頼度の確保」「ヘビーユーザーへ最も厚いサービス」をこの店では怠ってきたのだ。◆経営が立ちいかず、今月いっぱいでこの店は閉店するという。あたりまえだ。

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2014年03月13日 ---- ボス

頑張っている震災復興

boss-2

昨日、yahooのニュース欄に「空から見た大津波 あの日と今と」と題するページがあった。「震災直後の被災地」と「最近の同じ場所」が同一アングルで撮られた写真が数十組並んでいる。ヘリからの写真もあれば現地に入っての写真もある。(http://mainichi.jp/graph/2014/03/08/20140308dde012040003000c/003.html) ◆素晴らしい。よくこれだけの写真を同一アングルで撮れたものだ。報道写真の一つの鏡になる。「本当に、本当に悲惨な状況であったんだな」ということが今さらながらひしひしと伝わってくる。そして私はこの比較写真を見ながら少し嬉しくなった。◆これらの比較写真は「被災前」と「被災後」の比較ではないのだ。「被災直後」と「最近」の比較なのだ。一人の土木技術者として感動した。「よくも、たかだか三年間でここまで復興できたものだ」と。◆テレビでは政治家が、そしてコメンテーターが「一向に進まぬ復興事業」などと言って行政を叩く。自民党の売出し中の某若手の代議士もいかにも住民の気持ちを代弁するように「こんなことではダメだ!」などと感情的に言い放ち「復興が進まないことへいらだっている」ことをアピールしていた。◆とんでもない。この毎日新聞の数百枚の写真を見て見ろ。こんなに復興が急ピッチで進んだのかと驚くのは私だけではないだろう。◆実際に行政が、ゼネコン各社が、ダンプの運転手が、大工が、その他の多くの人たちが、土曜も日曜も休まずに復興に向けて頑張っているのだ。それなのに政治家とテレビは、復興が進んでいるところは全く触れず遅れているところばかり見つけてはバッシングを繰り返す。情けない。◆「ああ、こんなに復興が進んでいる。ありがたいなあ。ご苦労様。」という言葉一つもかけてあげることができないこの国のテレビと国会議員の在り方を私は疑っている。

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2014年03月10日 ---- ボス

卒業式

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故郷で中学校の校長をしている菅クンからメールが届いた。3月7日が卒業式だったという。「1年364日、大変な毎日だったとしてもこの1日で報われたと思うのが卒業式」だとあった。そしてそのメールには1枚の写真が添付されていた。可愛らしい笑顔の、制服を着た女子中学生と、彼女を挟んでご両親と思われる男女。後ろには菅校長を中心に教職員数名が立っている。女子中学生は嬉しそうに卒業証書を正面に掲げている。「午後から行った不登校だった生徒の卒業式」だという。◆理由なく不登校になる訳がない。彼女も辛かったのだろう。頑張ったのだろう。◆菅校長は彼女の後ろに立ち、穏やかな笑顔で写真に収まっている。全校生徒出席の卒業式の風景でもなく、生徒たちに囲まれての談笑風景でもなく、この小さな小さな卒業式の写真を私に送ってくれた。菅校長も心から喜んだことが伺える。◆この一枚の写真を眺めながら、なぜだか私は涙があふれてきた。あふれた涙が止まらなかった。悲しい涙ではない。複雑な安堵感、嬉しくて出てきた涙だ。みんな頑張っているのだな、私もとても嬉しくなった。

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2014年03月07日 ---- ボス

1番じゃないと・・・!

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夏冬とも、オリンピックで我が国の金メダルが減ってきた感じがしたので調べてみた。◆2010年・バンクーバ大会(金0,銀3,銅2).2012年・ロンドン大会(金7,銀14、銅17).そして2014年ソチ大会(金1,銀4、銅3)◆2010年以降のオリンピックのメダル合計は(金8,銀21、銅22)なのである。極端に金メダルが少ない。どのオリンピックでも配られるメダルの数は金銀銅とも基本的には同じ数。1等賞が一人なら2等賞も一人、3等賞も一人なのである。◆1964年・東京大会(金16,銀5、銅8).1968年メキシコ(金11,銀7,銅7).1972年ミュンヘン(金13,銀8、銅8)なのである。かつては銀メダル銅メダルより金メダルを多く獲ることができていたのだ。2番、3番じゃなくて1番になりたいとの意識が国民全体に強かったように思う。◆それが2010年以降、明らかに金メダル数が、銀メダル銅メダルに比べて減ってきた。「2番、3番でもいいじゃないか」となってきたのか。◆民主党の蓮舫議員が事業仕分けにおいて、世界一を目指していた我が国のスーパーコンピュータ開発に関して「世界一になる理由は何があるんでしょうか?2位じゃダメなんでしょうか?」と発言した。私には「2位でも3位でもいいじゃないですか!」と聞こえた。2009年11月のこと。その翌年のバンクーバオリンピックから我が国の金メダル率は極端に減ってきた。蓮舫発言と結びつけるのはイジワルだろうか?

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2014年03月04日 ---- ボス

「名を名乗れ!」だって?

boss-5

「△△建設さんがヘリポートに関して教えて欲しいとのことです」と女性スタッフから電話が回ってきた。△△建設は業界の最大手、スーパーゼネコンと言われる会社の一つ。これまで当社も幾つかのヘリポート工事でお世話になった。私は机の上の受話器を取り「お待たせしました」と電話に出た。受話器の向こうで若い声の男がしゃべりだした。「ヘリポートに関して少し教えて欲しいんですが。私は△△建設の設計部の○○と言います」 ◆丁寧ではあるが権高な感じのする話し方であった。「△△建設様、いつもお世話になっています。どんなご質問でしょうか?」私も丁寧に応対したつもりであった。すると先方が再度、名を名乗った。「私は設計部の○○と言います。」私はメモを取りながら確認した。「△△建設の○○さんですね。はい、どんなご質問でしょう?」◆すると先方はうんざりしたような声で「で、あなたは?」と尋ねてきた。「は?」と聞き返すと慇懃な声で「あなたの名前は?」と聞いてくるのだ。◆これまでに何度か仕事をしたことのある△△建設だ。業界最大手の△△建設だ。私は腹が立ったが丁寧に「失礼しました。私、キノシタと申します」と伝えた。先方は「キノシタさん?よろしく。でね・・・」とやっとヘリポートに関する質問を始めた。いろんな質問が出た。すべてに丁寧に答えた。最後に彼は「どうもありがとう」と電話を切った。ヘリポートの一般論で当社の仕事に繋がるような案件では全くない。電話を切ったあとも私はどこか不愉快だった。◆「教えてくれ」と電話をする。電話をした方が、教えを乞う側が、名を名乗るのは当然だろう。だが話が始まる前に「自分が名乗ったのだからお前も名乗れ」というのはどういうものなのだろうか。名前を尋ねるのなら、話が終わったあと「どうもありがとうございました。失礼ですが・・」と聞くのが礼儀だろう。◆業界最大手の会社の設計部に在籍すると、仕事の関係者はみなペコペコしてくる。ペコペコせず、自分に対して名を名乗ることをしない電話の相手に対し、きっと彼は「零細企業のヤツらは電話の礼儀も知らずに困るよ。こっちが名乗っているのに・・」などと思っていたのだろう。

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2014年03月03日 ---- ボス

帰国の飛行機内の思い

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久しぶりの米国出張から帰ってきた。カリフォルニアの旨い空気を吸った以外は残念ながら得ることの少ない出張であった。◆帰りのANAは読書の時間になった。面白く、納得する文章に出会った。登場人物がちょうど飛行機で帰国するところの心の様子を描いていた。◆『何百人もの人間がそれぞれの狭い空間で夜に馴染んできた頃、客室乗務員が次々と窓のスクリーンを上げていき唐突に朝の光の中に放り込まれる。・・(略)・・重力がぐんと体にかかる頃、俺はひとりでひっそり万能感に包まれている。 さて、これからどうしてやろうか。生まれ育った自分の国に降り立てば、言葉だって自由に通じるし、食い物も水も口にあう。友人も知り合いも山のようにいる。生きていくのが夢のように楽な自分の国で、何をして生きていってやろうか。今俺は飛行機の狭いシートに縛られて立ち上がることすら禁じられているが、もうすぐ解放されてどこへでも行けるし、望むことは何でも出来る。そんな風に思えなくなったらまた旅に出ればいい』◆善人ではない一人の登場人物の思いだが私には妙に通じるものがあった。

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2014年02月26日 ---- ボス

久しぶりの米国

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かつては一年間に4回も来たアメリカだが最近はせいぜい年1回程度。今回はアナハイムで開かれているヘリコプター展示会=ヘリエクスポにやって来た。アルバート・ハモンドが歌った『カリフォルニアの青い空』をずっと口ずさんでいる。。本当に、羨ましくなる。カリフォルニアはいつもいつも天気がいい。毎日、20℃を超えている。先週行った沖縄よりはるかに暖かいし晴天が続いている。生まれ変わることがあるのならカリフォルニアに産まれたいと思う。(もちろんWASPとして産まれたい)◆今回も時差に悩まされている。こちらで三泊目の今夜はこちらの時間で22時に眠った。2時間ほど眠ったがもうダメ。悪い夢を見たわけではないが何か不安で落ち着かない。今は午前1時を少し過ぎたところ。◆電話の数こそ少ないがメールもLineも追いかけてくる。歓迎している自分に気付く。「ああ、俺も若い人のように誰かと繋がっていることが安心と思うようになったのだなあ」などと考えた。◆日本には金曜日に帰ります。

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2014年02月21日 ---- ボス

頭の良し悪しと、人間の良し悪し

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通勤電車の中では小説を読むことにしている。今朝は山本文緒の『なぎさ』を読んでいた。登場人物の一人が「頭の良し悪しと、人間の良し悪しとは別問題で(中略)どちらかというと反比例する。」と思うところがある。ちょうど、そこを読んでいるときに電車内で赤ん坊が大きな声で泣きだした。◆少し混み始めてはいたが通勤ラッシュ前の日比谷線、目をやると私が立っているところから泣いている赤ん坊が見えた。母親は周囲に申し訳なさそうに頭を下げ懸命に赤ん坊をあやしている。私は目を本に戻した。◆隣から「チェッ」と言う舌打ち音が聞こえる。「っせえなあ」と小さな声でつぶやく声。また「チェッ」という舌打ち音。赤ん坊の声が大きくなるとこの舌打ち音が聞こえる。見ると日経新聞を読んでいる男。いわゆるエリートサラリーマンぽい身なり。「うるさくて日経読んでも頭に入らないじゃないか!」と怒っている様子。舌打ちを繰り返しながら不愉快そうに何度も赤ん坊の方を見ている。◆どうしても我慢できないなら隣の車両へでも自分が移動すれば良い。車両内での移動もできる。それほど混んではいないのだから。だがこの男は日経新聞と赤ん坊の方とに交互に目を移しながら舌打ちを繰り返すだけ。私には赤ん坊の泣き声よりもこの男の舌打ち音の方がよほどうるさく感じた。◆彼がどの程度、アタマが良いのかは分からないが私は再び「頭の良し悪しと、人間の良し悪しとは別問題で・・」というところから本を読み返した。

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2014年02月21日 ---- ボス

全聾のフリの限界

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ゴーストライターの存在が知られ大きな話題となっている佐村河内(さむらごうち)守氏。私は1年ほど前だったろうかテレビの番組で彼の存在を初めて知った。その番組を見て「すごい人だ!」とは全く思わなかった。「この人、絶対に耳が聞こえている!」と思ったのだ。「なにか裏があるのだろう」と不思議に感じたことを覚えている。「おかしいな!絶対に聞こえているはずだ」とは思ったものの作曲を他人に頼んでいるとまでは思わなかった。◆なにを根拠に「おかしい」と感じたかは明確ではない。恐らく彼のしゃべる言葉だろう。あるいは質問者への返答の速さだったのかもしれない。◆「彼は手話ができないのではないか?」と私は思っている。近々、謝罪会見を開くらしい。きっと今、彼は手話の猛勉強をしているのではなかろうか。「全聾ではないが今なお殆ど耳は聞こえません」というフリをするために。◆それにしても耳の聞こえる人間が聞こえないフリを完璧にこなすことなどできないだろう。テレビ番組を見ただけで私ですら疑ったのだ。彼のすぐ近くにいる者たちが皆騙されていたとは思えない。共犯者はどれだけいるのだろうか?

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2014年02月20日 ---- ボス

「失望した」に「失望した」

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現在、総理大臣補佐官は全部で5名。そのうち国会議員は3名、残る2名は官僚である。議員3名は衆議院議員1名、参議院議員2名である。この参議院議員2名が二人とも大分県選出。衛藤晟一(せいいち)氏と磯崎陽輔氏。衛藤晟一氏の奥様は私の高校(佐伯鶴城高校)の先輩である。また磯崎陽輔氏は私と幼稚園から小学校卒業まで同級生。親同士も仲の良い家族ぐるみの付き合いだった。「総理補佐官の参議院議員の両名とも私と近い距離にある」ということをこれまで言葉にしたことはなかったが少し誇りに感じていた。◆その総理補佐官の衛藤晟一氏が「米国が、我が国総理の取った行動に対し『失望した』と言った。『失望した』と言われてこちらこそ失望した。」との内容の発言をし、官房長官に叱られて撤回した。◆靖国訪問の是非をここで語る気はない。が、一国の総理が慎重に判断して行った行為に対し、その同盟国のトップが「失望した」とコメントすれば誰だってそのコメントに対し失望するだろう。アメリカが「失望した」と言えば日本の総理は「反省します」と答えなければならないのか。そこまで我が国は弱い国になったのか。◆自国の総理大臣の行動をアメリカに「失望した」と言われれば、「『失望した』とのアメリカの発言に失望する」のは総理補佐官として当然の感覚であろう。「アメリカに失望した」との素直な発言を大きく取り上げわざわざ「総理補佐官がアメリカに失望と発言」などと大きな見出しを付けて批判的に報道するマスコミが私には理解できない。

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2014年02月19日 ---- ボス

だらしない新聞社

boss-5

我が社はビルの15階にある。このフロアに停まるエレベータは14階~16階の3フロア専用。この3フロアに我が社を含めて8つの会社がある。その一つが16階にある某業界の専門新聞社。1階でエレベータ待ちをしているところで「ああ、この人はあの新聞社の人なんだろうな」と想像が付く。女性ですら服装のセンスがなく不潔な人が多い。他社の者には会釈すらすることなく先を譲ることも知らない。人と目を合わせることを避けるように一人でエレベータに乗るときは壁の方を向いている。◆毎日乗るエレベータである。他の6社には顔なじみもできた。「寒いですね」くらいの挨拶を交わす人もいる。だがこの新聞社の職員で他社の者と話をする人はいない。◆1年ほど前、我が社の真上にこの新聞社が移転してきた。ドタバタと振動を伴う大きな改修工事音を出しながら彼らは引っ越してきた。「ご迷惑をお掛けしました」の一言もなかった。◆業界紙とはいえ「新聞社」というエリート意識があるのか。或いは逆に大手新聞社に入ることができなかった卑下からくるのか。いずれにしろ社会人マナー失格の彼らがマスコミの一端にいることは残念な状況である。

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2014年02月18日 ---- ボス

クイズ 「オリンピック 4つの超美技」

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ソチオリンピックも終盤を迎えた。テロなどなく無事に最終日を迎えパラリンピックにつなげて欲しい。◆本日はオリンピックに纏わるクイズ。クイズと言っても「私が思ったこと」を当てて欲しいということ。問題「私は(幼い頃から)これまでにオリンピック中継で初めて見てビックリした技が4つあります。そしてそれらの技は次のオリンピックでは多くの競技者が当然のようにこなすのです。さてこれら4つの技ってなんでしょうか?」夏のオリンピックで初めて見たのが3つ。冬期オリンピックが1つ。

◆メキシコオリンピックのボブ・ビーモンの走り幅跳び8m90cmではありませんよ。あれはすごかったですね。でも印象には残ってますが「初めて見る『技』」ではありませんでした。みんな同じように飛んでいましたからね。・・・棒高跳び、セルゲイ・ブブカのソウルオリンピックの5m90cmでもありませんよ。あれもすごかったけど「ビックリする技」ではありませんからね。私がビックリした「技」とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・皆さんが思いつきそうな順にお答えしますね・・・・・・

◆ミュンヘンオリンピックの塚原光男が体操(鉄棒)で披露した「月面宙返り」・・まあ、本当にビックリしました。どうなっているのか分かりませんでした。・・・・今ではみんなやっていますね。

・・・・・・次は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆ソウルオリンピックで鈴木大地が披露した「バサロ泳法」。背泳ぎで、潜って、イルカのように泳ぐ泳法です。バサロさんという人が始めたようですが私は鈴木大地で知りました。ビックリ、感動しました。・・・・・・さて、あと二つ。分かりませんか?もっともっと昔の技です。今ではオリンピック選手はみんなこれをやっています。 ・・・・・・・・・・・  ・・・

◆メキシコオリンピックでフォスベリーが披露したハイジャンプ(走り高跳び)の「背面飛び」です。

・・・・・・・冬のオリンピックでビックリした「技」は。まさに「超美技」です。荒川静香の「イナバウワー」ではありませんよ。・・・・

◆レークブラシッドオリンピックのデニス・ビールマンの「ビールマンスピン」です。私のビックリした「技」の他の3人、塚原、鈴木、フォスベリーはオリンピック金メダルでしたがビールマンは残念ながら4位でした。でもフリーの演技のみでは1位でした。(さっき調べてみました。)

◆「背面飛び」「月面宙返り」「バサロ泳法」「ビールマンスピン」の4つが答えでした。最近のオリンピックではこのようなビックリする「超美技」が登場しなくなった感じです。

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2014年02月17日 ---- ボス

沖縄が心配

boss-5

東京が再び豪雪に見舞われたこの週末、私は沖縄にいた。大好きな沖縄。ここ数年は毎年1~2回は訪問している。今回も沖縄の人々は私を暖かく笑顔で迎えてくれた。みんな明るい、みんな良い人、に見える。◆沖縄を訪れるたびに「反米」「反軍」「反基地」「反日本政府」的な言動をする人が多くなってきているように感じる。東京に住む私たちに沖縄の人の本当の苦しみは理解できないかもしれない。「沖縄にばかり米軍施設を押しつけやがって!」との不満があることは分かる。しかし・・。◆今回、辺野古や嘉手納なども回ってきた。沖縄の田舎には立派な施設が多い。一見ムダと思われる橋も架かっている。豪華ホテルのような外観の高専があった。こんな景色をどこかで見た。そうだ原発周辺の村落だった、と思った。◆私が怖いと思うのは沖縄を代表する二つの地元新聞「琉球新報」と「沖縄タイムス」がともに「反米軍」「反日本政府」のスタンスを取っていること。新聞なので各社に主張があることは理解する。ただ本当に怖いのは韓国や中国のような「反日教育」に繋がってしまうこと。沖縄の子供たちはみんな「米軍出て行け」「日本政府は頼りにならない」と思い始めている。

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2014年02月12日 ---- ボス

思慮の足りないテレビのコメンテーター

boss-2

「国土交通省は、都市部の高速道路の渋滞を減らすため、渋滞している都心部の路線の料金は高めに設定し、すいている外側の環状道路を経由するルートを安くすることなどを検討する。」という報道があった。テレビの司会者がコメンテーターに意見を求めた。3人のコメンテーターは私の予想通りアホなことしか言わなかった。「渋滞して不愉快な思いをし、さらに高い料金を払うというのはどうですかねえ?」などと言っている。「渋滞するから値上げするというのは無責任な気がしませんか」とか。◆役所が懸命になって利用者の満足度を高める措置を講じようとすると何も考えぬテレビのコメンテーターはその辺のオバサンの味方とばかりに思慮の足りない発言を繰り返す。◆ゴルフ場だってホテルだってJRの特急だって飛行機だって、繁忙期の料金を上げ閑散期は下げる。そうやって調整する。そりゃ、平日は5000円で回れるゴルフコースを土曜日だから15000円と言われれば嬉しくはない。しかし利用客の満足度向上を求めるには料金での調整しか思いつかない。民間の手法をやっと国土交通省が検討をはじめたというのにテレビコメンテータはこれに水を差す発言しかしない。お上がなにかをしようとすると粗(あら)を探し批判ばかりするコメンテーターなど要らない。粗を探すのではなく「そうじゃなくてこうすればいい」という提案をしてみろ。◆テレビのコメンテーターもどこかの野党も、そして多くの会社の社員の中にもこの手の「でもねえ・・」しか言わない輩が多すぎる。

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2014年02月12日 ---- ボス

ネイルアート

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うちの長女(25歳)もそうだが爪に模様が入っている女性が多い。昨日は私の秘書、オカザキさんの爪に文字が書かれているのに気付いて少し寂しくなった。「オカザキよ、お前もか」と言った心境。分からない。私にはその魅力が分からない。◆センスのよい、おしゃれな女性は好き。ちょっとした小物やアクセサリーで女性は変わる。女性を美しく見せるアクセサリーは1にイヤリング、2にネックレスだと思う。靴も重要。マニュキアも嫌いではない。銀座のオネーサンがワインレッドのマニュキアをしているのを見てドキッとしたことがある。もっともオフィスと銀座のクラブを混同されては困るがオフィスに適したさりげないおしゃれは歓迎したい。ネイルアートはオフィスでも許されるオシャレの範疇ではあろう。だが私にはネイルアートの魅力が全く分からない。男の友人の多くが私と同じ見解だ。「ネイルアートとストッキングに入った妙な模様だけは意味が分からん。目障りなだけで、結果その女性の魅力を半減させる」と言った友人の声に皆で拍手した。◆雪で動けなかった休日、娘の指が目について、つい言ってしまった。「そのネイルアート、まっとうなセンスの男の人はまず誰も魅力を感じないよ」と。「男の人の目を意識してネイルアートをしてるんじゃありません。勘違いしないでください。」・・・強い口調でピシャリと言い返された。そうなのか、そうなのか。うーん、分からない。

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2014年02月12日 ---- ボス

大阪市長選(ダメなのは橋下さんか?)

boss-5

大阪市の橋下市長は、大阪都構想が事実上頓挫した事態を打開するため、出直し選に出馬する。 出直し選に公明、自民、民主の各党は対立候補を擁立しない方針だという。情けない。◆私は大阪都構想を良く理解していないので賛成でも反対でもない。公明、自民、民主は大阪都構想に反対なら候補者を立て選挙で争うべきだろう。それを候補者を立てずに橋本氏の不戦勝にしてしまえば「大阪府民は大阪都構想に賛成したわけではない」と言い逃れができると読んでいるようだ。私に言わせればこういうのは卑怯という。男らしくない。まともに戦えば負ける、負けるから戦わない。国家間の戦争や企業間の競争では「逃げるが勝ち」もたまにはあろうが言論と思想の政治家が「論争」を避け「選挙での決着」を避けるとは・・・。大阪よ、どこまで落ちたら、落ち着くのだろう。◆念のために言っておくが私は橋下氏を応援しているわけではない。テレビも新聞もこぞって橋下氏の行動を非難し、候補者を立てない各政党を非難しない。この今のマスコミの在り方、考え方を非難しているのだ。

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2014年02月10日 ---- ボス

残念なユニホーム

boss-2

ソチオリンピックが開幕した。開会式の模様をテレビで観た。さすがに4年に一度の大イベント、ロシアの威信を賭けたエンターテインメント、素晴らしい。こんなのを見せられたら次回、2018年の開催地平昌(韓国)は大変だ。見劣りされるわけにはいかないから。◆5つの星が形を変え、花が開くように大きくなり五つの輪(五輪)になる演出では装置の故障か一つの星が形を変えず五輪にならなかった。「日本の技術ならばあんなミスはないだろうに」と思いながら見た人も多かっただろう。「北朝鮮なら担当者は銃殺されるかもしれない」と思った方もいただろう。◆さて、この感動の開会式、私が唯一「残念」に感じたのが日本チームのユニホーム。「4年に一度の晴れ舞台になんでこんなダサいデザインなの?」と腹が立ったのは私だけではないだろう。ラルフローレンの米国、ラコステのフランスはやはり華があった。開会式での金メダル銀メダルを取ったようなもの。選手の士気、勢いにも影響するだろう。◆そもそも我が国ではデザインに関する意識が低すぎる。デザインにカネをかけることが無さすぎる。デザインの効能を知らなさすぎる。私は今回のソチオリンピック、我が国のメダルの数は大方の予想を大きく下回る結果になるのだろう、と予想した。

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2014年02月07日 ---- ボス

boss-c

正直に言うと私にもそういうところがある。◆その「モノ」を判断する能力がなく、回りの人の意見や感想に左右される。「下手な絵」と思って見ていても「ピカソの描いた原画」と言われるととたんに魅力的に見えてくる。「このワイン不味いな」と思いながら飲んでいても「実は一本20万円するロマネコンティ」と聞くととたんに旨く感じてしまう。◆本来、芸術に関しては価格や周りの人の評価など関係なく「良い・悪い」或いは「好き・嫌い」で自分で価値を決めれば良いのだろうがなかなかそういかない。作曲した人が盲目だろうが全聾であろうが或いは子供であろうがモーツァルトであろうがその「作品」は変わらない、のではないか。モーツァルト作曲と思っていたから感動したが実は高校生の作品だったと知って同じ作品に感動しなくなる人は芸術を解さない人、だと思うのだがどうだろう?◆佐村河内 守作曲 交響曲第一番「HIROSHIMA」を聴いて感動し涙を流した人は多い。さて彼らはこの作品が佐村河内氏の作曲ではなかったと知って評価をどう変えるのだろうか?「誰が作曲したものであろうがあの作品は素晴らしい」と言える人のほうが芸術を理解している人と思うのだがどうだろう?◆自信のないことなので今日のこの欄には「?」が多くなった。

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2014年02月05日 ---- ボス

睡眠チェック

boss-5

睡眠状況を調べる一泊の検査入院をこれまでに3回経験している。いずれの検査でも私の睡眠状況は「最悪」とのことだった。ノンレム睡眠と呼ばれる深い睡眠状態に一度も入ることがないそうだ。どうも長生きはできそうにないとのことだった。それでも毎日元気に明るく生活できていた。◆今年になって眠れない夜が多くなった。常に浅い眠りなのだが30分間に一度くらい目が覚める。知人に勧められた耳鼻科に行ってみた。案の定、再度睡眠状況のチェックをすることになった。ただ今回の検査は自宅のベッドでできる。腕と指と鼻に装置を付ける。カラダの脇を細いホースが走る。ただでも眠りが浅いのにこんな装置を付けるともっと眠れなくなってしまいそう。そんな事おかまいなしに医者は今回は3日間連続してデータを取ると言う。昨夜が初日。明日まで妙な装置を付けてベッドに入る。酒でも飲まなくては眠れそうにないが看護師からは「お酒は極力控えてくださいよ。」と事前に念を押された。

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2025年01月07日 ボスの
スケジュール
  • 午前接客(来客多数)
  • 午後事業計画チェック
  • 夕方西麻布某所で会食
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